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After Story
こういう日に限って
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拗ねた僕の機嫌が戻ってから暫く経ち、1月になりました。今日は騎士団の入団式です! サダン君が正式に騎士になる日です! サダンくんの晴れ姿を見るんだ! と意気込んでいたものの……
「うぅ……サダンくん……」
「風邪をひいたんだからしょうがないだろう。入団式は俺も少しいかなければならないが、ユキは大人しくしているんだぞ。ラギアスを見張りに置いていくからな。治癒師も呼んでおく」
そうなのです、まんまと風邪をひいてしまったのです……こうなったらもうあれですよ、軟禁開始ですよ。出歩くことは愚かトイレ以外でベッドから出ることを禁止されて、完全に治るまで軟禁されるのです……
せっかくの晴れ舞台なのに……! なんとか気合で起きたのに……!
朝目が覚めて、あれ? と思った僕はいやいや気のせいに違いない……と思いつつ若干重怠い気がする身体を無視してベッドからおりようとしたらガッとダグに捕獲され、そのままおでこに手を当てられて熱を測られ……案の定いつもよりも断然体温の高かったらしい僕はベッドに引き戻され、ご飯もベッドの上でダグに食べさせられました。
慣れた手つきでテキパキと僕のお世話を一通りこなしてからダグは騎士服に着替えた。今日は入団式だから勲章と飾緒がついていて、ダグのカッコよさを際立たせてます! ううう、抱きつきたいけど身体が重たい……!
「いいか、大人しく寝ているんだぞ。こっそり見に行こうとなんてするなよ」
「はぁい……」
ものすごく念を押してからダグはチラチラとこっちを見ながら出て行った。信用ゼロです。今までやらかした自覚があるから何も言わないけどね……!
それにしても、今日は1人かぁ。入団式が終わったら部隊に分かれて顔合わせとかあるから、部隊によっては長くなるんだよね。ダグの部隊が今年どうなるかは知らないけどちょっと寂しいし暇です。
「……ラギアス~……」
「駄目ですよ」
「僕まだ何も言ってないよ」
「連れて行けとおっしゃるつもりだったでしょう。ダグラスさんには自分では動いていないと言うつもりで」
……バレてる。自分は大人しくしてたよ! っていえるかなぁって……だめ?
「ダグラスさんがそれで納得するとお思いですか?」
「うぐぅ……で、でもほら、ラギアスもサダンくんの晴れ姿見たくない?」
だから連れて行ってくれないかな~って思ったけど物凄くじっとりとした目で見られてます。
「見たくない、と言えば嘘になりますが……こちらへ来る前に見てきましたし、この先いくらでも見れますから問題ありません。今はユキ様が無理をしないように監視する方が重要です」
うぅ、これはテコでも動かなさそうです……! 諦めるしかないのかなぁ……楽しみにしてたのになぁ……
「俺はユキ様を連れ出したからとダグラスさんに怒られるのは嫌ですよ。それに……」
「それに?」
首を傾げた僕に、ラギアスは本当にわからないのか、とでも言いたげな視線を送ってきます。
「……見つかればユキ様もただでは済まないかと」
「……大人しくしてます」
「そうなさってください」
べべべべつに部屋を出たのが見つかって風邪が治ってからされるであろうお仕置きが怖いなんてことはないんだからね……! ラギアスが怒られるのが申し訳ないだけなんだからね……!
入団式を見に行くことは諦めて大人しく寝ているとすぐに治癒師さんがやってきて、いつも通りテキパキと診察をされました。
「風邪ですね。お薬を出しておきましょう。今までの傾向からするに食欲も落ちてしまわれるでしょうから、もしも何も食べられない際はこの胃薬と共にこの薬をお飲みください。軽くでも食べられるならば胃薬はいりませんよ。2食以上続けて食べられない際はお呼びください。軽い栄養剤を投与するかを判断します」
「はぁい」
今回はリディアがいないから、薬はサイドテーブルに並べられました。飲んだことある物ばかりだから分量とかもも問題なく分かります。……熱で朦朧として数が読めなくなったらどうしよう。……ダグがちゃんと飲ませてくれるよね! うん、きっと大丈夫!
「ではまた様子を見に参りましょう。しっかり寝ているのですよ」
「はぁい。ありがとうございました」
「いえいえ、お大事に」
治癒師さんが出て行き、寝て早く治そうと目を閉じたものの、なんだか眠れない。モゾモゾと体勢を変えてみても寝れない……
そうやってしているうちになんだかトイレに行きたい気がしてきて、気にし始めるとどんどん行きたくなってくるもので、このままじゃ寝られないとベッドから降りたら目の前にはラギアス。
「どちらへ?」
「と、トイレだよ? ……僕そんなに信用ない?」
入団式に行くと思われたんだ……流石に連れて行ってもらえないなら自力で、なんてしないよ? だって連れ戻されるどころか部屋から脱出するのが不可能なことはわかってるもん。あと絶対途中で力尽きます。お城の広さを舐めたらダメなのです。
「ユキ様ならやりかねませんので。さぁ、お手洗いならお連れしますから早く休まれてください」
「トイレくらいまでなら歩けるよ?」
「ユキ様を歩かせたとダグラスさんに知られると叱られますので」
「……はぁい」
否定できないし、連れて行ってもらえるのはありがたいからおとなしくします。しんどいのは事実だからね。
とりあえずトイレまで連れて行ってもらい、用を足したらまた抱き上げられて寝室へ──連れて行かれる前にカウチの側でラギアスの服をグイグイ引っ張って足止め。
「ダラス取りたい」
ダグがいないし、今日くらい一緒に寝ても許してくれるよね? なんだか寂しい気がするし、多分ダラスを抱きしめたら寝れるはず!
「かしこまりました」
ダラスの近くまで行ってくれたラギアスの腕の中からダラスを引っ掴んで確保完了! 相変わらずモフモフだね。そのままベッドへ帰還して、ダラスを抱きしめて潜り込めばラギアスが掛け布団を整えてくれました。
モゾモゾ動きつつダラスの位置とか体勢を整えて……うぅむ、何かが足りない気がします……
眠いには眠いけどあと一息何か足りない、と思っているとふわりと大好きな香りのする何かを差し出されました。
「これで寝られますか?」
「……ダグのシャツ? ……うん、ありがと」
ありがたく受け取ってダラスに巻き付けるとすぐにいい感じの眠気がやってきました。そのまま顔を埋めるとふわりと意識が解けるようにゆっくりと眠りに落ちていったのでした。
どれくらい眠ったのか、さらさらと頭を撫でられる感覚がありそっと目を開くと大好きな銀色が視界に入ってきた。
「だぐ……?」
「ああ。昼になったから一度戻ってきた。食べられそうか?」
「……ちょっと、だけ」
朝よりしんどくて、いつもの量は食べられそうになかった。
「わかった、無理はするなよ」
コクリと頷けば優しく抱え上げられて、ベッドに上がったダグの膝に下されました。ラギアスからリゾットの入った深皿を受け取ったダグは僕のペースに合わせてゆっくり食べさせてくれて、僕の心配していた薬もちゃんと数を数えて飲ませてくれました。
「よし、ちゃんと飲めたな。だが朝より悪そうだな。……ラギアス、ユキの体調が少しでも今以上に悪くなったら俺と治癒師をすぐに呼んでくれ。なるべく早く戻ってくる」
「わかりました」
「ユキ、こんな時にすまない。すぐに帰ってくるからしっかり寝ているんだぞ」
「ん……がんば、て」
「ああ。……ラギアス、頼んだぞ」
「はい」
僕をベッドに寝かせ、最後におでこにキスをしてから名残惜しげに部屋を出て行ったダグにちょっと寂しくなるも、迷惑はかけられないし今は寝て治すしかない。薬も飲んだし寝ていたら良くなるだろうと、寂しさから目を逸らすようにダラスをギュッと抱きしめて目を閉じた。
「うぅ……サダンくん……」
「風邪をひいたんだからしょうがないだろう。入団式は俺も少しいかなければならないが、ユキは大人しくしているんだぞ。ラギアスを見張りに置いていくからな。治癒師も呼んでおく」
そうなのです、まんまと風邪をひいてしまったのです……こうなったらもうあれですよ、軟禁開始ですよ。出歩くことは愚かトイレ以外でベッドから出ることを禁止されて、完全に治るまで軟禁されるのです……
せっかくの晴れ舞台なのに……! なんとか気合で起きたのに……!
朝目が覚めて、あれ? と思った僕はいやいや気のせいに違いない……と思いつつ若干重怠い気がする身体を無視してベッドからおりようとしたらガッとダグに捕獲され、そのままおでこに手を当てられて熱を測られ……案の定いつもよりも断然体温の高かったらしい僕はベッドに引き戻され、ご飯もベッドの上でダグに食べさせられました。
慣れた手つきでテキパキと僕のお世話を一通りこなしてからダグは騎士服に着替えた。今日は入団式だから勲章と飾緒がついていて、ダグのカッコよさを際立たせてます! ううう、抱きつきたいけど身体が重たい……!
「いいか、大人しく寝ているんだぞ。こっそり見に行こうとなんてするなよ」
「はぁい……」
ものすごく念を押してからダグはチラチラとこっちを見ながら出て行った。信用ゼロです。今までやらかした自覚があるから何も言わないけどね……!
それにしても、今日は1人かぁ。入団式が終わったら部隊に分かれて顔合わせとかあるから、部隊によっては長くなるんだよね。ダグの部隊が今年どうなるかは知らないけどちょっと寂しいし暇です。
「……ラギアス~……」
「駄目ですよ」
「僕まだ何も言ってないよ」
「連れて行けとおっしゃるつもりだったでしょう。ダグラスさんには自分では動いていないと言うつもりで」
……バレてる。自分は大人しくしてたよ! っていえるかなぁって……だめ?
「ダグラスさんがそれで納得するとお思いですか?」
「うぐぅ……で、でもほら、ラギアスもサダンくんの晴れ姿見たくない?」
だから連れて行ってくれないかな~って思ったけど物凄くじっとりとした目で見られてます。
「見たくない、と言えば嘘になりますが……こちらへ来る前に見てきましたし、この先いくらでも見れますから問題ありません。今はユキ様が無理をしないように監視する方が重要です」
うぅ、これはテコでも動かなさそうです……! 諦めるしかないのかなぁ……楽しみにしてたのになぁ……
「俺はユキ様を連れ出したからとダグラスさんに怒られるのは嫌ですよ。それに……」
「それに?」
首を傾げた僕に、ラギアスは本当にわからないのか、とでも言いたげな視線を送ってきます。
「……見つかればユキ様もただでは済まないかと」
「……大人しくしてます」
「そうなさってください」
べべべべつに部屋を出たのが見つかって風邪が治ってからされるであろうお仕置きが怖いなんてことはないんだからね……! ラギアスが怒られるのが申し訳ないだけなんだからね……!
入団式を見に行くことは諦めて大人しく寝ているとすぐに治癒師さんがやってきて、いつも通りテキパキと診察をされました。
「風邪ですね。お薬を出しておきましょう。今までの傾向からするに食欲も落ちてしまわれるでしょうから、もしも何も食べられない際はこの胃薬と共にこの薬をお飲みください。軽くでも食べられるならば胃薬はいりませんよ。2食以上続けて食べられない際はお呼びください。軽い栄養剤を投与するかを判断します」
「はぁい」
今回はリディアがいないから、薬はサイドテーブルに並べられました。飲んだことある物ばかりだから分量とかもも問題なく分かります。……熱で朦朧として数が読めなくなったらどうしよう。……ダグがちゃんと飲ませてくれるよね! うん、きっと大丈夫!
「ではまた様子を見に参りましょう。しっかり寝ているのですよ」
「はぁい。ありがとうございました」
「いえいえ、お大事に」
治癒師さんが出て行き、寝て早く治そうと目を閉じたものの、なんだか眠れない。モゾモゾと体勢を変えてみても寝れない……
そうやってしているうちになんだかトイレに行きたい気がしてきて、気にし始めるとどんどん行きたくなってくるもので、このままじゃ寝られないとベッドから降りたら目の前にはラギアス。
「どちらへ?」
「と、トイレだよ? ……僕そんなに信用ない?」
入団式に行くと思われたんだ……流石に連れて行ってもらえないなら自力で、なんてしないよ? だって連れ戻されるどころか部屋から脱出するのが不可能なことはわかってるもん。あと絶対途中で力尽きます。お城の広さを舐めたらダメなのです。
「ユキ様ならやりかねませんので。さぁ、お手洗いならお連れしますから早く休まれてください」
「トイレくらいまでなら歩けるよ?」
「ユキ様を歩かせたとダグラスさんに知られると叱られますので」
「……はぁい」
否定できないし、連れて行ってもらえるのはありがたいからおとなしくします。しんどいのは事実だからね。
とりあえずトイレまで連れて行ってもらい、用を足したらまた抱き上げられて寝室へ──連れて行かれる前にカウチの側でラギアスの服をグイグイ引っ張って足止め。
「ダラス取りたい」
ダグがいないし、今日くらい一緒に寝ても許してくれるよね? なんだか寂しい気がするし、多分ダラスを抱きしめたら寝れるはず!
「かしこまりました」
ダラスの近くまで行ってくれたラギアスの腕の中からダラスを引っ掴んで確保完了! 相変わらずモフモフだね。そのままベッドへ帰還して、ダラスを抱きしめて潜り込めばラギアスが掛け布団を整えてくれました。
モゾモゾ動きつつダラスの位置とか体勢を整えて……うぅむ、何かが足りない気がします……
眠いには眠いけどあと一息何か足りない、と思っているとふわりと大好きな香りのする何かを差し出されました。
「これで寝られますか?」
「……ダグのシャツ? ……うん、ありがと」
ありがたく受け取ってダラスに巻き付けるとすぐにいい感じの眠気がやってきました。そのまま顔を埋めるとふわりと意識が解けるようにゆっくりと眠りに落ちていったのでした。
どれくらい眠ったのか、さらさらと頭を撫でられる感覚がありそっと目を開くと大好きな銀色が視界に入ってきた。
「だぐ……?」
「ああ。昼になったから一度戻ってきた。食べられそうか?」
「……ちょっと、だけ」
朝よりしんどくて、いつもの量は食べられそうになかった。
「わかった、無理はするなよ」
コクリと頷けば優しく抱え上げられて、ベッドに上がったダグの膝に下されました。ラギアスからリゾットの入った深皿を受け取ったダグは僕のペースに合わせてゆっくり食べさせてくれて、僕の心配していた薬もちゃんと数を数えて飲ませてくれました。
「よし、ちゃんと飲めたな。だが朝より悪そうだな。……ラギアス、ユキの体調が少しでも今以上に悪くなったら俺と治癒師をすぐに呼んでくれ。なるべく早く戻ってくる」
「わかりました」
「ユキ、こんな時にすまない。すぐに帰ってくるからしっかり寝ているんだぞ」
「ん……がんば、て」
「ああ。……ラギアス、頼んだぞ」
「はい」
僕をベッドに寝かせ、最後におでこにキスをしてから名残惜しげに部屋を出て行ったダグにちょっと寂しくなるも、迷惑はかけられないし今は寝て治すしかない。薬も飲んだし寝ていたら良くなるだろうと、寂しさから目を逸らすようにダラスをギュッと抱きしめて目を閉じた。
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