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After Story
バランスは大事
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条件付きではあったけれどなんとか許可を貰えて、僕達は兵舎の食堂にやってまいりました!
「ユキ、どこがいいんだ?」
「奥の方でひっそりと見学できたら十分です!」
あ、アルバスさんもついでにお昼を取ると言いまして、一緒に来ております。……なんかね、許可証を渡す代わりに半径5m以内に入るのを許せって言われてね……仕方なく、本当に仕方なぁく許しました。だってそうしないと許可証はあげないし、こっちで全部解決するなんて言われちゃったんだもん。ズルイよ!!
まぁ、それはともかく残りの2人を引き摺りだ……見つけますよ!!
「ここでいいか?」
「はい! 騎士さんいっぱいですね! 皆さんどんなものを食べられるんですか?」
「ユキ様ならそう仰るだろうと思いまして、こちらのメニューの中からユキ様がお好きそうなものをご用意していますよ」
「わぁ!! 流石リディア! ありがとう!!」
昨日はラギアスの部屋に行く前に部屋に戻っていいよって言ってたから、兵舎に行くなんて伝えたの今日の朝なのにリディアったら仕事が早い! 流石です! 見学のためにここに来てるっていうのに兵舎のご飯は一切手を付けないってどうよ? って思ってたからありがたいです。
「あなたはさっさとご自分の分を取って来たらどうです?」
「なんだぁ? 俺の分は用意してくれねぇのか?」
「なんでそんなことをしなくてはならないのです? 体力も腕力も有り余っているんですからさっさと自分で取ってきてください」
「わーったわーった」
ったく、ちょっとくらい優しくしてくれたっていいだろ、なんてブツブツと言いながらアルバスさんがお昼を取りに行ったのを見送るリディアの様子が……おやおや?
「リディア?」
「なんでしょうか、ユキ様」
「ふふ、そんな顔するならもう少し優しくしたらいいのに」
ちょっとまたやってしまった、って顔をしたのを僕は見逃しませんでしたよ!! リディアってもしかして、アルバスさんにきつく当たっちゃうこと気にしてるのかな?
「……別に、そんな顔などしていません。優しくしたらあっちがつけあがるだけです」
「リディア可愛い。心配しなくてもアルバスさんがリディアに愛想を尽かすことはないと思うよ?」
だってリディアの性格って隠してたものじゃなくない? いや確かに、僕がリディアが実はドSって知ったのはダグと付き合いだしてすぐの頃だったけどもさ、でもそれから現在リディアとアルバスさんが付き合うまではまぁまぁ間があるわけで。もちろんアルバスさんもリディアの性格を知ってたわけで。大分ボロクソに言ってたしね。それでもリディアと付き合ってるんだから、ねぇ? 今更それでリディアを嫌いになるとは思えないなぁ。
「べ、別にそんな心配していません」
「そう? それならいいんだけどリディア、今リディアが果実水を注いでる容れ物、スープのお皿だよ」
僕流石にそれで飲み物飲むのは嫌だよ? お椀的なものならまだ飲めるけど、スープ皿は縁が広いからね……飲むなら犬みたいに飲まないと無理。流石にそれはしたくないです。
「こ、これはアルバスの分です!」
「流石にやめたほうがいいと思うよ?!」
「……ですよね」
うん、止めるべきだと思います。動揺してるのはわかってるからそれをアルバスさんに出すのはやめなさい。ほら、それはもうしまってしまって。
「なぁに騒いでんだぁ?」
間一髪、リディアがとりあえず魔法収納に入れたところでアルバスさんが戻ってきた。手には山のようなご飯。いったい何人前あるのかな。ダグの1.5倍くらい?
「なんでもないですよー」
「んぁ? 何だか知らねぇが、俺はそのままのお前が好きだぞ」
「っうるさいです!!」
聞いてたんじゃん! ご飯取りに行ったと見せかけて他の騎士さんに取りに行かせて影から聞いてたのかな? ポンと頭に乗せられた手を勢いよく弾いたリディアはお顔が真っ赤で可愛いです。
「くっくっく、可愛い奴だな」
「あんまりからかわれると後が怖いですよ?」
「プリムスの酒を飲まされるなら大歓迎だがな」
「あれ? それって弱点だったんじゃ……」
「おう、弱点だぞ。主に下半身に効くな」
下半身……それってもしかして……? ちらっとリディアを見たら真っ赤になってプルプルと震えている。あー……プリムスのお酒、アルバスさんには媚薬的な効果があるのかぁ。もしかして前に腰を庇っていた日ってそれであんなになってたの? 初えっちで媚薬かぁ……そりゃ腰も大変なことになるよね。
「えーと……お疲れ様?」
「元はと言えばダグラスが……!」
「間違ったことは言ってないぞ。ただし俺はどういう効果があるのかは言ってないがな。お前も聞かなかったんだから俺のせいにするな」
確かにそう言われてみたらそうかも……僕もどんなふうにプリムスのお酒に弱いのか聞いてなかったや。まさかそっち方面とは思わなかった。だって弱点って聞いたら体が痺れるとか、力が抜けるとか、眠くなるとか想像しちゃわない?
「お陰でいい夜だったぞ」
その一言でリディアの纏う空気が絶対零度となった。なんでアルバスさんはこうもリディアの地雷を踏み抜くかな……! ものすごく寒いんですけど!!
「と、とりあえずご飯にしましょ? リディアもほら、一緒に食べよ? ダグとラギアスもここ兵舎だしついでに食べちゃいなよ」
「……かしこまりました」
「では失礼します」
席順は僕の右にアルバスさん、左にダグ。向かいは右斜め前がラギアス、左斜め前がリディアです。今はリディアとアルバスさんを離すべきと判断しての結果です。
……なんだけども。
「……机が……高い……」
食べる前もちょっと思ってたんだよ。ちょっと……ごめんなさい、見栄を張りました。うん、大分高いかなって……でもさ、座ってる分には問題なくて。だからちょっとその事実から目を逸らしてたわけなんだよ。そしたらいざ食べようと思ったら嫌な位置にお皿が並んでるの……!
「ぶっふぉ!! ユキ、ちっこいもんなぁ!! おっちゃんのお膝に乗せてやるぞ?」
……明確な殺意が芽生えた瞬間でした。うっかり幻影魔法を放っちゃわないようにここは癒しを得なければ!!
「ダグ、食べさせて?」
「かしこまりました」
お互いに体をひねって向かい合うような体勢になり、あーんっと口を開けたらいつものようにまずはサラダから口に入れられる。おっ、いつもと違う味! でも美味しいよ!! さっぱりとしたドレッシング、僕好きです! 一個気になることあるけどまぁそれは置いておいて……お次はスープ! ……うん、美味しいんだよ。文句なしに美味しいんだけど……ま、まぁいいや、メインもちょっと食べて……付け合わせも……
「全部お肉……! 美味しいけど全部お肉!!」
見事に全部にお肉が入ってますよ!! サラダにはササミ! スープにはベーコンとチキン! メインはビーフ! 付け合わせはマッシュポテトにベーコン! ……流石戦闘職種向け! 一食で鳥、牛、豚、コンプリートしちゃってるよ……
「肉を入れてなきゃ残しやがるんだ。サラダなんざ誰も手ぇつけねぇぞ。体が資本なんだからバランス良く食えって言ってんのに」
なるほど。騎士さん達みんなお肉好きそうだもんなぁ……
「お肉ばっかり食べると疲れやすくなるから騎士さんには致命的な気が……」
「だろ?」
「あとは……野菜が足りないと体臭がきつくなったり……あっ、皮膚の炎症とかもありますよ」
「皮膚なぁ……こいつらにとっちゃそこらは説得力ねぇんだよなぁ……」
あー、うん、たしかに動ける筋肉があれば大丈夫! みたいな人たしかに多いよねぇ。でもさぁ……
「騎士さんって禿げとか気にしないんです?」
「あ? ハゲ?」
「皮膚ってつまり頭皮も入ってるんですよ? つまりは抜け毛の原因になることも……」
まぁ野菜食べたら絶対禿げない! とは言えないけど、肌荒れの原因は作らない方がいいよねぇ。
「……おっし、サラダもっと取ってくっか」
……アルバスさんも含めて色んな騎士さんが立ち上がってご飯を受け取れるカウンターの方へ向かって行きました。僕とダグはお互いに禿げても~って話してるけども、まぁなるべく禿げたくはないよねぇ。
あっ、今ちょうどこっち見てる人少ないから今のうちに探りましょう。
……ん? あれ? ……うん、間違いない、よね。
んんんんん??
「ユキ、どこがいいんだ?」
「奥の方でひっそりと見学できたら十分です!」
あ、アルバスさんもついでにお昼を取ると言いまして、一緒に来ております。……なんかね、許可証を渡す代わりに半径5m以内に入るのを許せって言われてね……仕方なく、本当に仕方なぁく許しました。だってそうしないと許可証はあげないし、こっちで全部解決するなんて言われちゃったんだもん。ズルイよ!!
まぁ、それはともかく残りの2人を引き摺りだ……見つけますよ!!
「ここでいいか?」
「はい! 騎士さんいっぱいですね! 皆さんどんなものを食べられるんですか?」
「ユキ様ならそう仰るだろうと思いまして、こちらのメニューの中からユキ様がお好きそうなものをご用意していますよ」
「わぁ!! 流石リディア! ありがとう!!」
昨日はラギアスの部屋に行く前に部屋に戻っていいよって言ってたから、兵舎に行くなんて伝えたの今日の朝なのにリディアったら仕事が早い! 流石です! 見学のためにここに来てるっていうのに兵舎のご飯は一切手を付けないってどうよ? って思ってたからありがたいです。
「あなたはさっさとご自分の分を取って来たらどうです?」
「なんだぁ? 俺の分は用意してくれねぇのか?」
「なんでそんなことをしなくてはならないのです? 体力も腕力も有り余っているんですからさっさと自分で取ってきてください」
「わーったわーった」
ったく、ちょっとくらい優しくしてくれたっていいだろ、なんてブツブツと言いながらアルバスさんがお昼を取りに行ったのを見送るリディアの様子が……おやおや?
「リディア?」
「なんでしょうか、ユキ様」
「ふふ、そんな顔するならもう少し優しくしたらいいのに」
ちょっとまたやってしまった、って顔をしたのを僕は見逃しませんでしたよ!! リディアってもしかして、アルバスさんにきつく当たっちゃうこと気にしてるのかな?
「……別に、そんな顔などしていません。優しくしたらあっちがつけあがるだけです」
「リディア可愛い。心配しなくてもアルバスさんがリディアに愛想を尽かすことはないと思うよ?」
だってリディアの性格って隠してたものじゃなくない? いや確かに、僕がリディアが実はドSって知ったのはダグと付き合いだしてすぐの頃だったけどもさ、でもそれから現在リディアとアルバスさんが付き合うまではまぁまぁ間があるわけで。もちろんアルバスさんもリディアの性格を知ってたわけで。大分ボロクソに言ってたしね。それでもリディアと付き合ってるんだから、ねぇ? 今更それでリディアを嫌いになるとは思えないなぁ。
「べ、別にそんな心配していません」
「そう? それならいいんだけどリディア、今リディアが果実水を注いでる容れ物、スープのお皿だよ」
僕流石にそれで飲み物飲むのは嫌だよ? お椀的なものならまだ飲めるけど、スープ皿は縁が広いからね……飲むなら犬みたいに飲まないと無理。流石にそれはしたくないです。
「こ、これはアルバスの分です!」
「流石にやめたほうがいいと思うよ?!」
「……ですよね」
うん、止めるべきだと思います。動揺してるのはわかってるからそれをアルバスさんに出すのはやめなさい。ほら、それはもうしまってしまって。
「なぁに騒いでんだぁ?」
間一髪、リディアがとりあえず魔法収納に入れたところでアルバスさんが戻ってきた。手には山のようなご飯。いったい何人前あるのかな。ダグの1.5倍くらい?
「なんでもないですよー」
「んぁ? 何だか知らねぇが、俺はそのままのお前が好きだぞ」
「っうるさいです!!」
聞いてたんじゃん! ご飯取りに行ったと見せかけて他の騎士さんに取りに行かせて影から聞いてたのかな? ポンと頭に乗せられた手を勢いよく弾いたリディアはお顔が真っ赤で可愛いです。
「くっくっく、可愛い奴だな」
「あんまりからかわれると後が怖いですよ?」
「プリムスの酒を飲まされるなら大歓迎だがな」
「あれ? それって弱点だったんじゃ……」
「おう、弱点だぞ。主に下半身に効くな」
下半身……それってもしかして……? ちらっとリディアを見たら真っ赤になってプルプルと震えている。あー……プリムスのお酒、アルバスさんには媚薬的な効果があるのかぁ。もしかして前に腰を庇っていた日ってそれであんなになってたの? 初えっちで媚薬かぁ……そりゃ腰も大変なことになるよね。
「えーと……お疲れ様?」
「元はと言えばダグラスが……!」
「間違ったことは言ってないぞ。ただし俺はどういう効果があるのかは言ってないがな。お前も聞かなかったんだから俺のせいにするな」
確かにそう言われてみたらそうかも……僕もどんなふうにプリムスのお酒に弱いのか聞いてなかったや。まさかそっち方面とは思わなかった。だって弱点って聞いたら体が痺れるとか、力が抜けるとか、眠くなるとか想像しちゃわない?
「お陰でいい夜だったぞ」
その一言でリディアの纏う空気が絶対零度となった。なんでアルバスさんはこうもリディアの地雷を踏み抜くかな……! ものすごく寒いんですけど!!
「と、とりあえずご飯にしましょ? リディアもほら、一緒に食べよ? ダグとラギアスもここ兵舎だしついでに食べちゃいなよ」
「……かしこまりました」
「では失礼します」
席順は僕の右にアルバスさん、左にダグ。向かいは右斜め前がラギアス、左斜め前がリディアです。今はリディアとアルバスさんを離すべきと判断しての結果です。
……なんだけども。
「……机が……高い……」
食べる前もちょっと思ってたんだよ。ちょっと……ごめんなさい、見栄を張りました。うん、大分高いかなって……でもさ、座ってる分には問題なくて。だからちょっとその事実から目を逸らしてたわけなんだよ。そしたらいざ食べようと思ったら嫌な位置にお皿が並んでるの……!
「ぶっふぉ!! ユキ、ちっこいもんなぁ!! おっちゃんのお膝に乗せてやるぞ?」
……明確な殺意が芽生えた瞬間でした。うっかり幻影魔法を放っちゃわないようにここは癒しを得なければ!!
「ダグ、食べさせて?」
「かしこまりました」
お互いに体をひねって向かい合うような体勢になり、あーんっと口を開けたらいつものようにまずはサラダから口に入れられる。おっ、いつもと違う味! でも美味しいよ!! さっぱりとしたドレッシング、僕好きです! 一個気になることあるけどまぁそれは置いておいて……お次はスープ! ……うん、美味しいんだよ。文句なしに美味しいんだけど……ま、まぁいいや、メインもちょっと食べて……付け合わせも……
「全部お肉……! 美味しいけど全部お肉!!」
見事に全部にお肉が入ってますよ!! サラダにはササミ! スープにはベーコンとチキン! メインはビーフ! 付け合わせはマッシュポテトにベーコン! ……流石戦闘職種向け! 一食で鳥、牛、豚、コンプリートしちゃってるよ……
「肉を入れてなきゃ残しやがるんだ。サラダなんざ誰も手ぇつけねぇぞ。体が資本なんだからバランス良く食えって言ってんのに」
なるほど。騎士さん達みんなお肉好きそうだもんなぁ……
「お肉ばっかり食べると疲れやすくなるから騎士さんには致命的な気が……」
「だろ?」
「あとは……野菜が足りないと体臭がきつくなったり……あっ、皮膚の炎症とかもありますよ」
「皮膚なぁ……こいつらにとっちゃそこらは説得力ねぇんだよなぁ……」
あー、うん、たしかに動ける筋肉があれば大丈夫! みたいな人たしかに多いよねぇ。でもさぁ……
「騎士さんって禿げとか気にしないんです?」
「あ? ハゲ?」
「皮膚ってつまり頭皮も入ってるんですよ? つまりは抜け毛の原因になることも……」
まぁ野菜食べたら絶対禿げない! とは言えないけど、肌荒れの原因は作らない方がいいよねぇ。
「……おっし、サラダもっと取ってくっか」
……アルバスさんも含めて色んな騎士さんが立ち上がってご飯を受け取れるカウンターの方へ向かって行きました。僕とダグはお互いに禿げても~って話してるけども、まぁなるべく禿げたくはないよねぇ。
あっ、今ちょうどこっち見てる人少ないから今のうちに探りましょう。
……ん? あれ? ……うん、間違いない、よね。
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