5 / 6
5
しおりを挟む
その週末の金曜日。
「もう無理だ。亮の食事の美味しさと体温を知ってしまったら、俺のほうが一人では眠れない。お願いだから一緒に住もう。俺を捨てないでくれ」
「ちょっ…丹羽課長。何を…」
人気の少なくなったオフィスで、今のところ二人きりではあるが。いつ誰が入ってきてもおかしくないのに、和樹さんが僕にそう告げて両肩に手を置いた。
何だか、深い関係にある恋人同士の別れ話にも聞こえちゃうよ?僕達はまだ付き合い始めの、いわゆるBまでの関係の恋人なのに。
「とりあえず、退勤後にお話しましょう?」
「わかった。一緒に社を出よう」
急ぎ残りの作業を終えた。和樹さんと連れ立ってエレベーターを下りた。
「お茶しますか?」
「食事にしよう。近くで店の候補がある」
「はい」
小さな和風料亭というか、小料理屋の大きめという雰囲気の食事処。個室にかけて、お通しが来た。
「ビールですか?日本酒ですか?」
「亮は?どっち?」
「うーん、ビールで」
二人でビールを傾けながら、幾つかの料理を食べた。お刺身が美味しい。煮魚もとても良く炊けている。手がかかった料理は美味しいな。
「ああ。亮がいると美味しい」
「お疲れ様です。課長、皆を早く帰すのにご自分は残業されてましたよね?異動してきた方に教えたりもあって、お疲れがたまっていませんか?」
「ありがとう。それもあるが、たいしたことではない。それより夜だ。亮がいないと、寂しいんだ。君の肌が恋しい」
「は、はだ…」
恥ずかしい。でも嬉しい。僕を求めてくれている。僕も和樹さんがいないと布団が冷たくて寂しく感じていた。
「僕も和樹さんが恋しいです。いつも会いたいです。布団は冷たいし、お風呂はつかれないし、コンロは足りない」
「それなら越してきて?」
「そうですね。このままだとまたポメラニアン化してしまいます。とりあえず必要なものだけ運んで、後日引っ越し業者を頼みます」
「わかった。ありがとう。食事のあとでそのまま亮の部屋に荷物を取りに行こう」
「え、このままですか?」
「ああ。もう待てないんだ」
ビールジョッキを飲んで、美味しい和食でお腹いっぱい。さらにプチ引っ越しとはいっぱい、いっぱいだ。
ほろ酔いのまま、ハイヤー配車を頼み、アパートの前で待っていて頂く。和樹さんも手伝って、大急ぎで服と仕事道具を詰めた。幸いノートパソコンだけで済むので荷物は二人で持てる程度。昨日買った食材が勿体無くて、これも無理矢理持っていく事にした。
「運転手さん、すみません。お待たせしました」
和樹さんがチップを弾んだのが効いたのか、にこやかに待ってくれていた。そしてまたマンションへ移動する。
「はあ。疲れましたね。金曜日ですし、お疲れでした」
「いや、ありがとう。俺は今、とてもハイテンションだ」
「確かに」
生命力が漲るみたいに元気になった和樹さんが僕の服をクローゼットにどんどんかけてしまってくれている。
僕も食材を冷蔵庫にしまい、仕事道具を整理して和樹さんの書斎の隅に置かせて貰った。
「亮。お茶を淹れたよ」
「はい。ありがとうございます」
「嬉しい。これからはずっと共に過ごせるんだね」
「そうですね」
「好きだ」
「僕もです」
そのままキスして抱きしめ合った。嬉しい。愛が溢れてる。
お茶を飲んだら、今日も一緒にお風呂に入った。バブルバスで身体を触りあっていちゃいちゃする。洗い場で、キスをしながら触りあって放出した。
「少しずつ、慣らして良いかな?」
「はい。僕、未経験です。お手柔らかにお願いします」
「嬉しいよ。少しずつね」
洗い場で、滑りを帯びた和樹さんの指先をちょっと入れるだけ。異物感も痛みもない。本当に僕の事を考えてちょっとずつにしてくれている。嬉しいな。
「この先は、また明日ね」
「はい」
ベッドでは、手をつないで眠った。和樹さんが先に眠りに入ったが、目の下に隈が出来ているのを見てしまった。ここに来て良かったと思う。ゆっくり休んで欲しい。僕も暖かい腕が愛しい。深く眠れそうだ。
「おはよう」
「ん、…おはようございます」
「ゆっくり眠れた?」
「はい。和樹さんも?」
「うん。可愛い寝顔が見れて幸せな朝だよ」
「ふふ、嬉しいです」
土曜日の朝だ。ゆっくり朝食を作って食べて、のんびりお散歩したり買い物をしたり。日曜日には、映画や食事を楽しんだりして、順調なお付き合いである。
「あの。これからの生活費はどうしましょうか?」
「もちろん要らないよ。出来れば無理のない範囲で食事を作って欲しい。週末とかは一緒に出来たら嬉しいな」
「それだけで良いんですか」
「うん。週一で頼むハウスクリーニングと食材の宅配は続けるよ」
「わかりました。朝食と、時間が合えば夕食も作ります」
「ありがとう。楽しみだ。でも、時間がない時、疲れている時は良いからね」
「はい、無理しない程度にします」
大学時代から借りていたアパートの荷物は、パイプベッドや一人用の家電が中心だったのでほぼ処分した。
帰る場所が和樹さんの所になるのは、とても嬉しい。住環境が圧倒的に良く、近くなって助かる。
「今日は、最後までしましょう?」
とある土曜日の夜。これまで少しずつ開発してきた僕の身体。後ろを丹念にちょっとずつ、拓いてきたから繋がりたい。
「大丈夫?」
「はい、僕も一つになりたいです」
準備してから寝室に行く。大きなシートを敷いてくれて、ローションやゴムを準備してくれている和樹さんも少し緊張しているみたいに見えた。
「好きだよ、無理しないで、何かあったらすぐに言ってね」
「はい」
キスをして、身体を触りあって、全身を愛されて。幸せな中、前を触りながら時間をかけて慣らしてくれた。そして最後には、和樹さんの全てをおさめる事が出来た。
「幸せです。嬉しい」
「ああ。ありがとう。愛してる」
僕達は、これからもずっと仲良く過ごせるだろう。またポメラニアンになることはないよね?
と、思っていたのであるが。僕は今、ポメラニアン化して途方に暮れている。
今日は会社を出て、まっすぐ和樹さんのマンションに帰ってきた。スーパーで食材の追加を買おうと思ってはいたのだが、精神的にそれどころではない程落ち込んでいたから。
そして、部屋に入ってリビングのソファにぐたっと座り込むと、ポン...
目の前が暗くなった。もぞもぞと顔を動かし、全身をごそごそすると。顔が着ていた服から出せる。やっぱり。視界が低い。ポメラニアン化してしまった。
部屋の電気は着けたし、ここは安全な和樹さんの家ではあるのだが、和樹さんは帰宅していない。いつ帰って来るのかもわからない。どうする事も出来ない。
僕はと、と、と、移動してベッドに潜り込む事にした。やることも出来ることもないし。ここなら和樹さんのにおいが残っていて、居心地良い。眠れるかも?ベッドでうつらうつら...
「亮?亮どこ?」
…ん?和樹さん、帰って来たのかな?布団の中でもぞもぞと動いていたら、
「亮!どうしたの?何があった?」
和樹さんが布団をめくりあげて僕を抱き上げた。
「ワン、ワン」(和樹さん、おかえりなさい)
「どうしよう?何かしてしまったかな?」
「クウ~ン」(和樹さん)
「とりあえず君を戻すのが先だね。よし、リビングに行こう」
僕を抱っこして、背中をナデナデしながら連れて行く。以前のように、水を飲ませてくれて、僕を抱きしめて、スリスリ、ナデナデ。
そして、頬やお腹、背中にチュ、チュとキスを繰り返すと
「愛してる。亮。何か俺に問題があった?誰かに何か言われた?いじめられた?会社で辛い事でも?」
スリスリ、ポンポン、ナデナデ。何度もキスをして、好きだよ、愛してるよと言ってくれた。
すると、ポン!
「あ、戻りました」
「良かった!どうしたの?何があった?」
「ここに散乱している服をとりあえず着ますね」
「うん。そうしたら話そうか」
「はい」
「もう無理だ。亮の食事の美味しさと体温を知ってしまったら、俺のほうが一人では眠れない。お願いだから一緒に住もう。俺を捨てないでくれ」
「ちょっ…丹羽課長。何を…」
人気の少なくなったオフィスで、今のところ二人きりではあるが。いつ誰が入ってきてもおかしくないのに、和樹さんが僕にそう告げて両肩に手を置いた。
何だか、深い関係にある恋人同士の別れ話にも聞こえちゃうよ?僕達はまだ付き合い始めの、いわゆるBまでの関係の恋人なのに。
「とりあえず、退勤後にお話しましょう?」
「わかった。一緒に社を出よう」
急ぎ残りの作業を終えた。和樹さんと連れ立ってエレベーターを下りた。
「お茶しますか?」
「食事にしよう。近くで店の候補がある」
「はい」
小さな和風料亭というか、小料理屋の大きめという雰囲気の食事処。個室にかけて、お通しが来た。
「ビールですか?日本酒ですか?」
「亮は?どっち?」
「うーん、ビールで」
二人でビールを傾けながら、幾つかの料理を食べた。お刺身が美味しい。煮魚もとても良く炊けている。手がかかった料理は美味しいな。
「ああ。亮がいると美味しい」
「お疲れ様です。課長、皆を早く帰すのにご自分は残業されてましたよね?異動してきた方に教えたりもあって、お疲れがたまっていませんか?」
「ありがとう。それもあるが、たいしたことではない。それより夜だ。亮がいないと、寂しいんだ。君の肌が恋しい」
「は、はだ…」
恥ずかしい。でも嬉しい。僕を求めてくれている。僕も和樹さんがいないと布団が冷たくて寂しく感じていた。
「僕も和樹さんが恋しいです。いつも会いたいです。布団は冷たいし、お風呂はつかれないし、コンロは足りない」
「それなら越してきて?」
「そうですね。このままだとまたポメラニアン化してしまいます。とりあえず必要なものだけ運んで、後日引っ越し業者を頼みます」
「わかった。ありがとう。食事のあとでそのまま亮の部屋に荷物を取りに行こう」
「え、このままですか?」
「ああ。もう待てないんだ」
ビールジョッキを飲んで、美味しい和食でお腹いっぱい。さらにプチ引っ越しとはいっぱい、いっぱいだ。
ほろ酔いのまま、ハイヤー配車を頼み、アパートの前で待っていて頂く。和樹さんも手伝って、大急ぎで服と仕事道具を詰めた。幸いノートパソコンだけで済むので荷物は二人で持てる程度。昨日買った食材が勿体無くて、これも無理矢理持っていく事にした。
「運転手さん、すみません。お待たせしました」
和樹さんがチップを弾んだのが効いたのか、にこやかに待ってくれていた。そしてまたマンションへ移動する。
「はあ。疲れましたね。金曜日ですし、お疲れでした」
「いや、ありがとう。俺は今、とてもハイテンションだ」
「確かに」
生命力が漲るみたいに元気になった和樹さんが僕の服をクローゼットにどんどんかけてしまってくれている。
僕も食材を冷蔵庫にしまい、仕事道具を整理して和樹さんの書斎の隅に置かせて貰った。
「亮。お茶を淹れたよ」
「はい。ありがとうございます」
「嬉しい。これからはずっと共に過ごせるんだね」
「そうですね」
「好きだ」
「僕もです」
そのままキスして抱きしめ合った。嬉しい。愛が溢れてる。
お茶を飲んだら、今日も一緒にお風呂に入った。バブルバスで身体を触りあっていちゃいちゃする。洗い場で、キスをしながら触りあって放出した。
「少しずつ、慣らして良いかな?」
「はい。僕、未経験です。お手柔らかにお願いします」
「嬉しいよ。少しずつね」
洗い場で、滑りを帯びた和樹さんの指先をちょっと入れるだけ。異物感も痛みもない。本当に僕の事を考えてちょっとずつにしてくれている。嬉しいな。
「この先は、また明日ね」
「はい」
ベッドでは、手をつないで眠った。和樹さんが先に眠りに入ったが、目の下に隈が出来ているのを見てしまった。ここに来て良かったと思う。ゆっくり休んで欲しい。僕も暖かい腕が愛しい。深く眠れそうだ。
「おはよう」
「ん、…おはようございます」
「ゆっくり眠れた?」
「はい。和樹さんも?」
「うん。可愛い寝顔が見れて幸せな朝だよ」
「ふふ、嬉しいです」
土曜日の朝だ。ゆっくり朝食を作って食べて、のんびりお散歩したり買い物をしたり。日曜日には、映画や食事を楽しんだりして、順調なお付き合いである。
「あの。これからの生活費はどうしましょうか?」
「もちろん要らないよ。出来れば無理のない範囲で食事を作って欲しい。週末とかは一緒に出来たら嬉しいな」
「それだけで良いんですか」
「うん。週一で頼むハウスクリーニングと食材の宅配は続けるよ」
「わかりました。朝食と、時間が合えば夕食も作ります」
「ありがとう。楽しみだ。でも、時間がない時、疲れている時は良いからね」
「はい、無理しない程度にします」
大学時代から借りていたアパートの荷物は、パイプベッドや一人用の家電が中心だったのでほぼ処分した。
帰る場所が和樹さんの所になるのは、とても嬉しい。住環境が圧倒的に良く、近くなって助かる。
「今日は、最後までしましょう?」
とある土曜日の夜。これまで少しずつ開発してきた僕の身体。後ろを丹念にちょっとずつ、拓いてきたから繋がりたい。
「大丈夫?」
「はい、僕も一つになりたいです」
準備してから寝室に行く。大きなシートを敷いてくれて、ローションやゴムを準備してくれている和樹さんも少し緊張しているみたいに見えた。
「好きだよ、無理しないで、何かあったらすぐに言ってね」
「はい」
キスをして、身体を触りあって、全身を愛されて。幸せな中、前を触りながら時間をかけて慣らしてくれた。そして最後には、和樹さんの全てをおさめる事が出来た。
「幸せです。嬉しい」
「ああ。ありがとう。愛してる」
僕達は、これからもずっと仲良く過ごせるだろう。またポメラニアンになることはないよね?
と、思っていたのであるが。僕は今、ポメラニアン化して途方に暮れている。
今日は会社を出て、まっすぐ和樹さんのマンションに帰ってきた。スーパーで食材の追加を買おうと思ってはいたのだが、精神的にそれどころではない程落ち込んでいたから。
そして、部屋に入ってリビングのソファにぐたっと座り込むと、ポン...
目の前が暗くなった。もぞもぞと顔を動かし、全身をごそごそすると。顔が着ていた服から出せる。やっぱり。視界が低い。ポメラニアン化してしまった。
部屋の電気は着けたし、ここは安全な和樹さんの家ではあるのだが、和樹さんは帰宅していない。いつ帰って来るのかもわからない。どうする事も出来ない。
僕はと、と、と、移動してベッドに潜り込む事にした。やることも出来ることもないし。ここなら和樹さんのにおいが残っていて、居心地良い。眠れるかも?ベッドでうつらうつら...
「亮?亮どこ?」
…ん?和樹さん、帰って来たのかな?布団の中でもぞもぞと動いていたら、
「亮!どうしたの?何があった?」
和樹さんが布団をめくりあげて僕を抱き上げた。
「ワン、ワン」(和樹さん、おかえりなさい)
「どうしよう?何かしてしまったかな?」
「クウ~ン」(和樹さん)
「とりあえず君を戻すのが先だね。よし、リビングに行こう」
僕を抱っこして、背中をナデナデしながら連れて行く。以前のように、水を飲ませてくれて、僕を抱きしめて、スリスリ、ナデナデ。
そして、頬やお腹、背中にチュ、チュとキスを繰り返すと
「愛してる。亮。何か俺に問題があった?誰かに何か言われた?いじめられた?会社で辛い事でも?」
スリスリ、ポンポン、ナデナデ。何度もキスをして、好きだよ、愛してるよと言ってくれた。
すると、ポン!
「あ、戻りました」
「良かった!どうしたの?何があった?」
「ここに散乱している服をとりあえず着ますね」
「うん。そうしたら話そうか」
「はい」
116
あなたにおすすめの小説
給餌行為が求愛行動だってなんで誰も教えてくれなかったんだ!
永川さき
BL
魔術教師で平民のマテウス・アージェルは、元教え子で現同僚のアイザック・ウェルズリー子爵と毎日食堂で昼食をともにしている。
ただ、その食事風景は特殊なもので……。
元教え子のスパダリ魔術教師×未亡人で成人した子持ちのおっさん魔術教師
まー様企画の「おっさん受けBL企画」参加作品です。
他サイトにも掲載しています。
気付いたらストーカーに外堀を埋められて溺愛包囲網が出来上がっていた話
上総啓
BL
何をするにもゆっくりになってしまうスローペースな会社員、マオ。小柄でぽわぽわしているマオは、最近できたストーカーに頭を悩ませていた。
と言っても何か悪いことがあるわけでもなく、ご飯を作ってくれたり掃除してくれたりという、割とありがたい被害ばかり。
動きが遅く家事に余裕がないマオにとっては、この上なく優しいストーカーだった。
通報する理由もないので全て受け入れていたら、あれ?と思う間もなく外堀を埋められていた。そんなぽややんスローペース受けの話
竜帝陛下の愛が重すぎて身代わりの落ちこぼれ薬師は今日も腰が砕けそうです 〜呪いを解いたら一生離さないと宣言されました〜
レイ
BL
「死ぬ覚悟はできています。でも、その前に……お口、あーんしてください」
魔力を持たない「無能」として実家で虐げられていた薬師のエリアン。
彼に下されたのは、触れるものすべてを焼き尽くす「死の竜帝」ヴァレリウスへの、身代わりの婚姻だった。
冤罪で堕とされた最強騎士、狂信的な男たちに包囲される
マンスーン
BL
王国最強の聖騎士団長から一転、冤罪で生存率0%の懲罰部隊へと叩き落とされたレオン。
泥にまみれてもなお気高く、圧倒的な強さを振るう彼に、狂った執着を抱く男たちが集結する。
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
【完結】神童と呼ばれた後輩に懐かれた。それはいいんだけど、ちょっと懐きすぎじゃない!?
チョロケロ
BL
魔法省で働くロレンスの元に、新入社員がやってきた。その名はキーランと言う。十八歳で子供の頃は神童と呼ばれていた少年だ。
だが、幼い頃から周りにちやほやされていたらしく、もの凄く生意気な少年だった。
そんな少年の教育係になってしまったロレンス。
嫌々指導していたのだが、あることをきっかけにもの凄く懐かれてしまった。ロレンスの家で一緒に夕飯を食べるくらい仲良くなり、キーランのことを少し可愛いと思うようになっていた。そんなある日に、二人の間にある出来事が起こったのだった。
※ムーンライトノベルズ様でも投稿しています。
※よろしくお願いします。
お疲れポメラニアンの俺を癒したのは眼鏡イケメンの同期だった
こたま
BL
前田累(かさね)は、商社営業部に勤める社員だ。接待では無理してノリを合わせており、見た目からコミュ強チャラ男と思われているが本来は大人しい。疲れはてて独身寮に帰ろうとした際に気付けばオレンジ毛のポメラニアンになっていた。累を保護したのは普段眼光鋭く厳しい指摘をする経理の同期野坂燿司(ようじ)で。ポメラニアンに対しては甘く優しい燿司の姿にびっくりしつつ、癒されると…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる