カスタム侍女無双~人間最弱の世界に転生した喪服男は能力をいじって最強の侍女ハーレムをつくりたい~

藤原キリオ

文字の大きさ
353 / 421
after1:五人の新人侍女

1-7:侍女長様による黒屋敷案内・庭編

しおりを挟む


■キャメロ 猫人族キャティアン 女
■16歳 セイヤの奴隷


 もうボクの頭は破裂しそうだ。今日一日で色々とありすぎた。
 いやまだ終わってないし、最初だから頑張って覚えなきゃいけない所も多いし、早く慣れなきゃいけないんだろうけど。

 みんなもそんな感じで気は張っているけど、さすがにコーネリアは遠い目をする事が多くなり、ケニは「ほえー」としている。
 カイナはすごく気合い入ってるみたいだ。真面目に見えるのが珍しい。
 クェスは元々真面目だからね。あまり心配はしていない。


 さて、お屋敷をぐるっと案内されて、その足でエントランスを出た。お庭だね。
 空気を吸えば少し気持ちが楽になる。景色はちょっとアレだけど。正門の向こうに行列見えるし。

 エメリーさんはお屋敷を出るとすぐに左に曲がる。ボクたちも後に続いた。


「ポル、お邪魔しますよ」

「はいです!」

「ここの畑は主にポルが主導となって管理をしていますが、私たちもお手伝いする時もあります。貴女たちにも声が掛かるかもしれません」


 意外だなぁと思った。お金持ちなんだから農業なんかせずに野菜とか買っちゃえばいいのにと。
 何も苦労して畑の世話をする必要もなさそうに思える。これまでお屋敷の中を見た感じだと。
 そんなボクの疑問を察したのか、エメリーさんは続けた。


「土が特殊なのとポルの<農業>スキルもあって市で売られているものよりも非常に品質が良いのですよ。ご主人様はお料理にもお詳しいので香草などはよく使いますしね」

「この土が特殊なんですか? 一見すると普通ですけど……」

「今は泥魔族デイダルの泥を混ぜていますね。どうやらかなり有用なようで」

『で、泥魔族デイダル!?』


 ま、魔族ですよねそれ!? あ、ご主人様が言ってた先日の『聖戦』の!? その相手ですか!?
 その死体を畑に!? いや死体って言うか本当に泥なんでしょうけど!

 エメリーさんとポルさんが言うにはどうやらその通りらしい。
 南東区の専門家にも相談して、非常に高品質な肥料になるのが分かったとか。はぁ……。


「それと奥にある丸太でキノコを育てていますが、これはポル専用です。菌人族ファンガスでないと扱えませんので」


 ああ、何の丸太かと思ったらキノコを育てているのか……。
 菌人族ファンガスって樹界国にしか居ない希少種族って聞いたけどキノコを育てる能力があるらしい。
 確かにキノコを育てるなんて聞いた事ない。スゴイな。ポルさんの持ってる鍬もミスリルっぽくてスゴイんだけど。……えっ、まさか本当にミスリルの鍬なんです?

 ともかくここで収穫されたものも私たちの食事に使われるらしい。
 昼食のサンドイッチでもあまりの美味しさにビックリしたけど、夕食はどうなる事やら……。


 エメリーさんは次に小屋に案内してくれる。お屋敷を出て右側の建物だ。
 二棟並んでいる右側。黒い屋根からは金属の煙突が伸びている。
 そして近づけばカンカンと音が聞こえた。……という事はまさか。


「お邪魔しますよ、ジイナ」

「はーい」

「ここがジイナ専用の鍛冶場ですね。皆の武器やご主人様発注の備品などが造られています」


 ジイナさんが専属鍛冶師だとは聞いていたが、まさか敷地内に鍛冶場まであるとは思わなかった。
 普通は鉄を打つ音が響くから、住宅街から離すものだ。それがこんな近くに。
 と言うか、音が全然外に漏れてないんだけど。どういう建物の造りになっているのか分からないが。

 鍛冶場の中はいかにもという感じだが、備え付けの棚に置かれているのはどう見てもミスリルや竜素材。
 聞いてはいたけど本当にそんな高価な武具を作っているのかと。すごく無造作に置かれてるし。
 炉も金属で出来ているようで少し変わっている。工具も緑っぽい金色……いやまさか……アダマンタイトなわけないですよね?


「あ、そうそう皆さんの武器を造るにサイズとかを知りたいんですよ。ちょうど良かった」


 ジイナさんはそう言って、カイナ、コーネリア、ボクに色々聞いてきた。
 試作の武器の柄を握って、もう少し太くとか、細くとか。
 カイナの斧の形状はどんな感じだとか。その顔は鍛治師のそれだ。


「色は黒か緑になっちゃいますけどどうします?」

「緑で良いのではないですか? 黒より加工も楽でしょうし一時的なものらしいですから」

「ですかね。じゃあ風竜にします」

『風竜!?』


 単純に色合いの相談かと思ったら、どの竜を使うかという話だったらしい。
 ちなみに黒の場合は【炎岩竜】というものの素材になるそうだ。
 ただその場合だと甲羅から加工する必要があるとかで手間が掛かるんだとか。

 ……いやもう何でもいいです、はい、何なら竜素材じゃない方が安心して使えます。


 ジイナさんの鍛冶場を出て隣の建屋へ。外観は鍛冶場とほぼ同じ、黒い屋根だ。煙突はないけど。


「ユア、お邪魔しますよ」

「は、はいぃ、よ、よろしくお願いしますっ」


 なんか緊張してるのが人蛇族ナーギィの専属錬金術師、ユアさんだ。
 つまりここは錬金工房。自前で鍛冶場を持っている事に比べればまだマシに思える。

 しかし中は非常に変わっている。
 床はツルツルだし、小型のキッチンのようなものもあるし、素材を入れているであろう棚は非常に大きい。
 ボクも錬金工房に入った事はないが、何となく「変わっている」と感じる。


「ここでは日常的に使うポーション関係や魔道具、武器では杖なども造っていますね」

「あっ、ジイナさんから聞きました。クェスちゃんの杖を造るって」

「は、はい、よろしくお願いします」

「は、はい、こちらこそ。えっと、それでとりあえず火と闇って聞いてるんですけど」


 ユアさんがエメリーさんに相談しだした。
 どうやらクェスの杖を造るに当たって問題があるらしい。


「本当は私やアネモネちゃんと同じにしたいんですけど、火属性の大魔石が在庫にないのでヘルハウンドでもいいですか?」

「また四階層に領域主を狩りに行かないといけませんね。とりあえずは仕方ないでしょう」

「それと【不死王の紅玉】がないのでアネモネちゃんの杖より下になっちゃいますけど……」

「それも仕方ないですね。現状で出来るもので対応するしかありません。ないよりマシでしょう」


 な、なんか聞こえる会話が物騒なんですけど。四階層の領域主? その魔石でクェスの杖を?
 いやまぁ私たちの武器も竜素材らしいからどっちもどっちな気がするけど。私たちにとってはどちらも雲の上の会話だ。


「火属性の杖はこんな感じになりますけど大丈夫ですか? ちょっと持ってみて下さい」

「は、はい、ありがとうございます。……うわぁ、黒い杖なんか初めて見ました。すごく持ちやすいです」

「それは良かった。じゃあ私と同じように黒曜樹で造りますね」


 黒曜樹という木材を、この時の私たちは誰も知らなかった。
 後から聞いてアダマンタイト以上に貴重で高価な素材だと知ったわけだが。
 その後クェスが震えながら杖を使っていたのは言うまでもない。


 錬金工房を出て庭へ。
 ここの管理や手入れ、警備なども仕事のうちだそうだ。
 やっぱりこれだけの大きさのお屋敷だと侍女の仕事も多いのだろう。
 すごく綺麗な庭で、寝転んだり走り回りたくなる。


「庭を管理しているのは主にフロロ、ミーティア、ポルです。芝生に勝手に入るとフロロが怒りますから気を付けて下さい」


 ……危なかった。

 そんな事を思いつつ石畳を歩き、正門の近くへ。
 警備用の詰所の隣に行くらしい。四角く大きく開いた穴だ。
 どうやら階段で下りられるようで、その先は地下室のようになっているらしい。
 階段も壁もつるんとした石材でとても頑丈そうに見える。

 下って行くと中からガキンガキンと戦闘音のようなものが聞こえて来た。


「おや、お客様が使用中のようですね。ちょうどいい、紹介しましょう」


 エメリーさんがそう言う。
 階段を下りきると、そこは広い空間。丈夫な石壁に囲まれただけの場所だ。


「ここは訓練場。私たちは皆ここで戦闘訓練を行っています」

「に、庭の下にこれだけ広い訓練場が……!」

「走ったり模擬戦も出来ますし、奥に的が見えるでしょう? あれで魔法や弓も練習できます」

「ほぇ~これだけ距離があれば弓の練習にはいいですね~」

「奥の横壁はゴツゴツしていて壁上りの訓練も出来ます。ボルダリングと言いますが」

「なんとそんなものまで……」

「ここは貴女たちもよく使う事になると思います。迷宮に入る前に訓練が必要ですし」


 SSSランクともなると自分たちの訓練場を持っているのか……。
 しかし大都市の地下にこれだけの広さの施設とはスゴイ。
 ボクらも迷宮に入るとは言われたけど、その前にここで訓練ってわけだ。


 そうして模擬戦をやっている奥の方へと足を運ぶ。
 メイドさんは竜人族ドラグォールの人、確かツェンさんという名前だったはず。その人一人。
 他は獣人系種族の男性ばかり七名ほど。二人がツェンさんと戦い、他は囲んでいる。
 ツェンさんたちはこちらに気付いたようで模擬戦をやめたようだ。


「おー、新人の案内か? それとも一緒にヤってくか?」

「黙りなさいツェン。バルボッサさん、ズーゴさん、皆さんお邪魔します。こちら新人の五名です。お見知りおきを」

「バ、バルボッサさん!?」


 反応したのはカイナだ。もちろんボクたちも知っている。
 獣帝国でもダンバー大迷宮でも有名なAランク組合員。【獣の咆哮ビーストハウル】。
 そのクランマスターがバルボッサさんだ。
 同じ虎人族ティーガルで斧使いのカイナが憧れていた人物でもある。


「【獣の咆哮ビーストハウル】の皆様は紹介するまでもなかったようですね。彼女たちはダンバー大迷宮に潜っていたそうですから、知っていてもおかしくはありませんが」

「俺らがダンバーに居たのって六年くらい前だぜ? それからずっとカオテッドだし。よく知ってるもんだよ」

「と、当然ですよ! ダンバーの四階層に行ったクランなんか限られてますし獣帝国の組合員なら【獣の咆哮ビーストハウル】の名前を知らないはずないですしそれに……」

「落ち着きなさいカイナ。バルボッサさんはお客様ですよ? 貴女は侍女になったのですからシャンとしなさい」

「は、はいっ」


 そうだ。ボクたちはご主人様の奴隷で侍女で、ここはご主人様のお屋敷で、バルボッサさんはお客様。
 いくらファンだからってぐいぐい迫って良い人じゃない。
 バルボッサさんはそんなカイナのやりとりに苦笑い。ツェンさんは後ろで笑っている。


「ハハハッ! さすがAランク様は有名人だなあ! 獣帝国じゃ歩けねえんじゃねえか!?」

「うるせえよツェン! てめえが言うと嫌味になんだよ! SSSランク様がよお! ……ったく、大体俺たちよりズーゴさんたち【八戒】の方が有名じゃねえのか? よっぽど実績あると思うんだが」

「実績は今やお前らの方があるだろうよ。それに俺たちが一線から退いたのは何年も前だ。若い娘たちが知らないのも無理はない」


 どうやらズーゴさんという猪人族ボエイルの人はバルボッサさんの先輩らしい。
 【八戒】という元Bランク迷宮組合員で今は傭兵団だそうだ。
 お屋敷の警備などを頼む事も多く、そういった付き合いから訓練場によく来るそうだ。

 その【八戒】という傭兵団とカオテッドのAランク以上のクラン、【黒屋敷】と付き合いのあるそれらの人たちは自由に訓練場を使えるらしい。
 そうか……バルボッサさんがお屋敷によく来ると。カイナは喜びそうだなぁ。


「では今度カイナたちが訓練をする時にバルボッサさんに手合わせをお願いしてはどうです?」

「ぜ、是非っ!」

「やめてくれエメリー。カイナっつったか? 何か打ち砕くようで心苦しいが……俺らは確かにAランクだけどよ、【黒屋敷】はSSSランクだぜ? 俺らが逆立ちしたって敵わねえんだ。【黒屋敷】の先輩と訓練した方がよっぽど有意義だぞ?」

「で、でも、バルボッサさんは獣人系種族で最強格ですし、同じ斧使いですし……」

「斧使いならジイナが居るじゃねえか。まぁあいつの斧は反則だけど」


 あー、ジイナさんも斧使いだって言ってたなぁ。鉱人族ドゥワルフだから槌の方が似合いそうだけど。
 それに斧が反則って……また竜素材とか超豪華な斧なんだろうか。


「あと獣人系最強もサリュかティナだからな。これは間違いない」

「サリュ、さんと、ティナ、さん……?」

「あ、言っておくけどサリュを『忌み子』とは見ない方がいいぜ? これは獣人系種族の先達としてのアドバイスな。ビビってると思うけど、カオテッドじゃ慕われすぎて『白狼教』とか出来るほどの聖女様扱いだから」

『はあ?』


 ご主人様もそれっぽい事は言ってたけど……白狼教って何?
 バルボッサさんでさえ『聖女』って言うくらいだから本当なんだろうけど……。


「で、でもティナ、さんってその、兎人族ラビの幼い子、ですよね?」

「ヒイノの娘ですよ。彼女は八歳で最年少の剣士です」

「エメリーの言う通りなんだが、俺ら【獣の咆哮ビーストハウル】が総出でティナと戦っても負けるだろうよ。俺がタイマンしたら一瞬で完封負けだな。それくらい強い」

「は、はぁ」


 Aランククラン総出で戦って八歳児に勝てない?
 どういう事? 獣人系種族最強ってホント?


「ま、お前らも【黒屋敷】に入ったからにはあっという間に俺より強くなるんだろうさ。どうせ気が狂った探索するハメになる。訓練くらいなら付き合ってもいいが、目標にするのはティナとかにしといた方がいいぜ? なぁズーゴさん」

「そうだな。カイナ殿と言ったか、虎人族ティーガル最強になるのはおそらくすぐですぞ?」

「ちょ、ちょっと待ってくれよ! 俺にも意地ってもんが多少はあるんだよ! 相手が【黒屋敷】でも少しは抗わせてくれ!」

「はははっ、我々常人は地道に鍛錬あるのみだ。さあ続けようじゃないか」

「ちくしょう! さっさとSランクに上ってやるからな!」


 そう言って模擬戦は再開された。ボクたちはポカーンとしていたけど。
 ツェンさんは軽く戦っているようでバルボッサさんとズーゴさんの二人をあしらっていた。
 どちらもボクとは次元の違う戦いだったけど……え、これでも獣人系種族最強じゃないの?

 サリュさんとティナさん……どれだけ強いって言うんだろ……。


しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。

MP
ファンタジー
高校2年の夏。 高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。 地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。 しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。

異世界転移から始まるハーレム生活〜チートスキルを貰った俺は、妹と共に無双する〜

昼寝部
ファンタジー
 2XXX年、X月。  俺、水瀬アキトは戦争の絶えない地球で『戦場の悪魔』と呼ばれ、数多の戦で活躍していた。  そんな日々を過ごしていた俺は、ひょんなことから妹と一緒に異世界へ転移することになった。  その世界にはダンジョンが存在しており、ライトノベルなどで登場する世界観と類似していた。  俺たちはその世界で過ごすため女神様からチートスキルを貰い、冒険者となって異世界での生活を満喫することにした。  これは主人公の水瀬アキトと妹のカナデが異世界へ転移し、美少女たちに囲まれながら異世界で無双するお話し。

スティールスキルが進化したら魔物の天敵になりました

東束末木
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞 奨励賞、いただきました!! スティールスキル。 皆さん、どんなイメージを持ってますか? 使うのが敵であっても主人公であっても、あまりいい印象は持たれない……そんなスキル。 でもこの物語のスティールスキルはちょっと違います。 スティールスキルが一人の少年の人生を救い、やがて世界を変えてゆく。 楽しくも心温まるそんなスティールの物語をお楽しみください。 それでは「スティールスキルが進化したら魔物の天敵になりました」、開幕です。 2025/12/7 一話あたりの文字数が多くなってしまったため、第31話から1回2~3千文字となるよう分割掲載となっています。

『スローライフどこ行った?!』追放された最強凡人は望まぬハーレムに困惑する?!

たらふくごん
ファンタジー
最強の凡人――追放され、転生した蘇我頼人。 新たな世界で、彼は『ライト・ガルデス』として再び生を受ける。 ※※※※※ 1億年の試練。 そして、神をもしのぐ力。 それでも俺の望みは――ただのスローライフだった。 すべての試練を終え、創世神にすら認められた俺。 だが、もはや生きることに飽きていた。 『違う選択肢もあるぞ?』 創世神の言葉に乗り気でなかった俺は、 その“策略”にまんまと引っかかる。 ――『神しか飲めぬ最高級のお茶』。 確かに神は嘘をついていない。 けれど、あの流れは勘違いするだろうがっ!! そして俺は、あまりにも非道な仕打ちの末、 神の娘ティアリーナが治める世界へと“追放転生”させられた。 記憶を失い、『ライト・ガルデス』として迎えた新しい日々。 それは、久しく感じたことのない“安心”と“愛”に満ちていた。 だが――5歳の洗礼の儀式を境に、運命は動き出す。 くどいようだが、俺の望みはスローライフ。 ……のはずだったのに。 呪いのような“女難の相”が炸裂し、 気づけば婚約者たちに囲まれる毎日。 どうしてこうなった!?

欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します

ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!! カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。

異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜

KeyBow
ファンタジー
 間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。  何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。  召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!  しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・  いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。  その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。  上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。  またぺったんこですか?・・・

ガチャと異世界転生  システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!

よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。 獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。 俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。 単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。 ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。 大抵ガチャがあるんだよな。 幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。 だが俺は運がなかった。 ゲームの話ではないぞ? 現実で、だ。 疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。 そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。 そのまま帰らぬ人となったようだ。 で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。 どうやら異世界だ。 魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。 しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。 10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。 そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。 5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。 残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。 そんなある日、変化がやってきた。 疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。 その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。

勇者パーティーを追放されたので、張り切ってスローライフをしたら魔王に世界が滅ぼされてました

まりあんぬさま
ファンタジー
かつて、世界を救う希望と称えられた“勇者パーティー”。 その中で地味に、黙々と補助・回復・結界を張り続けていたおっさん――バニッシュ=クラウゼン(38歳)は、ある日、突然追放を言い渡された。 理由は「お荷物」「地味すぎる」「若返くないから」。 ……笑えない。 人付き合いに疲れ果てたバニッシュは、「もう人とは関わらん」と北西の“魔の森”に引きこもり、誰も入って来られない結界を張って一人スローライフを開始……したはずだった。 だがその結界、なぜか“迷える者”だけは入れてしまう仕様だった!? 気づけば―― 記憶喪失の魔王の娘 迫害された獣人一家 古代魔法を使うエルフの美少女 天然ドジな女神 理想を追いすぎて仲間を失った情熱ドワーフ などなど、“迷える者たち”がどんどん集まってくる異種族スローライフ村が爆誕! ところが世界では、バニッシュの支援を失った勇者たちがボロボロに…… 魔王軍の侵攻は止まらず、世界滅亡のカウントダウンが始まっていた。 「もう面倒ごとはごめんだ。でも、目の前の誰かを見捨てるのも――もっとごめんだ」 これは、追放された“地味なおっさん”が、 異種族たちとスローライフしながら、 世界を救ってしまう(予定)のお話である。

処理中です...