148 / 421
第六章 黒の主、パーティー会場に立つ
143:過信と妄信の狭間で
しおりを挟む■ロウイ 狼人族 男
■38歳 元【鴉爪団】副頭領 隻眼
元より【黒の主】と【黒屋敷】というクランについては注目していた。
それはパン屋の借金取りに向かったボウルが消された時からずっとだ。
調べれば調べるほど、異質な存在だと気付かされた。
【鴉爪団】の頭領だったディザイは、それを「弱い基人族が何かしらの方法で強くなっているに過ぎない」と決めつけた。
これは何もディザイが暗愚だというだけではない。誰しもがそう思うだろう。
いくら【黒の主】が異質であっても基人族だという事実に違いはないのだから。
しかし俺は知っていた。
司教様から崇高な教えを受けた事で、基人族という最弱種族における【勇者】という異質な存在を。
【邪神ゾリュトゥア】様にとって忌むべき存在となる可能性の一端を【黒の主】に見た。
実際、ヤツが【鴉爪団】を潰した後、【黒屋敷】がSランククランとなったのだから俺の危惧は正しかったのだろう。
今や名実共にカオテッド最強のクラン、そして【黒の主】はそのクランマスターだと言える。
あの時、【鴉爪団】の資金の一部を急ぎ持ち出したのは、やはり英断だったと今ならば思える。
「……【黒の主】か。ロウイよ、お前は以前から話していたな、その基人族の事を」
「はっ」
俺が膝をつく先には岩人族のザトゥーラ司教様が居る。
その横には鉱人族のバルゴ様、アドメラルダ様の両司祭が。
「私はその都度言ってきた。『かつての勇者は【邪神ゾリュトゥア】様を恐れた【創世の女神】が、力を持たぬ基人族に特別な加護を与えた結果である。今の世に【邪神ゾリュトゥア】様が降臨されていない以上、それが【勇者】ではありえない』とな」
「はっ」
「それは今でも変わらぬ。【黒の主】が何かしらの力を持つのは認める。だからこそその力量が認知され、有名にもなったのであろう。しかしそれでも【勇者】足り得ぬ」
ザトゥーラ司教様はそう断言する。
俺はただただ耳を傾けるだけだ。
「いくら【黒の主】が強かろうが、とても【邪神ゾリュトゥア】様を打ち倒せるほどの力はない。いくら多種族を奴隷にしても、多くの民が未だ疎い、遠ざけている。かつての勇者のように全ての種族と民を率いるには不足すぎる。だからこそ【黒の主】は【勇者】足り得ぬのだ」
「はっ」
両司祭様も頷くお姿が視界に入る。
御三方がそう言われるのであれば、それでいいのだ。
俺の杞憂であればそれで良い。
しかし俺の後方から声が上がった。
四人だけしかいなかったはずの部屋に聞こえる五人目の声。それに少し驚く。
「しかし【黒の主】は樹界国の政変を瞬く間に元通りにし、カオテッドに帰還するや否やSランクと竜殺しとなりました」
「……ゲルルドか」
そこに居たのは最近顔を出し始めた樹人族の男だった。
どういう繋がりがあるのか、この男は司教様と親し気に話す。
「そして今度は天使族まで呼び込んだ……これはもうただの基人族と断じるわけにもいかないかと」
「【勇者】ではないという私の見解に揺るぎはない―――が、少々泳がせ過ぎたかもしれぬ。天使族は確かに邪魔だ」
―――泳がせた。
そう、俺の忠言もあり、司教様は改めて【黒の主】を注視して下さった。
その結果が放置であり、【勇者】でないと断じる結果になっていたのだ。
教団の目的の一つは大量の魔石の確保。
その為にカオテッドに教団支部を設け、カオテッドの迷宮資源を狙ってきた。
信者からの寄付金も、主に魔石の買い付けに使われていると聞く。
その魔石を迷宮から大量に確保してきたのが【黒屋敷】だったのだ。
どのパーティー、どのクランよりも多くの魔石を毎日のように集めてくる。
組合が売り出した魔石を教団の関係者が買い漁る。
そうした流れがあったからこそ【黒の主】を放置してきた面もある。
しかしSランクの噂話が収まらぬうちに、次は天使族が【黒屋敷】に加入したと言う。
しかも二人。ついでに言えば、その内の一人はおそらく『司祭位』相当の風貌と聞く。
基人族である【黒の主】がカオテッドに居る事自体が異常だが、天使族までもが神聖国を出て、しかも基人族の組織下に入るというのは、どう考えてもおかしい。
ましてや、かつて【邪神ゾリュトゥア】様を打ち倒した【勇者】。その扇動を行ったのも女神の眷属たる天使族だとか。
【ゾリュトゥア教団】にとって邪魔な存在なのは間違いない。
【黒の主】はまだ魔石確保の使い道があったが、天使族はその存在自体が忌まわしきものだ。
だからこそ司教様にこうして改めて忠言の機会を頂いたのだ。
「いずれにせよ天使族はカオテッドから排除せねばならん。となれば【黒の主】ももう用済みか」
「……潰す、と?」
「しかしいかに【勇者】でないとは言え【黒の主】はSランク。暗殺や襲撃をするにしても一筋縄ではいきますまい」
「うむ、我らが出張るわけにもいきませぬぞ」
司教様の発言に、ゲルルドという男、そしてバルゴ様、アドメラルダ様の両司祭が口を出す。
【鴉爪団】の精鋭暗殺部隊は文字通り一蹴された。
それだけの力量が当時の【黒屋敷】にはすでにあったのだ。
暗殺や襲撃がすんなり行くとは思えない。俺もそう思う。
「案ずる事はない。【黒の主】については調べがついている。ヤツらが手にかけるのは、粗暴な輩やチンピラ、つまりは『ヤツらに手を出した悪人』に限られる。善良な一般人への暴行は一度もない、そうだな?」
「はっ」
これは今まで俺が集めた情報だ。
【黒屋敷】に絡んだ連中はことごとく投げられ気絶させられているが、どれも手を出されてからの反撃であり、ヤツらから手を出したことはない。
唯一の例外が【鴉爪団】への襲撃だったが、その前に屋敷を襲撃している以上、これもまた悪人相手の反撃。
他には怒鳴られようが、文句を言われようが、嫌悪されようが、罵声を浴びようが、一貫して無視を通している。
「であれば、こちらも『善良な一般人』に向かわせれば良い。百人以上が大挙して向かってくる『一般人』に【黒の主】はどう出る? 殺しはしまい。それは今までの前提が覆されるばかりか、Sランク組合員という風聞的にも出来はしない」
確かにそうだ。『一般人』の皆殺しはおそらく出来ない。
やるのは簡単だろうが、街中で『一般人』の大量殺戮というのは、【黒の主】の今までの対処を見るにありえないだろう。
おまけに今やカオテッド唯一のSランク組合員。
一挙手一投足が注目される中で、襲われたから皆殺しなど、反撃にしてもやりすぎだ。
それは組合員としての身の破滅も同じ。だから″殺し″の手は打てない。
「ならば、全員を投げ飛ばし気絶させるか? 百人以上が大挙して押し寄せているのに?」
「出来るやもしれませんな、ヤツらであれば」
「それが『狂心薬』を飲んだ状態でもか?」
『!?』
それは……! 教団が秘密裡に作り出した禁忌の錬金薬……!
この製造に魔石が必要とあって、カオテッドの教団支部は、その一部を『狂心薬』の製造に回している。
そして作られた『狂心薬』は本国の神殿に送ったり、闇ルートで極一部に販売するなど、それもまた資金源の一つとなっているのだ。
その効果は推して知るべし。
俺も他人が使用したのを見たが、『一般人』が瞬時に『超人』になるような気さえした。
もしそれを百人を超える『一般人』が服用し、【黒屋敷】に襲撃したら……?
全員を気絶させるなど到底不可能。
汚名を賭して殺そうにも困難極まる。
逃げようにも逃げられまい。
「唯一の懸念と言えるのは天使族だ。しかし司祭位程度では<異常回復>が関の山。仮に司教位だとしても<高位異常回復>がせいぜい」
『狂心薬』の症状は高位の神聖魔法で治す事は可能。
しかし高位異常回復でさえも単体回復魔法だ。
襲撃者全員を治すのであれば百発以上が必要……そんなのいくら天使族の司教でも無理だ。
それ以上の状態異常回復魔法となれば、大司教位でもおそらく不可能。
噂に聞く女教皇で撃てるかどうかというレベルだろう。
「霊薬を大量にでも持っていれば別だが、オークションでの落札もない」
【黒の主】はオークションで信じられないような落札を繰り返した。
その額はそこいらの貴族が尻尾を巻いて逃げるほどだ。
しかし、その中に霊薬どころか回復薬の類は一つもない。
唯一買った″回復アイテム″と言えるのは狼人族の少女に持たせている【聖杖アスクレピオス】だが……どう考えても宝の持ち腐れ。
回復役だから持たせているのだろうが、狼人族に持たせる意味が分からん。
俺が同じ狼人族だからこそよく分かる。
確かに『白い忌み子』は近接戦闘ではなく魔法が得意だ。むしろ戦う手段がそれ以外にない。
しかしだからと言って、魔法行使力が優れているというわけでもない。
魔法使い系種族である導珠族や多眼族と比べれば天地の差だ。
【聖杖】の力をもってしても<異常回復>が使えるかどうか、という所だろう。
「なるほど。そこまでのお考えでしたら私もとやかく言いますまい」
「ゲルルドよ、お前は一応客人扱いだ。高みの見物でもしているが良い」
「そうしたいのは山々ですが、私も本部に行かないといけませんので。今回の件も含めて、よろしければ報告しておきますが?」
「ふんっ、好きにしろ。【勇者】でない基人族の情報など、持って行っても大司教様方のご迷惑であろうに」
「ええ、ご迷惑にならない程度の報告で済ませておきます。―――では御前失礼をば」
ゲルルドはすんなりと部屋を出ていった。
どうにも不気味なヤツだが、居なくなるのであればそれでいい。
俺は司教様の御意向で動くのみ。
この身は全て、【邪神ゾリュトゥア】様に捧げているのだから。
1
あなたにおすすめの小説
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
異世界転移から始まるハーレム生活〜チートスキルを貰った俺は、妹と共に無双する〜
昼寝部
ファンタジー
2XXX年、X月。
俺、水瀬アキトは戦争の絶えない地球で『戦場の悪魔』と呼ばれ、数多の戦で活躍していた。
そんな日々を過ごしていた俺は、ひょんなことから妹と一緒に異世界へ転移することになった。
その世界にはダンジョンが存在しており、ライトノベルなどで登場する世界観と類似していた。
俺たちはその世界で過ごすため女神様からチートスキルを貰い、冒険者となって異世界での生活を満喫することにした。
これは主人公の水瀬アキトと妹のカナデが異世界へ転移し、美少女たちに囲まれながら異世界で無双するお話し。
スティールスキルが進化したら魔物の天敵になりました
東束末木
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞 奨励賞、いただきました!!
スティールスキル。
皆さん、どんなイメージを持ってますか?
使うのが敵であっても主人公であっても、あまりいい印象は持たれない……そんなスキル。
でもこの物語のスティールスキルはちょっと違います。
スティールスキルが一人の少年の人生を救い、やがて世界を変えてゆく。
楽しくも心温まるそんなスティールの物語をお楽しみください。
それでは「スティールスキルが進化したら魔物の天敵になりました」、開幕です。
2025/12/7
一話あたりの文字数が多くなってしまったため、第31話から1回2~3千文字となるよう分割掲載となっています。
『スローライフどこ行った?!』追放された最強凡人は望まぬハーレムに困惑する?!
たらふくごん
ファンタジー
最強の凡人――追放され、転生した蘇我頼人。
新たな世界で、彼は『ライト・ガルデス』として再び生を受ける。
※※※※※
1億年の試練。
そして、神をもしのぐ力。
それでも俺の望みは――ただのスローライフだった。
すべての試練を終え、創世神にすら認められた俺。
だが、もはや生きることに飽きていた。
『違う選択肢もあるぞ?』
創世神の言葉に乗り気でなかった俺は、
その“策略”にまんまと引っかかる。
――『神しか飲めぬ最高級のお茶』。
確かに神は嘘をついていない。
けれど、あの流れは勘違いするだろうがっ!!
そして俺は、あまりにも非道な仕打ちの末、
神の娘ティアリーナが治める世界へと“追放転生”させられた。
記憶を失い、『ライト・ガルデス』として迎えた新しい日々。
それは、久しく感じたことのない“安心”と“愛”に満ちていた。
だが――5歳の洗礼の儀式を境に、運命は動き出す。
くどいようだが、俺の望みはスローライフ。
……のはずだったのに。
呪いのような“女難の相”が炸裂し、
気づけば婚約者たちに囲まれる毎日。
どうしてこうなった!?
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
ガチャと異世界転生 システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!
よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。
獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。
俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。
単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。
ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。
大抵ガチャがあるんだよな。
幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。
だが俺は運がなかった。
ゲームの話ではないぞ?
現実で、だ。
疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。
そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。
そのまま帰らぬ人となったようだ。
で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。
どうやら異世界だ。
魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。
しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。
10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。
そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。
5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。
残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。
そんなある日、変化がやってきた。
疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。
その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。
勇者パーティーを追放されたので、張り切ってスローライフをしたら魔王に世界が滅ぼされてました
まりあんぬさま
ファンタジー
かつて、世界を救う希望と称えられた“勇者パーティー”。
その中で地味に、黙々と補助・回復・結界を張り続けていたおっさん――バニッシュ=クラウゼン(38歳)は、ある日、突然追放を言い渡された。
理由は「お荷物」「地味すぎる」「若返くないから」。
……笑えない。
人付き合いに疲れ果てたバニッシュは、「もう人とは関わらん」と北西の“魔の森”に引きこもり、誰も入って来られない結界を張って一人スローライフを開始……したはずだった。
だがその結界、なぜか“迷える者”だけは入れてしまう仕様だった!?
気づけば――
記憶喪失の魔王の娘
迫害された獣人一家
古代魔法を使うエルフの美少女
天然ドジな女神
理想を追いすぎて仲間を失った情熱ドワーフ
などなど、“迷える者たち”がどんどん集まってくる異種族スローライフ村が爆誕!
ところが世界では、バニッシュの支援を失った勇者たちがボロボロに……
魔王軍の侵攻は止まらず、世界滅亡のカウントダウンが始まっていた。
「もう面倒ごとはごめんだ。でも、目の前の誰かを見捨てるのも――もっとごめんだ」
これは、追放された“地味なおっさん”が、
異種族たちとスローライフしながら、
世界を救ってしまう(予定)のお話である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる