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02 逃避行の始まり
10 抗ヒッグス薬
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フーベルトとミーナが逃げ込んだ先はブラッディーナイトだった。
この近くで、フーベルトの知っている地下はここしか思いつけなかった。
だが、少しの間は休憩できるだろう。
ここまで移動する途中、時計塔のスナイパーはしつこく攻撃してきたが、途中でいなくなった。
最後に別方向から一発撃たれたようだ。
たぶん軍のスナイパーだ。
もう地上には出れない。
出た瞬間に殺される。
今日は休業日なのか、店内に人の姿はなかった。
あるいは既に避難指示が出ているのか。通路のシャッターは下りていたが、そこを潜り抜けたら普通に中に入れてしまった。
昨日と違って静まり返った店内。フーベルトは、ミーナをソファーに座らせた。
ミーナは具合が悪そうだった。
「大丈夫か?」
「はい……なんか朝から具合会悪くて……」
「昨日もそんなことを言ってたな。ずいぶん前からなのか?」
「ここ二、三日ですけど……」
ダイル化しているなら、体調が悪くなるのは普通だ。
「ちょっといいか?」
フーベルトはミーナの頭を上げて首筋を見る。
奇妙な光る線のような物が一瞬見えた気がしたが、見間違えかもしれない。
これ以上の確認をするには服を脱がせる必要があるが、この場でそこまでするのもどうかと思う。
「一応、抗ヒッグス薬を使ってみよう」
フーベルトは、腰の後ろにつけていた荷物入れから、キットの入ったケースを引っ張り出す。
ケースの中には注射器と薬品の入ったアンプル、絆創膏、そして説明書が入っている。
説明書の質問事項を読み上げる。
「予防注射で熱が出たことはあるか?」
「ないです」
「薬を飲んで高熱や蕁麻疹、そのほか副作用が出たことは?」
「ないです」
「抗ガン剤を服用した経験は?」
「ないです」
「アレルギー、特に卵アレルギーで医師から警告を受けたことは?」
「ないです」
「よし」
アンプルの封を切り、中身を注射器で吸い上げる。
そしてミーナの左腕に突き刺した。
「うっ」
ミーナは体を震わせる。
フーベルトは、ふと、この質問で答えがイエスだったらどうなるのかと考えた。
薬の副作用で死ぬのと、ダイル化して軍に殺されるの、どちらかを選べと言うのか。
注射を終えた針跡に絆創膏を貼る。
ミーナは不安そうにそれを見ていた。
「あの、この注射で、私、人間に戻れるんですか?」
「五分五分だな。うまくいくように、神様に祈っておこうか」
「そう、ですね」
実はフーベルトは説明書の質問を最後まで読み上げなかった。
「ダイル化の第三段階に入っていますか」だ。
これがイエスだったら、この注射では手遅れなのかも知れない。
そうなのだとしたら、フーベルトが今やっている事は全て無駄なのではないか。
暗い考えを頭から振り払う。
「さっきより具合が悪くなったりしていないか? 注射の副作用があるかもしれない」
「わかりません……」
元々具合が悪かったのは人間の部分が破壊され、別の物に置き換わっていくからだ。
その置き換わった部分を破壊するのが今の注射。
ダイル化が進んでいればいるほど、副作用はひどくなる。
「あの、フーベルトさん、ちょっとお願いがあるんですけど」
ミーナは、おずおずと切り出す。
「なんだ?」
「抱きしめてもらうことって、できますか?」
「え?」
予想していなかったことを言われて、フーベルトは混乱した。
ミーナも顔を赤くして慌てだす。
「ち、違うんですよ。変な意味じゃなくて」
「ああ……」
変な意味とは具体的に何だ、と思いつつ、フーベルトは先を促す。
「さっき、銃で撃たれてた時、抱きしめてくれたじゃないですか……」
「いや、あれは……」
「そしたら、あんまり怖くなかったから。今の怖さも、消えるかと思って、もう一回……ダメですか?」
フーベルトは少しためらったが、ミーナの方に手を伸ばす。
ミーナは目を閉じて動かなかった。
ミーナの背中に腕を回し、できるだけ柔らかい所に触らないように気を使いながら、抱きしめる。
フーベルトの腕の中で、ミーナは安堵のため息をついた。
「こんな感じか?」
「はい。少し楽になった気がします」
「そうか……」
フーベルトの心臓はドキドキと音を立てる。
黙っていると恥ずかしくなってくる。ミーナは平気なのだろう。
自分から言い出したなら嫌がってはいないだろうが……。
視線を腕の中に向けると、ミーナも上目遣いに見上げていた。
目が合ってさらに恥ずかしくなり、お互いに慌てて顔を逸らす。
「あの、フーベルトさんって、女の人によくこういうことするんですか?」
わけのわからない質問に、フーベルトは困惑しながら目を逸らす。
「経験がないわけじゃない……」
「相手はどんな人なんですか?」
「どんなって……」
フーベルトは、額に手を当てて思い出す。
その事を考えると、なぜか頭が痛くなってくる。
「とんでもない甘えん坊だったな……両親が早くに死んだってのもあるんだろうが、俺にべったりだった」
「あの……恋人の話ですよね?」
何か違和感があったのか、ミーナは怪訝そうに聞き返す。
「妹だよ」
「え……妹? 妹かぁ……」
ミーナの声には、少し失望が混じっていた。
「何を期待していたんだ?」
「い、いえ、別に変な意味では……。あの、妹さんとは仲が良いんですか?」
「まあな。ずっと二人で生きてきたんだ」
お互いに、精神的に依存してきたという部分も、かなりある。
だが、フーベルトはそんな話をミーナに聞かせたくなかった。
「ミーナには、兄弟とかいないのか?」
「それが、家族ってよくわからないんですよ。私、孤児だったので」
「そうか……」
「お兄さんがいたらこんな感じなんですかね」
「どうだろうな」
フーベルトは答えに困った。
正直に言うと、妹が今のミーナぐらいの年齢になった頃に、抱きしめたりとかした記憶はない。
軍に入っていたから頻繁に会えない、ということはあったかもしれないけど、それでも世間一般の兄妹はこんなことをしないだろう。
フーベルトは話題を変えることにした。
これ以上、この話題を続けると、とんでもないことを口走りそうな気がしたので。
「それより襲ってきた敵について考えよう。あれは、誰だ?」
「そんなの、わかりませんよ?」
「ヨランドが撃たれた現場を見たのか? どんな状況だった?」
「普通の廊下で、他の生徒もたくさんいて、友達も……」
「その場所から時計塔は見えたか?」
「見えました。というか、時計塔から撃ってきていました」
「狙撃者は、学校の外で撃ってきたのと同一人物だろうか?」
「たぶん……」
だとすると、狙撃者は、やはりミーナを狙ったのだろうか?
そうでなければ学校の外に出てからも攻撃してきたことに説明がつかない。
だが、それはそれで何かおかしい気がする。
ミーナがおずおずと言う。
「あの、学校で、私が腕を振るったら、ガラスが割れたり銃弾を跳ね返したりして……あれは何だったんでしょう」
「それは「奇跡」だな」
力を振るえば必ず発生する現象を、奇跡と呼んでいいかは微妙だが、用語としてはそうなっている。
「奇跡は、ダイル体が持つ力のことを言う。人間も、ダイル化すると奇跡を使えるようになる」
「私も戦えるってことですか?」
「いや、ダメだ。その力は絶対に使うな。使えば使うほどダイル化が進行する。最終的には自分が人間だったことも思い出せない化け物になってしまう」
「化け物、そっか……」
ミーナは悲しそうに目を伏せる。
「心配するな。薬も使ったし、しばらくは大丈夫だ」
フーベルトは言ってみるが、気休めでしかなかった。
自分の意思で奇跡を行使できるようになっているなら、もう手遅れかも知れない。
「私、変わっちゃったんですね」
ミーナは泣きそうな声で言う。
「そうだな……」
「ごめんなさい。リアーネが私を見た時の目を思い出しちゃって……」
「心配するな、俺がいる」
フーベルトはミーナを抱く腕に力を込めた。
もしかしたら何もできることはないかもしれない。だが、せめて最後までは味方でいよう。そう思っていた。
「違うんです。リアーネは、いつもと同じように友達を、ジゼラとリーゼルを守ろうとしたんです。変わっちゃったのは、私の方なんですよ……」
「そうだな。確かに変わった」
フーベルトはミーナの髪をなでる。さらさらとした手触り。少しい匂いがした。
ドクドクとお互いの心臓の音だけが聞こえる。
「……うっ?」
急にミーナが声を上げる。
「どうした?」
「た、大したことはないけど、あの、ちょっとトイレ行ってきます」
ミーナは真っ青な顔で立ち上がり、トイレへと駆け込んでしまった。
「副作用か? 大丈夫かな……」
ここで倒れられたりしたら、今後の逃亡活動に差しつかえる。
そもそも、あまり長時間この場所に隠れているわけにもいかない。
と、妹から電話がかかってくる。
「え? 違う、これは人助けだ。下心でやってるわけじゃない。何が手を出すだ? そんな余裕ある風に見えるのか?」
ごちゃごちゃとうるさい妹に反論する。
「うるさい! 誰がロリコンだ! いいか俺は……」
バーン!
フーベルトの言い訳を遮るように、豪快な音を立ててスイングドアが開いた。
この近くで、フーベルトの知っている地下はここしか思いつけなかった。
だが、少しの間は休憩できるだろう。
ここまで移動する途中、時計塔のスナイパーはしつこく攻撃してきたが、途中でいなくなった。
最後に別方向から一発撃たれたようだ。
たぶん軍のスナイパーだ。
もう地上には出れない。
出た瞬間に殺される。
今日は休業日なのか、店内に人の姿はなかった。
あるいは既に避難指示が出ているのか。通路のシャッターは下りていたが、そこを潜り抜けたら普通に中に入れてしまった。
昨日と違って静まり返った店内。フーベルトは、ミーナをソファーに座らせた。
ミーナは具合が悪そうだった。
「大丈夫か?」
「はい……なんか朝から具合会悪くて……」
「昨日もそんなことを言ってたな。ずいぶん前からなのか?」
「ここ二、三日ですけど……」
ダイル化しているなら、体調が悪くなるのは普通だ。
「ちょっといいか?」
フーベルトはミーナの頭を上げて首筋を見る。
奇妙な光る線のような物が一瞬見えた気がしたが、見間違えかもしれない。
これ以上の確認をするには服を脱がせる必要があるが、この場でそこまでするのもどうかと思う。
「一応、抗ヒッグス薬を使ってみよう」
フーベルトは、腰の後ろにつけていた荷物入れから、キットの入ったケースを引っ張り出す。
ケースの中には注射器と薬品の入ったアンプル、絆創膏、そして説明書が入っている。
説明書の質問事項を読み上げる。
「予防注射で熱が出たことはあるか?」
「ないです」
「薬を飲んで高熱や蕁麻疹、そのほか副作用が出たことは?」
「ないです」
「抗ガン剤を服用した経験は?」
「ないです」
「アレルギー、特に卵アレルギーで医師から警告を受けたことは?」
「ないです」
「よし」
アンプルの封を切り、中身を注射器で吸い上げる。
そしてミーナの左腕に突き刺した。
「うっ」
ミーナは体を震わせる。
フーベルトは、ふと、この質問で答えがイエスだったらどうなるのかと考えた。
薬の副作用で死ぬのと、ダイル化して軍に殺されるの、どちらかを選べと言うのか。
注射を終えた針跡に絆創膏を貼る。
ミーナは不安そうにそれを見ていた。
「あの、この注射で、私、人間に戻れるんですか?」
「五分五分だな。うまくいくように、神様に祈っておこうか」
「そう、ですね」
実はフーベルトは説明書の質問を最後まで読み上げなかった。
「ダイル化の第三段階に入っていますか」だ。
これがイエスだったら、この注射では手遅れなのかも知れない。
そうなのだとしたら、フーベルトが今やっている事は全て無駄なのではないか。
暗い考えを頭から振り払う。
「さっきより具合が悪くなったりしていないか? 注射の副作用があるかもしれない」
「わかりません……」
元々具合が悪かったのは人間の部分が破壊され、別の物に置き換わっていくからだ。
その置き換わった部分を破壊するのが今の注射。
ダイル化が進んでいればいるほど、副作用はひどくなる。
「あの、フーベルトさん、ちょっとお願いがあるんですけど」
ミーナは、おずおずと切り出す。
「なんだ?」
「抱きしめてもらうことって、できますか?」
「え?」
予想していなかったことを言われて、フーベルトは混乱した。
ミーナも顔を赤くして慌てだす。
「ち、違うんですよ。変な意味じゃなくて」
「ああ……」
変な意味とは具体的に何だ、と思いつつ、フーベルトは先を促す。
「さっき、銃で撃たれてた時、抱きしめてくれたじゃないですか……」
「いや、あれは……」
「そしたら、あんまり怖くなかったから。今の怖さも、消えるかと思って、もう一回……ダメですか?」
フーベルトは少しためらったが、ミーナの方に手を伸ばす。
ミーナは目を閉じて動かなかった。
ミーナの背中に腕を回し、できるだけ柔らかい所に触らないように気を使いながら、抱きしめる。
フーベルトの腕の中で、ミーナは安堵のため息をついた。
「こんな感じか?」
「はい。少し楽になった気がします」
「そうか……」
フーベルトの心臓はドキドキと音を立てる。
黙っていると恥ずかしくなってくる。ミーナは平気なのだろう。
自分から言い出したなら嫌がってはいないだろうが……。
視線を腕の中に向けると、ミーナも上目遣いに見上げていた。
目が合ってさらに恥ずかしくなり、お互いに慌てて顔を逸らす。
「あの、フーベルトさんって、女の人によくこういうことするんですか?」
わけのわからない質問に、フーベルトは困惑しながら目を逸らす。
「経験がないわけじゃない……」
「相手はどんな人なんですか?」
「どんなって……」
フーベルトは、額に手を当てて思い出す。
その事を考えると、なぜか頭が痛くなってくる。
「とんでもない甘えん坊だったな……両親が早くに死んだってのもあるんだろうが、俺にべったりだった」
「あの……恋人の話ですよね?」
何か違和感があったのか、ミーナは怪訝そうに聞き返す。
「妹だよ」
「え……妹? 妹かぁ……」
ミーナの声には、少し失望が混じっていた。
「何を期待していたんだ?」
「い、いえ、別に変な意味では……。あの、妹さんとは仲が良いんですか?」
「まあな。ずっと二人で生きてきたんだ」
お互いに、精神的に依存してきたという部分も、かなりある。
だが、フーベルトはそんな話をミーナに聞かせたくなかった。
「ミーナには、兄弟とかいないのか?」
「それが、家族ってよくわからないんですよ。私、孤児だったので」
「そうか……」
「お兄さんがいたらこんな感じなんですかね」
「どうだろうな」
フーベルトは答えに困った。
正直に言うと、妹が今のミーナぐらいの年齢になった頃に、抱きしめたりとかした記憶はない。
軍に入っていたから頻繁に会えない、ということはあったかもしれないけど、それでも世間一般の兄妹はこんなことをしないだろう。
フーベルトは話題を変えることにした。
これ以上、この話題を続けると、とんでもないことを口走りそうな気がしたので。
「それより襲ってきた敵について考えよう。あれは、誰だ?」
「そんなの、わかりませんよ?」
「ヨランドが撃たれた現場を見たのか? どんな状況だった?」
「普通の廊下で、他の生徒もたくさんいて、友達も……」
「その場所から時計塔は見えたか?」
「見えました。というか、時計塔から撃ってきていました」
「狙撃者は、学校の外で撃ってきたのと同一人物だろうか?」
「たぶん……」
だとすると、狙撃者は、やはりミーナを狙ったのだろうか?
そうでなければ学校の外に出てからも攻撃してきたことに説明がつかない。
だが、それはそれで何かおかしい気がする。
ミーナがおずおずと言う。
「あの、学校で、私が腕を振るったら、ガラスが割れたり銃弾を跳ね返したりして……あれは何だったんでしょう」
「それは「奇跡」だな」
力を振るえば必ず発生する現象を、奇跡と呼んでいいかは微妙だが、用語としてはそうなっている。
「奇跡は、ダイル体が持つ力のことを言う。人間も、ダイル化すると奇跡を使えるようになる」
「私も戦えるってことですか?」
「いや、ダメだ。その力は絶対に使うな。使えば使うほどダイル化が進行する。最終的には自分が人間だったことも思い出せない化け物になってしまう」
「化け物、そっか……」
ミーナは悲しそうに目を伏せる。
「心配するな。薬も使ったし、しばらくは大丈夫だ」
フーベルトは言ってみるが、気休めでしかなかった。
自分の意思で奇跡を行使できるようになっているなら、もう手遅れかも知れない。
「私、変わっちゃったんですね」
ミーナは泣きそうな声で言う。
「そうだな……」
「ごめんなさい。リアーネが私を見た時の目を思い出しちゃって……」
「心配するな、俺がいる」
フーベルトはミーナを抱く腕に力を込めた。
もしかしたら何もできることはないかもしれない。だが、せめて最後までは味方でいよう。そう思っていた。
「違うんです。リアーネは、いつもと同じように友達を、ジゼラとリーゼルを守ろうとしたんです。変わっちゃったのは、私の方なんですよ……」
「そうだな。確かに変わった」
フーベルトはミーナの髪をなでる。さらさらとした手触り。少しい匂いがした。
ドクドクとお互いの心臓の音だけが聞こえる。
「……うっ?」
急にミーナが声を上げる。
「どうした?」
「た、大したことはないけど、あの、ちょっとトイレ行ってきます」
ミーナは真っ青な顔で立ち上がり、トイレへと駆け込んでしまった。
「副作用か? 大丈夫かな……」
ここで倒れられたりしたら、今後の逃亡活動に差しつかえる。
そもそも、あまり長時間この場所に隠れているわけにもいかない。
と、妹から電話がかかってくる。
「え? 違う、これは人助けだ。下心でやってるわけじゃない。何が手を出すだ? そんな余裕ある風に見えるのか?」
ごちゃごちゃとうるさい妹に反論する。
「うるさい! 誰がロリコンだ! いいか俺は……」
バーン!
フーベルトの言い訳を遮るように、豪快な音を立ててスイングドアが開いた。
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