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1章
自然な流れで勝負!
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2人の話を軽くまとめるとこんなパーティーだったらしい。
「もうそば見たくない。……今年は年越しラーメンにしよう」
「私うどんにする……」
「俺カレーライス!」
「なんで星丸だけ何気に元気なのよ……」
「光、突っ込みがなっちゃいないよ」
とても悲惨だったらしい。
20人前を3人で平らげたとの事。
しかもトーナメント式で1回戦俺対星丸、審判兼そば入れ役光。
決勝戦俺対シード枠の光、審判兼そば入れ役星丸。
2位3位決定戦俺対星丸、審判兼そば入れ役光。
というか話聞く限り俺ばっかり試合をさせられていた。
そういえばと、去年の大晦日はボッチでラーメンを啜っていた記憶が蘇った。
―――――
「うっ、う……今、明かされるお兄さんの衝撃の過去。私瑠璃感動しました」
「いやいや、なんで海谷先輩だけ『カレーライス!』なんて言い切れる程元気なんだよ!」
「バカね」
「なんかそば食べたくなってきましたね」
「恋ちゃん、瑠璃ちゃん今度俺の家紹介するよ~」
本当に感動しているのか涙を流す瑠璃。
光と同じ個所の突っ込みを入れる音。
ただ辛辣にボソッと突っ込むめぐり。
すき焼きの締めをうどんからそばに変更しようか悩む恋。
口説くロリコン。
この居間の空間は非常にカオスな空気が流れていた。
「なんか俺対決したくなって来たー!わんこそば以外ならなんでもするぜ!」
「やっぱりそうよね、実は私もよ」
星丸の一言が完全なトリガーとなり遊びをするというかなりふんわりな予定から、対決するというとんでもなく熱い展開に切り替わる。
もう好きにさせる為そのまま流れを2人に任せた。
「せっかく人居るんだしチーム戦しようぜ。男女別でチーム組むの」
「そうなるとバトルは遠慮する事になるわね。3対5で良い?」
光がそう問うと瑠璃から手が挙がりみんなそっちへ視線を方向転換させた。
「私、勝負事苦手なんです……」
「私もです。観戦してます……」
「私も観戦してる」
早速女チームから勝負事が嫌いそうな恋と瑠璃はメンバーから外れ、めぐりはただ面倒そうにそう言った。
音はやはりというべきか『対決』、『勝負』という単語からかむしろやる気満々だった。
しかし困った事になる。
3対2。
男子ならハンデとなるが、女子が少ないのは結構致命的な話となった。
こうなったらさっき別れたばかりの流亜を誘おうかとも思ったが恋から「良い事思いつきました」と手が挙がる。
「よし恋ちゃんのその案に賛成だ!」
「まだ何も言ってないだろ」
影太の露骨な恋アピールをスルーして恋にどんな意見があるのかとそのまま促してみた。
「お兄ちゃんはわかるかな?平手社っていう会社」
「わからん」
他の方々もわからない様子で首を傾けていたので詳細を聞かせてもらう事に。
「遠野グループの傘下の会社で人を貸す会社らしくて、お手伝いさんやガードマンなどを貸し出す会社で、私もお姉ちゃんが帰れない日などはそこの会社の人でお母さんと仲の良い優しいおばさんがマンションに来てもらったりしてたんだ」
「ほう」
姉さんは外出が多い。
最近はあまりだが、俺がまだ幼い頃から1人暮らしをしていた為しょっちゅう家に押しかけ世話をしてもらった。……あれ?飯作ったり掃除したり俺が世話した記憶の方が多いな。
それでなくとも遊び人なので1人が嫌いな恋にはお手伝いみたいなのが来ていたらしい。
優しいおばさんと長く居る時間も多いだろう。
姉さんの強い性格だけでなく、おばさんの優しい性格も影響があり今の遠野恋が居るのだろう。
「そのおばさんって平手社の社長の奥さんなんだけどその2人の娘さんがたまにおばさん変わりに来てくれて友達なんですけど彼女を呼びましょう」
「そんな奴居るんだ……」
「とっても仲良しで年齢もお兄ちゃん達と同い年ですし、ノリノリでやってくれると思いますよ。一緒にベッドで寝てくれましたし」
『ベッド』に反応したバカ2人を恋の視界から見えないところに引きずってやった。
「私はこの会社くらいしかコネは使いませんけど、お兄ちゃんや音達も遠野家なんですからそういうコネは使えると思いますよ」
「ユキ、この家ってすごい家よね……」
「人の人生を百、千単位でを滅茶苦茶にする事が出来るぐらいだからな」
「それは洒落になってない……」
めぐりが自分がどんな家に引き取られたのかの規模を知り青ざめた。
こんな普通な家に住んでるとそういう感覚も無くなるもんだ。
「では早速電話してみます」
自分のスマホではなく、この家の固定電話で通話を始めた恋。
番号のプッシュが早すぎてよほど縁のあるところなんだなと感心した。
「お兄さん、恋姉さんの言っていたコネって使います?」
「俺もあまり使わないな。基本姉さんに面倒事押し付けるし」
「達裄のこういう金持ち発言久し振りかも」
光達と距離は離したくない為口にしないという理由がある。
「もうそば見たくない。……今年は年越しラーメンにしよう」
「私うどんにする……」
「俺カレーライス!」
「なんで星丸だけ何気に元気なのよ……」
「光、突っ込みがなっちゃいないよ」
とても悲惨だったらしい。
20人前を3人で平らげたとの事。
しかもトーナメント式で1回戦俺対星丸、審判兼そば入れ役光。
決勝戦俺対シード枠の光、審判兼そば入れ役星丸。
2位3位決定戦俺対星丸、審判兼そば入れ役光。
というか話聞く限り俺ばっかり試合をさせられていた。
そういえばと、去年の大晦日はボッチでラーメンを啜っていた記憶が蘇った。
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「うっ、う……今、明かされるお兄さんの衝撃の過去。私瑠璃感動しました」
「いやいや、なんで海谷先輩だけ『カレーライス!』なんて言い切れる程元気なんだよ!」
「バカね」
「なんかそば食べたくなってきましたね」
「恋ちゃん、瑠璃ちゃん今度俺の家紹介するよ~」
本当に感動しているのか涙を流す瑠璃。
光と同じ個所の突っ込みを入れる音。
ただ辛辣にボソッと突っ込むめぐり。
すき焼きの締めをうどんからそばに変更しようか悩む恋。
口説くロリコン。
この居間の空間は非常にカオスな空気が流れていた。
「なんか俺対決したくなって来たー!わんこそば以外ならなんでもするぜ!」
「やっぱりそうよね、実は私もよ」
星丸の一言が完全なトリガーとなり遊びをするというかなりふんわりな予定から、対決するというとんでもなく熱い展開に切り替わる。
もう好きにさせる為そのまま流れを2人に任せた。
「せっかく人居るんだしチーム戦しようぜ。男女別でチーム組むの」
「そうなるとバトルは遠慮する事になるわね。3対5で良い?」
光がそう問うと瑠璃から手が挙がりみんなそっちへ視線を方向転換させた。
「私、勝負事苦手なんです……」
「私もです。観戦してます……」
「私も観戦してる」
早速女チームから勝負事が嫌いそうな恋と瑠璃はメンバーから外れ、めぐりはただ面倒そうにそう言った。
音はやはりというべきか『対決』、『勝負』という単語からかむしろやる気満々だった。
しかし困った事になる。
3対2。
男子ならハンデとなるが、女子が少ないのは結構致命的な話となった。
こうなったらさっき別れたばかりの流亜を誘おうかとも思ったが恋から「良い事思いつきました」と手が挙がる。
「よし恋ちゃんのその案に賛成だ!」
「まだ何も言ってないだろ」
影太の露骨な恋アピールをスルーして恋にどんな意見があるのかとそのまま促してみた。
「お兄ちゃんはわかるかな?平手社っていう会社」
「わからん」
他の方々もわからない様子で首を傾けていたので詳細を聞かせてもらう事に。
「遠野グループの傘下の会社で人を貸す会社らしくて、お手伝いさんやガードマンなどを貸し出す会社で、私もお姉ちゃんが帰れない日などはそこの会社の人でお母さんと仲の良い優しいおばさんがマンションに来てもらったりしてたんだ」
「ほう」
姉さんは外出が多い。
最近はあまりだが、俺がまだ幼い頃から1人暮らしをしていた為しょっちゅう家に押しかけ世話をしてもらった。……あれ?飯作ったり掃除したり俺が世話した記憶の方が多いな。
それでなくとも遊び人なので1人が嫌いな恋にはお手伝いみたいなのが来ていたらしい。
優しいおばさんと長く居る時間も多いだろう。
姉さんの強い性格だけでなく、おばさんの優しい性格も影響があり今の遠野恋が居るのだろう。
「そのおばさんって平手社の社長の奥さんなんだけどその2人の娘さんがたまにおばさん変わりに来てくれて友達なんですけど彼女を呼びましょう」
「そんな奴居るんだ……」
「とっても仲良しで年齢もお兄ちゃん達と同い年ですし、ノリノリでやってくれると思いますよ。一緒にベッドで寝てくれましたし」
『ベッド』に反応したバカ2人を恋の視界から見えないところに引きずってやった。
「私はこの会社くらいしかコネは使いませんけど、お兄ちゃんや音達も遠野家なんですからそういうコネは使えると思いますよ」
「ユキ、この家ってすごい家よね……」
「人の人生を百、千単位でを滅茶苦茶にする事が出来るぐらいだからな」
「それは洒落になってない……」
めぐりが自分がどんな家に引き取られたのかの規模を知り青ざめた。
こんな普通な家に住んでるとそういう感覚も無くなるもんだ。
「では早速電話してみます」
自分のスマホではなく、この家の固定電話で通話を始めた恋。
番号のプッシュが早すぎてよほど縁のあるところなんだなと感心した。
「お兄さん、恋姉さんの言っていたコネって使います?」
「俺もあまり使わないな。基本姉さんに面倒事押し付けるし」
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