スカーレット、君は絶対に僕のもの

meishino

文字の大きさ
54 / 105

第54話 寝室にて

しおりを挟む
 家森先生の寝室で過ごすのは初めてじゃ無い。けど今回は久しぶりなのでちょっと緊張してしまう。先に布団の中に入っていると、家森先生が眼鏡と懐中時計をサイドテーブルに置いて同じ布団の中に入ってきた。

「頭を上げて」

「え?」

 肘をついて上体を起こして、言われた通りに頭をあげる。何をするのかと思えば、家森先生が私の枕を掴んで彼の枕にくっつけて置いたのだった……なるほどね。なるほど。

 私は微笑んで少し彼の方へ移動してまた横になった。おかげで彼と肩がくっつくぐらいに密着している。

「そう言えば、過去のことについて何か分かりましたか?」

 家森先生の質問に私はうーん、と唸る。

「まだ何も。最初気が付いた時に持っていたUSBにはピアノの曲が入ってて、それは私が多分ですけど作曲したっぽくて……でもそれしか情報が無いですし。この腰の焼印は調べてみると、家森先生が話してくれたように深淵の地のものっぽいですけど。ああ、あとそう言えばドラゴンを追いやる時に、勢いよく魔法を発動したじゃないですか?その時に頭の中に女性の声が聞こえたことを思い出しました。」

 言い終えて隣を向くと家森先生も真剣な表情でこっちを見ててくれていた。そして布団の中の私の手を、手探りで見つけて握ってくれた。

「声?それは何と?」

「……うーんと、『食らい付け』と怒鳴る声でした。」

「……そうですか。もしかしたらヒーたんの過去に大きく関わっている人物の声なのかもしれません。しかしそのように怒鳴りますか、随分と荒い性格のようですね。」

「ええ、本当に。」

 ふふと私が笑みを零したけど、家森先生の心配そうな顔はまだ消えなかった。

「……その腰の焼き印はやはり深淵の地のものでしょうし、それにあの地はつい最近まで内戦がありました。それに関係しているのかもしれません。」

 ああなるほど……私は答えた。

「なら深淵の地に行ってみればいいのかもですね。」

「ええ。ですが深淵の地へ行くことは禁止します。」

「え?なんで?」

 ぽかんとして家森先生を見る。もうそれは真剣な目でこちらを見ていた。

「あの地はまだ内戦後の雰囲気が色濃く残っていると聞きます。あなたのことを知る誰かが、あなたを発見したときに歓迎するのかそうでないのか……どうなるのか分かりませんから極めて危険です。それにまだあの地の出身だと確定したことではありません、僕の予想ということです。先走ってくれぐれも一人で行動なさらないように。」

「わ、分かりました……。それなら怖いので一人で行きません。」

 ポーン

 あ、メールの着信だ。サイドテーブルの私の携帯の画面が光って天井にうっすらと光の幕を映している。

 私は確認する事にした。サイドテーブルに置いてある携帯を手にとって、うつ伏せで操作していると、すかさず家森先生が私の隣にくっついてきて頬やこめかみにキスしてきた。

「ちょっとちょっと!くすぐったいです!うまく操作出来ない!」

「だめ、我慢して。」

「えぇ……」

 ちゅっ、ちゅっ、とくすぐったすぎるけど頑張って携帯を操作する。多分家森先生も見てるようでたまにキスが止まる。さっきやり取りしていたメールに対して返事が来ていた。

 ____________
 ほんなら明日のコーンパは
 俺の部屋でええんちゃう?
 そんならゲームも出来るし
 ゆっくり出来るやろ。
 ええやん、何だかんだ
 仲良いようやけど
 結局、家森先生とは
 付き合ってないんやろ?
 俺ともおうちデートしよ☆
 楽しいよ?
 タライ
 ____________

 ……おおおオーマイ……やばい。

 今までは普通に食堂でコーンパしよ!いいですね!とか、普通のやりとりだったのにどうして急にこんなことを彼は言い出したのか。これを見られてはいけないと瞬時に判断して携帯の画面を消そうとした時に、携帯を家森先生に素早く奪われてしまい、その文面を見られてしまった……。

 彼は冷たい表情で私に携帯を返してくれた。

「ほお。これは何てメールしたのですか?」

 頭と頭をくっつけながら家森先生がじっと私の手元の携帯の画面を見ている。私は説明した。

「私からは明日コーンパ楽しみです!って言っただけですよ……」

「なるほど。それでこの返事ですか。断りなさい。」

 彼が不機嫌な声で話し始めたので殺されたくない私は早々に返事を打った。

 ____________
 ごめんなさい、明日は
 やっぱり無理です。
 急に用事が出来た。
 ヒイロ
 ____________

 するとすぐに返事が来た。

 ____________
 あ!?なんでや!?
 分かった!家森先生に
 さっきの見られたんやろ!
 何でそこまで彼の
 言うこと聞くねん!
 まあヒーたんと相思相愛
 なのかもしれんけど、
 俺かて仲良くしたいもん!
 そもそも俺ら親友やん?
 デートじゃなくていいから
 遊ぼ?てか、
 一緒におれやー!
 俺かて寂しいやん。
 やんやん。
 タライ
 ____________

「え……すごい寂しがってる……ちょっとかわいそう。」

「無視しなさい」

 残酷な一言が寝室を飛んだのでちょっと笑った。でもそれは可哀そすぎるので返事する。

 ____________
 まあ確かに見られて
 止められましたけど。
 うーん……分かりました
 じゃあ明日はタライさんの
 部屋で。遅くならない
 時間まで遊びましょ
 デートじゃ無いですよ?
 ヒイロ
 ____________

 これでいいだろう。と思って隣を見ると家森先生がかなりムッとした表情をしていた。

「ヒーたん、彼は危険です……」

「そうは言っても……でも一緒に遊びたいですよ?」

「……僕とは高崎の様に遊べないから不満ですか?」

 何を、そんなことないのに。

 私はとにかく不安そうにしている彼を慰めたい気持ちになったが、どうしたら良いのかその知識が無かった。どうにか脳内に存在している情報で対処しようと、以前PCで見たサバンナの恋人のライオンの愛情表現を思い出して、彼の肩に頬をスリスリした。

「今度一緒にゲームしましょう。それに家森先生が好きなら一緒に同じ本読んだりとか、してみたいです。」

「ヒ、ヒーたん、この仕草可愛い……はい、今度ゲーム教えてください。それに一緒に読書もしてみたいと思っていたところでした。」

「ふふ、今度あの書き込み方教えてください。」

「ああそれくらいいつでも、ふふ」

 微笑んで家森先生を見つめると彼は愛おしそうな表情で口に優しくキスしてきた。もうとろけそうヘブン……

 と感じていたのも束の間、ポーンとまた返事が来た。

 ____________
 ほんならそれで決まりや!
 まあアンタはデート
 じゃないと思っててくれて
 構わへんよ。ヒッヒッヒ。
 あ、そうそう!
 たこ焼き焼いたるよ!
 食堂のやつなんかよりも
 数倍うまいから
 楽しみにしててな!
 タライ
 ____________

 ええ!?たこ焼き焼いてくれるの!?そっかタライさんは本場の味を知ってるんだ……つい目がキラキラしてしまう。

 彼にたこ焼き楽しみにしてると返事しようとしたら、その途中で家森先生が私の腕を引っ張ってぎゅっと抱きしめてきた。

 手からポロリと携帯が落ちた。

「もう高崎のことは無視して。僕だけを見て。」

 その甘えた様な声に一気に胸がきゅうと締め付けられる気分になった。そうだよね、逆に、私がいるのに家森先生がベラ先生とばかりメールしてたら切なくなる。

「……んんん~あまり可愛くそう言わないでください……きゅんてします」

 私の言葉に、家森先生が驚いた表情で見つめてきた。それも顔を真っ赤に染めて。

「僕、可愛いですか?」

「はい」

「……嬉しい。それに僕もとてもきゅんきゅんする。」

 あああ~ヘブン!

 またギュって抱きついてきたのでそのまま二人で横になった。家森先生の茶銀の頭を優しくナデナデする。家森先生が私の胸元に顔を埋めながら呟いた。

「……それ好き。」

「ナデナデ好きなのですか?」

「はい。もっとして。ふふ……もう今日もずっとこうしていたい」

「ふふっ、私も家森先生と

 ピポーン!

 ……。

 ……。

 ピポーン!

「玄関のチャイムなってますよ?」

「……全くさっきからあっちもこっちも。うちではありません、きっとベラの部屋ですよ。」

 ピポーン!ドンドンドン!

「ほらドア叩かれた!やっぱりこの部屋ですよ、誰か来たんですよ!ちょっと出ましょう?」

「はぁ……」

 家森先生は何度もため息を吐きながら体を起こして寝室から出て行った。すぐに誰かと会話する声がぼんやりと聞こえ始めた。この声はシュリントン先生かな?

 話し終えた家森先生はちょっと疲れた表情で寝室に戻ってきて、何も言わずにベッドに倒れてまた私の胸元に頭を埋めた。

 甘えてるのかな……私はまた彼の頭を優しく撫でる。

「シュリントン先生ですか?」

「そうでした。まあ今はヒーたんのことだけ考えたいのでもういいです。」

 何かあったのかな、ちょっと気になるけど先生の間のことだったら話せないもんね……私は彼の頭を撫でながらふと思い出した。

「ところで、」

「はい?」

「……ドM、してみてください」

 ブフッ、自分からいい出しといてなんだけど、ちょっと笑ってしまった。家森先生も少し歯を食いしばって考えながら、笑いを漏らしている。

「……ええ?忘れていませんでしたか。わ、分かりました……ふふ。慣れていないので笑わないで。」

「うん、分かりました。」

 よし!私は気合を入れて体を起こして、枕に頭を預けている家森先生を見下ろす。

 さあ、私は何をすればいいんだ?家森先生はいつもどうしてたっけ?

「……。」

 私をじっと色っぽい視線で見つめてくる先生。さあ、どうしよう。

「……。」

「……。」

「……ん?」

「……ああ、なるほど。僕から誘惑しなくてはなりませんか。」

 戸惑い始めた家森先生を見て私もハッとした。

「ああ!私もどうにかしないといけないですね……じゃあ」

 そうだ、彼がいつもするように、えーっと、彼の両手首を掴んで頭の上で固定した。無防備になった胸……うああ!

「……。」

「……何ですか?じっと見ているだけですか?」

「すごくこの格好が、なまめかしいです。」

 じっと彼の薄い水色のTシャツの筋肉質な胸元を見ていたけど、視線を上にずらすと家森先生が照れた表情になってるのに気づいた。

「……っいいから早く、キスして」

「あ、ああそうですね……こう?」

 私は手首を押さえたまま彼にキスをした。なんか自分からこんなことをして、ちょっと変な感じがするけど、また違ったドキドキがある。

「もっと……もっとから、めて」

「こ、こうれす?んふ」

 すごい絡めてるけど、まだ足りないのかな。でも私としてはすごい絡めてる。
 息を整えるために口を少し離すと、家森先生が一度視線をチラッと下に移した。

 すると顎を上にあげて首元が露わになる姿勢を取ってくれたのだ。

 ああなるほど、ここに甘噛みしろってことなんだ!なんてセクシーすぎる光景だ……うあああ!強気な仕草の割に、結構照れてる表情もたまらない。

「あああ!わ、分かりました……ハアハア!責めるのもまた違って興奮しますねハアハア!じゃあ、首を」

「お、落ち着きなさい!ほらやって……」

 もう一度彼の両手を握って、固定しながら舐めることにした。ウワアア、これはドキドキが止まらない。私は彼の首筋に軽くカプッと噛みついた。

「こうです?」

「ん……もう少し強く噛んで」

 あれ?ちょっと気付いたんだけど。

「あの……ちょっといいです?」

「な、なに?」

「……場所入れ変わっただけで、指示を与えてくるところがいつもと変わらなくないですか?」

 そうだよ、指示与えてくるし……それドMなの?

「はっはっは……バレましたか。調べはしましたが、どうも僕は相手が自分の思い通りになる方がゾクゾクするもので。しかし僕が拘束されていますし、それはいつもと違うでしょう?」

「そりゃそうですけど……まあ確かに、普段と違って強気受けみたいな感じなのでいいや」

 私がもう一度舐めようとすると、彼がムッとした顔をしながら上体をグッと起こしてきて逆に倒された。

 少し抵抗したのも虚しく、もういつもみたいに私の両手首が頭の上に拘束された姿勢になってしまった。

「誰が強気受けですか。さあ、首を出して」

「もうそれいつもと一緒じゃないですか……」

 家森先生がガブと私の首に噛み付いてきた。もうそれいつもと一緒じゃん……。

 まあ彼を挑発するようなこと言ってしまったんだから仕方ない。私のミスだ。でもさっきの誘ってくれるような仕草はグッときたので、またやってほしいなと思いながら私は甘噛み攻撃を受けた。それも前と違ってなんかゾワゾワしてくる。

「これは普通のスキンシップではないですよね?うああ」

「まあそうですね……あなたが拘束されながら僕に甘噛みを受けている。それが僕に精神的な快楽を与えてくれます。」

 ちょっと人選ミスしたかもしれないと思ったが、もう遅い。私は彼を選んだのだから。きっと頭のいい人というのは普通の行為だけじゃダメなんだろうな。よく分かんないけど。

「ふふ、でもまだ本気ではありません。大切にしたいのです。」

 ……うん、大切にして頂いてありがたい限りだけど、最早その伸び代が想像出来なくて怖い。まあでもこうしてると変な安心感があるので不思議だ。そう、人と人は似た者同士がくっつくんだとなんかの映画で見た。私もなんだかんだ彼についていけているから同類なのかもしれない。

「まあ、家森先生にならこうされてもいいです……でもタライさんみたいに踏んだりしないでね。」

「それは絶対にしません。ナデナデします。」

 確かに頭をナデナデしてくれる。それは気持ちいい感触だった。それからもしばらくはこの甘噛み攻撃を受けることになったのだった。タライさんへの返信は翌日になってしまったけど。
しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

里帰りをしていたら離婚届が送られてきたので今から様子を見に行ってきます

結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
<離婚届?納得いかないので今から内密に帰ります> 政略結婚で2年もの間「白い結婚」を続ける最中、妹の出産祝いで里帰りしていると突然届いた離婚届。あまりに理不尽で到底受け入れられないので内緒で帰ってみた結果・・・? ※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています

「地味ブス」と捨てられた私、文化祭の大型スクリーンで王子様の裏の顔を全校生に配信します

スカッと文庫
恋愛
「お前みたいな地味女、引き立て役にもならないんだよ」 眼鏡にボサボサ頭の特待生・澪(みお)は、全校生徒が見守る中、恋人だった学園の王子・ハルトから冷酷に捨てられた。 隣には、可憐な微笑みを浮かべる転校生・エマ。 エマの自作自演により「いじめの犯人」という濡れ衣まで着せられ、学園中から蔑まれる澪。 しかし、彼女を嘲笑う者たちはまだ知らない。 彼女が眼鏡の奥に、誰もが平伏す「真実の美貌」と、学園さえも支配できる「最強の背景」を隠していることを――。 「……ねぇ、文化祭、最高のステージにしてあげる」 裏切りへのカウントダウンが今、始まる。 スクリーンの裏側を暴き、傲慢な王子と偽りのヒロインを奈落へ突き落とす、痛快・学園下剋上ファンタジー!

【完結】記憶が戻ったら〜孤独な妻は英雄夫の変わらぬ溺愛に溶かされる〜

凛蓮月@騎士の夫〜発売中です
恋愛
【完全完結しました。ご愛読頂きありがとうございます!】  公爵令嬢カトリーナ・オールディスは、王太子デーヴィドの婚約者であった。  だが、カトリーナを良く思っていなかったデーヴィドは真実の愛を見つけたと言って婚約破棄した上、カトリーナが最も嫌う醜悪伯爵──ディートリヒ・ランゲの元へ嫁げと命令した。  ディートリヒは『救国の英雄』として知られる王国騎士団副団長。だが、顔には数年前の戦で負った大きな傷があった為社交界では『醜悪伯爵』と侮蔑されていた。  嫌がったカトリーナは逃げる途中階段で足を踏み外し転げ落ちる。  ──目覚めたカトリーナは、一切の記憶を失っていた。  王太子命令による望まぬ婚姻ではあったが仲良くするカトリーナとディートリヒ。  カトリーナに想いを寄せていた彼にとってこの婚姻は一生に一度の奇跡だったのだ。 (記憶を取り戻したい) (どうかこのままで……)  だが、それも長くは続かず──。 【HOTランキング1位頂きました。ありがとうございます!】 ※このお話は、以前投稿したものを大幅に加筆修正したものです。 ※中編版、短編版はpixivに移動させています。 ※小説家になろう、ベリーズカフェでも掲載しています。 ※ 魔法等は出てきませんが、作者独自の異世界のお話です。現実世界とは異なります。(異世界語を翻訳しているような感覚です)

【本編完結】王子の寝た子を起こしたら、夢見る少女では居られなくなりました!

こさか りね
恋愛
私、フェアリエル・クリーヴランドは、ひょんな事から前世を思い出した。 そして、気付いたのだ。婚約者が私の事を良く思っていないという事に・・・。 婚約者の態度は前世を思い出した私には、とても耐え難いものだった。 ・・・だったら、婚約解消すれば良くない? それに、前世の私の夢は『のんびりと田舎暮らしがしたい!』と常々思っていたのだ。 結婚しないで済むのなら、それに越したことはない。 「ウィルフォード様、覚悟する事ね!婚約やめます。って言わせてみせるわ!!」 これは、婚約解消をする為に奮闘する少女と、本当は好きなのに、好きと気付いていない王子との攻防戦だ。 そして、覚醒した王子によって、嫌でも成長しなくてはいけなくなるヒロインのコメディ要素強めな恋愛サクセスストーリーが始まる。 ※序盤は恋愛要素が少なめです。王子が覚醒してからになりますので、気長にお読みいただければ嬉しいです。 ※本編完結しました。 ※後日談を更新中です。

完結 辺境伯様に嫁いで半年、完全に忘れられているようです   

ヴァンドール
恋愛
実家でも忘れられた存在で 嫁いだ辺境伯様にも離れに追いやられ、それすら 忘れ去られて早、半年が過ぎました。

拝啓~私に婚約破棄を宣告した公爵様へ~

岡暁舟
恋愛
公爵様に宣言された婚約破棄……。あなたは正気ですか?そうですか。ならば、私も全力で行きましょう。全力で!!!

王宮メイドは今日も夫を「観察」する

kujinoji
恋愛
「はぁぁ〜!今日も働くヴィクター様が尊すぎる……!」 王宮メイドのミネリは、今日も愛しの夫ヴィクターを「観察」していた。 ヴィクターが好きすぎるあまり、あますところなく彼を見つめていたいミネリ。内緒で王宮メイドになり、文官である夫のもとに通うことに。 だけどある日、ヴィクターとある女性の、とんでもない場面を目撃してしまって……? ※同じものを他サイトにて、別名義で公開しています。

【完結】転生地味悪役令嬢は婚約者と男好きヒロイン諸共無視しまくる。

なーさ
恋愛
アイドルオタクの地味女子 水上羽月はある日推しが轢かれそうになるのを助けて死んでしまう。そのことを不憫に思った女神が「あなた、可哀想だから転生!」「え?」なんの因果か異世界に転生してしまう!転生したのは地味な公爵令嬢レフカ・エミリーだった。目が覚めると私の周りを大人が囲っていた。婚約者の第一王子も男好きヒロインも無視します!今世はうーん小説にでも生きようかな〜と思ったらあれ?あの人は前世の推しでは!?地味令嬢のエミリーが知らず知らずのうちに戦ったり溺愛されたりするお話。 本当に駄文です。そんなものでも読んでお気に入り登録していただけたら嬉しいです!

処理中です...