Loading”OperateZeal"2

meishino

文字の大きさ
71 / 83

70 きらめきの朝

しおりを挟む
 昨日は私、バルコニーのそばにある客室のベッドで眠りました。指輪の入った綺麗な紺色の箱をサイドテーブルに置いて、そわそわと緊張したまま眠りました。


 宝石店に行った後に、ジェーンの服がボロボロだったことを思い出した私は、紳士服屋さんに立ち寄り、彼の普段着やパジャマなどを何着か買いました。


 ボロビアの服も売っていましたが、指輪で予算が消えたので購入は無理でした。


 私の方の服装については、もう決まっています。士官学校で、騎士がプロポーズをする際は、騎士の正装と定められているからです。


 白の光沢感のあるタキシードで、皇帝の結婚式とか建国記念日とか、騎士の制服の中でも特別な日にしか着ることが許されない服装なのです。


 寝室の全身鏡の前に立って、私はギュッと銀色のネクタイを締めました。今日を逃せば、ジェーンはなんだかんだユークに帰ろうとしてしまうでしょう。


 彼と約束をしました、本心を出していくことを。私は手で頬を包んだ。手がしっとり濡れていた。


 ……やばいな、緊張しすぎてる。これじゃあ「あなたと一緒に飲むモーニングティーは格別です。」と言うプロポーズの言葉をさらりと出す事は出来ないだろう。昨日布団の中で必死こいて考えた、誘惑的な言葉だ。


 がんばれキルディア、何度自分に言い放ったことか。鏡に写る自分は、頬が赤く、肩で息をしている。正装に合わせてオールバックにした前髪は、チョロリと一束前に垂れていた。


 震える手に、私は白い手袋を嵌めた。その時に、コンコンと扉がノックされた。


「はいっ」声が裏返ってしまった。本当にやだ。


「ギルバート様、おはようございます。メリンダ入りますよ?」


「どうぞどうぞ。」


 メイド服姿のメリンダがドアを開けた瞬間に、彼女は私の姿を見て驚いた顔をした。私は苦笑いして、そっぽむいた。


「あら、あらら!じゃあゾーイが言っていた事は本当だったので!?ギル様、シードロヴァ博士にプロポーズを……!」


「そうなんです!秘密にしといてって言ったのに、ゾーイめ。因みに今、ジェーンは起きていますか?」


「はい、先程ロバートに連れられて、お風呂に向かいました。ギル様が昨日買った洋服も、紙袋に入れて持って行きましたよ。博士は新しい洋服をとても喜んでいました。」


「それはよかった。……やはり後日の方がいいかな、まだ体調だって優れないだろうし。」


「いえいえ、今です。今ですよ、ギル様。」


 メリンダは私のことをガンガン手招いた。私は少し笑って、ポケットに指輪を入れてからメリンダが立っているドアのところへと向かった。


 ところが彼女は、私の腕を引いて、ぐいっと廊下に押し出したと思ったらドアを閉めてしまった。


「え?どうしたのメリンダ。」


 ドアの向こうから声が聞こえた。


「ギル様、もうこの部屋には戻らないでくださいね。あなたが進むべきなのは、一階のリビングです。そこで博士をお待ちください。今だと思った時に滝壺に飛び込むことが、人生を明るく変える第一歩ですからね。頑張ってください。」


 なるほど、私が迷うような発言をしたから、背水の陣を用意してくれたのね。「分かったよ、ふふ」と残してから、私は廊下を歩いて一階へと向かった。


 コツコツと新しい革靴の音がする。この制服だって、プライベートで着たのは初めてだ。


 リビングの大きな窓は朝日で輝いていた。庭の色とりどりの花畑には蝶々が可愛らしく飛んでいて、噴水がさらさら音を立てて輝いていた。


 私はプレッシャーに潰されそうな気持ちになって、ソファに座ろうとしたが、一度座ったらスライムのように溶けてしまうだろうと思って、やはり立ち上がった。


 その一連の流れを、シェフ姿のゾーイが見ていた。ニヤリと笑うその顔が、憎い。


「ふふ、おはようございますギル様。今日はとても爽やかに晴れましたね。」


「おはようございますゾーイ。そうだね、晴れた。」


「ご要望通り、シリアルをご用意しました。ドライフルーツが入ったタイプの。」


「ありがとう。」


「置いておきますね、」


 彼女がテーブルにボウルとシリアルの箱、それからミルク瓶とスプーン二つを置いた。大きな長方形の所々彫刻の入った白いテーブルには、どう言う訳か不自然に椅子が置いてあった。


 本当は長いテーブルを隔てて向かい合う形で座るものなのに、これではカフェのカウンター席のように隣に並んで座ることになる。


 もしや気を使ってくれたのかな……?と、テーブルを見ていると、真ん中に小さいハート型のキャンドルが置いてあった。確実に気を使ってた。


 ゾーイがトレーを持って部屋から退出した。まだ座りたくはない。落ち着かない。窓辺で暫くウロウロと行ったり来たり歩いていると、ガチャっとリビングの扉が開いた。


 私はビクッとしたのを深呼吸のフリをして誤魔化して、じっと中庭の景色を見つめた……フリをした。


 景色なんか殆ど目に入らず、聞き耳を立てていた。コツコツとテーブルに行ったのは、確かに彼の足音だった。


「キルディア、とても、何だか……おはようございます。」


「おはようございます。」


 私はピシッとした姿勢のままそう答えた。コツ、コツ、と一歩一歩こちらに向かって、彼が歩きながら私に聞いた。


「私のサイズの洋服を探すのは苦労したでしょう?ロバートに聞きました、あなたが昨日、あの後、私の服を買いに行ってくれたと。とても嬉しいですが……。」


「え?」


 私は振り返った。思ったよりもジェーンが照れた顔をして、片手を頬に添えていた。


「サイズ合わなかったかな?スキャンしたから、肩幅とか細かいところまで合ってるはずだけど。」


「いえ、サイズは合っていますよ。デザインも私の好みです。問題は私の髪型です。この髪型で、改めてあなたと対面することが、少々……。」


 私は笑顔になった。


「私はそのアシメの短い髪型も似合っていると思うよ。何だか、ジェーンのドS感が更に滲み出てる、ふふ。」


「わ、私はドSではありませんが……かっこいいですか?」


「うん、かっこいい。」


「……あなたもかっこいいですよ、特に今朝は、驚く程に。豪華なタキシードまで着て。」


 ……ジェーンが私を見つめている。無精髭はもうなくてさっぱりしていた。頬が痩けているのが少し心配になった。もう痩けさせてはいけない。私はスッと跪いた。彼は目を丸くした。


「ジェーン。」


「キルディア……」と彼は胸に手を当てて、戸惑いに目をウロウロさせて言った。「私は、ここにいてもいいのでしょうか?本当に。」


 何も答えずに、私はジェーンに右手を差し出した。ジェーンは口を半開きにしたまま、私の手に彼の手を乗せた。


 よし、ここまでは順調だ。私は彼の目を真っ直ぐ見つめたまま、もう片方の手でポケットから箱を取り出した。


 その箱を見て、ジェーンが首を傾げた。そんな、これが何なのか知ってるくせにと私は心の中でにやけながら、片手で箱を開けて彼に見せた。彼は、はっと息を漏らした。


「これは?」


「ブラッディサクリファイスという宝石です。インジアビスではこの宝石は我が血肉を愛する人の魂に捧げるという意味がある。だからジェーンに送りたくて……きっと似合うから。」


「ふふ、なんと素敵な意味を持つ鉱石でしょうか。その存在こそは知っておりましたが、意味を知るのも、実際に目にするのも初めてです。そしてあなたがこれを私にプレゼントしてくれました。それだけで我が身は昇天しそうです。」


 彼が嬉しそうに微笑んでくれた時に、彼のクリーム色の髪がさらりと揺れた。この時に伝えたいと思った。


 私は箱から指輪を取り出して、彼の左手の薬指に嵌めた。サイズはピッタリだった。これほど騎士の捜査グッズに感謝した事はない。白くて長い指には、真紅の星空のような鉱石が、朝日でキラキラと光り輝いていた。


 見惚れている場合じゃない。さあ彼に今こそ伝えるべきだ。


 ……。


 ……言葉が出てこない。あれだけ考えて、あれだけぶつぶつと口に出して練習した言葉が、一瞬で消えてしまった。


「キルディア、ありがとうございます。この指輪は……私とあなたの関係が……言葉にしなくとも、そういう事なのでしょうか?」


 急に彼が、ギュッと眉間に力を入れて、泣きそうな顔をした。早く、伝えたかった。


「ユークのおうちで、あの寝室でジェーンとハグをした。その時に胸の中で感じた、静かで激しい想いを……私は忘れたことがない。」


 ジェーンが唇を震わせて、両手で頬を覆った。彼の目はもう赤く、潤んでいた。


「これからずっと、この家で研究を続けて欲しい。この家でなくても、どこでも、ずっと私のそばにいてください。あ……。」


 い、していると言うのはいけない。結婚してくださいも違う。私はついストレートな表現を口に出しそうになったのを堪えて、ジェーンに向かって、右手を胸に当てた。


 彼は微笑んでくれた。


「本当にいいのでしょうか?私は、とても厄介ですよ。」


「いいよ。私はジェーンがいい。」


「ふふっ……この場所で研究をしても、いいのですか?」


「うん。……じゃ、じゃあ、いいの?オッケーってこと?」


「……?あ、あなたが許可してくださるのなら、私はここにいます。この指輪は一生大事に、んっ!」


 思わず彼のことを抱きしめてしまった。やった、やった!


「やったぁーーーーーー!」


「ふふ、喜びすぎです。ずっとそばにおりますよ。それから研究もここでします。」


 私は両手を天に突き上げて叫んだ。ジェーンはあらあらと微笑んだ。私はあることに気づいて、ハッとした。


「で、でもそうだよね、この家だと全然設備が整っていないから、研究は難しいかもしれない。じゃあ帝国研究所に戻れるように頼んでみようか?そしたらジェーンのことだもの、きっとすぐに!」


「いえ、帝国研究所に戻るつもりはありません。私はここで、あなたのそばで、静かに一人で研究をしたい。もう一度聞きますが、本当に宜しいのでしょうか?」


「い、いいよ。ずっとここにいて欲しい。」


 もう単純なことしか言えない、それぐらいに嬉しい。これからは彼氏ではなくて婚約者……そう考えると一気に胸が破裂しそうになったので、胸を押さえた。


 ジェーンが私に微笑んでくれた。彼の顔を照らす陽の光が、優しかった。また抱きしめたくなった時に、ウォッフォンからピピピとアラームが鳴って、すぐに声が聞こえた。


『こちら第二師団カール小隊、ウエストベーシーク通り三番通路に複数ターゲットが逃走中。迂回ルートの援護を求める!』


「キルディア、」とジェーンが一気に真剣な表情になった。「私は構いません。その場所はここからなら援護に向かいやすい。どうか。」


「う、うん、分かった。ごめんね。」と一度ジェーンの頬を撫でてからウォッフォンに応答した。「こちらKL(Knight Leader)、今から援護に向かう。」


『うぉっ!ギルバート騎士団長、頼もしい限りです!』と聞きながら、私は急いで玄関へと走った。


 ガレージでブレイブホースに跨って、動力を入れる時のブイーンという音に紛れて、私は「うおおおおお!」と歓喜の雄叫びをあげた。ガレージを出ると、リビングの窓のところでジェーンが微笑みながら優しく手を振っていた。


 陽気な気分の私は投げキッスをした。彼は拳を口に当てて、照れた仕草をした。それがまた可愛かった。


しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

再婚相手の連れ子は、僕が恋したレンタル彼女。――完璧な義妹は、深夜の自室で「練習」を強いてくる

まさき
恋愛
「初めまして、お兄さん。これからよろしくお願いしますね」 父の再婚によって現れた義理の妹・水瀬 凛(みなせ りん)。 清楚なワンピースを纏い、非の打ち所がない笑顔で挨拶をする彼女を見て、僕は息が止まるかと思った。 なぜなら彼女は、僕が貯金を叩いて一度だけレンタルし、その圧倒的なプロ意識と可憐さに――本気で恋をしてしまった人気No.1レンタル彼女だったから。 学校では誰もが憧れる高嶺の花。 家では親も感心するほど「理想の妹」を演じる彼女。 しかし、二人きりになった深夜のキッチンで、彼女は冷たい瞳で僕を射抜く。 「……私の仕事のこと、親に言ったらタダじゃおかないから」 秘密を共有したことで始まった、一つ屋根の下の奇妙な生活。 彼女は「さらなるスキルアップ」を名目に、僕の部屋を訪れるようになる。 「ねえ、もっと本気で抱きしめて。……そんなんじゃ、次のデートの練習にならないでしょ?」 これは、仕事(レンタル)か、演技(家族)か、それとも――。 完璧すぎる義妹に翻弄され、理性が溶けていく10日間の物語。 『著者より』 もしこの話が合えば、マイページに他の作品も置いてあります。 https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/658724858

天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】

田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。 俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。 「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」 そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。 「あの...相手の人の名前は?」 「...汐崎真凛様...という方ですね」 その名前には心当たりがあった。 天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。 こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

還暦妻と若い彼 継承される情熱

MisakiNonagase
恋愛
61歳の睦美と、20歳の悠人。ライブ会場で出会った二人の「推し活」は、いつしか世代を超えた秘め事へと変わっていった。合鍵を使い、悠人の部屋で彼を待つ睦美の幸福。 しかし、その幸せの裏側で、娘の愛美もまた、同じ男の体温に触れ始めていた。 母譲りの仕草を見せる娘に、母の面影を重ねる青年。 同じ男を共有しているとは知らぬまま、母娘は「女」としての業(さが)を露呈していく。甘いお土産が繋ぐ、美しくも醜い三角関係の幕が上がる。

(完)百合短編集 

南條 綾
恋愛
ジャンルは沢山の百合小説の短編集を沢山入れました。

病弱な彼女は、外科医の先生に静かに愛されています 〜穏やかな執着に、逃げ場はない〜

来栖れいな
恋愛
――穏やかな微笑みの裏に、逃げられない愛があった。 望んでいたわけじゃない。 けれど、逃げられなかった。 生まれつき弱い心臓を抱える彼女に、政略結婚の話が持ち上がった。 親が決めた未来なんて、受け入れられるはずがない。 無表情な彼の穏やかさが、余計に腹立たしかった。 それでも――彼だけは違った。 優しさの奥に、私の知らない熱を隠していた。 形式だけのはずだった関係は、少しずつ形を変えていく。 これは束縛? それとも、本当の愛? 穏やかな外科医に包まれていく、静かで深い恋の物語。 ※この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

処理中です...