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第一章 毒娘、冒険者になる
27:ポロリンの家で壮行会めいた事をします
しおりを挟むオーフェンに居るのも残りわずかという所で、ポロリンの家でのお食事会があった。
道具屋のおばちゃんからの壮行会という感じだが、シェラちゃんも私と共にお呼ばれした。
四人で夕食の席を囲む。
テーブルに並べられたのはいつもおばちゃんが作っているであろう家庭料理なのだが、実家を離れて以降、宿での食事や屋台ばかりだった私にとってはどこか懐かしくも思える。
実家の料理は【料理人】であるお父さんのものだったから、少し違うんだけど、それでも家庭料理って言うのは特別だなーと。
「いや、これボクが作ったんですけどね」
「えっ、ポロリンが!?」
「はははっ! 最初はあたしの手伝いだけだったんだけどね! 最近じゃほとんどポロリンが作ってるのさ!」
「ポロリンの料理は本当に美味しいです!」
こいつ……どこまで女子力上げるつもりなんだ……!
女子として私が敵う所がほとんどないんだが!?
「しかし、まさかポロリンが冒険者になるどころか、もうEランクだなんて信じられないよ」
「アハハ……ほとんどピーゾンさんのおかげだけどね」
「ピーゾンちゃん、ありがとうね。ポロリンを鍛えてくれて」
「いや、ポロリンにやる気があるからですよ。筋肉つけるぞーって頑張ってますし」
まぁあれだけ訓練してても筋肉が付く気配は微塵もないわけだが。
本人は力こぶを見せているが、華奢すぎる二の腕におばちゃんもシェラちゃんも苦笑いだ。
「でもこんな早くに王都に行っちゃうなんて……寂しいです」
「それは私の都合だからゴメンとしか言えないよ。ポロリンだけだったら半年くらい居ても良さそうだったわけだし」
「いずれ行かなきゃいけないんだったら、ボクは一緒に行きますよ!」
管理局に目を付けられているのは私だけだしね。
普通の固有職であれば半年以内に王都に行けば、とか言ってたし。図書委員さんが。
まぁポロリンが一人だけで王都に行くとは思えないけど。
見た目はか弱い美少女だからね。一人旅とか危うすぎる。
「あたしとしちゃピーゾンちゃんと一緒に居て貰った方が安心なんだけどね。冒険者になってパーティー組むって聞いた時はピーゾンちゃんがEランクの先輩だからって安心したくらいだけど、後からワイバーン倒したって聞いたからねぇ。そこいらのDランクやCランクの冒険者と一緒になるよりピーゾンちゃんの方が安全って思えちまうよ」
「実際安全だと思うよ、お母さん。ピーゾンさん講習の教官にも勝っちゃうくらいだし」
「ワイバーンも毒で倒したんです? おねーさん」
あー、私が【毒殺屋】ってのは説明したけど、戦い方まで教えたわけじゃないからね。
ワイバーンの事なんか私からは何も話してないし。
おばちゃんを安心させる為にもある程度話しておいたほうがいいか。
「さすがに逃げようとは思ったんだけどね、逃げ切れるのか不安でさ、やるだけやってみようって思ったんだよね」
「その考えがすでに初心者じゃないんだが……」
「私だったら見ただけで腰が抜けて立てなそうです……」
「で、私、スキルで『毒』を撃てるってのは分かってたからさ、とりあえず毒らせてみようと」
ワイバーンに毒が効いたからいいものの、効かなかったら勝てなかったわけだしね。
亜竜のくせして耐性持ってないワイバーンが悪いよ。
あ、ちなみに亜竜ってのは劣化竜種とかと同じ意味らしい。竜未満って事かな。
「で、運良く毒ったからさ、あとは回避するだけで倒せたんだよ」
「だけって……ワイバーンの攻撃をずっと回避し続けたのかい? 毒だって遅効性だろうに」
「あー、ピーゾンさんの回避能力はすっごいから、お母さん。言葉で言い表せないくらいすっごいから」
ポロリン、それ全然フォローになってないんだけど?
というか上空からの滑空攻撃なんて、誰でも躱せるでしょう。
まぁ図体がデカいし、翼でもって多少はホーミングしてくるけどさ。
急に角度を変えるとか出来ないんだから、引き付けた上で余裕を持って避ければポロリンだって出来るはずだよ。
むしろあれしか攻撃手段がないのにBランクってのが過大評価。
飛んでるし亜竜って事を考慮してるのかもしれないけど、私が毒を使えなくて剣で戦えてたとしても勝てる。
これがゲームならば『ワイバーン銀行』とか呼ばれているに違いない。
「あの、おねーさんの『毒』はずっと続くんです? 状態異常の魔法ってすぐ切れちゃうって聞きますけど」
「なんか私の毒は永続効果っぽいんだよね。多分固有職の特殊スキルなんだと思う」
「じゃあ一回毒にさせちまっただけで倒したのかい! はぁ~そりゃ何とも……」
シェラちゃんはしっかり者の上に情報通で知識も豊富なんだよ。
下手すると前世で二五歳だった私よりしっかり者。
これで八歳児なんだから詐欺だよね。アルスの十倍は頭が良い。
「ポロリン、おねーさんと一緒に居て大丈夫なんです? 毒で死んじゃわないです?」
「アハハ……今のところ大丈夫そうだね……」
「ん? ピーゾンちゃんの毒ってのは味方にも効くのかい?」
「効きますね。ポロリンに試した事はないですけど、私自身が毒りましたし」
「ええっ!?」
「ああっ! だーからあんなに解毒ポーションを買ってたのかい!?」
HAHAHA! その通りですよ! だから初心者らしからぬ買い物してたんですよ!
安心して下さい! それが分かったからこそ解毒ポーションを十本も確保してるんです!
これでもう誰に誤爆しても大丈夫ですよ! HAHAHA!
「なんか余計に不安になってきたです……ポロリン、本当に大丈夫です?」
「うーん、多分大丈夫だと思うよ。なんだかんだでピーゾンさん、安全第一らしいし」
「まぁそうだろうねぇ、危険性を見越して解毒ポーション買ってなかったら永続性の毒で死んでたって事だろ? 恐ろしい……固有職の能力を国が躍起になって探るわけだねぇ……」
私の場合は極端な例だろうけどね。
ポロリンのスキルにそんな要素ないし。
訳わかんないのがあるけど。
「でもそうなるとパーティーに回復役が居た方が安全だねぇ」
「王都に行ったら探しますけどね。回復役と魔法使いと前衛と斥候が欲しいんです」
「足りない人材が多過ぎです……」
「まぁ【毒殺屋】と【セクシーギャル】だけだからね……」
デバッファーと盾役だけのパーティーなんか存在するのか、と。
存在しちゃうから困ってるんだけども。笑っちゃいますよ。
「他の職種はともかく回復役は難しいだろうね。王都に集まった中に居るかどうか……」
「数が少ないんですか?」
「それもあるが回復職に就いて冒険者になろうって人自体が少ないんだよ。大抵は神殿組織や治療院に行っちまう。固有職でない普通の職でもね。だから回復役を入れている冒険者パーティーは少ないんだ」
それは冒険者と接し続けているおばちゃんの意見。きっと正しいんだろう。
言われてみればギルドのホールとかで【神官】っぽい人とか見なかった気がする。
「あんたらは出来れば自分たちと同じ固有職がいいんだろ? だから回復役を入れようと思うなら、数少ない固有職の中でも数少ない回復役……しかも冒険者になっていながら他のパーティーに入っていないような人を探すしかないって事さ」
「無理難題すぎますね……」
「回復役は諦めた方がいいんじゃない? ピーゾンさん」
パーティーメンバーは必ず固有職と拘っているつもりはない。
秘密を共有できる人であれば、普通の職でもいいとは思ってる。
ただおばちゃんやシェラちゃんはポロリンが居るから私が【毒殺屋】だって言っても普通に接してくれるけど……他は無理でしょう。普通。
少なくとも私が普通の戦闘職だったら、パーティーメンバーに【毒殺屋】とか怖すぎる。
背中を預けなきゃいけないパーティーメンバーに恐怖を覚えてどうする、と。
そう考えると固有職同士の方が秘密を共有し合い、協力し合う事は出来そうかなーと思う。
まぁ私が【毒殺屋】だと知っても大丈夫そうな友達が出来れば別だけど。
「別に冒険者じゃなくても、神殿組織とか学校に行ってる固有職の回復役を誘えばいいんじゃないです?」
「どうだろうねぇ。安全で好待遇な場所からわざわざ危険な冒険者になるような人が居れば別だけど……」
シェラちゃんの質問に、おばちゃんは渋い顔で答える。
確かになー。固有職で学校に行けば特別クラスでしかも無料とか聞いたし、神殿に入っても優遇はされるんだろうなー。
それに対して冒険者は贔屓される事なんてない。
どんな職でもFランクからだし、結局は依頼をこなせる能力があるか否かだからね。
だから王都には固有職で固まったクランとかあるって話なんだろうけど。互助会みたいな感じで。
「居ないですかねぇ、【七色の聖女】様みたいな人」
「滅多に居ないから有名なんだろうさ」
七色の聖女? 確かギルド登録の時に図書委員さんも言ってたな。
国内を旅して回っている冒険者兼神殿組織の神官さんだったっけ?
固有職として有名人だとか。
おばちゃんに聞けば、五年くらい前にはオーフェンにも来たそうだ。
実際に治療を見たわけじゃないが、治療を受けた人が言うにはまさしく七色の魔法を使ったんだとか。
つまり既存の魔法じゃないって事か? 固有職特有スキル?
その人は神殿組織所属の数名だけで旅しているらしく、自衛能力、つまり魔物に対する戦闘力も持っているらしい。
おばちゃんが言うにはそういった人なら冒険者にスカウトしてもいいんじゃないかと。
優遇される事を良しとせず、魔物と戦う事に忌避感もない、そんな人。
……いるかい!
百歩譲っていたとしても、とっくに他のパーティーに入ってるでしょ!
いや今年の『職決め』で王都に来たばかりの聖女だったらワンチャン……ねえよ! いねえよ!
仮に国中から百人の固有職が集まったとしてもその中に回復役が何人いるのかっつー話でね。
そこからうちのパーティーに入ってくれる人を探すとか……これもう諦めた方がいいかもしんない。
「ま、気になるんなら冒険者ギルドだけじゃなく神殿にも足を運んでみたらどうだい? 王都の神殿に足を運んでいれば、そういう子も見つかるかもしれないよ」
「ですか……まぁ考慮しておきますよ」
もう頭の中ではムリゲーなんだけどね。
「なんか王都に行くって義務を達成したら、そこからまた忙しそうだよね。ボク少し心配になってきたよ……」
「だよねー。まぁ仲間どうこうよりまずは生活を安定させないと。定宿と装備、それから冒険者活動も本格化させて、仲間はそれからかな」
「焦るんじゃないよ? 時間をかけて安全にじっくりやった方がいい。生き急いだ冒険者が失敗するのなんかよくある話なんだから」
「ですです。とりあえずお手紙欲しいです」
心配してくれるおばちゃんとシェラちゃんに心が温かくなる。
そんな話をしつつ、夕食の時間はゆっくりと過ぎていった。
王都に向けての出立は二日後である。
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