【完結】異世界召喚されたのに命を狙われまくるなんて聞いてない。

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もう1つのパンドラの箱

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    油を引いたように濡れた、漆黒の翼。明らかに濃度が増した黒い靄。そして、生気のない白い顔から覗く、憤怒と憎悪に染まった瞳。俺はこの時になって初めて、彼が魔王であると真の意味で理解した。

「ヌエは我のもの…ヌエは我のもの…ヌエは我のもの…」

    ディラードがそう濁った声で繰り返し呟いていると分かったとき、血も凍るような不気味さと戦慄が背筋を駆け抜けた。明らかにディラードの正気が失われている。闇に染まった、病みに染まった、魔界の王。

「いいえ、ヌエはあなたのものではありません。アルウィン・シーボルトのものです。あなたもこの目ではっきりと見たでしょう?彼らが愛し合う姿を」

    なぜか女神レティシアはディラードをさらに煽るような余裕たっぷりの口ぶりで言う。火に油を注ぐように、海の上で跳ねて荒波をたてるように、馬を鞭で叩き速度を上げさせるように。
    レティシアの思惑が見えてこない。なぜわざとディラードを刺激するようなことを言うのか分からない。どう見ても、本体となったディラードに敵うはずもないのに。

「赤毛殺す赤毛殺す赤毛殺す赤毛殺す」

    ディラードの殺意が頂点に達している。これまで向けられた殺意などヒヨコのように可愛いかったと思えるほど、この世のすべての殺意を凝縮したような殺意が彼から漏れ出ている。

「おい!騎士は逃げろ!魔王の狙いは明らかにお前だ!」
「殿下、彼の私が狙いなら囮になります。その間に彼の背後から攻撃を仕掛けて下さい」

    ライナス王子が慌てた様子で俺たちの元へとやって来て言うが、アルウィンは落ち着き払った表情で淡々と返した。覚悟が決まっているような目をしているアルウィンを見て、不安の影が忍び寄る。

「アルウィン、ディラードは俺が何とか食い止めるから逃げて。ディラードも俺相手には本気の攻撃をしないはずだから」
「そんな危険なことをミトにさせられない。何しろ、あいつのそばにミトを行かせたくない。ミトは獣人と共に国王の近くにいてくれ」
「いやだ!アルウィンだけで戦わせない!俺も今は魔力があるんだから使えるものはすべて使う!」
「僕がいることも忘れるな!とりあえず魔王が騎士に狙いを定めたら…」
「危ない!」

    ライナス王子が話してる途中で俺はディラードの攻撃に気付き叫ぶと、即座にアルウィンが炎の球を放ち、黒球を打ち消す。アルウィンとライナス王子は浮遊し、俺は獣化したドロモアの背中に乗って浮遊魔法を発動させた。

「赤毛殺す赤毛殺す赤毛殺す赤毛殺す」

    呪詛のように同じ言葉を繰り返すディラードは、理性を失い、闇に取り込まれているようだった。俺たちはひとまずばらけ、それぞれディラードに向けて攻撃を仕掛ける。
    しかし俺たちの攻撃など痛くも痒くもないと言わんばかりに振り払われ、ディラードは漆黒の翼を大きくはためかせながら、アルウィン目掛けて次々とさまざまな攻撃を放ち始めた。

「ドロモア、ディラードの近くに言ってあいつの羽を噛み千切ることって出来る?」
「分からない。やってみる」
「お願い」

    俺の浮遊魔法とドロモアの獣人としての力を合わせる算段を立てながら、アルウィンを目で追う。彼はディラードからの攻撃を素早い動きで避けたり剣で弾いたりしながら、なるべく王宮から離れようとしていることが分かった。
    ライナス王子もアルウィンの後を追うが、その前にバスタードが立ちはだかる。彼らは恩師と教え子という関係だったはずなのに、今では敵対関係となってしまった。

「ボードン先生、あなたを尊敬していたのになぜ…!」
「ほっほっほっ、すまないのう。わしの主人は最初から、ディラード様ただ1人なのじゃ」
「魔界人であるなら僕を殺せないはず。しかし僕は国のためにあなたを殺す!」
「確かにわしは殺せぬが、殺す手前までは手を下せるのじゃ。申し訳ないが、ディラード様が目的を果たすまで殿下には痛い目を見ていただこう」

    そんな会話をする2人を横目に、俺とドロモアはディラードの背後へと近付いていく。アルウィン1人だとディラードの攻撃をかわすのに精一杯で、攻撃を仕掛けることが出来ていない。
    どこまで通じるか分からないが、俺は唯一黒魔法を彼にぶつけることが出来る立場にある。不意をついて彼の心臓を狙うつもりだった。

「赤毛殺す赤毛殺す赤毛殺す赤毛殺す」
「魔王よ!俺を殺したところでミトはお前のものには一生ならない!」
「赤毛殺す赤毛殺す赤毛殺す赤毛殺す」

    ディラードの目にはアルウィンしかうつらず、耳には何も届いていないようだった。完全に憎悪と殺意に理性が呑み込まれ、アルウィンを殺すことしか頭にない。俺はドロモアと共にディラードの背後へ何とか距離を縮めようと意識を集中させた。

    空を真っ二つに裂いたかと思われるほどの音を立てて雷が鳴り響く。暗黒の空に紺色の分厚い雲が流れるように動く。雨が暴風に吹かれ、横向きに降り注ぐ。世界の終わりのような天気の中、誰もが生き延びるために必死だった。

「ふふふ…ふふふふふ……」

    どこからか女神の不気味な微笑み声が聞こえる。それは雷や雨風の音の中でもはっきりと分かるほど、確かな笑い声だった。
    彼女の姿を確認している余裕はないが、きっと近くにいるだろうと思いながらも、俺はディラードの羽に狙いを定めた。

「ドロモア、行くよ!」
「ん」

    虎が空の上を走る。俺は掌に最大限に魔力をため、タイミングをはかる。勢いを増した速度でディラードの羽へと突進する直前、俺は掌から黒魔法をを放つ。俺の黒魔法は白く、白球が右翼に当たると同時にドロモアの大きな口が左翼に噛み付いた。
    成功した、と思ったのも束の間、漆黒の翼はダメージを受けた様子もなく、大きな一振りをして俺たちを弾き飛ばした。

「うわっ…!」

    その衝撃は凄まじかった。ドロモアの背中から落ちそうになり、暗黒の空に放り投げられそうになる。しかし獣化を即座に解いたドロモアが俺を抱き締め、驚異的な脚力で近くの塔の壁を蹴り、屋根まで飛ぶとそのまま着地した。

「あ、ありがとう」
「怪我は」
「大丈夫。ドロモアは?」
「ない」

    恐怖と安堵から心臓がバクバクと動きを速める。しかしすぐにハッとしてアルウィンの姿を探すと、ディラードの攻撃を受けたのか、動きが少し鈍くなっているように見えた。
    ディラードの翼は俺たちの攻撃など最初からなかったかのように綺麗なままで、羽一つ舞ってもいなかった。迫真を込めた攻撃だったのに少しもダメージを与えられなかったことに衝撃を受ける。思っていた以上に、魔王というのは特別な存在なのかもしれないと肝を冷やす思いだった。

    その間にもアルウィンは何とか攻撃を避けているものの、右腕から出血しているのが見えた。いつの間にか二本の剣はその腕になく、凄まじい威力のせいで粉々に砕けたのだろうと察する。
    俺は再びドロモアの背中に乗り、今度はアルウィンの横からディラードの攻撃を打ち消したり、ディラードの意識を俺に向かせることにした。

「ディラード!アルウィンを殺しても俺はお前のもとには帰らない!」
「…ヌエ。我が妻よ」

    ディラードの前に躍り出て声をかけると、彼は初めて正気を失った瞳に俺を映し、言葉を発した。

「こんなことはもうやめよう、ディラード。俺にどんなに執着しても俺がお前のもとに帰ることはないんだ。それにお前の本体が底辺界に落ちてきたということは俺と合わせて寿命1万年が必要になるってことだ。でも俺の記憶が確かならお前の寿命は残り6500年ほどだったはず。俺たちはどのみち、もう二度と共にはいられないんだよ」

    アルウィンが治癒師に治療してもらうための時間稼ぎをするため、俺はディラードに向けてなるべく優しげな声を意識して語りかけた。しかし俺の言っていることは本心であり、事実だった。

「本体が落ちてきたってことは魔王の地位は譲ることになるんだろう?もう魔王としては魔界に戻れないんだろう?だったら俺はもう、女王でもなんでもない。終わりにしよう。こんなことをしても無駄なだけだ」
「……そうか。我はもう魔王の地位ではなくなったのか。怒りにのまれてここへ来てしまったから」
「そうだよ。きっと今、魔界は大騒ぎになってると思う。長年続いた魔王ディラードの統治が終わってしまったのだから」
「終わった…?いや、終わりではない。我はヌエが我のもとに戻るならば魔界も魔王もどうでもよい。ヌエしかいらぬ。ヌエさえいればよいのだ」

    虚ろな目で迷子の子供のように話すディラードは、ゆっくりと俺の元に近付いてくる。彼の白い腕が伸び俺に触れようとするのを、ドロモアが後ずさって阻止した。

「…虎?貴様、まだ生きておったのか。あの時、ずたずたに殺してやったのに。ヌエ、そんな虎は捨てて我の腕の中に来るのだ。そうすれば我は、他のものは傷付けないと誓おう」

    嘘か本当か分からない彼の言葉に、俺は一抹の揺らぎが生じた。俺がここでディラードの元に行けば、アルウィンもドロモアも傷つけられずにすむ。ちらり、アルウィンの姿を探すと治癒師に腕を治してもらったのか、こちらに向かってこようとしているところだった。

「聞くな。嘘、つかれる」
「嘘などではない。あぁ、ヌエ…我の愛おしい妻よ…なぜ我の元で満足出来なかったのだ?我の何がいけなかったというのだ?」
「…全部だよ。俺をあの檻に閉じ込めたときから、全部間違ってたんだよ。本当に愛しているなら自由にさせるべきだった。自由の中で芽生えた愛こそが、本物の愛だ」
「我の愛が偽物だったとでも言うのか…?赤毛ではなく、我の愛が…!紛い物は赤毛の方であろう!あぁ、そうだ、殺さねば。赤毛を必ず…殺す殺す殺す殺す!!!」

    再びスイッチが入ったかのように発狂したディラードは、光の速さで振り返り、こちらに向かっていたアルウィン目掛けて動き出す。
    そして、これまでとは比べられないほどの大きな大きな黒い球を頭上で瞬時につくると、それを一気に放出するようにアルウィンに向ける。まずい、咄嗟に動こうとしたが一足遅かった。黒く濁った川のような光の太い筋がアルウィンへと真っ直ぐ伸びる。そして。

「アルウィン!!!」

    闇が、アルウィンを覆いつくした。

    ドゴオォン…!と激しい衝突音と目映い光が辺りに散乱する。一瞬何が起こったか分からず、俺はすべての機能を停止したコンピューターのように時を止めた。
    光が徐々に消えていくと、アルウィンの身体が暗黒の空を飛ぶように揺蕩っていると思いきや、そのまま一直線に地面へと吸い込まれるように落ちていく。ワインレッドが小さく遠くなっていくのを見て、俺はすぐに転移魔法を発動させた。
    凄い勢いで落ちてくるアルウィンの身体を、魔法で風を起こして受け止める。焼けただれた大地の中にゆっくりと落ちてきたアルウィンの姿は、全身彼の髪色に染まっていた。

「アル、ウィン…アルウィン…!アルウィン!!!」

    彼の元に走り寄る。すぐに息が切れ始めた。生まれてこのかた、これほど必死で走ったことなどなかった。膝の関節に激痛が走り、転びそうになった。動悸が激しくなり、心臓は胸を突き破って弾け飛ぶのではないかと思った。
    血みどろのアルウィンの身体を腕に抱き、何度も名前を叫ぶ。血の気が引いた青白い顔には元々の傷痕がどれか分からないほど傷がつき、血に汚れている。
    頼むから、返事をしてくれ。お願いだ。お願いだ。 胸に耳を当てるが、自分の心臓の音がうるさくて、何も聞き取れない。首に手を当てると、微かに脈が感じられた。

「ド、ドロモア…!すぐに治癒師をここに連れてきて!」
「ん」

    ドロモアが目に見えぬ速さで走っていく。冷たい雨がアルウィンの身体に叩きつけ、血を余計に滲ませていく。少しでも彼の身体が冷えないように、俺は上着を脱いで彼の身体にかけ、傷に触らないようにそっと抱き締めた。

「お願い、アルウィン!返事をして!目を開けて!アルウィン…!アルウィン…ッ…!!!」

    悲痛さを増す俺の声とは裏腹に、彼の脈が確実に小さくなっていくのを嫌でも感じる。早く治癒師は来ないか、早く来てくれ。早く、早く。
    ほんの1秒でも、永遠のような時間に感じられた。彼の脈がゆっくりと、小さくなっていくのに比例して、俺の恐怖と絶望は肥大化していく。

    ―――あぁ、あぁ、あぁ。いやだ、やめてくれ。お願いだ。アルウィンを連れていかないで。

    一番恐れていたことが、起ころうとしていた。

「ハッハッハッ!ヌエ、そいつはもう助からん。我の元へと帰ってくるのだ!」

    憎き悪魔が、アルウィンを虫けらのように見下ろして高らかに笑っている。

「…ふふふ、さぁ、ヌエ」

    俺のすべてを、奪っていく憎き悪魔。こいつのせいで、こいつのせいで、こいつが、こいつがいるから俺は、俺は、アルウィンは…!!!

「目覚めるのです」


    ―――殺さなければ。

    ―――こいつの魂を、喰わなければ。


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