カスタム侍女無双~人間最弱の世界に転生した喪服男は能力をいじって最強の侍女ハーレムをつくりたい~

藤原キリオ

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第五章 黒の主、未知の領域に立つ

106:とある屋台の特異な日

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■モルキス 羊人族サテュロ 男
■50歳 南西区 串焼き屋台 店主


「おっ、モルキスさん、今日は屋台出してるのか」

「ああベッツさんか。昨日は悪かったな、急に畳んじゃって」

「なぁにそんなこともあるさ」


 南西区の大通り沿いには様々な屋台が立ち並ぶ。
 ここは獣帝国領だからってのもあるが、肉をメインにした売り物を出す屋台が多い。
 ごろごろと肉が入ったスープだとか、パンに肉を挟んでいるとか、俺のとこみたいに串焼きとかな。

 これが他の区だと全然変わるんだ。
 北西区は鉱王国領だからか、屋台で酒を売っていたり、それに合うつまみが多い。
 南東区は樹界国領で、肉よりも野菜が多いイメージだな。肉にしたってあっさりした味付けだ。


 どこもそうだが大通り沿いは屋台の場所の取り合いみたいになってて、商業組合で登録し確保するのも一苦労だ。
 まぁある程度の売り上げを出せば、一定期間の契約になるんで、どこも売る為に必死になってる。

 串焼きの屋台なんか、数えるのも馬鹿馬鹿しいくらいにあるわけで、その中で売り上げを出す為に、俺の屋台ではソースにこだわったり、わざと野菜を多く入れたりしている。
 まぁ獣人系種族の組合員だけをターゲットにするんなら肉のみの串焼きの方が売れるんだろうが、そこは戦略だな。
 別に南西区に住んでるのは組合員だけじゃねえし、組合員にしたって獣人系種族だけじゃねえ。


 とまぁそんな方針や努力が実を結んだのか、俺の屋台はそこそこ繁盛している。
 ベッツさんみたいなお得意さんもそこそこ居るしな。


 で、ベッツさんに謝ったのは昨日、仕入れた材料が昼前に全て売り切れたからなんだ。
 こんなの滅多にあるわけじゃねえ。
 はっきり言ってイレギュラーもいいところだ。
 材料の在庫もなくなっちまったんで、昨日はすぐに店を畳んで、今日の分の仕入れをしたってわけだ。


「へぇ、すごいじゃないか。団体さんでも来たのかい?」

「いや、一組さ」

「はぁ? 一組の客が屋台の串焼き全部買ったってのか? どこのどいつだ?」

「組合員だよ。【黒屋敷】って知ってるか?」

「【黒屋敷】!? もちろん知ってるさ! 商売人なら当然だろう!」





 あれは昨日の昼前。朝から出し始めた屋台が少し落ち着いたところだった。


「ごめんください」

「へい、らっしゃ……」


 炭で焼かれた串を返しながら、来客の声に顔を上げた。
 そこに立っていたのはメイド服を着た『日陰の樹人』だった。
 その後ろには小さな闇朧族ダルクネスのメイドもいる。

 思わず一瞬呆ける。

 メイドなんて普段うちに来るような客じゃねえ。
 しかし俺は以前にメイドに売ったことがあった。
 二月ほど前になるか、あれは鬼人族サイアンのメイドだったが。

 真っ白になった頭をすぐに振り払い、焦げそうだった串を急いで返す。
 その中で以前の客と、今回の客が繋がった。


「えーっと、もしかして【黒の主】さんのとこのメイドさんで?」

「ええ、よくご存じですね」

「確か前にも買ってもらいやしたよね、二月ほど前に」

「まぁ、覚えていらっしゃったんですか。あの時もこの娘がこの屋台を見つけまして、ご主人様も美味しいと仰っていましたので買いに来たのです」

「おお、そりゃありがたい」


 どうやら初めてカオテッドに来た時に、闇朧族ダルクネスのメイドが俺の屋台を見つけたらしい。
 それで気に入ってくれたと。
 その少女は、さっきから焼かれた串を凝視している。よだれが垂れそうだ。


「それでどれくらい要ります?」

「可能であれば全部」

「……えっ」

「ああ、やはりダメですよね、買占めは……」

「え、いやいやいや、いいんですが、そうなると二百本以上になりますぜ? お金はあるんでしょうが、その、喰いきれるんですかい? それとも御裾分けか何かで?」


 聞けば明日から大規模な探索に出るらしく、その為の食料品を買い漁っているらしい。
 冷めちまうし何日も置いたら腐っちまうと言ったら、保存用の魔道具があるから問題ないと。
 そんな魔道具聞いたことはねえが、もしかしたらオークションで手に入れたのかもしれねえ。
 なんか【黒の主】がすげえ競り落としたって聞いたしな。


「まさか南西区にまで私たちの噂が広まっているとは思いませんでした」

「いや、客商売してるうちらだけだと思いますぜ? 嫌でも組合員の話が耳に入っちまう」

「そうなのですか」

「それに感謝もしてるんですよ」

「感謝、ですか?」

「ヒイノのパン屋と【鴉爪団】の件」


 ヒイノのパン屋は大通り沿いの有名パン屋だった。
 タチの悪い借金取りに苦しめられてたのは知ってたが、それを助けようにもパンを買うくらいしか出来なかった。
 それが突然の閉店。

 その後すぐに聞こえた、【鴉爪団】壊滅の噂。
 そこに幾人ものメイドが絡んでて、その後メイド集団の中に母娘の兎人族ラビが加入した事を知る。
 さらに徐々に広がって来た【黒の主】【黒屋敷】の活躍。

 それらを聞いた時、俺は「あの時串焼きを買った鬼人族サイアンのメイドがもしや」と思った。
 あのメイドの主人が【黒の主】で、基人族ヒュームだと言うその人物のおかげでヒイノと娘は救われたんじゃないかと。
 【鴉爪団】が消え、商売がやりやすくなったのも、【黒の主】のおかげなんじゃないかとな。


 樹人族エルブスは上品に微笑みながらも、肯定はしなかった。
 でも否定もしなかった。
 そりゃ闇組織を潰したってんなら公表なんか出来るはずもねえか。


「でも、ご商売がしやすくなったのであれば良かったですね」

「ええ、屋台の場所も【鴉爪団】に繋がってた店とか、みかじめ料を多く払ってた店に宛がわれてましたからね。商業組合の上の方からやんや言われる事もなくなりましたし、衛兵団長も前の衛兵隊長に変わって警邏もしっかりやってくれます。本当に【鴉爪団】を潰してくれた誰か・・には感謝しかありやせん」

「まぁ。それはその誰か・・の耳に入ればいいですね、うふふ」

「耳に入るよう願ってますよ」


 話しながらも次々に串を焼いた。
 在庫の事とか常連客の事なんか考えない。
 美味い串焼きを作って、この人たちに全部渡すつもりで。


「ネネ、焼くのに邪魔になりますよ。もう少し離れなさい。それとよだれを拭きなさい」

「ん……じゅるり。自分のお小遣いで一本買う。いい?」

「明日まで待てば皆で食べられるのに」

「今食べたい」

「ハッハッハ、じゃあ一本はお嬢ちゃんに俺からのオゴリだ」

「ん! あり、がとう」

「もう……ではその一本も料金に含めておいて下さい」

「いや、お嬢ちゃんがうちの屋台を見つけてくれたから【黒の主】がご贔屓してくれたんだろ? じゃあこれはお礼だ」

「ん! おいしい、もぐもぐ」

「まぁ、申し訳ありません」


 そうしてひたすら焼き続け、材料も全てを使い切ったところで全部売った。
 その日はおかげで早すぎる店じまいだ。
 次の日の販売用に仕入れに行ったってわけだな。





「なるほどな。かぁ~俺も昨日は早めに行けば良かったぜ」

「すまなかったな」

「いや、買えなかったのもそうだが、俺も【黒屋敷】のメイドと話してみたかった! なんでもすげえ美人揃いなんだろ?」


 そっちかよ。
 でもまぁ樹人族エルブスのメイドは罪人であるものの、気品ある感じで美しかったな。
 ありゃどこかの貴族だって言われても納得しちまうよ。
 まぁ罪人でメイドって時点でありえねえけどな。
 おまけに組合員だってんだから、もっとありえねえが。

 闇朧族ダルクネスの方は可愛らしい感じだったな。
 もっと恐ろしい種族なのかと思ってたが人懐っこくてな。
 美味そうに串焼き食ってたし。


「でもまぁモルキスさんが礼を言ってくれて良かったよ。俺だって言いたいくらいだからな」

「ああ、しかし礼を言ったところで【鴉爪団】の件は認めちゃくれないぞ」

「ヒイノと娘さんを囲ってくれてるって事だけで十分さ。あの娘らは苦労してたから」

「そうだな」


 ヒイノのパン屋はあの若さでカオテッドの古株だったからな。
 逸早く人気になった大通り沿いのパン屋ってことで賑わってた。
 だからこそ助けたいとも思ったし、不憫にも思ってたんだ。

 しかし【鴉爪団】と金貸しが繋がってると聞いて助けられる商売人はカオテッドには居なかった。
 目を付けられれば自分たちもただじゃ済まない。
 心苦しいままに何も出来なかった。つまりは俺も同罪だ。


「メイドさんにヒイノと娘さんの事聞いたぜ?」

「お、なんか言ってたか? 元気そうか?」





「ヒイノは今、屋敷でパンを焼いていますよ。ご主人様がヒイノ専用のパン窯を作りましたので、そこで今も焼いているはずです」

「へぇ……って、パン窯を作ったんですかい!? ヒイノのためにわざわざ!?」

「ええ、まぁご主人様も美味しいパンを食べたかったそうですから。おかげで屋敷では毎日頂いています」

「はぁ、そりゃあ羨ましい限りで」


 毎日ヒイノのパンを食べ放題か。
 俺じゃなくても羨ましがるやつは多いだろうな。
 しかし保護したヒイノのためにパン窯を作るなんて、やっぱり【黒の主】はすげえな。
 組合員の噂にあった「誰でもすぐに投げ飛ばす怖いやつ」ってのは所詮噂ってことだな。


「娘のティナは、元気に迷宮に潜ってますね」

「それ本当なんですかい? ヒイノにしても戦闘経験もないはずですし、娘はまだ八歳とかだったと思うんですが、迷宮で戦えてるんですかい?」

「ええ、戦闘能力を鍛えるのはご主人様が得意なので。もちろん本人の努力は必要でしたが、彼女たちの場合、事情が事情でしたので自衛能力が求められていましたし」


 ああ、借金取りやら闇組織に狙われてたら、そりゃ無理してでも戦えるようになんなきゃいけないのか。
 そして【黒の主】がそれを指南したと。


「一階層の【領域主】程度ならヒイノもティナもソロで倒せますし、ティナはそろそろ二階層のオーガキングとかでも倒せるんじゃないですかね」

「……は?」

「同じ二階層の【領域主】でもタイラントクイーンやワイバーンはさすがに……いえ、でもティナは【風撃の魔法レイピア】を装備していますからね。ソロでも勝てるかもしれません」

「…………」





「な、なんか恐ろしいことになってんな……あいつら本当に大丈夫なのか? ちゃんと保護されてるんだよな?」


 そう言うベッツさんに、俺は何も答えられなかった。


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