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真幌と尚久
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とあるアパートの一室で、スマホのアラーム音が響き渡る。
その音を遮るように布団を深く被り直したのは、この話の主人公である成海真幌だ。
真幌には、生まれつき腸内疾患があり併発するように排泄障害を患っている。
小腸が欠損している為胃ろうから栄養を摂り、排泄にはカテーテルや洗腸が欠かせない体だ。
毎朝の日課である排泄処置をしないといけないが、朝に弱い真幌は、そのまま2度寝を始めてしまった。
「おい、コラっ!真幌!アラーム鳴ってんぞ。」
なかなか鳴り止まないアラーム音に部屋に入って来た黒縁メガネにピアスというやんちゃな出で立ちの男性は、布団に包まり気持ちよさそうに寝息を立てる真幌に乱暴な口調で声をかけ、バサッと容赦なく布団を剥ぎ取った。
彼は、真幌の同居人で恋人。
そして同じ職場で働く木島尚久だ。
「……ぅ、ん……もぅ…少し……。」
「ったく。しゃーねなー…今朝も俺が導尿するか?」
「…ぅ、えっ?……何言ってんの?」
紙パンツだけを身につけ、丸まって夢と現実の狭間を行き来していた真幌は、突拍子もない尚久の発言に飛び起きた。
「昨日してやっただろ?遅刻するよりいいだろ。」
「……ぃやぃや、昨日はお前のせいで足腰立たなかったからだろ。」
「真幌は寝てていいぞ。俺がしてやるから。」
「……それ…尚が言うと勘違いするから、大丈夫。もうバッチリ目覚めたから。」
「朝っぱらからそんなセクハラ発言しねぇわ。目が覚めたなら良かったよ。…じゃあ導尿する様子でも眺めようかなぁ。」
「はぁ?!……訳わかんねぇよ。」
尚久は、導尿の様子を眺める気満々でベッドに腰掛けた。
その様子に半ば呆れたような諦めたような表情で真幌は、引き出しから導尿用のカテーテルや防水シーツを出しベットに広げその上にトイレシーツを敷いて準備した。
「……本当に見んの?」
「もちろん。見られ慣れてるっしょ?」
「……そりゃあ…ね。尚にはしょっちゅう見られてるけど…。」
寝る時に唯一身に着けている紙パンツを脱ぐと就寝時に漏れ出た尿でぐっしょり重たい。
真幌の排尿障害は、少々厄介で、基本的には膀胱内膜が固く自力では出せないが、腹部に力が入ったり、膀胱がパンパンに張った時にちょろちょろと垂れ流すように漏れ出てしまう。
自分の意思では全くコントロールが効かないのだ。
紙パンツから出た陰茎は、緩く上を向き勃ち上がっていた。
「可愛くおっきしてんね。」
茶化すように勃ち上がる陰茎をツンと弾く。
「寝起きだしな。これくらいならカテーテル通るから。」
脱脂綿で尿道口を円を描くようにしっかり消毒していく。
割れ目も少し開き念入りに消毒を施した。
カテーテルの封を開け、先端に潤滑ジェルを纏わせると、尿道口に真っ直ぐ入れていく。
「……ッ、ぅ…ふぅ……。」
「…痛い?」
「ちょっと…。やっぱ朝立ち中は尿道狭い。」
朝立ち中は、尿道が狭まりカテーテルの挿入を妨げる為、粘膜に擦れていつもより挿入に痛みを感じる。
その様子を尚久は、正面から見つめていた。
クンッとカテーテルが、膀胱の膜を貫通しツーンと臍の下まで響く痛みを感じた後、カテーテルに黄褐色の尿が通り、アンモニア臭を漂わせトイレシーツに流れ出た。
「色も問題なさそうだな。後で計測しとけよ。」
「…ん。」
尿のチェックを済ませると、尚久は部屋を出て行った。
尚久はただの変態ではなく。
いつも真幌の健康状態を心配して、時間に余裕がある時はこうしてチェックしていた。
尚久は、あんなやんちゃそうな派手な身なりをしているが、真幌と同じ望月診療所で働く優秀な看護師だ。
尿を全て出し切り、紙パンツとトイレシーツを測りに乗せ計測しノートに記す。
その後に体重計に乗り体重も記した後リビングに向かった。
その音を遮るように布団を深く被り直したのは、この話の主人公である成海真幌だ。
真幌には、生まれつき腸内疾患があり併発するように排泄障害を患っている。
小腸が欠損している為胃ろうから栄養を摂り、排泄にはカテーテルや洗腸が欠かせない体だ。
毎朝の日課である排泄処置をしないといけないが、朝に弱い真幌は、そのまま2度寝を始めてしまった。
「おい、コラっ!真幌!アラーム鳴ってんぞ。」
なかなか鳴り止まないアラーム音に部屋に入って来た黒縁メガネにピアスというやんちゃな出で立ちの男性は、布団に包まり気持ちよさそうに寝息を立てる真幌に乱暴な口調で声をかけ、バサッと容赦なく布団を剥ぎ取った。
彼は、真幌の同居人で恋人。
そして同じ職場で働く木島尚久だ。
「……ぅ、ん……もぅ…少し……。」
「ったく。しゃーねなー…今朝も俺が導尿するか?」
「…ぅ、えっ?……何言ってんの?」
紙パンツだけを身につけ、丸まって夢と現実の狭間を行き来していた真幌は、突拍子もない尚久の発言に飛び起きた。
「昨日してやっただろ?遅刻するよりいいだろ。」
「……ぃやぃや、昨日はお前のせいで足腰立たなかったからだろ。」
「真幌は寝てていいぞ。俺がしてやるから。」
「……それ…尚が言うと勘違いするから、大丈夫。もうバッチリ目覚めたから。」
「朝っぱらからそんなセクハラ発言しねぇわ。目が覚めたなら良かったよ。…じゃあ導尿する様子でも眺めようかなぁ。」
「はぁ?!……訳わかんねぇよ。」
尚久は、導尿の様子を眺める気満々でベッドに腰掛けた。
その様子に半ば呆れたような諦めたような表情で真幌は、引き出しから導尿用のカテーテルや防水シーツを出しベットに広げその上にトイレシーツを敷いて準備した。
「……本当に見んの?」
「もちろん。見られ慣れてるっしょ?」
「……そりゃあ…ね。尚にはしょっちゅう見られてるけど…。」
寝る時に唯一身に着けている紙パンツを脱ぐと就寝時に漏れ出た尿でぐっしょり重たい。
真幌の排尿障害は、少々厄介で、基本的には膀胱内膜が固く自力では出せないが、腹部に力が入ったり、膀胱がパンパンに張った時にちょろちょろと垂れ流すように漏れ出てしまう。
自分の意思では全くコントロールが効かないのだ。
紙パンツから出た陰茎は、緩く上を向き勃ち上がっていた。
「可愛くおっきしてんね。」
茶化すように勃ち上がる陰茎をツンと弾く。
「寝起きだしな。これくらいならカテーテル通るから。」
脱脂綿で尿道口を円を描くようにしっかり消毒していく。
割れ目も少し開き念入りに消毒を施した。
カテーテルの封を開け、先端に潤滑ジェルを纏わせると、尿道口に真っ直ぐ入れていく。
「……ッ、ぅ…ふぅ……。」
「…痛い?」
「ちょっと…。やっぱ朝立ち中は尿道狭い。」
朝立ち中は、尿道が狭まりカテーテルの挿入を妨げる為、粘膜に擦れていつもより挿入に痛みを感じる。
その様子を尚久は、正面から見つめていた。
クンッとカテーテルが、膀胱の膜を貫通しツーンと臍の下まで響く痛みを感じた後、カテーテルに黄褐色の尿が通り、アンモニア臭を漂わせトイレシーツに流れ出た。
「色も問題なさそうだな。後で計測しとけよ。」
「…ん。」
尿のチェックを済ませると、尚久は部屋を出て行った。
尚久はただの変態ではなく。
いつも真幌の健康状態を心配して、時間に余裕がある時はこうしてチェックしていた。
尚久は、あんなやんちゃそうな派手な身なりをしているが、真幌と同じ望月診療所で働く優秀な看護師だ。
尿を全て出し切り、紙パンツとトイレシーツを測りに乗せ計測しノートに記す。
その後に体重計に乗り体重も記した後リビングに向かった。
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