2 / 40
1巻
1-2
しおりを挟む
《は?》
《正面から受けてノーダメージ……?》
《異次元過ぎて笑えてきたw》
《もう訳わからんwww》
《ぶっ倒しちまえ!》
「撮れ高は十分かな」
コメント欄をチラ見してから、俺はダンジョンの地面を蹴る。
「とあー!」
「──ギャアアアアアア」
俺はその勢いのまま、ワイバーンの頭をぶん殴った。ワイバーンの長い首はグニャリと曲がり、地上へ崩れ落ちる。やがてその体はダンジョンへと取り込まれていき、跡形もなく消えた。
これは討伐の証だ。初めて見たけど。
《なんだその声www》
《とあー(棒)》
《かっこよくなくて草》
《Sランクを倒すとか、まじで信じられない……》
《ガチで偉業クラスじゃないか……?》
危機が去り、コメント欄はここ一番に盛り上がっていた。いつの間にか、同時接続数は50万人を突破している。安堵したのか、ナナミも全身の力が抜けたようにぺたんと座り込む。
「よ、良かった……」
でも、俺には疑問が残っていた。今のが最上位のSランク魔物なのだろうか。
俺は思わず首を傾げながら、つい声を漏らしてしまった。
「うちのペットたちの方が強くないか?」
【天の川ナナミの配信について語るスレ vol.16】
45:配信を見守る名無し ID:hF2nRu9C
お前ら、今日のナナミンの配信見たか
46:配信を見守る名無し ID:hA9tXw3Q
トラップにかかったやつだろ
さすがに衝撃映像だった
47:配信を見守る名無し ID:hL7pVz1K
〉〉45 なにそれ
48:配信を見守る名無し ID:hA9tXw3Q
知らないのか
今のトレンドを埋め尽くしてるぞ
これ見てこい
https://wwv.kysnrnndwvjc.com
49:配信を見守る名無し ID:hL7pVz1K
サンガツ
ちょっと見てくるわ
50:配信を見守る名無し ID:hX6KmYq0
ファッ!?
51:配信を見守る名無し ID:hT0WbZp8
これガチ映像か??
52:配信を見守る名無し ID:hC5QrMo2
この「ホシ君」ってやつ何者?
53:配信を見守る名無し ID:hP3NyLv7
それが分からなくて話題になってんだよ
54:配信を見守る名無し ID:hM8XfWa1
配信中に探索者ランクはFとか言ってた
55:配信を見守る名無し ID:hR1ZtKc4
〉〉54 え? Fランク???
56:配信を見守る名無し ID:hN4LpYv6
車の仮免レベルだぞそれ
57:配信を見守る名無し ID:hY7FwQo3
嘘だろ……しかも若くね?
58:配信を見守る名無し ID:hG0XmBp5
天の川ナナミの幼馴染って言ってたし高校生っぽい
59:配信を見守る名無し ID:hW6CvLz9
いやいやどうせ合成やろこんなん
60:配信を見守る名無し ID:hU9TrKx2
こんなのに騙されるとかwww
情弱乙www
61:配信を見守る名無し ID:hK2MoWy8
〉〉60 どうやったら合成できんだよ教えてくれ
62:配信を見守る名無し ID:hJ5XpNc0
ナナミンはそんなことしないだろ
63:配信を見守る名無し ID:hE3ZqLv1
まあ、そんだけありえないってことだわな
俺もまだ半信半疑や
64:配信を見守る名無し ID:hB8YwMt4
本当はすっげー有名な探索者でしたー、とかじゃないん?
65:配信を見守る名無し ID:hD1RpKz6
もしそうだとしても、ワイバーンをソロ討伐は不可能
66:配信を見守る名無し ID:hZ7XoCv3
別ダンジョンのワイバーンに対しては、Aランク集団が撤退したぐらいだからな
67:配信を見守る名無し ID:hV9KmXq2
しかも手ぶらに装備無しだぞ
68:配信を見守る名無し ID:hT1ZpRo8
アホすぎてもはや笑えてきたwww
69:配信を見守る名無し ID:hC7nWyLb
わかるww
俺もホシ君のファンになりそうだわ
70:配信を見守る名無し ID:hX4MoKv3
ちょくちょくクセになる部分あるわw
天然とか、微妙にかっこよくないところとか
71:配信を見守る名無し ID:hL6YzWp0
ホシ君配信始めてくれないかな
72:配信を見守る名無し ID:hB0RpXc5
始められないよ
合成だってバレるもん
73:配信を見守る名無し ID:hU2FtMq9
いーや、配信始めて伝説を作っていくと予想
74:配信を見守る名無し ID:hN8XqLb1
強くなった経緯とかも気になるよな
75:配信を見守る名無し ID:hF3ZyWo7
ダンジョンも一つしか潜ったことないって言ってたし
76:配信を見守る名無し ID:hW5LvKt6
気になりすぎるな
77:配信を見守る名無し ID:hR0XpNc4
他に高校生でSランクって誰かいなかったっけ
78:配信を見守る名無し ID:hG1MoYv8
〉〉77 ヒカリちゃんだろ
あの子でも無理っぽいけど
79:配信を見守る名無し ID:hA6ZpXt2
じゃあまじで何者なんだ
80:配信を見守る名無し ID:hM7WqKo9
わからなすぎる……
☆ ★ ☆
その頃、とあるマンションの一室にて。
掲示板の書き込みが加速する中、画面を食い入るように見ている少女がいた。
「嘘でしょ。なんなのよ、これ……」
少女の名は、『日向ヒカリ』。
金色のショートカットヘアに、あどけなさを残す整った顔つき。身に着けているのは、可愛らしいリボンが特徴の制服だ。
ヒカリは、日本に四人しかいないSランク探索者の一人。また、その中で最年少の上、唯一の現役高校生である。
そんな彼女が、話題沸騰中のナナミの配信を確認していた。度肝を抜かれた表情で。
「こんなの、ありえない……」
ホシの驚愕映像はフェイク説すら出ている。だが、Sランクの肩書きを持つヒカリには、それがすぐに本当の映像だとわかった。
だからこそ信じられないのだ。それほどに、ホシの動きや拳の破壊力は計り知れないものだった。それも身一つという、あえてなのか、単純に何も考えていないだけなのか、判別できない規格外っぷりで……
そして、極めつけは最後にボソッと口に出した言葉だ。
『うちのペットたちの方が強くないか?』
「!?」
どんな些細な音も逃さないヒカリは、わずかにマイクが拾ったホシのつぶやきを聞き取っていた。
しかし、耳を疑っている。ワイバーンが討伐されたのすら初めてなのにもかかわらず、それを超す強さを持つ「何か」がいるというのだから。
そして、ヒカリは決意した。
「彦根ホシ。一度、接触してみる必要がありそうね」
第一章 伝説の始まり
「久しぶりだなあ」
俺はアパートの一室の前に立ちつぶやく。たった今呼び鈴を鳴らしたのは、ナナミんち。
「まったく。騒がしい奴だよ」
ナナミの助っ人配信を終えて、次の日の朝。
日曜日だからゴロゴロしていようと思ったのに、さっきいきなりナナミから通話があった。
『ホシ! と、とにかく今すぐうちに集合! いいわね!』
急にそんなことを言われて、やってきた。幼馴染とはいえ、山奥の俺んちからは結構かかるのに。少し待っていると、勢いよく玄関が開いた。
「来たわねホシ!」
「あ、おはよう。今日はなんの用──」
「いいから早く入って!」
「うわっ!」
ナナミの前髪は上にはねていて、急いで支度したみたい。その慌ただしい格好のまま、ナナミはいきなり俺を家の中に引っ張った。
「なんだよ~。あ、お邪魔しまーす」
「なんだよ~、じゃないわよ! はい、そこ座る!」
一応あいさつをして、そのままナナミの部屋へ。なんで正座したんだ、俺。
「ったく、この状況でよく呑気でいられるわね! これを見なさい!」
「んー?」
何やら焦るナナミにスマホを向けられ、俺は適当に画面を見る。
だけど、ナナミが画面をスクロールしていくにつれて、俺の目はどんどん釘付けになっていった。そこには信じられない光景があったからだ。
「なんで俺の名前がたくさんネットに!?」
ナナミが見せてくれたのは『ツブヤイター』。SNSの一つだ。
そして驚くことに、そこには『彦根ホシ』、『謎の助っ人Fランク探索者』、『超新星ホシ』などの言葉がトレンドになっている。というか、トレンドを埋め尽くしている。
「ど、どういうこと!?」
「本当に何も知らないのね。今時SNSもやってないとか、相変わらず原始人じみてるわ」
続けて、ナナミはある動画を見せてくる。映っていたのは、ワイバーンと戦う少年……って。
「これ俺じゃん!」
「だから言ったでしょ。これが今拡散されて、とんでもないことになってるの!」
「そ、そうなんだ……あ、そういえば」
言われてみて思い当たることがあった。今日はここに来るまで、やけに人の視線を感じるなーって思ったんだ。もしかして、この件があったからなのか。
「それでナナミも、玄関で周りを気にしてたの?」
「そういうこと」
そこで一度会話が止まる。それと同時に、とんでもない不安が襲ってきた。
「……あれ、これってまずいんじゃ」
俺は思わずその場で項垂れた。
まさかこれが特定というやつなのか! そういうのが怖くてSNSをやっていなかったのに!
そんな気持ちが勝手に口から飛び出していく。
「ナナミ、助けてくれ! 俺は一体どうしたらいいんだ!」
「ちょ、ちょっと、落ち着きなさいってば!」
「あうっ」
ナナミにしがみついた俺は、すぐにひっぺがされる。
「典型的なSNSへの不安と恐怖ね」
「昨日のワイバーンより全然怖い」
「今の言葉、配信してたらまたバズりそうだわ」
ナナミは呆れたような目で見てくる。それでも俺を見捨てないでいてくれた。
「よく聞いて。これは別に悪いことじゃないの」
「そ、そうなの? 晒されているわけではないの?」
「そうとも言えるけど……少なくとも、これは悪意ではなく賞賛されて注目を集めているのよ」
「えっ、そうなんだ!」
「単純か」
その言葉で急に安心したのがバレたらしい。
「でも……そうね。そこがウケるポイントよ」
「どういう意味?」
ナナミはニヤッと笑って言葉にした。
「ホシ、あんた配信をやりなさい!」
「ええーっ!?」
言われたのは、予想外の言葉だった。俺には無理に思えるけど、ナナミは「いける」と確信を持っているみたい。
「ホシ、昨日のワイバーンはどうだったかしら」
「え、強くはなかったけど」
「ほら。もう面白い」
「どこがだよー!」
ナナミの口角が吊り上がる。世間ではこれがウケるのかな。
「それにあんた、バイト探してるんでしょ?」
「あ、うん。そうなんだよね」
俺の家は山奥にあり、高校に通うのすらそれなりの時間がかかる。その上、市街地でバイトをするとなると、さすがにハード過ぎるので、最近ナナミに軽く相談していたんだ。
「だったら、配信はまさにぴったりだわ」
「配信がー? 言ってもそんなにお金にならないでしょ?」
「あんた、ダンジョン配信をナメてるわね」
「じゃあ、ナナミはどれぐらい稼いでるんだよ?」
やれやれといった様子のナナミに、俺は期待せずに聞いてみた。対して、ナナミはニヤッとした顔で言い放つ。
どうせしょぼ──と思ったのが俺の過ちだった。
「こんぐらいよ」
「なんだってー!?」
ナナミが指で表した数字は、俺の想像を遥かに超えていた。さらに、ナナミはここぞとばかりに手の形を変え畳み掛けてくる。
「先月は……たしかこれだけよ」
「うっそお!」
「どうよ。驚いたかしら」
「あ……あぅあ」
これは決まりだ。
「ハイシン、ヤル」
「単純で助かるわぁ。じゃあ、それ開けて」
ちょろいなぁと言われながら、ナナミが指したダンボール箱の中を、俺はガサゴソと探った。そこから出てきたのは、カメラやマイクといった、配信機材一式だ。
「うわぁすごい! これどうしたの?」
「わたしのお古よ。全然使えるから、ホシにあげる」
「ええ! これを全部!?」
でもさすがに、はいどうもとは受け取れない。
「どうせもう使わないからいいわよ」
「けど、だからって……」
そうして戸惑っていると、ナナミはみるみるうちに顔を赤くさせて言った。
「もー! わたしがしたいの!」
「え?」
「またいずれ、あんたと配信したいの! 配信者になったあんたと! 乙女に全部言わせんじゃないわよ!」
すると、さっきまで合っていた目線がまるで合わない。ナナミが逸らしているからだ。
「それでいずれ、またわたしとコラボする! これでチャラよ!」
「……! わ、わかった。ありがとう」
それから最後にチラッと合った視線は、なんだかいつものナナミとは違って見えた。
「じゃ、色々と教えるから! あんた機械音痴だしね!」
「よ、よろしくお願いします……」
かと思えば、ナナミはいつものようにパッと明るくなる。よくわからない奴だ。
その後、ナナミに配信について手取り足取り教えてもらった。
◆
ナナミんちから帰宅して、夕方。
「こ、これでいいんだよな」
俺は自宅で浮遊型カメラの前に立っている。ナナミから『鉄は熱いうちに打て!』と言われたので、早速配信を開始しようとしているところだ。
「うわあ、緊張してきた……」
スマホには、ナナミから『がんばー☆』とのメッセージが。よし、頑張ってみるか。
「配信開始!」
習った通りに操作し、俺はいよいよ配信を開始する。すると、浮遊型カメラからコメントが一気に映し出された。
《きたああああ!》
《うおおおお!》
《本物のホシ君だ!》
《昨日のワイバーン討伐見ました!》
《楽しみに待ってました!》
「うえっ!?」
一気に流れるコメントと共に、隣の数字に目が行く。
『5000人が視聴中』
ナナミを手伝っている時は気にしていなかったけど、これってリアルタイムでこれだけの人が見てくれているってことだよな? それってすごくない?
「皆さん一体どこから……?」
《ナナミちゃんから》
《ナナミンが告知してたよ~》
そういうことか。ちょっと人が多すぎて緊張するけど、ナナミには感謝しないとな。
「で、では、早速配信を始めていきたいと思います」
そう言ったものの一歩が出ない。しまった、緊張しすぎて肝心な配信内容を考えていなかった! ──なんて思った時。
「キュイ~!」
家の奥から、可愛い声が聞こえてくる。俺はすぐさま振り向くと、ソレを両手を広げて迎えた。
「お! めろん!」
「キュイー!」
飛んできたのは『めろん』。うちで飼っているペットのうちの一匹だ。
明るい黄緑の毛並みで覆われた、もふもふの全身。両手で包み込めるサイズ。背中からは、ぴょこんと小さな羽根が生えている。
めろんは、俺が幼い頃から家にいるトカゲのようなペットだ。なんか空飛んでるし毛も生えてるから、たぶん違うんだろうけど。
名前の由来は、体の色が果物のメロンに似ているからだ。
「どうしたんだーめろん。何をしてるか気になったのか?」
「キュイッ!」
「お~可愛いやつだ」
俺はめろんを胸元に抱きかかえ、頭を撫でてやる。この感触が気持ちいいんだ。
《正面から受けてノーダメージ……?》
《異次元過ぎて笑えてきたw》
《もう訳わからんwww》
《ぶっ倒しちまえ!》
「撮れ高は十分かな」
コメント欄をチラ見してから、俺はダンジョンの地面を蹴る。
「とあー!」
「──ギャアアアアアア」
俺はその勢いのまま、ワイバーンの頭をぶん殴った。ワイバーンの長い首はグニャリと曲がり、地上へ崩れ落ちる。やがてその体はダンジョンへと取り込まれていき、跡形もなく消えた。
これは討伐の証だ。初めて見たけど。
《なんだその声www》
《とあー(棒)》
《かっこよくなくて草》
《Sランクを倒すとか、まじで信じられない……》
《ガチで偉業クラスじゃないか……?》
危機が去り、コメント欄はここ一番に盛り上がっていた。いつの間にか、同時接続数は50万人を突破している。安堵したのか、ナナミも全身の力が抜けたようにぺたんと座り込む。
「よ、良かった……」
でも、俺には疑問が残っていた。今のが最上位のSランク魔物なのだろうか。
俺は思わず首を傾げながら、つい声を漏らしてしまった。
「うちのペットたちの方が強くないか?」
【天の川ナナミの配信について語るスレ vol.16】
45:配信を見守る名無し ID:hF2nRu9C
お前ら、今日のナナミンの配信見たか
46:配信を見守る名無し ID:hA9tXw3Q
トラップにかかったやつだろ
さすがに衝撃映像だった
47:配信を見守る名無し ID:hL7pVz1K
〉〉45 なにそれ
48:配信を見守る名無し ID:hA9tXw3Q
知らないのか
今のトレンドを埋め尽くしてるぞ
これ見てこい
https://wwv.kysnrnndwvjc.com
49:配信を見守る名無し ID:hL7pVz1K
サンガツ
ちょっと見てくるわ
50:配信を見守る名無し ID:hX6KmYq0
ファッ!?
51:配信を見守る名無し ID:hT0WbZp8
これガチ映像か??
52:配信を見守る名無し ID:hC5QrMo2
この「ホシ君」ってやつ何者?
53:配信を見守る名無し ID:hP3NyLv7
それが分からなくて話題になってんだよ
54:配信を見守る名無し ID:hM8XfWa1
配信中に探索者ランクはFとか言ってた
55:配信を見守る名無し ID:hR1ZtKc4
〉〉54 え? Fランク???
56:配信を見守る名無し ID:hN4LpYv6
車の仮免レベルだぞそれ
57:配信を見守る名無し ID:hY7FwQo3
嘘だろ……しかも若くね?
58:配信を見守る名無し ID:hG0XmBp5
天の川ナナミの幼馴染って言ってたし高校生っぽい
59:配信を見守る名無し ID:hW6CvLz9
いやいやどうせ合成やろこんなん
60:配信を見守る名無し ID:hU9TrKx2
こんなのに騙されるとかwww
情弱乙www
61:配信を見守る名無し ID:hK2MoWy8
〉〉60 どうやったら合成できんだよ教えてくれ
62:配信を見守る名無し ID:hJ5XpNc0
ナナミンはそんなことしないだろ
63:配信を見守る名無し ID:hE3ZqLv1
まあ、そんだけありえないってことだわな
俺もまだ半信半疑や
64:配信を見守る名無し ID:hB8YwMt4
本当はすっげー有名な探索者でしたー、とかじゃないん?
65:配信を見守る名無し ID:hD1RpKz6
もしそうだとしても、ワイバーンをソロ討伐は不可能
66:配信を見守る名無し ID:hZ7XoCv3
別ダンジョンのワイバーンに対しては、Aランク集団が撤退したぐらいだからな
67:配信を見守る名無し ID:hV9KmXq2
しかも手ぶらに装備無しだぞ
68:配信を見守る名無し ID:hT1ZpRo8
アホすぎてもはや笑えてきたwww
69:配信を見守る名無し ID:hC7nWyLb
わかるww
俺もホシ君のファンになりそうだわ
70:配信を見守る名無し ID:hX4MoKv3
ちょくちょくクセになる部分あるわw
天然とか、微妙にかっこよくないところとか
71:配信を見守る名無し ID:hL6YzWp0
ホシ君配信始めてくれないかな
72:配信を見守る名無し ID:hB0RpXc5
始められないよ
合成だってバレるもん
73:配信を見守る名無し ID:hU2FtMq9
いーや、配信始めて伝説を作っていくと予想
74:配信を見守る名無し ID:hN8XqLb1
強くなった経緯とかも気になるよな
75:配信を見守る名無し ID:hF3ZyWo7
ダンジョンも一つしか潜ったことないって言ってたし
76:配信を見守る名無し ID:hW5LvKt6
気になりすぎるな
77:配信を見守る名無し ID:hR0XpNc4
他に高校生でSランクって誰かいなかったっけ
78:配信を見守る名無し ID:hG1MoYv8
〉〉77 ヒカリちゃんだろ
あの子でも無理っぽいけど
79:配信を見守る名無し ID:hA6ZpXt2
じゃあまじで何者なんだ
80:配信を見守る名無し ID:hM7WqKo9
わからなすぎる……
☆ ★ ☆
その頃、とあるマンションの一室にて。
掲示板の書き込みが加速する中、画面を食い入るように見ている少女がいた。
「嘘でしょ。なんなのよ、これ……」
少女の名は、『日向ヒカリ』。
金色のショートカットヘアに、あどけなさを残す整った顔つき。身に着けているのは、可愛らしいリボンが特徴の制服だ。
ヒカリは、日本に四人しかいないSランク探索者の一人。また、その中で最年少の上、唯一の現役高校生である。
そんな彼女が、話題沸騰中のナナミの配信を確認していた。度肝を抜かれた表情で。
「こんなの、ありえない……」
ホシの驚愕映像はフェイク説すら出ている。だが、Sランクの肩書きを持つヒカリには、それがすぐに本当の映像だとわかった。
だからこそ信じられないのだ。それほどに、ホシの動きや拳の破壊力は計り知れないものだった。それも身一つという、あえてなのか、単純に何も考えていないだけなのか、判別できない規格外っぷりで……
そして、極めつけは最後にボソッと口に出した言葉だ。
『うちのペットたちの方が強くないか?』
「!?」
どんな些細な音も逃さないヒカリは、わずかにマイクが拾ったホシのつぶやきを聞き取っていた。
しかし、耳を疑っている。ワイバーンが討伐されたのすら初めてなのにもかかわらず、それを超す強さを持つ「何か」がいるというのだから。
そして、ヒカリは決意した。
「彦根ホシ。一度、接触してみる必要がありそうね」
第一章 伝説の始まり
「久しぶりだなあ」
俺はアパートの一室の前に立ちつぶやく。たった今呼び鈴を鳴らしたのは、ナナミんち。
「まったく。騒がしい奴だよ」
ナナミの助っ人配信を終えて、次の日の朝。
日曜日だからゴロゴロしていようと思ったのに、さっきいきなりナナミから通話があった。
『ホシ! と、とにかく今すぐうちに集合! いいわね!』
急にそんなことを言われて、やってきた。幼馴染とはいえ、山奥の俺んちからは結構かかるのに。少し待っていると、勢いよく玄関が開いた。
「来たわねホシ!」
「あ、おはよう。今日はなんの用──」
「いいから早く入って!」
「うわっ!」
ナナミの前髪は上にはねていて、急いで支度したみたい。その慌ただしい格好のまま、ナナミはいきなり俺を家の中に引っ張った。
「なんだよ~。あ、お邪魔しまーす」
「なんだよ~、じゃないわよ! はい、そこ座る!」
一応あいさつをして、そのままナナミの部屋へ。なんで正座したんだ、俺。
「ったく、この状況でよく呑気でいられるわね! これを見なさい!」
「んー?」
何やら焦るナナミにスマホを向けられ、俺は適当に画面を見る。
だけど、ナナミが画面をスクロールしていくにつれて、俺の目はどんどん釘付けになっていった。そこには信じられない光景があったからだ。
「なんで俺の名前がたくさんネットに!?」
ナナミが見せてくれたのは『ツブヤイター』。SNSの一つだ。
そして驚くことに、そこには『彦根ホシ』、『謎の助っ人Fランク探索者』、『超新星ホシ』などの言葉がトレンドになっている。というか、トレンドを埋め尽くしている。
「ど、どういうこと!?」
「本当に何も知らないのね。今時SNSもやってないとか、相変わらず原始人じみてるわ」
続けて、ナナミはある動画を見せてくる。映っていたのは、ワイバーンと戦う少年……って。
「これ俺じゃん!」
「だから言ったでしょ。これが今拡散されて、とんでもないことになってるの!」
「そ、そうなんだ……あ、そういえば」
言われてみて思い当たることがあった。今日はここに来るまで、やけに人の視線を感じるなーって思ったんだ。もしかして、この件があったからなのか。
「それでナナミも、玄関で周りを気にしてたの?」
「そういうこと」
そこで一度会話が止まる。それと同時に、とんでもない不安が襲ってきた。
「……あれ、これってまずいんじゃ」
俺は思わずその場で項垂れた。
まさかこれが特定というやつなのか! そういうのが怖くてSNSをやっていなかったのに!
そんな気持ちが勝手に口から飛び出していく。
「ナナミ、助けてくれ! 俺は一体どうしたらいいんだ!」
「ちょ、ちょっと、落ち着きなさいってば!」
「あうっ」
ナナミにしがみついた俺は、すぐにひっぺがされる。
「典型的なSNSへの不安と恐怖ね」
「昨日のワイバーンより全然怖い」
「今の言葉、配信してたらまたバズりそうだわ」
ナナミは呆れたような目で見てくる。それでも俺を見捨てないでいてくれた。
「よく聞いて。これは別に悪いことじゃないの」
「そ、そうなの? 晒されているわけではないの?」
「そうとも言えるけど……少なくとも、これは悪意ではなく賞賛されて注目を集めているのよ」
「えっ、そうなんだ!」
「単純か」
その言葉で急に安心したのがバレたらしい。
「でも……そうね。そこがウケるポイントよ」
「どういう意味?」
ナナミはニヤッと笑って言葉にした。
「ホシ、あんた配信をやりなさい!」
「ええーっ!?」
言われたのは、予想外の言葉だった。俺には無理に思えるけど、ナナミは「いける」と確信を持っているみたい。
「ホシ、昨日のワイバーンはどうだったかしら」
「え、強くはなかったけど」
「ほら。もう面白い」
「どこがだよー!」
ナナミの口角が吊り上がる。世間ではこれがウケるのかな。
「それにあんた、バイト探してるんでしょ?」
「あ、うん。そうなんだよね」
俺の家は山奥にあり、高校に通うのすらそれなりの時間がかかる。その上、市街地でバイトをするとなると、さすがにハード過ぎるので、最近ナナミに軽く相談していたんだ。
「だったら、配信はまさにぴったりだわ」
「配信がー? 言ってもそんなにお金にならないでしょ?」
「あんた、ダンジョン配信をナメてるわね」
「じゃあ、ナナミはどれぐらい稼いでるんだよ?」
やれやれといった様子のナナミに、俺は期待せずに聞いてみた。対して、ナナミはニヤッとした顔で言い放つ。
どうせしょぼ──と思ったのが俺の過ちだった。
「こんぐらいよ」
「なんだってー!?」
ナナミが指で表した数字は、俺の想像を遥かに超えていた。さらに、ナナミはここぞとばかりに手の形を変え畳み掛けてくる。
「先月は……たしかこれだけよ」
「うっそお!」
「どうよ。驚いたかしら」
「あ……あぅあ」
これは決まりだ。
「ハイシン、ヤル」
「単純で助かるわぁ。じゃあ、それ開けて」
ちょろいなぁと言われながら、ナナミが指したダンボール箱の中を、俺はガサゴソと探った。そこから出てきたのは、カメラやマイクといった、配信機材一式だ。
「うわぁすごい! これどうしたの?」
「わたしのお古よ。全然使えるから、ホシにあげる」
「ええ! これを全部!?」
でもさすがに、はいどうもとは受け取れない。
「どうせもう使わないからいいわよ」
「けど、だからって……」
そうして戸惑っていると、ナナミはみるみるうちに顔を赤くさせて言った。
「もー! わたしがしたいの!」
「え?」
「またいずれ、あんたと配信したいの! 配信者になったあんたと! 乙女に全部言わせんじゃないわよ!」
すると、さっきまで合っていた目線がまるで合わない。ナナミが逸らしているからだ。
「それでいずれ、またわたしとコラボする! これでチャラよ!」
「……! わ、わかった。ありがとう」
それから最後にチラッと合った視線は、なんだかいつものナナミとは違って見えた。
「じゃ、色々と教えるから! あんた機械音痴だしね!」
「よ、よろしくお願いします……」
かと思えば、ナナミはいつものようにパッと明るくなる。よくわからない奴だ。
その後、ナナミに配信について手取り足取り教えてもらった。
◆
ナナミんちから帰宅して、夕方。
「こ、これでいいんだよな」
俺は自宅で浮遊型カメラの前に立っている。ナナミから『鉄は熱いうちに打て!』と言われたので、早速配信を開始しようとしているところだ。
「うわあ、緊張してきた……」
スマホには、ナナミから『がんばー☆』とのメッセージが。よし、頑張ってみるか。
「配信開始!」
習った通りに操作し、俺はいよいよ配信を開始する。すると、浮遊型カメラからコメントが一気に映し出された。
《きたああああ!》
《うおおおお!》
《本物のホシ君だ!》
《昨日のワイバーン討伐見ました!》
《楽しみに待ってました!》
「うえっ!?」
一気に流れるコメントと共に、隣の数字に目が行く。
『5000人が視聴中』
ナナミを手伝っている時は気にしていなかったけど、これってリアルタイムでこれだけの人が見てくれているってことだよな? それってすごくない?
「皆さん一体どこから……?」
《ナナミちゃんから》
《ナナミンが告知してたよ~》
そういうことか。ちょっと人が多すぎて緊張するけど、ナナミには感謝しないとな。
「で、では、早速配信を始めていきたいと思います」
そう言ったものの一歩が出ない。しまった、緊張しすぎて肝心な配信内容を考えていなかった! ──なんて思った時。
「キュイ~!」
家の奥から、可愛い声が聞こえてくる。俺はすぐさま振り向くと、ソレを両手を広げて迎えた。
「お! めろん!」
「キュイー!」
飛んできたのは『めろん』。うちで飼っているペットのうちの一匹だ。
明るい黄緑の毛並みで覆われた、もふもふの全身。両手で包み込めるサイズ。背中からは、ぴょこんと小さな羽根が生えている。
めろんは、俺が幼い頃から家にいるトカゲのようなペットだ。なんか空飛んでるし毛も生えてるから、たぶん違うんだろうけど。
名前の由来は、体の色が果物のメロンに似ているからだ。
「どうしたんだーめろん。何をしてるか気になったのか?」
「キュイッ!」
「お~可愛いやつだ」
俺はめろんを胸元に抱きかかえ、頭を撫でてやる。この感触が気持ちいいんだ。
177
あなたにおすすめの小説
動物に好かれまくる体質の少年、ダンジョンを探索する 配信中にレッドドラゴンを手懐けたら大バズりしました!
海夏世もみじ
ファンタジー
旧題:動物に好かれまくる体質の少年、ダンジョン配信中にレッドドラゴン手懐けたら大バズりしました
動物に好かれまくる体質を持つ主人公、藍堂咲太《あいどう・さくた》は、友人にダンジョンカメラというものをもらった。
そのカメラで暇つぶしにダンジョン配信をしようということでダンジョンに向かったのだが、イレギュラーのレッドドラゴンが現れてしまう。
しかし主人公に攻撃は一切せず、喉を鳴らして好意的な様子。その様子が全て配信されており、拡散され、大バズりしてしまった!
戦闘力ミジンコ主人公が魔物や幻獣を手懐けながらダンジョンを進む配信のスタート!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
ダンジョンに行くことができるようになったが、職業が強すぎた
ひまなひと
ファンタジー
主人公がダンジョンに潜り、ステータスを強化し、強くなることを目指す物語である。
今の所、170話近くあります。
(修正していないものは1600です)
目立つのが嫌でダンジョンのソロ攻略をしていた俺、アイドル配信者のいる前で、うっかり最凶モンスターをブッ飛ばしてしまう
果 一
ファンタジー
目立つことが大嫌いな男子高校生、篠村暁斗の通う学校には、アイドルがいる。
名前は芹なずな。学校一美人で現役アイドル、さらに有名ダンジョン配信者という勝ち組人生を送っている女の子だ。
日夜、ぼんやりと空を眺めるだけの暁斗とは縁のない存在。
ところが、ある日暁斗がダンジョンの下層でひっそりとモンスター狩りをしていると、SSクラスモンスターのワイバーンに襲われている小規模パーティに遭遇する。
この期に及んで「目立ちたくないから」と見捨てるわけにもいかず、暁斗は隠していた実力を解放して、ワイバーンを一撃粉砕してしまう。
しかし、近くに倒れていたアイドル配信者の芹なずなに目撃されていて――
しかも、その一部始終は生放送されていて――!?
《ワイバーン一撃で倒すとか異次元過ぎw》
《さっき見たらツイットーのトレンドに上がってた。これ、明日のネットニュースにも載るっしょ絶対》
SNSでバズりにバズり、さらには芹なずなにも正体がバレて!?
暁斗の陰キャ自由ライフは、瞬く間に崩壊する!
※本作は小説家になろう・カクヨムでも公開しています。両サイトでのタイトルは『目立つのが嫌でダンジョンのソロ攻略をしていた俺、アイドル配信者のいる前で、うっかり最凶モンスターをブッ飛ばしてしまう~バズりまくって陰キャ生活が無事終了したんだが~』となります。
※この作品はフィクションです。実在の人物•団体•事件•法律などとは一切関係ありません。あらかじめご了承ください。
辻ヒーラー、謎のもふもふを拾う。社畜俺、ダンジョンから出てきたソレに懐かれたので配信をはじめます。
月ノ@最強付与術師の成長革命/発売中
ファンタジー
ブラック企業で働く社畜の辻風ハヤテは、ある日超人気ダンジョン配信者のひかるんがイレギュラーモンスターに襲われているところに遭遇する。
ひかるんに辻ヒールをして助けたハヤテは、偶然にもひかるんの配信に顔が映り込んでしまう。
ひかるんを助けた英雄であるハヤテは、辻ヒールのおじさんとして有名になってしまう。
ダンジョンから帰宅したハヤテは、後ろから謎のもふもふがついてきていることに気づく。
なんと、謎のもふもふの正体はダンジョンから出てきたモンスターだった。
もふもふは怪我をしていて、ハヤテに助けを求めてきた。
もふもふの怪我を治すと、懐いてきたので飼うことに。
モンスターをペットにしている動画を配信するハヤテ。
なんとペット動画に自分の顔が映り込んでしまう。
顔バレしたことで、世間に辻ヒールのおじさんだとバレてしまい……。
辻ヒールのおじさんがペット動画を出しているということで、またたくまに動画はバズっていくのだった。
他のサイトにも掲載
なろう日間1位
カクヨムブクマ7000
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
