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ルマでの戦い
ルマでの戦い 4
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「厄介な敵は私達で食い止めます。それにもし仮に街で怪我人が出たとしても治している余裕は出来ないでしょう。後でまとめて治療をします」
「確かにそうかもしれませんが……」
優しいサワは救えるかもしれない命が救えなかった時の事を考えてしまう。
「大丈夫だサワ、そうならないように俺たちで頑張るんだ」
サワの頭に手を置いてイタヤが言ったが、それに対して少し怒る。
「もう!! 子供扱いしないで!!」
皆がちょっとだけ笑うと、アシノは続けて言った。
「ウリハさんを前衛に、ヨーリィとサワさんが中衛。ユモトは後衛だ」
「わ、分かりました!!」
ユモトが返事をすると、アシノはまた話し始める。
「イタヤさんはモモとルーと一緒になってもらいます」
「お、男一人でハーレムだな!」
イタヤがハーレムと言うとムツヤがピクリと反応をした。
「イタヤさんもハーレムが好きなんでずか!?」
「そりゃもう、男はハーレムが大好きなもんよ!!」
そこまで言うとムツヤはアシノに、イタヤはウリハに、それぞれ頭を引っ叩かれた。
「モモ、イタヤさんの援護を頼む。そしてルーには弱い敵を精霊で蹴散らしてもらう」
「分かりました、お任せください」
「オッケー任せて!!」
「それで、私は皆さんへの指示、及び街中に入り込んだ裏の道具でしか倒せない敵を倒します」
そう言い終えると、アシノは早速2つの部隊に命令を出した。
「各自、自分の得意分野と、何が出来るのか話し合っておいてください」
ウリハチームの会議を少し見てみる。
青いシートの上で紅茶とお菓子を持って向かい合う4人。女子会に見えるが、ユモトは男だ。
「そう緊張しないで、ユモトくん」
「あ、っはい!!」
そうウリハに声を掛けられるが、ユモトはビクッとしてしまう。
「敵は私とサワに任せて、君は自分の身を守ることを考えて欲しい」
「わ、わかりました!!」
「それで……」
ウリハはヨーリィを見る。無表情のまま、もそもそとクッキーを食べていた。
「あの、ヨーリィちゃんはこんな感じですが、戦いでは物凄く強いんです!」
「そっか、頼りにしてるよ」
笑顔を作り、ウリハが言う。その隣でサワがユモトに質問をした。
「ユモトくんはどの程度魔法が使えるのかな?」
「え、えーっと、火・雷・氷の攻撃魔法と、防御壁を作るぐらいしか…… すみません」
「いやいや、謝ること無いよー? 君ぐらいの年だったらそれでも十分凄いぐらいだよ!!」
サワとウリハの2人は、ユモトの事を本当に大事に巻き込まれてしまった普通の少年なんだなと思う。同時に、守らなくてはとも。
その一方でイタヤチームはどうなっているかと言うと……。
「モモちゃんは剣士で、ルーさんは召喚術師ってことで、了解了解」
ハッハッハと笑いながらイタヤは言った。この男は何がいつもそんなにおかしいのだろうとモモは思う。
「はい、私はまだまだ未熟ゆえ、足手まといにならぬよう努めます」
「良いって良いって、俺が討ち漏らした敵を斬ってくれれば! 俺達の狙いは『普通の武器じゃ倒せない魔物』なんだろう?」
「えぇ、そうですね」
「私も頑張っちゃうわよー!! 聞きたい事があったら何でも聞いてね!!」
「何でもか……」
イタヤは急に真面目な顔になって、ルーに質問をした。
「ルーさん。それじゃ1つ聞いておきたいことがあるんだが……」
モモは何を聞かれるのかとジッとイタヤを見つめる。
「ルーさん、今、彼氏いる?」
「は?」
ルーの代わりにモモが短く変な声を上げた。
「居ないわよ!!!」
ルーは親指を上げてビシッと答えた。
「いやー、俺ね、ルーさんみたいな美人さん好きなんですよねー」
「あら、口説いていらっしゃる?」
「もちろんです!!」
そのイタヤの後ろで鬼のような形相をしているウリハが立っていた。
「作戦会議をしろと……」
「あっ……」
それがイタヤの最後の言葉だった。
「いっとろうがああああああ!!!!!!!!」
「確かにそうかもしれませんが……」
優しいサワは救えるかもしれない命が救えなかった時の事を考えてしまう。
「大丈夫だサワ、そうならないように俺たちで頑張るんだ」
サワの頭に手を置いてイタヤが言ったが、それに対して少し怒る。
「もう!! 子供扱いしないで!!」
皆がちょっとだけ笑うと、アシノは続けて言った。
「ウリハさんを前衛に、ヨーリィとサワさんが中衛。ユモトは後衛だ」
「わ、分かりました!!」
ユモトが返事をすると、アシノはまた話し始める。
「イタヤさんはモモとルーと一緒になってもらいます」
「お、男一人でハーレムだな!」
イタヤがハーレムと言うとムツヤがピクリと反応をした。
「イタヤさんもハーレムが好きなんでずか!?」
「そりゃもう、男はハーレムが大好きなもんよ!!」
そこまで言うとムツヤはアシノに、イタヤはウリハに、それぞれ頭を引っ叩かれた。
「モモ、イタヤさんの援護を頼む。そしてルーには弱い敵を精霊で蹴散らしてもらう」
「分かりました、お任せください」
「オッケー任せて!!」
「それで、私は皆さんへの指示、及び街中に入り込んだ裏の道具でしか倒せない敵を倒します」
そう言い終えると、アシノは早速2つの部隊に命令を出した。
「各自、自分の得意分野と、何が出来るのか話し合っておいてください」
ウリハチームの会議を少し見てみる。
青いシートの上で紅茶とお菓子を持って向かい合う4人。女子会に見えるが、ユモトは男だ。
「そう緊張しないで、ユモトくん」
「あ、っはい!!」
そうウリハに声を掛けられるが、ユモトはビクッとしてしまう。
「敵は私とサワに任せて、君は自分の身を守ることを考えて欲しい」
「わ、わかりました!!」
「それで……」
ウリハはヨーリィを見る。無表情のまま、もそもそとクッキーを食べていた。
「あの、ヨーリィちゃんはこんな感じですが、戦いでは物凄く強いんです!」
「そっか、頼りにしてるよ」
笑顔を作り、ウリハが言う。その隣でサワがユモトに質問をした。
「ユモトくんはどの程度魔法が使えるのかな?」
「え、えーっと、火・雷・氷の攻撃魔法と、防御壁を作るぐらいしか…… すみません」
「いやいや、謝ること無いよー? 君ぐらいの年だったらそれでも十分凄いぐらいだよ!!」
サワとウリハの2人は、ユモトの事を本当に大事に巻き込まれてしまった普通の少年なんだなと思う。同時に、守らなくてはとも。
その一方でイタヤチームはどうなっているかと言うと……。
「モモちゃんは剣士で、ルーさんは召喚術師ってことで、了解了解」
ハッハッハと笑いながらイタヤは言った。この男は何がいつもそんなにおかしいのだろうとモモは思う。
「はい、私はまだまだ未熟ゆえ、足手まといにならぬよう努めます」
「良いって良いって、俺が討ち漏らした敵を斬ってくれれば! 俺達の狙いは『普通の武器じゃ倒せない魔物』なんだろう?」
「えぇ、そうですね」
「私も頑張っちゃうわよー!! 聞きたい事があったら何でも聞いてね!!」
「何でもか……」
イタヤは急に真面目な顔になって、ルーに質問をした。
「ルーさん。それじゃ1つ聞いておきたいことがあるんだが……」
モモは何を聞かれるのかとジッとイタヤを見つめる。
「ルーさん、今、彼氏いる?」
「は?」
ルーの代わりにモモが短く変な声を上げた。
「居ないわよ!!!」
ルーは親指を上げてビシッと答えた。
「いやー、俺ね、ルーさんみたいな美人さん好きなんですよねー」
「あら、口説いていらっしゃる?」
「もちろんです!!」
そのイタヤの後ろで鬼のような形相をしているウリハが立っていた。
「作戦会議をしろと……」
「あっ……」
それがイタヤの最後の言葉だった。
「いっとろうがああああああ!!!!!!!!」
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