カスタム侍女無双~人間最弱の世界に転生した喪服男は能力をいじって最強の侍女ハーレムをつくりたい~

藤原キリオ

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after2:海王国に行こう!

2-1:海王国に向けての準備

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■セイヤ・シンマ 基人族ヒューム 男
■23歳 転生者


「そうか、祠は消えておったか……一時的に出現していたという事かのう」

「前回俺たちが【邪神の魂】を手に入れた時は帰り際でも普通にあったんですけどね」


 俺の座るソファーの向かいには本部長一人。俺の後ろにはエメリー、イブキ、ミーティア、フロロが控えている。

 今は探索の報告会だ。
 獣人五人組がある程度<カスタム>出来たので、二六人全員で四階層まで行ってきた。


 元々本部長からも四階層を調査するよう言われていたから、とりあえず祠を調べようと行ってみたが、いざその場所に着いてみても何一つ痕跡が残っていなかったのだ。

 祠自体が消えていた。
 出来れば【邪神の魂】をどのように封印していたのか、再度封印する事は可能なのか、そもそもどういう造りになっているのか、などなど調べたかったがそれも空振りに終わったというわけだ。


 【邪神の魂】の封印に関してもそうだが「迷宮とは何ぞや」という謎も深まっている。
 諸説あるらしいがカオテッド大迷宮が大河の上にあるという時点で「迷宮=異空間」というのは間違いないだろう。

 じゃあなぜその異空間に自由に出入り出来、四階層で溢れた瘴気が地上にまで流出し、地上で倒れたはずの邪神の魂が迷宮内にあるのかと。

 色々と辻褄が合わない部分、説明出来ない部分が多くなった印象。
 迷宮組合の本部長としては「迷宮」について最も詳しくなければいけない立場だからこそ、俺たちに四階層の調査を依頼しているというわけだ。
 もちろん俺としても解せない所が多いので、色々とはっきりさせたいとは思っている。
 その一方で、「神やら魔法やらある世界で理論的に納得できることなんかないんだろうなー」とも思っているが。


「もしかするともう一度【炎岩竜】と【氷晶竜】を倒せば祠が出現するかもしれないですね」

「それが条件ならば出来るのはお前らしかおらんぞい」

「もう一度試してみるべきですかね……まぁ【邪神の魂】は手に入れちゃったんで守護する意味がなくなってますけど」

「やるなら事前に言っておけよ? まーた何か起こるかもしれんからのう」


 【炎岩竜】と【氷晶竜】が″守護者″だったというのはあくまで予想だ。
 あの二体の新種の竜を倒したから祠が出現したと。

 しかしその中にあった【邪神の魂】は俺の<インベントリ>にある。
 守護者としての役割が終わっていれば祠の再出現はないかもしれん。
 試してみる価値があるかどうか……強いからなー。あの二体は。侍女たちもあまり乗り気じゃないと思うし。


「それで新しい場所には行かんかったのか? 珍しいのう。てっきりまた新種の【領域主】を倒して来たとか言い出すかと思っとったが」

「目的は祠と魔石でしたしね、それに新人が五人も居ましたし無茶はしませんよ」

「四階層に連れて行ってる時点で無茶しとるからな? 一応言っておくが」


 今回の目的は二つあった。
 一つは祠を調査して【邪神の魂】を封印する手掛かりになればと。

 もう一つは【領域主】の魔石。具体的には三階層のブライトイーグルと四階層のファイアドレイク。
 風と火の魔石が多めに欲しかったんだよな。新人四人――ケニ以外――の武器も中途半端だったから。
 今はジイナとユアが一生懸命造っている頃だろう。

 だから四階層の本格的な調査探索というのはやっていない。祠を見に火山の麓までは行ったが、火山にも行ってないし。
 おそらく火山のどこかが四階層の終点だと思うけどな。
 あとは【氷晶竜】の居た山の方も全然見てないし。まぁそれはおいおいだな。


「こんなに平和な報告は初めてじゃのう。お前らが潜ると大概心労で倒れそうになるから」

「そんな毎回驚かせるような事、起きるわけないじゃないですか」

「新発見がないと言っても、まぁたトロールキングを十何体倒しただの、魔石が千個あるだの言うのではないか?」

「それは、まあ、ありますけど」

「ほらぁ! そぉれ見たことか! なぁにが新人連れて無茶しませんじゃ!」


 トロールキングは戦いやすいからなぜか侍女内で人気があるんだよな。
 今回も一日かけて半数くらいがタイマンしてた。
 あとブライトイーグルとファイアドレイクの素材が多数。他はそれほどでもないけど。


「あっ、あと黒曜樹をまた五十本くらい伐りまして……」

「買いますぅ! 出来るだけ買わせて頂きますぅ! いやいやさすがセイヤじゃな! いい仕事しよる!」


 手のひらがグルングルン回るな。そのうちドリルになりそうだ。
 ともかく色々と買い取りは問題ないらしい。組合も以前に比べて潤っているだろうしな。黒曜樹とか博物館とかで。


「本部長、それともう少ししたら一月ひとつきくらい遠征に出たいんですよ」

「珍しいのう。また魔導王国か?」

「いえ海王国に」

「海王国じゃと!?」





 海王国に行く案はかなり前からあった。
 獣帝国戦では後詰めをお願いし、帝都への強襲と皇城制圧、人員整理を含めた立て直しの補助など面倒な部分を請け負ってもらった恩がある。

 本来なら他国やカオテッドから礼をすべきなのだが(すでに礼をしているのかは知らないが)俺からもお礼はしといた方が良いだろうと。実質、俺から依頼をしたようなもんだし。

 何より第一王女のラピス殿下をお預かりしている手前、さらに勝手に奴隷にしてしまった手前、親御さんにはご挨拶しないわけにもいかない。
 今のところちゃんと親御さんにご挨拶出来たのなんて、ティナとミーティア、ポル、ドルチェくらいしか居ないのだ。
 そもそも親御さんがご存命な侍女が少ないのだが、出来る機会があればすべきだろうと思う。


「別にいいんじゃない? わざわざ遠い海王国に行く必要ないわよ」


 と、第一王女殿下は仰っているがその声に耳を傾ける我らではない。ラピスが海王国に戻りたくないと、ただそれだけだろうと。

 なんで実家が嫌いなのかは分からない。
 国王陛下父親に怒られるのが嫌なのか、海ばかりの領土が退屈で嫌なのか、王女っぽく振る舞うのが嫌なのか。
 ともかく海王国に行くに当たっての反対意見はラピスだけだったので、めでたく遠征……というか旅行に行くことになった。


 行くと決まれば色々と準備は必要だ。
 俺としてもこの世界に来て初めての海だからテンションは上がる。前世も海あり県・・・・だったしな。
 ラピスやミーティアとも相談し、海王国の気候や様子を聞き、どんな旅になるかと想像しながらの準備となった。


 第一に考えなければいけないのは「どうやって海王国に行くか」だった。

 カオテッドの南東――ユグド樹界国を抜けて海まで出るか、南西――ボロウリッツ獣帝国を抜けて海まで行くかという陸ルート。
 抜けやすいのは平野が多い獣帝国なのだが、戦争があったばかりだし、また俺が基人族ヒュームだと馬鹿にされる事もあるだろう。皇帝が変わったからと言って獣人系種族には選民思想を持つ人も多いと思う。

 であれば樹界国を抜けるかと考えたが、海に辿り着くまで馬車で一月ひとつき掛かるらしい。
 まぁ街道を無視して全員で走ればもっと早いのだろうが、せっかくの旅行で何日も走るってのもなぁ……。


 というわけで大河を船で下る事にした。
 行きはいいけど帰りは無理じゃね? と思ったら船でも結構上れるものらしい。
 カオテッド周辺は三つの大河が合流している影響で流れは急だが、少し進めば落ち着くと。
 そういえばナイル川とか長江とかの映像でゆっくり船が動いているイメージがある。大河の流れはそれほど激しくないのかもしれない。


 さっそく船を造ってもらった。南東区の大工に頼んで。
 造船というのはどの国でも行っているそうだがカオテッド周囲の四か国では木材を扱うという事で樹界国に一日の長があるそうだ。

 ちなみに一番得意なのは海王国の民らしい。海の事なら任せておけと。
 海王国の民なんか水陸両用種族ばかりなんだし造船する意味あんの? と思ったら貨物だったり宿泊施設代わりだったりと色々必要らしい。

 ともかく樹界国の大工には川でも海でも行けて、三〇人くらいが乗れる船を頼んだ。
 そうして出来上がったのは想像以上に大きな帆船だ。
 大きめのクルーザーくらいかと思っていたら、見上げるほどの帆が三つもついたトールシップだった。


「いやいや金に糸目をつけないという事でしたので思い切りましたよ、ハッハッハ!」


 と南東区の大工は上機嫌。
 ちなみに船は黒く塗られていなかった。さすがに屋敷の屋根とは勝手が違うのだろう。

 あまりのデカさに川底に着いてしまうのではと危惧したが大工に聞いてもラピスに聞いても大丈夫らしい。大河なめんなと。
 もちろん川沿いに寄せる事は出来ないのでタラップ的な渡り板が必要らしいがその程度との事。
 念のため、乗り入れ用のボートまで積んであるそうだ。

 背の高い三本のマストには四角い帆が張られているが、船の横側の小窓からは長―いオールが左右八本ずつ伸びている。
 風でも進むし、櫂で漕いでもいいですよというわけだ。
 なんとなく前世でも昔の船はこんな形だったのかなー、奴隷に漕がせていたのかなーと思ったりもした。


 とりあえずその船は<インベントリ>に仕舞ってある。
 突然消えた船に大工たちは驚いていたが、博物館に亀の甲羅を展示している時点で『規格外の容量のマジックバッグを持っている』とは思われているだろうし、これくらいはいいだろうと。
 ともかくこれで『足』は確保出来たので一安心だ。

 ちなみに船には有り余るCPを使って主に耐久性を強化しておいた。
 考えている運用方法によっては船体か帆にダメージが出かねない。
 屋敷と違って増改築する事もないだろうし頑丈になっても問題ないだろうと。

 いや、屋敷も悩んでるんだよな。部屋数の関係で。
 侍女を相部屋とかにしてもいいし<カスタム>して部屋数増やしてもいいんだけど。
 まだ結論は出ていないから何とも言えないが増改築する事も考慮して屋敷の耐久性はいじっていない。
 そんな事言っててまーた風竜に屋根吹き飛ばされたら堪らないんだけどな……。


「ご主人様、船の名前はどうするんですか?」


 あ、名前決めるのか。俺が? 俺、だよな、やっぱ。
 ちなみに侍女の皆さん、意見とかは?


「ウェヌサリーゼ号などどうでございましょう?」
「勇者号も捨てがたいでござる!」
「普通にセイヤ号とかでいいんじゃねえか?」
「【黒屋敷】所有ですから″黒″は入れた方が……というか船体を黒く塗った方が……」
「白くて大きな帆が印象的ですからそれからとれば……鳥みたいで素敵じゃないですか」
「船に鳥? 水鳥って事?」
「″黒″を入れて″鳥″って事は、【黒鳥ご――


 それはダメだ! 危ない!


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