アイデンティティ

那月

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繋げる想い

12P

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 目も開けられないからどんな顔をしているのかわからないけど、何度も「リア、マリアン……はぁっ、マリアンっ」て名前を呼んでオレまですごく気持ちがよくなってきたわ。

 
 喉の奥に何度も竿の先端が叩きつけられて、激しく出入りするそれがとんでもなく熱い。手伝おうと舌を絡め吸いついたその瞬間。

 
「も、イくっ……くぅ、あっ!はぁっ、はぁっはぁっ……はぁ……」


  ノルが体を震わせ、奥まで叩きつけると同時に弾けた。熱い白濁がビュクッ!と喉の奥を流れているのがよくわかる。


「かはっ!ゴホッゴホッゴホッゴホッ!あ、うぅ……はぁっ、はぁっ、はぁっ……」
 

「悪い、苦しかっただろ。吐き出せねぇくらい奥にいっちまってたか。水でも飲むか?」

 
 ゴクンッと飲み込んで、口の中から竿が引き抜かれるとノルが体を支えてくれた。ちょっと、フェラだけでかなり疲れたんだけど。

 
 首を横に振り、何も言わないで呼吸を落ち着かせるオレの涙を指で拭う。汚れた口元をバスローブの袖で拭く彼はオレを抱き上げ、ベッドに寝かせた。


「らいひょうぶ……あー、んー……顎が痛いけど、大丈夫だから。オレ、こんなになっちゃったし……このまま最後まで、シて?」

 
「お前っ!今のでイったのかよ。クソ、今のはかなりキた。あぁ、嫌だって言っても途中でやめてやれねぇからな、覚悟しろよ」

 
 オレ、フェラしている時に体がムズムズしてたの。ベッドに放られた時にはすでに半起ちだったし、ノルがイった時にオレも気持ち良くて一緒にイっちゃった。

 
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