カスタム侍女無双~人間最弱の世界に転生した喪服男は能力をいじって最強の侍女ハーレムをつくりたい~

藤原キリオ

文字の大きさ
324 / 421
最終章 黒の主、聖戦の地に立つ

312:開幕、そして蹂躙開始

しおりを挟む


■ボディオ 猪人族ボエイル 男
■19歳 獣帝国 帝国騎士団 新人


「ええい! 基人族ヒュームごときに嘗められたままで良いのか!!! 全軍突撃!!! 一気にカオテッドを攻め落とせ!!! 進めえええええい!!!」


 ドゥドゥエフ騎士団長の号令が掛かった。

 確かに先ほどの基人族ヒュームはこちらに対する忠告であり挑発であった。
 それに憤りを覚える者は多い。さすがに俺の周りの新人騎士たちにも怒る者がいるほどだ。

 基人族ヒュームは何の取り柄もない最弱種族。そんな事は誰もが知っている常識だ。
 その基人族ヒュームからあんな言葉を投げられれば、獣人系種族でなくても反発するだろう。


 しかし俺はそれ以上にリリーダル男爵を抱えて撤退した、その常人離れした速度に驚いていた。
 その前には大将格の剣戟を片手の細剣一本で抑えている。

 いつの間にか現れ、男爵を守り、すぐさま撤退した。その一連の動きだけで只者ではないと感じてしまっていた。


 しかし団長の号令が掛かれば前進しないわけにはいかない。
 軍は縦にも横にも広がったまま平原を進む。


 すぐに白い線が目前となる。
 そしてその前方、弓も魔法も届かないほどの距離に布陣しているカオテッド軍の陣容も見えた。
 俺の視界では蟻のような小ささだが、それがずらっと並んでいる。大軍、それは一目で分かる。

 白線の直前まで行くと何となく相手側がどういう布陣なのかも分かる。

 ざっくりとだが、こちらから見て右手が樹界国軍。樹人族エルブスが多い。
 左手に魔導王国軍。導珠族アスラが目立つが種族的には雑多な印象だ。

 こちらの帝国騎士団と同じく、統一された意匠の鎧やローブ。陣形の取り方はこちらと違いきっちりしている。

 中央にはカオテッドの迷宮組合員だろうか、装備も種族もバラバラな集まりが固まっている。
 おそらくパーティーやクラン毎に個別に当たるのだろう。そして両脇の二国軍が締めるという考えだろうか。


 そうしたカオテッド軍の一列前に異様な者たち。
 先ほどの基人族ヒュームを中心に、二〇人のメイドが等間隔の横並びで立っている。

 とてもここが戦場とは思えないほどの違和感。
 戦えないはずの基人族ヒュームと戦えないはずのメイドたちが、武器を手に、戦場の最前線に居るのだ。それが逆に恐ろしく感じる。

 もうそれだけで驚愕の光景なのだが、もう一つ、こちらの軍勢が驚くもの・・が目に入った。


 それは中央部の組合員たちのさらに後方――そして上方・・


 白い翼で空を飛ぶ集団。
 最後方なので詳しくは見えないが……あれがどういう存在なのかは分かる。


「ア、天使族アンヘル……!? 天使族アンヘルだよなあれ!」

「なんで神聖国の天使族アンヘルがカオテッドに居るんだよ! 神聖国から出てこないんじゃなかったのか!?」

「千……いや二千か……? あれが全部、神聖魔法使うって事かよ!?」

「お、おい! さっきの基人族ヒュームのメイドの中にも天使族アンヘルが居るぞ!」

「って事はその繋がりで神聖国から呼んだのか!? 一体何なんだよ、あの基人族ヒュームはよ!」


 さすがに天使族アンヘルの軍勢を見て、混乱する者多数。足もほぼ止まる。

 天使族アンヘルなんて有名な引き籠り種族が、この場に居る事自体が異常で、さらに軍勢を率いて戦争に参加するなど誰が思うのか。

 最後衛ではあるものの、空を飛べる回復役ヒーラーが千人以上居るとか……こんなのどうやって戦えってんだよ!


 しかし、それでもドゥドゥエフ団長は声を張り上げる。

 天使族アンヘルなどにビビるな、所詮は引き籠り種族だ、さっさと前進しろ。そんな声に押されながら嫌々足を進めるしかない。


 そしてこちらの最前線が白線を越える。

 まだカオテッド軍との距離は十二分に離れている。
 白線を越えれば攻撃すると看板には書いてあったが、この距離ではまだ来ないだろう。
 それはおそらく俺だけでなく、誰もが思っていた事だった。

 甘く見ていたのだ。あの【黒屋敷】とかいう連中を。Sランククランという存在を。

 どんな攻撃だってこの距離ならば届かない、そう思ってしまっていたのだ。
 だから警戒しつつも不用心に、集団で白線を越えてしまったのだ。


 ――ビュン――ズガアアアアン!!!


「うわっ! なんだ、なんだ!?」「攻撃だと!?」「馬車がやられたぞ!」


 最初に狙われたのは、立て看板の一件から前方に布陣したままの貴族の馬車。
 それも車輪部分が弓か何かで射貫かれ、馬も貴族も無事なまま、馬車だけが壊されていく。


「うおおっ!!!」「だ、団長閣下!!!」


 団長の乗っていた戦車チャリオットも壊された。
 この距離で馬車だけを正確に射貫いているのか!?

 俺は慌ててカオテッド軍を見る。
 そこには弓を構える罪人の樹人族エルブス、そして小さい天使族アンヘル、二人のメイドの姿。

 あの場から動いていない……! あそこから弓を届かせたのか! 尚且つ馬車の車輪を狙った!?


 それが相手の初撃にしてこちらの最初の驚き。そしてさらに驚きは続く。


「うわっ! じ、地面がいきなり凍ったぞ!?」

「水魔法か!? いや、それにしたって範囲と行使速度がおかしいだろ!!」

「火魔法も飛んで来たぞ! 気を付けろ! 爆発するぞ!!!」

「今度は光線が飛んで来た! なんだこの魔法はよぉ!!!」


 こちらの射程外から一方的な遠距離攻撃。弓と魔法の波状攻撃。
 それらは全て最前線のメイドたちから放たれている。

 力量が規格外なのか、装備が規格外なのか、何一つ理解出来ないまま俺たちは自分たちの身を守る事しか出来なかった。



■セイヤ・シンマ 基人族ヒューム 男
■23歳 転生者


 まったくリリーダルさんにも困ったものだ。生真面目が過ぎると言うか何と言うか。
 正直邪魔だから前線に来ないで欲しい。

 と言うか、よく布陣しているカオテッド軍を迂回して向こうまで辿り着けたもんだ。
 ネネが気付かなきゃ俺も間に合わなかった。危ういってレベルじゃねーぞ。

 でもまぁ何とか守れたし、ヤツらがリリーダルさんをも殺そうって連中だってのはよく分かったからな。
 戦争に対する気構えが出来たって事で良しとしよう。


 さて、これでヤツらが帰るはずもなく、おそらく近々接敵する。
 対するこちらは左翼に樹界国軍四千、右翼に魔導王国軍五千、共に布陣済み。中央は組合員が二千。
 さらに直前で間に合った神聖国軍が後方上空に二千。計一万三千か。
 さすがに獣帝国の一万五千には届かなかったが、問題ないだろう。

 欲を言えば鉱王国軍が来てくれれば数の上でも勝っただろうが、どうやら間に合わなかったらしい。
 北西区のバンガル区長さんが悔しがってた。要請もしたし派兵もしたらしいが、間に合わないと。
 代わりにドゴールたち【震源崩壊】や鉱王国出身の組合員たちは気を吐いていた。


 俺としてはそれよりも天使族アンヘルたちが来た時の混乱ぶりを語りたい所なんだが……すでに思い出したくない思い出になっている。

 来てくれたのはありがたいけど、なるべく俺は触れないようにしよう。
 全部シャムシャエルとかに任せよう。うん。


 ともかくこちらは布陣済み。そのさらに前に俺たち【黒屋敷】が並ぶ。
 等間隔で二一人が横並びだが、一応バランスよく並べたつもりだ。
 ユアの隣にイブキとか、ミーティアとマルティエルを両翼にとか。

 そうして待ち構える事しばし、やはり獣帝国軍は堂々と白線を越えて来た。


「よーし、まずはミーティアとマルティエル! 狙いは馬車だ! 馬に騎乗しているヤツも引きずりおろせ!」

「「はいっ!」」

「次! ラピス、ポル、ウェルシア! ヤツらの足元を凍らせろ! なるべく広範囲でな!」

「「「はいっ!」」」

「足が止まったらユアは適当に火魔法ぶつけろ! 氷に当てて爆発させて敵ごと吹き飛ばすイメージな!」

「は、はいっ!」

「続いてサリュ、シャムシャエル! <聖なる閃光ホーリーレイ>で薙ぎ払うぞー! 直接当てなくていいからなー!」

「「はいっ!」」


 長距離での一方的な攻撃。足を止めさせ、死者をあまり出さずに、戦闘不能者を出しまくる。
 まぁ魔法が直撃すれば死ぬだろうが、これでも気を使ってるんだから勘弁して欲しい。俺としては最大限の譲歩だ。

 あまりやりすぎるとせっかく布陣したお味方の立場がないのである程度の所で接近戦に持ち込むつもりだが、今は数を減らす事に終始する。


「うわぁ……さ、さすが【黒屋敷】……」「こんな一方的な戦争があるんだな……」「相手が可哀想にも思えるぜ……」


 などと組合員の連中の呟きが聞こえる。
 ちなみに組合員連中の一番前にはAランクの四組が固まっている。


「おいセイヤ、俺らにも出番よこせよ。貴族残しとけよ」

「そうじゃそうじゃ、儂ら、鉱王国代表で頑張らにゃならんのじゃ」

「僕は暇なままで終わってもいいですがね。楽でいいじゃないですか」

「セイヤ、ジルドラ兄上の視線が痛い。そろそろ撃ちこみやめてくれ」


 皆が戦争したがっているようだから仕方ない。じゃあ遠距離無双はここらで止めるか。
 ここからは近距離無双かな。


しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。

MP
ファンタジー
高校2年の夏。 高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。 地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。 しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。

異世界転移から始まるハーレム生活〜チートスキルを貰った俺は、妹と共に無双する〜

昼寝部
ファンタジー
 2XXX年、X月。  俺、水瀬アキトは戦争の絶えない地球で『戦場の悪魔』と呼ばれ、数多の戦で活躍していた。  そんな日々を過ごしていた俺は、ひょんなことから妹と一緒に異世界へ転移することになった。  その世界にはダンジョンが存在しており、ライトノベルなどで登場する世界観と類似していた。  俺たちはその世界で過ごすため女神様からチートスキルを貰い、冒険者となって異世界での生活を満喫することにした。  これは主人公の水瀬アキトと妹のカナデが異世界へ転移し、美少女たちに囲まれながら異世界で無双するお話し。

スティールスキルが進化したら魔物の天敵になりました

東束末木
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞 奨励賞、いただきました!! スティールスキル。 皆さん、どんなイメージを持ってますか? 使うのが敵であっても主人公であっても、あまりいい印象は持たれない……そんなスキル。 でもこの物語のスティールスキルはちょっと違います。 スティールスキルが一人の少年の人生を救い、やがて世界を変えてゆく。 楽しくも心温まるそんなスティールの物語をお楽しみください。 それでは「スティールスキルが進化したら魔物の天敵になりました」、開幕です。 2025/12/7 一話あたりの文字数が多くなってしまったため、第31話から1回2~3千文字となるよう分割掲載となっています。

『スローライフどこ行った?!』追放された最強凡人は望まぬハーレムに困惑する?!

たらふくごん
ファンタジー
最強の凡人――追放され、転生した蘇我頼人。 新たな世界で、彼は『ライト・ガルデス』として再び生を受ける。 ※※※※※ 1億年の試練。 そして、神をもしのぐ力。 それでも俺の望みは――ただのスローライフだった。 すべての試練を終え、創世神にすら認められた俺。 だが、もはや生きることに飽きていた。 『違う選択肢もあるぞ?』 創世神の言葉に乗り気でなかった俺は、 その“策略”にまんまと引っかかる。 ――『神しか飲めぬ最高級のお茶』。 確かに神は嘘をついていない。 けれど、あの流れは勘違いするだろうがっ!! そして俺は、あまりにも非道な仕打ちの末、 神の娘ティアリーナが治める世界へと“追放転生”させられた。 記憶を失い、『ライト・ガルデス』として迎えた新しい日々。 それは、久しく感じたことのない“安心”と“愛”に満ちていた。 だが――5歳の洗礼の儀式を境に、運命は動き出す。 くどいようだが、俺の望みはスローライフ。 ……のはずだったのに。 呪いのような“女難の相”が炸裂し、 気づけば婚約者たちに囲まれる毎日。 どうしてこうなった!?

欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します

ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!! カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。

異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜

KeyBow
ファンタジー
 間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。  何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。  召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!  しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・  いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。  その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。  上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。  またぺったんこですか?・・・

ガチャと異世界転生  システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!

よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。 獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。 俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。 単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。 ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。 大抵ガチャがあるんだよな。 幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。 だが俺は運がなかった。 ゲームの話ではないぞ? 現実で、だ。 疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。 そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。 そのまま帰らぬ人となったようだ。 で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。 どうやら異世界だ。 魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。 しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。 10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。 そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。 5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。 残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。 そんなある日、変化がやってきた。 疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。 その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。

勇者パーティーを追放されたので、張り切ってスローライフをしたら魔王に世界が滅ぼされてました

まりあんぬさま
ファンタジー
かつて、世界を救う希望と称えられた“勇者パーティー”。 その中で地味に、黙々と補助・回復・結界を張り続けていたおっさん――バニッシュ=クラウゼン(38歳)は、ある日、突然追放を言い渡された。 理由は「お荷物」「地味すぎる」「若返くないから」。 ……笑えない。 人付き合いに疲れ果てたバニッシュは、「もう人とは関わらん」と北西の“魔の森”に引きこもり、誰も入って来られない結界を張って一人スローライフを開始……したはずだった。 だがその結界、なぜか“迷える者”だけは入れてしまう仕様だった!? 気づけば―― 記憶喪失の魔王の娘 迫害された獣人一家 古代魔法を使うエルフの美少女 天然ドジな女神 理想を追いすぎて仲間を失った情熱ドワーフ などなど、“迷える者たち”がどんどん集まってくる異種族スローライフ村が爆誕! ところが世界では、バニッシュの支援を失った勇者たちがボロボロに…… 魔王軍の侵攻は止まらず、世界滅亡のカウントダウンが始まっていた。 「もう面倒ごとはごめんだ。でも、目の前の誰かを見捨てるのも――もっとごめんだ」 これは、追放された“地味なおっさん”が、 異種族たちとスローライフしながら、 世界を救ってしまう(予定)のお話である。

処理中です...