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真っ赤なバラと真っ赤な痛み
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しおりを挟む女の子でも始めは中を慣らしてからでしょう?普通は使うはずのない男の中に一切触れずにブチ込むなんて、あんただって痛いでしょうに。
アタシは痛いってもんじゃない、苦しいってもんじゃない。壮絶。だってノルウェムのソレ、えげつない。
たとえるならそう、針の穴に綱引きの綱をねじ込むような。アタシの感覚的にはそうよ。太いし長いし反ってるし、中でカタチがわかるくらいの圧迫。
お腹が中から突き破られるんじゃないかって思ったわ。初めての感覚というか衝撃に、アタシの熱はついに弾けて彼の手を白く汚した。
「くっ……入れられただけでイッたのかよ、淫乱カマ野郎。もっと力を抜け、きつい……」
え、嘘。イッたばかり、というかまだイッてるのに彼は両手で腰をつかんでズンッ!とさらに奥に踏み込んできた。
あれで全部じゃなかったの?嬌声じゃなくて悲鳴が口から放たれ、体全体が震える。奥の奥を無理やりこじ開けられて、熱い何かが太ももに垂れてる。
鉄の匂い。血?中が切れちゃったんだわ。そりゃあそうでしょうね。あぁ、また失血で頭がクラクラする。
気持ち悪い。我慢できずに吐いた。さっき散々お腹を殴られたから吐しゃ物に血が混じってる。涙もボロボロ落ちて、もう何が何だか。
今、この瞬間で気絶できたらどんなに楽なのかしら。けれど彼はそれを許さない。
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