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本編
閑話 不運な騎士の話
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「……ここって、壁薄いのかな……」
「城の神子の間はほら、神が創った空間だからな……ここは人間が作ってるから仕方ないだろ」
「……隊長、えげつないな」
「……言うな」
俺達は不運にも今夜、ユキ様とダグラス部隊長が休まれる部屋の警護に当たってしまった。いや、警護が嫌なわけじゃない。むしろユキ様の警護に就けるのは誇らしいし、あのお優しくも可愛らしいユキ様を自分達でお守りできるのだと思えば夜間の警護などむしろご褒美だ。
だが、な……出来れば今日は当たりたくなかった……
「あっあぁあああっ!! だ、ぐぅ……っ!」
「や、だめ……っあぁああっっ!!」
「ん────ッッッッ!!」
……出来れば今日の夜間警護に当たりたくなかった理由はわかっただろう?
いや、うん……ユキ様とダグラス部隊長は昨日結婚されたとこだしさぁ……そりゃ盛り上がるのはわかるよ……
防音的なの、して欲しかったなぁ……
いや、ユキ様の嬌声が不快だって話じゃない。寧ろご褒美というかなんというかな?
だが、うん……正直な話、股間にくるんだよ。これがダグラス部隊長にバレてみろ。俺は確実に殺される。間違いなく。むしろユキ様の声を聞いたってことだけで殺される。漏れ出たユキ様の魔力を感じただけで睨まれるのにな……
ああでもそれにしても……
「ユキ様、すっげぇなぁ……」
「あの体格差だもんな」
そうなんだよ、ユキ様と部隊長ってもう体格差がすごい。部隊長ももちろんでかいんだが、ユキ様が小さすぎるんだよな……最初はあのサイズで18とか嘘だろって思った。まぁ今でも時々思うけど。
そんな体格差カップ……もう夫婦か。の夜の事情は全く想像がつかない。
「正直な話、入るのか……?」
「だよなぁ……部隊長のブツ、かなりデカそうだよなぁ」
「お前もしユキ様の立場だったとしてできる?」
「無理だろ。全力で逃げるわ」
「俺も」
ユキ様から見たダグラス部隊長って俺達から見た部隊長とは感じ方が違うだろう。それをユキ様は受け入れてるんだもんなぁ……
「愛かぁ……」
「愛だな……」
ま、そのうち終わるだろうと思って鬼みたいな訓練を思い出して必死に嬌声から気をそらしていたんだが……
「……始まって何時間経った」
「……3時間、ってとこだな」
既に日付変わった、よな……
……長くねぇ? ぜんっぜん終わる気配ないんだけど……
「え、これマジでユキ様大丈夫なのか」
「……今日は歩けないだろうな」
「あ─……」
ユキ様は時折ダグラス部隊長に抱えられて移動している。部隊長が休みかどうかは関係なく。そんな時のお二人のお互いを見る目はもう甘すぎて砂を吐きそうなほどだ。いや、まぁ普段からデッロデロに甘いけどな。
こんだけされたらそりゃ歩けなくもなるわ……
結局、ユキ様とダグラス部隊長の営みは明け方まで続いた。ここまでユキ様の体力持ったのか……すげぇな……
その間嬌声に加え生々しい水音だとか打ち付ける音だとかを結構な音量で聞かされた俺たちの身にもなってほしい。
仕事中に、聞かされた俺たちの身に……!!
「俺達、部隊長に殺されないといいな」
「だな……」
とりあえず何も聞こえなかったふりをしておこう。
痛みを訴える股間から必死に気をそらし、残りの業務に就くのだった。
「城の神子の間はほら、神が創った空間だからな……ここは人間が作ってるから仕方ないだろ」
「……隊長、えげつないな」
「……言うな」
俺達は不運にも今夜、ユキ様とダグラス部隊長が休まれる部屋の警護に当たってしまった。いや、警護が嫌なわけじゃない。むしろユキ様の警護に就けるのは誇らしいし、あのお優しくも可愛らしいユキ様を自分達でお守りできるのだと思えば夜間の警護などむしろご褒美だ。
だが、な……出来れば今日は当たりたくなかった……
「あっあぁあああっ!! だ、ぐぅ……っ!」
「や、だめ……っあぁああっっ!!」
「ん────ッッッッ!!」
……出来れば今日の夜間警護に当たりたくなかった理由はわかっただろう?
いや、うん……ユキ様とダグラス部隊長は昨日結婚されたとこだしさぁ……そりゃ盛り上がるのはわかるよ……
防音的なの、して欲しかったなぁ……
いや、ユキ様の嬌声が不快だって話じゃない。寧ろご褒美というかなんというかな?
だが、うん……正直な話、股間にくるんだよ。これがダグラス部隊長にバレてみろ。俺は確実に殺される。間違いなく。むしろユキ様の声を聞いたってことだけで殺される。漏れ出たユキ様の魔力を感じただけで睨まれるのにな……
ああでもそれにしても……
「ユキ様、すっげぇなぁ……」
「あの体格差だもんな」
そうなんだよ、ユキ様と部隊長ってもう体格差がすごい。部隊長ももちろんでかいんだが、ユキ様が小さすぎるんだよな……最初はあのサイズで18とか嘘だろって思った。まぁ今でも時々思うけど。
そんな体格差カップ……もう夫婦か。の夜の事情は全く想像がつかない。
「正直な話、入るのか……?」
「だよなぁ……部隊長のブツ、かなりデカそうだよなぁ」
「お前もしユキ様の立場だったとしてできる?」
「無理だろ。全力で逃げるわ」
「俺も」
ユキ様から見たダグラス部隊長って俺達から見た部隊長とは感じ方が違うだろう。それをユキ様は受け入れてるんだもんなぁ……
「愛かぁ……」
「愛だな……」
ま、そのうち終わるだろうと思って鬼みたいな訓練を思い出して必死に嬌声から気をそらしていたんだが……
「……始まって何時間経った」
「……3時間、ってとこだな」
既に日付変わった、よな……
……長くねぇ? ぜんっぜん終わる気配ないんだけど……
「え、これマジでユキ様大丈夫なのか」
「……今日は歩けないだろうな」
「あ─……」
ユキ様は時折ダグラス部隊長に抱えられて移動している。部隊長が休みかどうかは関係なく。そんな時のお二人のお互いを見る目はもう甘すぎて砂を吐きそうなほどだ。いや、まぁ普段からデッロデロに甘いけどな。
こんだけされたらそりゃ歩けなくもなるわ……
結局、ユキ様とダグラス部隊長の営みは明け方まで続いた。ここまでユキ様の体力持ったのか……すげぇな……
その間嬌声に加え生々しい水音だとか打ち付ける音だとかを結構な音量で聞かされた俺たちの身にもなってほしい。
仕事中に、聞かされた俺たちの身に……!!
「俺達、部隊長に殺されないといいな」
「だな……」
とりあえず何も聞こえなかったふりをしておこう。
痛みを訴える股間から必死に気をそらし、残りの業務に就くのだった。
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