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修行生活
修行生活 3
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一方でユモトはルーに魔法の指導を受けている。
「ユモトちゃん、魔法の発動は問題ないんだけど、一番最初にどうにかしなくちゃいけないのは魔力の無駄遣いね!」
「無駄遣い…… ですか?」
ユモトが聞き返すとルーは「そうよ」と言って指をさしてきた。
「例えばね、ユモトちゃんは50ぐらいの力で発動できる魔法を、70ぐらいの力で発動させちゃってるの」
「なるほど……」
「そんでもって威力はそこまで変わらないから、単純に魔力を無駄に消費しちゃってるのよ。だから疲れるの」
魔法を使用して疲れるのは自分の体力の無さだけだと思っていたが、そういう部分もあったのかとユモトは納得する。
「ってなわけで、ユモトちゃんには魔法の基礎中の基礎であるファイヤーボールを連発して出してもらいたいと思います」
「それだけで良いんですか!?」
もっと難しい修行を想像していたユモトは肩透かしを食らう。
「そう、ただし! 魔力をできるだけ込めないで発射すること!」
「魔力を込めないで…… わかりました!」
「もちろん、魔力を込めないでライターの火みたいなのを出されても困るから的を用意するわ」
そう言って離れた場所にルーは精霊を召喚した。
早速、ユモトは杖を持って精霊めがけて火の玉を放つ。命中して精霊も倒せたがルーは首を横にふる。
「やっぱり力が入りすぎね」
「すみません……」
「まぁ、数をこなすしか無いわ、さぁーやるわよ!」
案外難しい修行かもしれないと、気を入れ直してユモトはまた杖を構えた。
エルフの素朴な村を夕焼けが赤く照らしている。ムツヤ達はまだ外で訓練をしていた。
「よし、そろそろ今日は良いだろう」
やっと終わったとモモは深く深呼吸する。
ユモトはその場にへたり込んでしまう。
「よーし、帰るわよ!! 宿屋でお風呂に入ってご飯とワインで優勝していくことにするわよ!!」
「ま、待って下さい」
ユモトは座り込んだまま動けなくなっていた。あちゃーとルーは額に手を当てる。
「魔力切れね、ムツヤっちー背負ってユモトちゃん運んだげてー」
「わかりまじだ」
疲れの1つも見せずにムツヤはユモトをヒョイッと背負って歩く。
「すみません」
「いえ、良いんですよ」
その様子をじっと見るモモに向かってルーはにやりと笑い。
「モモちゃんも動けなくなるぐらい修行頑張ればムツヤっちにおんぶして貰えるかもねー」
「な、何を言ってるんですか!!?」
そんなやり取りを見てアシノは笑っていた。それが珍しくて思わずモモは振り返る。
「ま、何事も頑張ってみることだな。やらなきゃ分からないんだ。やるしかない」
「アシノ殿まで……」
先に行って歩いているムツヤの背中でユモトが話をする。
「なんだか僕ムツヤさんにおんぶされてばっかりですね……」
「そんな事ありませんよ」
そうは言われても今だっておぶさっていた。いつかこの背中を僕が守るんだとユモトは固く決意をする。
「ユモトちゃん、魔法の発動は問題ないんだけど、一番最初にどうにかしなくちゃいけないのは魔力の無駄遣いね!」
「無駄遣い…… ですか?」
ユモトが聞き返すとルーは「そうよ」と言って指をさしてきた。
「例えばね、ユモトちゃんは50ぐらいの力で発動できる魔法を、70ぐらいの力で発動させちゃってるの」
「なるほど……」
「そんでもって威力はそこまで変わらないから、単純に魔力を無駄に消費しちゃってるのよ。だから疲れるの」
魔法を使用して疲れるのは自分の体力の無さだけだと思っていたが、そういう部分もあったのかとユモトは納得する。
「ってなわけで、ユモトちゃんには魔法の基礎中の基礎であるファイヤーボールを連発して出してもらいたいと思います」
「それだけで良いんですか!?」
もっと難しい修行を想像していたユモトは肩透かしを食らう。
「そう、ただし! 魔力をできるだけ込めないで発射すること!」
「魔力を込めないで…… わかりました!」
「もちろん、魔力を込めないでライターの火みたいなのを出されても困るから的を用意するわ」
そう言って離れた場所にルーは精霊を召喚した。
早速、ユモトは杖を持って精霊めがけて火の玉を放つ。命中して精霊も倒せたがルーは首を横にふる。
「やっぱり力が入りすぎね」
「すみません……」
「まぁ、数をこなすしか無いわ、さぁーやるわよ!」
案外難しい修行かもしれないと、気を入れ直してユモトはまた杖を構えた。
エルフの素朴な村を夕焼けが赤く照らしている。ムツヤ達はまだ外で訓練をしていた。
「よし、そろそろ今日は良いだろう」
やっと終わったとモモは深く深呼吸する。
ユモトはその場にへたり込んでしまう。
「よーし、帰るわよ!! 宿屋でお風呂に入ってご飯とワインで優勝していくことにするわよ!!」
「ま、待って下さい」
ユモトは座り込んだまま動けなくなっていた。あちゃーとルーは額に手を当てる。
「魔力切れね、ムツヤっちー背負ってユモトちゃん運んだげてー」
「わかりまじだ」
疲れの1つも見せずにムツヤはユモトをヒョイッと背負って歩く。
「すみません」
「いえ、良いんですよ」
その様子をじっと見るモモに向かってルーはにやりと笑い。
「モモちゃんも動けなくなるぐらい修行頑張ればムツヤっちにおんぶして貰えるかもねー」
「な、何を言ってるんですか!!?」
そんなやり取りを見てアシノは笑っていた。それが珍しくて思わずモモは振り返る。
「ま、何事も頑張ってみることだな。やらなきゃ分からないんだ。やるしかない」
「アシノ殿まで……」
先に行って歩いているムツヤの背中でユモトが話をする。
「なんだか僕ムツヤさんにおんぶされてばっかりですね……」
「そんな事ありませんよ」
そうは言われても今だっておぶさっていた。いつかこの背中を僕が守るんだとユモトは固く決意をする。
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