カスタム侍女無双~人間最弱の世界に転生した喪服男は能力をいじって最強の侍女ハーレムをつくりたい~

藤原キリオ

文字の大きさ
312 / 421
第十二章 黒の主、禁忌の域に立つ

301:空前絶後の報告会 後編

しおりを挟む


■セイヤ・シンマ 基人族ヒューム 男
■23歳 転生者


 さて、ここからが本題だ。
 【氷晶竜】の洞窟を出た先で見た、″立ち昇る紫の光″。


「そ、それは五日前にカオテッドに現れた光の事かい?」

「いや、セイヤの話だと探索七日目、つまり今から六日前じゃぞ? 別の現象か? それとも地表に出るまで時間差があったのか?」

「えっと、地表に出たのは″別現象の同じ光″だと思います。翌日にも同じものが現れたのでそっちかと」


 メルクリオと本部長には疑問を置き去りにして申し訳ないが、説明の為にも時系列に沿っての報告を優先させてもらう。

 山岳の中腹から見た景色。
 小屋程度の大きさの祠から出た″光″はすぐに消えた。

 一日の野営を挟み、俺たちは″光″の出所と思われる祠を目指した。
 荒野のポツンとある小さな建屋。それが最初からあったのか、光と共に現れたのかは分からない。
 『廃墟の街』とは違い、しっかりとした石造りの建屋に両開きの金属製の扉がついていた。

 そして俺はその扉を開ける。
 すると暴風のような″光の奔流″が祠から溢れ、飛び出してきた。
 ″紫の光″に圧される・・・・ように硬い扉は完全に開き、俺自身も飛ばされそうになるほど。


 光は祠の入口の居た侍女の皆をも包み、その光は真上へ。黒い噴煙を纏う空を突き抜けて、昇っていったらしい。

 その光を浴びた侍女たちは全員が体調を崩した。まるで毒を受けたような継続的なダメージだ。


「では、その時の光が地表に現れたと?」

「通信で体調がどうのと言ってきたのはそのせいじゃったか……」

「そうです。しかし間近だったからこそダメージを受けたのかもしれません。地表の光は″淡い紫″と聞きましたけど、俺たちが見たのは″毒々しく輝く深い紫の光の波″って感じだったんで」

「あくまで漏れ出たものに過ぎないと……? ふむ、しかし四階層から地表まで出て来るというのは……」

「あの時は十数える程度の時間で光は消えたはずだ。セイヤが光の原因を取り除いたという事かい?」


 みんなのダメージを確認した俺は原因排除の為に祠の中を見た。
 そこにあったのは台座に乗った『紫色の魔石のようなもの』だ。そこから光が溢れ出ていた。

 吹き飛ばされそうな身体を抑え込み、暴風の中を俺は進む。
 いくら<カスタム>されていても体重が変わるわけじゃない。意地で進むしかない。

 やっとの事で台座に手を伸ばし、すぐさま魔石を<インベントリ>に回収。
 すると光も消え、侍女たちの継続ダメージも消えた。


 そういった経緯を本部長とメルクリオに話した。
 もちろん<カスタム>どうこうは言わないが、<インベントリ>に関してはこうした説明の為に話しておく必要があった。
 もちろん事前に侍女の皆を相談した結果だ。<インベントリ>については内密にバラそうと。


「ふむ……光の経緯は分かったが謎が多すぎるのう」

「結局あの光は何だったんだい?」

「シャムシャエル曰く、おそらく″瘴気″と呼ばれるものではないかって話だ」

「瘴気? それがあの光の正体か? 聞いた事もないが……」


 やはりか。本部長もメルクリオも知らないらしい。
 補足をしておく必要があるな。


「少し脱線しますけど、ちなみに『一万年前の勇者の戦い』について二人はどの程度知ってますか?」

「いきなり話が飛んだね……その瘴気とやらに関係するのだろうが。――僕が知っているのは『一万年前に女神が基人族ヒュームの勇者を遣わし、悪しき神を倒した』という御伽話……それくらいかな」

「ふむ、儂もだいたい同じじゃのう」


 やはり天使組以外の侍女の皆と同じ。
 勇者が誰とどう戦ったのかなんて誰も知らない。
 詳しく知らないのに、なぜか誰でも知っている御伽話として周知されている。中途半端な情報として根付いている。

 俺はまず二人に一万年前の戦いについて説明した。もちろんミツオ君が転生者だとは言わない。


 全てを滅ぼす為に世界に顕現したのが【邪神ゾリュトゥア】。邪神は眷属である魔族を率いて破滅へと動き始めた。

 女神は対抗すべく勇者を遣わせ、全ての種族と共に邪神と戦った。

 結果、邪神は滅び、魔族は僻地に追いやられ、多くの人種が生き残った――というのが所謂『聖戦』だ。


「なんと……じゃから【ゾリュトゥア教団】が魔族と繋がり、セイヤ達はそれを知って打って出たというわけか……」

「セイヤ、それは本当なのかい? いくら何でも僕らが誰も知らないってのはおかしいと思うんだが。それほど世界規模の戦いであれば書物なり口伝なりに残っているだろう?」

「おそらく眷属である魔族が長い時間を掛けて、人々の記憶と記録を消したんだと思っている。何故なら魔族が近寄れない神聖国では『聖戦』の事を″常識″として記憶も記録も残っているらしいからな」

「なんと……本当ですか、シャムシャエル司教」


 二人の目がシャムシャエルへと向けられる。


「はい。神聖教の聖典にも書かれておりますし、神聖国では天使族アンヘル基人族ヒュームも知らぬ者はおりません。何より女教皇ラグエル様は当時から今までを生き抜いていらっしゃる御方でございますので『聖戦』も御身自らが見聞きした事にございます」

「そ、それは……」

「一万歳以上とは……ふむ」


 実際、ラグエルさんは『聖戦』に立ち会っていないらしいけどな。そこまで言う必要はない。
 さて、邪神と『聖戦』についての予備知識が出来た所で話を戻す。


「邪神は″紫の光″を身に纏い、それをもって人々を害したそうです。その光の事を″瘴気″と呼ぶらしいと」

「なっ……! ではあの光は邪神由来のものだと言うのか……!?」

「じゃ、じゃあ祠にあった魔石とは、まさか邪神の……?」

「俺の<インベントリ>には<鑑定>しなくても中に入れたものの名前が分かる機能が付いている。それによれば――【邪神の魂】だそうだ」

「「!?」」


 本部長とメルクリオは席を立った。何も言えず、目口を開いて固まっている。
 気持ちはよく分かる。
 何が何だか分からないのは俺も同じだ。

 何とか落ち着かせ、話を継続する。まだ何も終わっていないんだ。


「さっき言いましたけど<インベントリ>内では時間が経過しません。そして生き物を入れる事も出来ません。だからこれが本当に【邪神ゾリュトゥアの魂】だとしても生きていないのは確実です。しかし<インベントリ>から出せばまた瘴気が溢れるかもしれないので出すわけにもいきません」

「それはそうじゃろうが……<インベントリ>というその中で瘴気が溢れる事はないのか? 扱い間違えて出す事は?」

「時が止まった状態で区分けされた部屋に入れる感じですから、俺が出さない限りそれはないと思います」

「……セイヤが死んだ場合はどうなんだい? スキルは解除されて<インベントリ>内の荷物は全て出るんじゃないか? それともスキルと一緒に中のものも消えるのか?」

「……それは正直分からないな。言われてみれば確かにありえるかもしれない。すまんが俺も自分のスキルについてそこまでよく分かっていないんだ」


 ただの便利収納スキルだからな。自分が死んだ時の事か……確かにそれは盲点だった。
 分からない事、考えなきゃいけない事が多すぎる。
 でも今は一つずつ整理し、解決出来る糸口を見つけないといけない。


 まず、なぜ一万年前に滅んだ邪神の魂が【カオテッド大迷宮】に封印されていたのか。

 シャムシャエルの情報によれば一万年前に『聖戦』が行われたのはカオテッドのある″大河の交わる地″ではなかったらしい。

 なのにこの場所に――もっと言えば十年前に現れたばかりの【カオテッド大迷宮】という″異空間″に、なぜあるのか。


 そもそも誰が【邪神の魂】を封印したか。

 考えられるのは女神。邪神に対抗すべく勇者を遣わせたのが女神であるならば、魂の状態となった邪神をあの祠に封じたのも女神ではなかろうか。


「セイヤは女神様から神託とかは受け取っていないのかい?」

「言っておくけど俺は別に『女神の加護』とか貰ってないからな? 侍女たちの奴隷紋が女神だから『女神の加護』とか言われてるだけだ。第一、神託があるとすれば俺じゃなく神聖教のラグエルさんだろうに」

「ふむ、シャムシャエル司教。女教皇様からは何も?」

「ええ、ございません。邪神の存在を仄めかすような神託は一万年前を最後にないはずでございます」


 これはシャムシャエルと事前に打ち合わせしていた。

 と言うのも神聖国の天使族アンヘルの中では「女神様はきっと邪神の復活を予兆して勇者セイヤを下ろされたのだ」という謎の考えが当たり前となっており、それが元でシャムシャエルたちは俺を訪ねてきたわけだ。

 俺としてはそれは間違いだと今でも思っているし、実際にあった神託でも「セイヤは邪や魔と戦う定めにない」と言っている。

 だからシャムシャエルが「邪神を仄めかす神託はない」というのは事実。
 今回の報告会では俺どうこうを抜きにして、その事を強調するよう言ってある。


 と言うか、神託の内容まで言ってしまうと、「俺=転生者=女神と実際に会っている」とバレてしまうので困る。

 事が事なので「俺=女神の使徒」と言われるのは妥協しても、転生者という事と<カスタム>の存在を明るみにする事は無理。

 これは侍女たちとの話し合いの中でも同じ結論が出た。
 <インベントリ>をバラすのは仕方ないにしても<カスタム>とそれを得た経緯については言わない方が良いだろうと。


「だから仮の話になりますが、女神が異空間に【邪神の魂】を封印し、十年前に【カオテッド大迷宮】が出来た際に、その異空間と接続された――と俺は見ています。もしくは女神以外の神かもしれませんが」


 たまたまなのか、必然なのかは分からないが。

 本部長でさえも迷宮の仕組みがそもそも分かっていないのだ。
 なぜ迷宮が出来るのか、何の目的で造られるのか、なぜ死んだ魔物が消えるのか、なぜ地面の下に″外″があるのか。全てが不明。
 だからこそ【カオテッド大迷宮】の中に邪神が封印されていても、それを解決する糸口がない。

 しかし本部長には知って貰わないと困るから、こうして報告しているわけだが。

 本部のある【カオテッド大迷宮】に邪神が封印されてましたとか、どう考えても大事おおごとだし、黙っているわけにもいかない。


「それで俺たちが【氷晶竜】……と、おそらくは【炎岩竜】を倒した事で封印が解けた、もしくは解けかけた。それで″瘴気″が発生し、祠を開けた事で″瘴気″は解放されたのだろうと予想しています」

「二体の新種の竜か……封印の守護者とすれば頷ける強者ではあるが……」

「なんでよりにもよってセイヤたちが倒しちゃうんだろうね。本当に女神様が封印したのなら反逆扱いだと思うんだけど」

「文句あるなら炎岩竜倒した時点で言えって話だよ。それこそ神託すればいいだろ。俺宛てに出来るかしらないけどラグエルさん経由でも」


 反逆と聞いてシャムシャエルが「ひぃぃ」と言っている。
 天使族アンヘル的には許されざる事なのかもしれない。でもやっちまったもんはしょうがないだろう。

 ともかく、何一つはっきりしていないが、予想としての経緯はそんな感じ。
 そしてこれからどうしようかという話になる。


「で、さっきも話に出たけど俺が持ちっぱなしってのは嫌なんだよ。メルクリオじゃないけど俺が死んだ時に困るだろうし。だから本部長とメルクリオに相談したくて呼んだんだが」

「ようは魔導王国で“祠″のような封印の魔道具が造れないか、という事かい?」

「もしくは現状、そういった魔道具なり施設なりがあるのかって事だな」

「そんなんあるわけないじゃろ。完全に物質の状態を維持したまま空間を隔絶するなんぞ、それが出来たらマジックバッグに革命が起きておるわ」

「スペッキオ老の仰る通りだ。やるとすれば父上に報告した上で、研究所を使う事になる。それにしても年月が掛かりそうだけどね」


 やはりないか。
 そして魔導王国で一から造るとなると研究所頼みになると。
 俺としてはさっさと手離したいんだが……こればかりは仕方ないかもしれん。


「俺の寿命はあと五〇年くらいだからな?」

「はぁ……基人族ヒュームが短命なのは聞いているが……スペッキオ老より早く天寿を全うしそうだね」

「セイヤが儂より早く死ぬイメージが全く沸かんのう……」


 基人族ヒュームは他種族より全てで劣っているから寿命も一番短い。
 周りに他の基人族ヒュームが居ないから忘れがちなんだろうが、導珠族アスラ基準で悠長にされても困る。


「シャムシャエル司教、神聖国でそういった封印技術のようなものはないんですか?」

天使族アンヘルには結界魔法という独自の魔法技術がございますが【邪神の魂】を封印するとなるとかなり厳しいかと思います。一応本国に相談は致しますが」

「そもそも魔族が神聖魔法に弱いように、天使族アンヘルは瘴気に弱いっぽいんだよ。祠でも天使族アンヘルの二人だけダメージ量が多かったし。だから神聖国には厳しいんじゃないかと思ってる」

「ふむ、瘴気によるダメージに種族差があるのか。その理論で言うと【邪神の魂】を一番上手く扱えるのは魔族という事になってしまうのう」


 確かにその通りだが、魔族に聞くわけにもいかないし、渡すわけにもいかない。
 餌を与えるどころの騒ぎじゃないからな。


 ともかくそんな形で報告というか相談を終えた。
 何一つ分からず、何も解決していないが、悩みを共有してもらいつつ打開策を練る感じだ。


 本部長は【カオテッド大迷宮】を守る、管理するという義務のようなものがある。

 例え【邪神の魂】が封印されていた場所であれ、それを維持しなければいけない。
 ただ今回の一件は″迷宮の謎″に直結するものであり、全世界の迷宮の仕組みが判明するチャンスも秘めている。

 俺たちにも今度はさらに細かい調査探索を要請された。
 祠自体もそうだし、そもそもあの祠が迷宮の最終地点というわけでもないからな。
 今後の探索次第では何か手掛かりが掴めるかもしれない。


 メルクリオは本国へ報告と相談するにあたり、やはり<インベントリ>は伝えさせて欲しいと言われた。
 どうにか有耶無耶に誤魔化して報告できないものかと思ったが厳しいらしい。
 【邪神の魂】の封印に関しては一任する事になりそうだし、やはり言わないわけにはいかないか。

 極一部にしか話さないと言うが、その極一部がなぁ……ヴラーディオ陛下が無茶ぶりしてきそうで嫌だ。警戒しておこう。


 かくして過去最長となった報告会及び相談は終了した。

 この後、魔石やドロップ品の買い取りをお願いしたが、最早本部長に驚かれる事などない。

 ただ祠からの帰り際に『溶岩川』を探索した事を報告し忘れていたので補足しておいた。
 ヤドカリこと【炎岩蟹】のドロップも見せてみる。


「貴様は……そんな物騒なもんを手に入れたんならさっさと戻って来んかい! 何、悠長に探索しておるんじゃ!」

「しかもちょっとした帰り道で新種の【領域主】とか……本当に頭がおかしいよ」


 なぜか怒られた。


しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。

MP
ファンタジー
高校2年の夏。 高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。 地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。 しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。

異世界転移から始まるハーレム生活〜チートスキルを貰った俺は、妹と共に無双する〜

昼寝部
ファンタジー
 2XXX年、X月。  俺、水瀬アキトは戦争の絶えない地球で『戦場の悪魔』と呼ばれ、数多の戦で活躍していた。  そんな日々を過ごしていた俺は、ひょんなことから妹と一緒に異世界へ転移することになった。  その世界にはダンジョンが存在しており、ライトノベルなどで登場する世界観と類似していた。  俺たちはその世界で過ごすため女神様からチートスキルを貰い、冒険者となって異世界での生活を満喫することにした。  これは主人公の水瀬アキトと妹のカナデが異世界へ転移し、美少女たちに囲まれながら異世界で無双するお話し。

スティールスキルが進化したら魔物の天敵になりました

東束末木
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞 奨励賞、いただきました!! スティールスキル。 皆さん、どんなイメージを持ってますか? 使うのが敵であっても主人公であっても、あまりいい印象は持たれない……そんなスキル。 でもこの物語のスティールスキルはちょっと違います。 スティールスキルが一人の少年の人生を救い、やがて世界を変えてゆく。 楽しくも心温まるそんなスティールの物語をお楽しみください。 それでは「スティールスキルが進化したら魔物の天敵になりました」、開幕です。 2025/12/7 一話あたりの文字数が多くなってしまったため、第31話から1回2~3千文字となるよう分割掲載となっています。

『スローライフどこ行った?!』追放された最強凡人は望まぬハーレムに困惑する?!

たらふくごん
ファンタジー
最強の凡人――追放され、転生した蘇我頼人。 新たな世界で、彼は『ライト・ガルデス』として再び生を受ける。 ※※※※※ 1億年の試練。 そして、神をもしのぐ力。 それでも俺の望みは――ただのスローライフだった。 すべての試練を終え、創世神にすら認められた俺。 だが、もはや生きることに飽きていた。 『違う選択肢もあるぞ?』 創世神の言葉に乗り気でなかった俺は、 その“策略”にまんまと引っかかる。 ――『神しか飲めぬ最高級のお茶』。 確かに神は嘘をついていない。 けれど、あの流れは勘違いするだろうがっ!! そして俺は、あまりにも非道な仕打ちの末、 神の娘ティアリーナが治める世界へと“追放転生”させられた。 記憶を失い、『ライト・ガルデス』として迎えた新しい日々。 それは、久しく感じたことのない“安心”と“愛”に満ちていた。 だが――5歳の洗礼の儀式を境に、運命は動き出す。 くどいようだが、俺の望みはスローライフ。 ……のはずだったのに。 呪いのような“女難の相”が炸裂し、 気づけば婚約者たちに囲まれる毎日。 どうしてこうなった!?

欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します

ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!! カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。

異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜

KeyBow
ファンタジー
 間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。  何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。  召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!  しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・  いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。  その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。  上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。  またぺったんこですか?・・・

ガチャと異世界転生  システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!

よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。 獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。 俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。 単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。 ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。 大抵ガチャがあるんだよな。 幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。 だが俺は運がなかった。 ゲームの話ではないぞ? 現実で、だ。 疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。 そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。 そのまま帰らぬ人となったようだ。 で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。 どうやら異世界だ。 魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。 しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。 10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。 そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。 5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。 残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。 そんなある日、変化がやってきた。 疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。 その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。

勇者パーティーを追放されたので、張り切ってスローライフをしたら魔王に世界が滅ぼされてました

まりあんぬさま
ファンタジー
かつて、世界を救う希望と称えられた“勇者パーティー”。 その中で地味に、黙々と補助・回復・結界を張り続けていたおっさん――バニッシュ=クラウゼン(38歳)は、ある日、突然追放を言い渡された。 理由は「お荷物」「地味すぎる」「若返くないから」。 ……笑えない。 人付き合いに疲れ果てたバニッシュは、「もう人とは関わらん」と北西の“魔の森”に引きこもり、誰も入って来られない結界を張って一人スローライフを開始……したはずだった。 だがその結界、なぜか“迷える者”だけは入れてしまう仕様だった!? 気づけば―― 記憶喪失の魔王の娘 迫害された獣人一家 古代魔法を使うエルフの美少女 天然ドジな女神 理想を追いすぎて仲間を失った情熱ドワーフ などなど、“迷える者たち”がどんどん集まってくる異種族スローライフ村が爆誕! ところが世界では、バニッシュの支援を失った勇者たちがボロボロに…… 魔王軍の侵攻は止まらず、世界滅亡のカウントダウンが始まっていた。 「もう面倒ごとはごめんだ。でも、目の前の誰かを見捨てるのも――もっとごめんだ」 これは、追放された“地味なおっさん”が、 異種族たちとスローライフしながら、 世界を救ってしまう(予定)のお話である。

処理中です...