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第六章 黒の主、パーティー会場に立つ
146:闇夜の防衛戦の裏側
しおりを挟む■ドルチェ 針毛族 女
■14歳 セイヤの奴隷
お父さんとお母さんが【ゾリュトゥア教団】に入信したと気付いてから、私は私なりに教団の事を調べた。
どうしてこうなったのか、何をどうすれば良いのか分からなかったから。
北西区の汚い裏道にある教団の支部も見に行った。遠目に覗いただけだけど。
入口が大きく開かれたその建物は、毎晩礼拝が行われているらしく、ぞろぞろと人が入っていく。
それは両親の後をこっそり付けていった時に見た光景だ。
夜に集まる礼拝、薄暗い堂内、どれも不気味に見えたが、入っていく人たちが普通に見えたのもまた不気味だった。
結局は私が″貢物″だか″生贄″だかになりそうだったので一目散に逃げだしたが、今となってはその時調べておいて良かったと思える。
シャムさんのお話を聞いていて、勇者が【邪神ゾリュトゥア】を倒したと聞いても、その時はなぜか「へぇ、勇者って邪神を倒したんだ」とさえも思わず、単に聞き流していた。
ご主人様が改めて聞き直し、疑問を提示した事で、やっとその事を思い出したくらいだ。
【ゾリュトゥア教団】のせいでお父さんもお母さんも変わってしまったのに……なぜ反応しなかったのかは分からない。
でもまさか教団に魔族が絡んでいるとは思わなかった。
もしかするとお父さんとお母さんが変わってしまったのは魔族の仕業かもしれない。
そう思うと、悔しいのか怖いのか、よく分からない気持ちになって、夜寝るのが怖かった。
「天使族が魔族の天敵って言われているのはなぜだ?」
話し合いの中で、ご主人様がそう聞いた。
「魔族は例外なく神聖魔法を苦手としているでございます。天使族は基本的に全ての者に神聖魔法の適正がございますし、他種族の神官などに比べて魔法行使力の差が大きいのでございます。国を守護する結界も神聖属性ですので、魔族は神聖国に近づくことさえ出来ないのでございます」
「魔族特攻か……それは例えば淫魔族の<魅了>のような特有の術に対しても神聖魔法で対抗できるって事か?」
「かの<魅了>は状態異常の一種でございますが、毒などと違い異常回復では治せないと言われているでございます。高位異常回復ならば治ると思うでございますが……」
「そんな高位魔法、お姉様だって覚えたばかりでござる……私も異常回復までしか出来ないでござる……」
「さらに言えば、高位異常回復も単体魔法でございます。もし仮に教団で<魅了>が使われていたとしたら、どれだけの人を治せば良いのやら……」
お父さんとお母さんは変わってしまったのが<魅了>のせいかもしれない。
もしかしたら治せるかもしれない。
そう思っていたら、どうも全ての人に大魔法を連発するような対処になるらしい。
そうなると創世教の司教であるシャムさんでも難しいと。
灯った光明に、また影が差した気がした。
「<魅了>以上に高ランクの状態異常を治せる神聖魔法とかってないのか? それと範囲型の状態異常回復魔法」
「えっと、<魅了>以上となると<呪い>などの状態異常があり、それを治すには<解呪>という魔法がございます。しかしこれは私にも使えませんし単体魔法でございます。範囲型の魔法は<呪い>も含めた全ての状態異常を、術者の周囲全てに対して行使する<聖域結界>という大魔法がございますが……」
「が?」
「書物でも伝説の魔法と言われている類のものでございます。女教皇ラグエル様でも果たして使えるか……」
「ふむ」
もし邪教徒全てを治すとすれば、その大魔法を使うしかない。
もともと邪教に攻めあぐねていたのは「敬純な信者に対して武力による実力行使は出来ない。仮に打ち倒した所でその人が改宗するわけがない」という問題があったからだ。
改心させることが出来ない以上、襲い掛かられて返り討ちにしても、また襲ってくるだろうと。
でも、もしその魔法が使えれば「敬純な信者」という「状態異常」が一気に治せるかもしれない。
治すのならば、一気に治さないと「教団」という組織を相手取った時には不都合だとご主人様は言う。
だからこそその魔法が必要なのだと。
シャムさんの話を聞いたご主人様が、顔を横に向けた。
「サリュ、お前<聖域結界>って使えるか?」
「えっと、はい、多分」
「「ええっ!?」」
「わわっ! えっと、でもあれですよ? 使えるって言っても使ったことないですし! 大魔法だって分かってますから! 使えても二連発がやっとだと……」
「「連発!?」」
シャムさんとマルちゃんが目を見開く。
それはそうだろう。神聖国トップの女教皇様でさえ使えないかもしれない大魔法を、まさか狼人族のサリュさんが使えるなんて。
傍で聞いている私にだって思えなかったから。
おおー、さすがサリュさん! 頼りになります!
私は思わずみんなと拍手した。
♦
それから改めて<カスタム>の説明をして、シャムさん、マルちゃんへの<スキルカスタム>で神聖魔法を優先的に上げた。
さすがにステータスにまで振るCPは足りなかったから、魔物部屋マラソンとレベル上げをしながら徐々にやるそうだ。
同時に本格的な『邪教攻略計画』が始まった。
私にとっては何より嬉しい事。これもシャムさんたちが来てくれたおかげだと思う。
来てくれなければ、魔族の存在にも気付けず、その対抗策も分からなかったのだから。
まずは【ゾリュトゥア教団】の事を改めて調べ直す。
私は知ってる限りの情報を出した。支部の場所や雰囲気、活動の時間帯とか。
そしてCP稼ぎと並行して、偵察から始める事となる。
偵察任務に就いたのはネネさんとサリュさん。
本来ならネネさん単独の方が向いているらしいが、相手に魔族がいると分かったので、その対抗策を持ち、尚且つ察知系スキルと足の速さを持つサリュさんも選ばれた。
サリュさん、ほんと頼りになります。
毎晩行われる礼拝を監視し、徐々に内部の状況を調べていく。
とは言え相手は魔族に加え、獣人系種族もいるらしく、やたら近づけば何かしらの察知スキルでバレるだろうと。
少しずつ様子を見ながら、慎重にそれは行われた。
ある程度の内部構造と、どうやら幹部らしき人が三~四人いる事をつきとめ、同時に何やら【黒屋敷】に対して襲撃の計画がある事を知る。
人数を集め、何か良からぬ薬を使い、大掛かりな襲撃を計画していると。
向こうから攻めてくるのであれば、まとめて返り討ちにしよう。いつもの如くご主人様はそう言った。
そして待つ事数日、その日はやって来た。
ネネさんとサリュさんの探りでも、フロロさんの占いでも今日がその日だと分かっている。
動き出すのは夜。私たちはご主人様の元、作戦を決めてそれに臨んだ。
真っ暗な通りを行軍してくる人の波。
ザッザッという足音と「浄化せよ」の声が合わさって、とても不気味だ。背筋が凍る。
手始めにフロロさんたち後衛部隊がランタンで前方を照らし出す。
そして襲い掛かってくる邪教徒たちをツェンさん、ヒイノさん、私が中心になって防ぎ、ネネさんとティナちゃんは遊撃となって次々に投げ飛ばしていく。
後衛陣は屋敷の敷地に物が投げられたりした時に防ぐ為、今はまだ様子見。
更に最後尾にはご主人様とエメリーさん、イブキさんが控えている。
吹き飛ばし、気絶させてもお構いなしに次々に邪教徒が向かってくる。
その目はとても正気には見えない。本当に<魅了>か何かで操られているのでは、と改めて思う。
そんな中、集団の中腹に見知った顔を発見した。
「お父さん! お母さん!」
思わず呼びかけるが、見向きもしない。
久しぶりに見る両親の顔は、頬がやつれ、目がくぼみ、この短期間で何があったのかと不安になるほどだ。
他の人と同じように「浄化せよ」と合唱しながらひたすら前に進むその姿は、まるでゾンビかグールだ。
「お父さん! お母さん! 私だよ! ドルチェだよ!」
もう一度叫ぶが何も反応しない。涙が出る。
それをぬぐう事も出来ないまま邪教徒の対応に追われていると、ピーッと笛の音が聞こえた。
途端、ピタリと邪教徒の進軍が止まる。
何だと思った矢先、邪教徒たちが一斉に″何か″を飲んだ。
するとすぐに変化が起きる。
邪教徒の身体が服を引きちぎらんばかりに大きくなり、獣のような咆哮をあげて襲い掛かって来たのだ。
その目は確実に正気を失っていると分かるほど。血走った白眼だ。
喰い殺そうとでも言うかのようによだれを垂れ流し、急激に上がった速度で向かって来た。
「おいおいおい、なんだってんだ、これは!?」
「気を抜くな、ツェン! 防衛に専念しろ!」
戸惑う私たち前衛に、後方からご主人様の激が飛ぶ。
私も盾受けするが、今まで紙のように軽かった攻撃が、まるでゴブリンキングを相手していると錯覚するほど威力が上がっている。
そのあまりの変化に思わず後ずさる。
でも妙に攻撃的になったおかげで、邪教徒がより前に密集してきた。
私たち前衛の仕事は元から、防ぎ続けてなるべく一纏めにする事。
これならもうそろそろ……。
「サリュ! 全員入ったか!」
「はい! 多分行けます!」
「よし、やれ!」
「はい! <聖域結界>!」
それはサリュさんを中心に放つ、範囲型状態異常回復魔法。
あらゆる状態異常を治すとされる伝説級の神聖魔法だが、範囲は一部屋ほどと狭い上に、魔力の消費もとんでもないらしい。
邪教徒が変な薬を飲んだこの状態が、どんな状態異常なのかは分からない。
もしかすると高位異常回復でも治らないかもしれない。
そうなると単体魔法の解呪か、範囲魔法の聖域結界しかないそうだ。
はたしてその効果は正しく作用したらしい。
意識をなくし、次々に倒れていく邪教徒たち。
しかし薬で身体を変化させた報いなのか、身体中から血を流していた。
「サリュ、これ回復できるか?」
「えっと、高位回復だと微妙ですけど超位回復なら確実だと思います!」
「MPポーションは惜しまず使え。シャムシャエルとマルティエルにも手伝わせる」
「はいっ!」
ご主人様はサリュさんに命じて、私のお父さんとお母さんを優先的に回復してくれた。
血が止まり、ゾンビのようだった顔も以前の優し気な顔に戻った。
息があるのを確認し、気絶した両親の傍らで、私は泣き崩れた。
しばらくそのまま動けないでいると、ご主人様が近寄って来た。
「大丈夫か、ドルチェ」
「ううっ、ご主人様……ありがとうございましたぁ……」
足に抱きつき、太股に涙を流すと頭をグシグシと撫でられた。
針毛族の髪は針のように鋭いから、私は撫でられた事なんてない。
初めて撫でられたその感触はとても暖かいものだった。
「逃げるのはもう終わりだ。攻めるぞ。お前の好きな『突貫』だ」
「はいっ!」
逃げるのはあの時だけで十分。
もう私は逃げない。
お父さん、お母さん、もう大丈夫だからね。
私は前に進んで、元凶をやっつけて来るから。
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