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2章 孤児院の新しい家族
一緒に作り出す
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ああ、今日もいい天気だなぁ
ガチャ
「おはよう、藍灯」
「んん、、おはよ、、」
「ん、他のみんなもいっしょに起こしに行こ?」
「行く、、」
「おはよう、譲」
「んんん、」
「おーきーてー」
「うおっ、藍灯、毛布とるな!」
ふふ、なんだか和むなあ
「おはようございます、先生」
「おはよぉ」
「あら、早いわね、、おはよう」
「朝ごはん作りますよ」
「ありがとう」
「「「いただきます」」」
「おいしねえ」
「うん、おいしい」
「そういえば、ここにはほかの先生はいないのですか?」
「ええ、ここは個人でやってる小さな孤児院だからねえ」
「そうなんですね、、」
「「「ごちそうさまでした」」」
「今から何する~?」
「もう義務教育でやるところも終わっちゃったしね」
「…ねえみんな、みんなでそれぞれが得意なことを生かして、グループを作ってみない?」
「グループ?」
「うん、僕は音楽のことと、絵と、勉強と、体を使うこととか、いろんなことが得意だよ。みんなもそれぞれ得意な分野があるでしょ?」
愁「僕は、ギターと、パソコンのことが得意だよ」
なな「私は、絵とトランペットが得意なの」
譲「俺は、体を使うことと、チェロが得意だ」
蓮「私は、ピアノと、文学に関することかな、、」
玲央「僕は数学とドラムが得意だよ」
雪「私は写真とか動画を撮るのと、ヴァイオリンが得意だよ」
藍灯「僕は科学とフルートだね、」
「それなら、みんな音楽が得意だからバンドを作って、でも勉強に関することも得意だから勉強についての子供に分かりやすく義務教育の内容を説明する配信をしたり、、いろんなことをするグループを作るんだよ」
「……それ、すっごくいいね!いろんな歌を作ったり、SNSで勉強の配信したりしたら、どれかで有名になれれば、必然的に全部いろんな人に見てもらえることになるよ!」
「うん、確かにそうだね、、僕も賛成だよ」
「私も賛成だけど、しいて言うなら、孤児院のことは言わないほうがいいと思うな、それで贔屓されたり、同乗されたりしたらすごく嫌だから」
「じゃあ、みんな賛成だけど、僕らが親がいなくて、孤児院に住んでるってことは言わないで傷は隠すってことでいいかな?」
「ああ、それでいいと思うぜ」
「じゃあ、みんな楽しくやろうね、、とりあえず、ちょっと僕が試しに歌を作ってみるから、みんなで練習してみようよ」
「うん、じゃあ待ってるね」
「はーい」
それから僕は、自分の部屋でギターとピアノを鳴らしながらどういう歌にしようか悩んでいた。
今のみんなは初めて僕がこの孤児院に来たときよりもすごく明るくなって、みんなも仲良くなってる感じがするから、そういうのが分かるような、明るいけど、ただ明るいだけじゃない歌がいいな
「できたよ~」
「ほんと!?どんな曲なの?」
「待って待ってww今から楽譜渡すから、、あと、それぞれが得意だって言ってた楽器をそれぞれに割り当ててみたよ」
「…すごいね、まだ三時間くらいしかたってないのに」
「ありがとう、一回ギターと一緒に歌うから、参考にしてね、、あ、ちなみに僕は歌の他にギターの補助かピアノの補助を担当するね」
「うん、わかった」
スゥ
昨日はね、お誕生日
昨日はね、皆と一緒
昨日はね、楽しいの
昨日はね、昨日はね
昨日のことばっかでね
今日も考えず現実逃避
明日も忘れて現実逃避
当たり前のようになる
愛されなくて笑えなくて
愛せなくて笑わせれない
それでもね今日も明日も
そばにいて僕もいるから
でもね昨日今日も明日も
朝日が昇って月が光って
心が泣いて泣き止むんだ
雪も氷も全部溶けるんだ
昨日は思い出箱に仕舞って
今日は朝から笑って楽しい
明日はわくわくで眠れない
当たり前になるんだよね
ずっとずっと笑っていたよ
ずっとずっと愛していたよ
「わあ、前に聞いた歌とは全然違うね!」
「ああ、前より明るくて、俺はこっちも好きだ」
「でも、歌詞は切なくて、けど明るくもなれる」
「すごいね、この歌は」
「ありがとう、みんな、、それじゃぁ、みんなで三十分ごとぐらいにどのぐらいできたか聞きあおう」
「そうだね、それぞれ楽器が違えば難易度も違うしね」
「じゃあ、誰か一人だけ終わっちゃったときには時間まではとりあえず練習して、時間になったらみんなで聞いて録音して、それが終わったら終わった人は好きなことをしてるってことにする?」
「そうだね、それなら録音した音声で聞けるしいいと思うよ」
「じゃあ、自分の部屋に行って練習しよう!」
ガチャ
「おはよう、藍灯」
「んん、、おはよ、、」
「ん、他のみんなもいっしょに起こしに行こ?」
「行く、、」
「おはよう、譲」
「んんん、」
「おーきーてー」
「うおっ、藍灯、毛布とるな!」
ふふ、なんだか和むなあ
「おはようございます、先生」
「おはよぉ」
「あら、早いわね、、おはよう」
「朝ごはん作りますよ」
「ありがとう」
「「「いただきます」」」
「おいしねえ」
「うん、おいしい」
「そういえば、ここにはほかの先生はいないのですか?」
「ええ、ここは個人でやってる小さな孤児院だからねえ」
「そうなんですね、、」
「「「ごちそうさまでした」」」
「今から何する~?」
「もう義務教育でやるところも終わっちゃったしね」
「…ねえみんな、みんなでそれぞれが得意なことを生かして、グループを作ってみない?」
「グループ?」
「うん、僕は音楽のことと、絵と、勉強と、体を使うこととか、いろんなことが得意だよ。みんなもそれぞれ得意な分野があるでしょ?」
愁「僕は、ギターと、パソコンのことが得意だよ」
なな「私は、絵とトランペットが得意なの」
譲「俺は、体を使うことと、チェロが得意だ」
蓮「私は、ピアノと、文学に関することかな、、」
玲央「僕は数学とドラムが得意だよ」
雪「私は写真とか動画を撮るのと、ヴァイオリンが得意だよ」
藍灯「僕は科学とフルートだね、」
「それなら、みんな音楽が得意だからバンドを作って、でも勉強に関することも得意だから勉強についての子供に分かりやすく義務教育の内容を説明する配信をしたり、、いろんなことをするグループを作るんだよ」
「……それ、すっごくいいね!いろんな歌を作ったり、SNSで勉強の配信したりしたら、どれかで有名になれれば、必然的に全部いろんな人に見てもらえることになるよ!」
「うん、確かにそうだね、、僕も賛成だよ」
「私も賛成だけど、しいて言うなら、孤児院のことは言わないほうがいいと思うな、それで贔屓されたり、同乗されたりしたらすごく嫌だから」
「じゃあ、みんな賛成だけど、僕らが親がいなくて、孤児院に住んでるってことは言わないで傷は隠すってことでいいかな?」
「ああ、それでいいと思うぜ」
「じゃあ、みんな楽しくやろうね、、とりあえず、ちょっと僕が試しに歌を作ってみるから、みんなで練習してみようよ」
「うん、じゃあ待ってるね」
「はーい」
それから僕は、自分の部屋でギターとピアノを鳴らしながらどういう歌にしようか悩んでいた。
今のみんなは初めて僕がこの孤児院に来たときよりもすごく明るくなって、みんなも仲良くなってる感じがするから、そういうのが分かるような、明るいけど、ただ明るいだけじゃない歌がいいな
「できたよ~」
「ほんと!?どんな曲なの?」
「待って待ってww今から楽譜渡すから、、あと、それぞれが得意だって言ってた楽器をそれぞれに割り当ててみたよ」
「…すごいね、まだ三時間くらいしかたってないのに」
「ありがとう、一回ギターと一緒に歌うから、参考にしてね、、あ、ちなみに僕は歌の他にギターの補助かピアノの補助を担当するね」
「うん、わかった」
スゥ
昨日はね、お誕生日
昨日はね、皆と一緒
昨日はね、楽しいの
昨日はね、昨日はね
昨日のことばっかでね
今日も考えず現実逃避
明日も忘れて現実逃避
当たり前のようになる
愛されなくて笑えなくて
愛せなくて笑わせれない
それでもね今日も明日も
そばにいて僕もいるから
でもね昨日今日も明日も
朝日が昇って月が光って
心が泣いて泣き止むんだ
雪も氷も全部溶けるんだ
昨日は思い出箱に仕舞って
今日は朝から笑って楽しい
明日はわくわくで眠れない
当たり前になるんだよね
ずっとずっと笑っていたよ
ずっとずっと愛していたよ
「わあ、前に聞いた歌とは全然違うね!」
「ああ、前より明るくて、俺はこっちも好きだ」
「でも、歌詞は切なくて、けど明るくもなれる」
「すごいね、この歌は」
「ありがとう、みんな、、それじゃぁ、みんなで三十分ごとぐらいにどのぐらいできたか聞きあおう」
「そうだね、それぞれ楽器が違えば難易度も違うしね」
「じゃあ、誰か一人だけ終わっちゃったときには時間まではとりあえず練習して、時間になったらみんなで聞いて録音して、それが終わったら終わった人は好きなことをしてるってことにする?」
「そうだね、それなら録音した音声で聞けるしいいと思うよ」
「じゃあ、自分の部屋に行って練習しよう!」
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