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After Story
恐怖、そして
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身体が、痛い……あと、動けない……?
「う……」
「ユーキ、気がついたのか?」
「サダ、ン君……?」
あれ、ここは……えっと、何があったんだっけ……あぁ、そうだ。街に遊びに来ていたら、人波に揉まれてダグ達と逸れちゃって、そしたら怪しい人たちに遭遇して────あぁ、連れ去られちゃったの、かな。
2人だと思っていたから、後ろから忍び寄るもう1人に気付かなくて。魔法を発動する前に僕、気絶させられちゃったんだ……
「よかった、ユーキ……首、大丈夫か?」
「ちょっと痛いけど大丈夫。サダン君は?」
少し頭も痛いけれど、これくらいならすぐ治るだろう。それよりも、この状況をどうにかしなくちゃ……
「俺はどこも痛くない。悪い、何も出来なくて……」
「ううん、仕方ないよ。それより、ここは?」
僕たちは両手両足を縛られた状態で埃っぽい部屋に転がされていた。樽とか麻の袋とかが隅の方に積み上げられた、おそらく物置に使っているのだろうと思われる部屋だった。小さなランプだけで照らされた部屋は薄暗くてなんだかジメジメしている。明らかに掃除はされていない部屋だろう。窓はなくて、扉は1つだけ。通れそうな排気口とかもない。つまりはここから出るためには扉を使わないとダメだ。
「わからない……ただ、見張りがいることは確かだ。下手に動くより助けを待つ方が得策かもしれない」
「それなら魔法を──あれ、使え、ない……?」
魔法を構築し、あとは魔力を流すだけ、と思った瞬間、魔力を上手く扱えないことに気がついた。いつも息をするように出来ていたことが、出来ない。少しの魔力すらも、流せない。どうして……?
「魔力の流れを乱す特殊な器具を使われたんだ……俺も試したけどだめだった」
「そんな……じゃあ何も出来ない、んだ……」
幸いなことにつけている魔法具には作用しなかったみたいだけれど、これから魔法を構築しようとしても無理みたい。魔力をうまく流せなくなってるんだ……魔法が使えなかったら、非力な僕は何も出来ない。魔法が使えるから大丈夫だって、今まで思ってた。まさかこんなふうに防がれるなんて……
「ああ……相手を刺激すると悪いから大人しくしておこう」
「……うん、そうだね」
待っていたらきっと、ダグ達が助けてくれる。コルンガの騎士さんも隠れて警護してくれているはずだし、すぐに見つけてくれるだろう、けど……
心配、してるかな……必死に探してくれているのかな。万が一逸れた時の集合場所を決めておけばよかった。逸れないって思ってたから決めてなかったんだよね……だから動かないことが大事だと思ったけど、こうやってさらわれちゃった。
おそらく、僕が神子だってわかった上で攫われたのでは無いと思う。もし神子だとわかっていたならカフやペンダントを取られていてもおかしくないもん。髪と目を確認しないことには神子かどうかなんてわからないだろうし。だから多分、あの3人組はただの人攫い。人攫いがいること自体駄目だけど……とりあえず神子だとバレていないことは良かった。
何も出来ることがないから、サダン君と寄り添ってただひたすらにじっと待っていると、唯一の扉が開いて2人の男が入ってきた。はじめに僕達に接触してきた2人だ。片方はガッシリとしているけれど小太りな人、もう1人は一見細そうに見えるけれど引き締まっていて鍛えられているのであろうことがわかる人。
「起きてるかな、っと……ああ、起きてるな。くく、やっぱりいい顔してるな。高く売れそうだ」
っ……この人達、人身売買の……まさか、それに捕まっちゃうなんて……それに、そんな人達が安全なはずの国にすらいるなんて……
どうしよう、助けが来る前に売られてしまったら。ダグ達が見つけられないところへ連れていかれてしまったら。嫌なことばかりが頭の中を駆け巡る。
「いいねぇ、その怯えた表情……おっちゃんゾクッときちまうよ」
ニィ、と目を細められて怖さに身体が震えてくる。得意の魔法も使えなくて、手足も動かない。逃げられないし、なによりここにはダグがいない……
どうしよう、ダグ、怖いよ……
「可愛いねぇ、震えちゃって……どれ、おっちゃんが慰めてやろうか」
「や、だ……っ」
「ユーキ!!」
やだやだやだ、触らないで……!
2人のうちの小太りな方の1人に手を伸ばされ、するりと頬を撫でられる。ダグじゃない手の感触が怖くて、気持ち悪くて、ギュッと目を瞑れば顎を掴まれてグイッと引っ張られ、無理やり目を合わせられた。
「そんなに怖がるなよ。おっちゃん興奮しちまうだろぉ?」
ねっとりとした視線が気持ち悪い。怖さと気持ち悪さに視界が滲むのがわかった。
「おい、傷はつけるなよ」
「味見くらいいいだろ。こんな上等な獲物、なかなかいないぜ」
「……程々にしろよ」
呆れたように、でも小太りな男のしようとしていることを容認してしまった細身の男に絶望する。
まさ、か……やだやだやだ、ダグ以外なんて……! 触られたくない。ダグだけにしか触られたくない……! ダグ以外に触らせないって約束したのに……
「おうよ。さぁて、楽しもうじゃねぇか」
「やだぁ……っ!」
「っユーキに触るな!!」
「君は俺と、な。あいつだけいい思いをするのはずるいしなぁ」
「っやめろ!!!」
サダン君まで……! やだやだやだ、助けてダグ……!
もう1人の男はギシギシと縄をきしませて暴れるサダン君を抑えつけ、楽しむように服のボタンを1つ1つ外していく。僕の目の前の男はボタンを外す間も惜しいとばかりに服を引き裂いていく。
ダグからもらった服、なのに……やだよぅ、ダグぅ……
「あぁ、白くて綺麗な肌だなぁ……」
露わになった肌をするすると撫で回され、怖さと気持ち悪さにボロボロと涙がこぼれ落ちる。ダグと全然違う。ダグの手は優しくて気持ちいいのに、この男の手はひたすらに気持ち悪い。怖いよ、ダグ……
「それに……いいペンダントじゃねぇか。貰っておくか」
「だ、め……っ!」
ああ……どう、しよう……魔法具、1個取られちゃった……まだカフが残ってるけど……転がされている今、頭を動かした拍子に取れちゃったら……
「おい、それちょっと見せろ」
「んあ? おうよ」
「……これ、魔法具だな。髪と目の色を変える魔法、か。珍しいもん持ってんじゃん」
バレ、た……
「あ? でもこいつ何も変わってねぇぞ?」
「おそらくまだつけてやがるな。そうだな……そのイヤーカフ、なんてどうだ?」
思わずギクリと動きを止めてしまった僕に、2人の男はニヤリと笑った。しまった、これじゃ肯定しているようなものだ……
「なるほどなぁ……さぁて、坊ちゃんはどんな色を持ってんのかねぇ」
カフに伸びてくる手がやけにスローモーションに見えた。ゆっくりとカフに手がかかり、カチ、と小さく音を立てて耳にかかっていた重みがなくなった。
「ユキ!!!!!」
直後、扉が勢いよく開いて愛しい人の声が聞こえた。視界の端に映る髪がどんどん黒く変わっていき、目の前の男は時が止まったかのように目を見開いて僕を見ている。ちらりと見えたサダン君も、驚いたように固まっていて……
ああ、せっかく助かったのに、バレちゃった……留学も、おしまいかなぁ……思ったより、早かったな……サダン君ともっと仲良くなりたかったのになぁ……せっかく出来た友達だったのに、こんな形でバレたくなかったな……
サダン君、嘘をついていたことに怒るかなぁ……まだ友達でいてくれるかなぁ……僕、サダン君に嫌われたくないよ……
愛しい腕に抱きしめられながら、僕は涙を零した。それが安堵からくるものなのかはたまた悲しみからくるものなのか、僕には分からなかった。
「う……」
「ユーキ、気がついたのか?」
「サダ、ン君……?」
あれ、ここは……えっと、何があったんだっけ……あぁ、そうだ。街に遊びに来ていたら、人波に揉まれてダグ達と逸れちゃって、そしたら怪しい人たちに遭遇して────あぁ、連れ去られちゃったの、かな。
2人だと思っていたから、後ろから忍び寄るもう1人に気付かなくて。魔法を発動する前に僕、気絶させられちゃったんだ……
「よかった、ユーキ……首、大丈夫か?」
「ちょっと痛いけど大丈夫。サダン君は?」
少し頭も痛いけれど、これくらいならすぐ治るだろう。それよりも、この状況をどうにかしなくちゃ……
「俺はどこも痛くない。悪い、何も出来なくて……」
「ううん、仕方ないよ。それより、ここは?」
僕たちは両手両足を縛られた状態で埃っぽい部屋に転がされていた。樽とか麻の袋とかが隅の方に積み上げられた、おそらく物置に使っているのだろうと思われる部屋だった。小さなランプだけで照らされた部屋は薄暗くてなんだかジメジメしている。明らかに掃除はされていない部屋だろう。窓はなくて、扉は1つだけ。通れそうな排気口とかもない。つまりはここから出るためには扉を使わないとダメだ。
「わからない……ただ、見張りがいることは確かだ。下手に動くより助けを待つ方が得策かもしれない」
「それなら魔法を──あれ、使え、ない……?」
魔法を構築し、あとは魔力を流すだけ、と思った瞬間、魔力を上手く扱えないことに気がついた。いつも息をするように出来ていたことが、出来ない。少しの魔力すらも、流せない。どうして……?
「魔力の流れを乱す特殊な器具を使われたんだ……俺も試したけどだめだった」
「そんな……じゃあ何も出来ない、んだ……」
幸いなことにつけている魔法具には作用しなかったみたいだけれど、これから魔法を構築しようとしても無理みたい。魔力をうまく流せなくなってるんだ……魔法が使えなかったら、非力な僕は何も出来ない。魔法が使えるから大丈夫だって、今まで思ってた。まさかこんなふうに防がれるなんて……
「ああ……相手を刺激すると悪いから大人しくしておこう」
「……うん、そうだね」
待っていたらきっと、ダグ達が助けてくれる。コルンガの騎士さんも隠れて警護してくれているはずだし、すぐに見つけてくれるだろう、けど……
心配、してるかな……必死に探してくれているのかな。万が一逸れた時の集合場所を決めておけばよかった。逸れないって思ってたから決めてなかったんだよね……だから動かないことが大事だと思ったけど、こうやってさらわれちゃった。
おそらく、僕が神子だってわかった上で攫われたのでは無いと思う。もし神子だとわかっていたならカフやペンダントを取られていてもおかしくないもん。髪と目を確認しないことには神子かどうかなんてわからないだろうし。だから多分、あの3人組はただの人攫い。人攫いがいること自体駄目だけど……とりあえず神子だとバレていないことは良かった。
何も出来ることがないから、サダン君と寄り添ってただひたすらにじっと待っていると、唯一の扉が開いて2人の男が入ってきた。はじめに僕達に接触してきた2人だ。片方はガッシリとしているけれど小太りな人、もう1人は一見細そうに見えるけれど引き締まっていて鍛えられているのであろうことがわかる人。
「起きてるかな、っと……ああ、起きてるな。くく、やっぱりいい顔してるな。高く売れそうだ」
っ……この人達、人身売買の……まさか、それに捕まっちゃうなんて……それに、そんな人達が安全なはずの国にすらいるなんて……
どうしよう、助けが来る前に売られてしまったら。ダグ達が見つけられないところへ連れていかれてしまったら。嫌なことばかりが頭の中を駆け巡る。
「いいねぇ、その怯えた表情……おっちゃんゾクッときちまうよ」
ニィ、と目を細められて怖さに身体が震えてくる。得意の魔法も使えなくて、手足も動かない。逃げられないし、なによりここにはダグがいない……
どうしよう、ダグ、怖いよ……
「可愛いねぇ、震えちゃって……どれ、おっちゃんが慰めてやろうか」
「や、だ……っ」
「ユーキ!!」
やだやだやだ、触らないで……!
2人のうちの小太りな方の1人に手を伸ばされ、するりと頬を撫でられる。ダグじゃない手の感触が怖くて、気持ち悪くて、ギュッと目を瞑れば顎を掴まれてグイッと引っ張られ、無理やり目を合わせられた。
「そんなに怖がるなよ。おっちゃん興奮しちまうだろぉ?」
ねっとりとした視線が気持ち悪い。怖さと気持ち悪さに視界が滲むのがわかった。
「おい、傷はつけるなよ」
「味見くらいいいだろ。こんな上等な獲物、なかなかいないぜ」
「……程々にしろよ」
呆れたように、でも小太りな男のしようとしていることを容認してしまった細身の男に絶望する。
まさ、か……やだやだやだ、ダグ以外なんて……! 触られたくない。ダグだけにしか触られたくない……! ダグ以外に触らせないって約束したのに……
「おうよ。さぁて、楽しもうじゃねぇか」
「やだぁ……っ!」
「っユーキに触るな!!」
「君は俺と、な。あいつだけいい思いをするのはずるいしなぁ」
「っやめろ!!!」
サダン君まで……! やだやだやだ、助けてダグ……!
もう1人の男はギシギシと縄をきしませて暴れるサダン君を抑えつけ、楽しむように服のボタンを1つ1つ外していく。僕の目の前の男はボタンを外す間も惜しいとばかりに服を引き裂いていく。
ダグからもらった服、なのに……やだよぅ、ダグぅ……
「あぁ、白くて綺麗な肌だなぁ……」
露わになった肌をするすると撫で回され、怖さと気持ち悪さにボロボロと涙がこぼれ落ちる。ダグと全然違う。ダグの手は優しくて気持ちいいのに、この男の手はひたすらに気持ち悪い。怖いよ、ダグ……
「それに……いいペンダントじゃねぇか。貰っておくか」
「だ、め……っ!」
ああ……どう、しよう……魔法具、1個取られちゃった……まだカフが残ってるけど……転がされている今、頭を動かした拍子に取れちゃったら……
「おい、それちょっと見せろ」
「んあ? おうよ」
「……これ、魔法具だな。髪と目の色を変える魔法、か。珍しいもん持ってんじゃん」
バレ、た……
「あ? でもこいつ何も変わってねぇぞ?」
「おそらくまだつけてやがるな。そうだな……そのイヤーカフ、なんてどうだ?」
思わずギクリと動きを止めてしまった僕に、2人の男はニヤリと笑った。しまった、これじゃ肯定しているようなものだ……
「なるほどなぁ……さぁて、坊ちゃんはどんな色を持ってんのかねぇ」
カフに伸びてくる手がやけにスローモーションに見えた。ゆっくりとカフに手がかかり、カチ、と小さく音を立てて耳にかかっていた重みがなくなった。
「ユキ!!!!!」
直後、扉が勢いよく開いて愛しい人の声が聞こえた。視界の端に映る髪がどんどん黒く変わっていき、目の前の男は時が止まったかのように目を見開いて僕を見ている。ちらりと見えたサダン君も、驚いたように固まっていて……
ああ、せっかく助かったのに、バレちゃった……留学も、おしまいかなぁ……思ったより、早かったな……サダン君ともっと仲良くなりたかったのになぁ……せっかく出来た友達だったのに、こんな形でバレたくなかったな……
サダン君、嘘をついていたことに怒るかなぁ……まだ友達でいてくれるかなぁ……僕、サダン君に嫌われたくないよ……
愛しい腕に抱きしめられながら、僕は涙を零した。それが安堵からくるものなのかはたまた悲しみからくるものなのか、僕には分からなかった。
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