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死神の神那
10P
しおりを挟む「内容による。もうわかっていると思うが、俺はこんな体質だ。どこでもすぐに寝るし、何より面倒臭いことが大嫌いだ」
「そんなのかまわないわ。寝たら起こすし、そのひん曲がった根性はあたしが叩き直してあげる。あんたは…………そうね、あたしのボディガードにでもなってもらおうかしら」
「だ、旦那がボディガード……プ、ククッ……」
「笑うな毛皮」
人型になったキツネにすかさず拳骨を叩き落とす。また「ギニャアッ!」と叫んだが、猫の友達でもできたか?
それにしても、俺がボディガードか。守護神とはだいぶ印象が変わってきたな。ボディガードということは、24時間365日この小娘のそばにいろと?これはもう、本当に
「はぁぁぁぁぁ……」
「ちょっと、まるで呪詛みたいな深い溜め息吐かないでよ。こっちは本気で困ってるんだから。次は本当にあたし、死んじゃうかもしれないんだからね」
そりゃあ本気だろう。小娘の目を見ればわかる。明るい茶色の2つの大きな瞳は、まだ死にたくないと必死に訴えかけている。
彼女が語った数々の不幸はとても作り話には聞こえなかった。しかし、本当のことならば驚愕の極みだな。
一体何が原因で、誰がこいつの家族を事故に見せかけて殺したのか。俺にわかるのか?調べてくれ、ではなく守ってくれという仕事だが。
そばにずっといれば、必然的に原因を追究しようとするだろう。キツネが。だがその必要がないのか?そこまでしなくていいと?もしくは、原因がわからなくてもいい理由があるのか?
よし、とりあえずは信じてやろう。だが引き受けるのはなぁ……
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