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29 星を眺める者の救い
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「このライフルのスコープ、遠くのものがよく見えるが、何倍まで見える?」
「確かマックスで20倍。」
「そうか、見てみる価値はありそうだ。」
何故かイオリがその場で寝転んで、ライフルを手に取り、それを空に向けた。なるほど、天体観測をするんだと思った私は、同じくイオリの隣に寝て、スコープで星を眺めてみた。
キラキラと一つ、輝く星があった。私は嬉しくなって、イオリに教えてあげた。
「ねえ!あそこにキラキラ輝いている星があるよ!」
「あれはノアズの輸送車だ。」
……そうですか。ああそうですか。隣のイオリは肩を揺らして笑っている。
拗ねていると、肩にどんと彼の肩がぶつかった。彼の方を見ると、彼もまた私を見ていた。そして彼は腕を私の頭に回してきた。
いいのだろうか?私が頭を浮かすと、彼が腕を滑らせて腕枕を作ってくれた。こんな、こんなにイオリと密着したことはない。恥ずかしくて、ついはにかんだ。彼は何故か少し睨んできた。
「別に、変な意味はない……こうすれば、俺が見ていた星をリアにも見せてあげられるはず。」
「うん、うん!」
イオリは一度ライフルのスコープを覗いて、その位置で固定しながら私の為に頭を避けてくれた。私がそれを覗いてみると、二つ並んでいる星が見えた。
「並んでいるね。」
「ああ。あの星は星座にはなっていない。しかしあの星が輝くと、これから一年の間、天災が起こりにくいと言われている。あの星が輝いている時に、幾多の恋人が結ばれる。いわば……。」
「ラッキーな星なんだ。」
「ああ、ふふ。」
「な、何で笑うの?」
「……。」
何なんだ一体。イオリにライフルを返すと、彼はじっとその星を観察し始めた。その間も腕枕は続いている。私は彼に聞いた。
「その星が好きなの?他の星はもっと輝いているよ。」
「小さい頃、あの星を初めて見つけた時、あの二つは輝いていなかった。図書館に行って天体図鑑を見て、あの星の言い伝えを知った。それから俺は定期的にあの星を観察するようになった。言い伝えの通り、輝いている時は世の中に良いことがあって、星が静かな時は悲しいことが溢れた。」
「イオリにも悲しいことがあった?」
「父が、病気で。……その時も星は消えそうなくらいに、輝きを失っていた。」
「それは、大変だったね。」
「リアの両親はどうした?」
「……分からない。私を捨てたのか、死んでしまったのか。施設の人は教えてくれない。私ぐらいに寡黙だと、里親も付かない。イオリといると、嘘みたいに話せる。不思議と、イオリがそばにいるなら、他の人に話しかけるのも出来るけど。」
イオリがライフルを置いた。もう見ないのだろうか?と思っていると、彼は体を私に向けて、私のことを抱きしめた。
そんな、突然。
目の前に、彼の首筋がある。っというか、すごいセクシーな匂いがする。でももっとくっついてみたい。私は彼の背中に手を回して、シャツをギュッと掴んでみた。
「リア。少し顔を、見たい。」
そんな囁かないでいただきたい。これはまずい……!
「そ、それは出来ないかも……」彼が私の肩を掴んで引き剥がそうとする中、私はピタッと彼にくっついて耐えた。「さすがに緊張する!」
「夫がいたから、こういうこともしただろう?」
「し、したけど仕事っぽかったから、」やばい声が裏返った。「夫が望むままにしただけ。それに。」
「それに?」
「サラに悪い。彼女はイオリを愛している。イオリもでしょう?」
はぁ、とため息が聞こえた。
「リア、聞きたいことがある。」
「何?」
「俺は、俺にはもう、普通の人生を生きるという選択肢は無い。ノアズに歯向かう者は、誰であっても地獄を見る。サラはそれを知っているのに、俺を庇った。彼女には感謝している。愛も、この胸には残っている。……だが、もう二度と会えない。」
「会えるよ、どこかで会える。私が方法を見つけるよ、裏路地でも良いし、どこかの……こうやって屋上だって良い。同じ世界にいる限り、再び会える方法はいくらでもある。」
「だとしてももう会いたくない。」
「え?」
「俺は、変わらなくてはいけない。考えを変えて、生き方を変える。ひねくらせた正義感が俺に心理学を与え、犯罪コンサルタントになった。でももう今は違う。犯罪者だ。それこそ第一級ではなくてまだ二級だと思うが、俺は今後IDを持たずに、こうして生きるしかない。サラには迷惑をかけられない。俺は違う人生を歩まなくてはいけない。それには……それに慣れるまでには……。」
「じゃあ!」と私は彼の首元から顔をひょこっと出した。目の前にイオリの不安げな瞳が出現して、ちょっと戸惑った。「うぉぉ……!」
「何だ?……貴様、この距離で俺と目を合わせるのが嫌だというのか。」
「ち、違うけど……と、兎に角……言いたいことを言うね。一人ではこの生活は無理。」
「と言うと?」
「……だから、フーリガンオリオンカンパニーに仕事を貰う。私の夫みたいに。」
「……FOCに?悪党になれと言うのか?」
「多かれ少なかれ悪党にはならないとこの生活は無理。この世界はイオリが考えている以上に、ノアズに歯向かった状態で生きるのは困難だよ。私みたいに自給自足でもしないと。だから、FOCに入るとか。」
「よりによってオリオン……。」
彼がおでこを私のおでこにぶつけた。甘い雰囲気だけど、話しているのは裏組織に属するかどうかなので、ギャップがちょっと笑えた。
念の為、聞いてみた。
「知ってる?オリオンカンパニー。」
「知っていない訳が無い。はぁ……統べるのはオリオンというコードネームの人間で、この世界で最大の裏組織のボスだ。俺も何度か調査で関わったから彼がどんなことをしているのか知っている。FOCは悪どい組織だ、金の為なら何でもやる。」
「そこに行こ。」
「お前……簡単に言うな。リアもオリオンだったのか?」
「私は違う。夫がFOCの人間に仕事をもらって来たとは思うけど、確証はない。イオリ、でもこのままだと、ダークホースの生肉を食べることになるよ?」
「FOCに行こう。」
即答だった。私が笑うとイオリも頬を緩めた。大丈夫、そばにいて私が助けるからね、と彼の頭を撫でていると、彼が私の手首を掴んだ。
鼻と鼻が触れて、息がこもった。彼のは熱い吐息だった。「良いか?」と微かに聞かれて、私は少し頷いた。
唇がほんの少し触れるくらいのとても軽いキスだった。それでも熱く感じた。柔らかかった。もっと感じたいのに、彼は口を離した。
じっと彼のことを見つめた。真っ直ぐ私を見つめている。胸のどきどきが苦しくて、ごくっと飲んだ。
すると急に、また彼の唇が私の唇と触れた。勢いよくぶつかって、感触を確かめるように彼が私の唇を甘噛みして、また包まれて、ちゅ、ちゅ、と卑猥な音が頭に響いた。
「は、はぁ……!息が苦しい……!」
「まだ終わりじゃない。」
えっ。
イオリは私のことをぎゅうと抱きしめながら、触れて熱く交わる唇に隙間を開けた。その間から熱くて柔らかいものが私の口に入った。私の舌と触れて、すごく気持ちがいい。
「やだ……。」
「嫌か?ならもっと、してやる……ふっ、ん、」
そう言う声を漏らさないで欲しい。イオリが舌で私の歯をなぞった。あまりの刺激に身体を仰反ると、彼は私の上に乗っかってきて、キスを続行した。
一瞬、獣のような瞳と目が合って、彼はどう言う訳か、両手で私の両耳を塞いだ。そうしてからのキスは、頭の中が彼のキスの音で支配されて、おかしくなりそうだった。
優しく彼の腰が動いている。彼の滾ったものが、布越しに私の太ももを擦り上げる。ずっとずっと止まらないキスのせいで、背中のコンクリートまで熱が伝わった。
「確かマックスで20倍。」
「そうか、見てみる価値はありそうだ。」
何故かイオリがその場で寝転んで、ライフルを手に取り、それを空に向けた。なるほど、天体観測をするんだと思った私は、同じくイオリの隣に寝て、スコープで星を眺めてみた。
キラキラと一つ、輝く星があった。私は嬉しくなって、イオリに教えてあげた。
「ねえ!あそこにキラキラ輝いている星があるよ!」
「あれはノアズの輸送車だ。」
……そうですか。ああそうですか。隣のイオリは肩を揺らして笑っている。
拗ねていると、肩にどんと彼の肩がぶつかった。彼の方を見ると、彼もまた私を見ていた。そして彼は腕を私の頭に回してきた。
いいのだろうか?私が頭を浮かすと、彼が腕を滑らせて腕枕を作ってくれた。こんな、こんなにイオリと密着したことはない。恥ずかしくて、ついはにかんだ。彼は何故か少し睨んできた。
「別に、変な意味はない……こうすれば、俺が見ていた星をリアにも見せてあげられるはず。」
「うん、うん!」
イオリは一度ライフルのスコープを覗いて、その位置で固定しながら私の為に頭を避けてくれた。私がそれを覗いてみると、二つ並んでいる星が見えた。
「並んでいるね。」
「ああ。あの星は星座にはなっていない。しかしあの星が輝くと、これから一年の間、天災が起こりにくいと言われている。あの星が輝いている時に、幾多の恋人が結ばれる。いわば……。」
「ラッキーな星なんだ。」
「ああ、ふふ。」
「な、何で笑うの?」
「……。」
何なんだ一体。イオリにライフルを返すと、彼はじっとその星を観察し始めた。その間も腕枕は続いている。私は彼に聞いた。
「その星が好きなの?他の星はもっと輝いているよ。」
「小さい頃、あの星を初めて見つけた時、あの二つは輝いていなかった。図書館に行って天体図鑑を見て、あの星の言い伝えを知った。それから俺は定期的にあの星を観察するようになった。言い伝えの通り、輝いている時は世の中に良いことがあって、星が静かな時は悲しいことが溢れた。」
「イオリにも悲しいことがあった?」
「父が、病気で。……その時も星は消えそうなくらいに、輝きを失っていた。」
「それは、大変だったね。」
「リアの両親はどうした?」
「……分からない。私を捨てたのか、死んでしまったのか。施設の人は教えてくれない。私ぐらいに寡黙だと、里親も付かない。イオリといると、嘘みたいに話せる。不思議と、イオリがそばにいるなら、他の人に話しかけるのも出来るけど。」
イオリがライフルを置いた。もう見ないのだろうか?と思っていると、彼は体を私に向けて、私のことを抱きしめた。
そんな、突然。
目の前に、彼の首筋がある。っというか、すごいセクシーな匂いがする。でももっとくっついてみたい。私は彼の背中に手を回して、シャツをギュッと掴んでみた。
「リア。少し顔を、見たい。」
そんな囁かないでいただきたい。これはまずい……!
「そ、それは出来ないかも……」彼が私の肩を掴んで引き剥がそうとする中、私はピタッと彼にくっついて耐えた。「さすがに緊張する!」
「夫がいたから、こういうこともしただろう?」
「し、したけど仕事っぽかったから、」やばい声が裏返った。「夫が望むままにしただけ。それに。」
「それに?」
「サラに悪い。彼女はイオリを愛している。イオリもでしょう?」
はぁ、とため息が聞こえた。
「リア、聞きたいことがある。」
「何?」
「俺は、俺にはもう、普通の人生を生きるという選択肢は無い。ノアズに歯向かう者は、誰であっても地獄を見る。サラはそれを知っているのに、俺を庇った。彼女には感謝している。愛も、この胸には残っている。……だが、もう二度と会えない。」
「会えるよ、どこかで会える。私が方法を見つけるよ、裏路地でも良いし、どこかの……こうやって屋上だって良い。同じ世界にいる限り、再び会える方法はいくらでもある。」
「だとしてももう会いたくない。」
「え?」
「俺は、変わらなくてはいけない。考えを変えて、生き方を変える。ひねくらせた正義感が俺に心理学を与え、犯罪コンサルタントになった。でももう今は違う。犯罪者だ。それこそ第一級ではなくてまだ二級だと思うが、俺は今後IDを持たずに、こうして生きるしかない。サラには迷惑をかけられない。俺は違う人生を歩まなくてはいけない。それには……それに慣れるまでには……。」
「じゃあ!」と私は彼の首元から顔をひょこっと出した。目の前にイオリの不安げな瞳が出現して、ちょっと戸惑った。「うぉぉ……!」
「何だ?……貴様、この距離で俺と目を合わせるのが嫌だというのか。」
「ち、違うけど……と、兎に角……言いたいことを言うね。一人ではこの生活は無理。」
「と言うと?」
「……だから、フーリガンオリオンカンパニーに仕事を貰う。私の夫みたいに。」
「……FOCに?悪党になれと言うのか?」
「多かれ少なかれ悪党にはならないとこの生活は無理。この世界はイオリが考えている以上に、ノアズに歯向かった状態で生きるのは困難だよ。私みたいに自給自足でもしないと。だから、FOCに入るとか。」
「よりによってオリオン……。」
彼がおでこを私のおでこにぶつけた。甘い雰囲気だけど、話しているのは裏組織に属するかどうかなので、ギャップがちょっと笑えた。
念の為、聞いてみた。
「知ってる?オリオンカンパニー。」
「知っていない訳が無い。はぁ……統べるのはオリオンというコードネームの人間で、この世界で最大の裏組織のボスだ。俺も何度か調査で関わったから彼がどんなことをしているのか知っている。FOCは悪どい組織だ、金の為なら何でもやる。」
「そこに行こ。」
「お前……簡単に言うな。リアもオリオンだったのか?」
「私は違う。夫がFOCの人間に仕事をもらって来たとは思うけど、確証はない。イオリ、でもこのままだと、ダークホースの生肉を食べることになるよ?」
「FOCに行こう。」
即答だった。私が笑うとイオリも頬を緩めた。大丈夫、そばにいて私が助けるからね、と彼の頭を撫でていると、彼が私の手首を掴んだ。
鼻と鼻が触れて、息がこもった。彼のは熱い吐息だった。「良いか?」と微かに聞かれて、私は少し頷いた。
唇がほんの少し触れるくらいのとても軽いキスだった。それでも熱く感じた。柔らかかった。もっと感じたいのに、彼は口を離した。
じっと彼のことを見つめた。真っ直ぐ私を見つめている。胸のどきどきが苦しくて、ごくっと飲んだ。
すると急に、また彼の唇が私の唇と触れた。勢いよくぶつかって、感触を確かめるように彼が私の唇を甘噛みして、また包まれて、ちゅ、ちゅ、と卑猥な音が頭に響いた。
「は、はぁ……!息が苦しい……!」
「まだ終わりじゃない。」
えっ。
イオリは私のことをぎゅうと抱きしめながら、触れて熱く交わる唇に隙間を開けた。その間から熱くて柔らかいものが私の口に入った。私の舌と触れて、すごく気持ちがいい。
「やだ……。」
「嫌か?ならもっと、してやる……ふっ、ん、」
そう言う声を漏らさないで欲しい。イオリが舌で私の歯をなぞった。あまりの刺激に身体を仰反ると、彼は私の上に乗っかってきて、キスを続行した。
一瞬、獣のような瞳と目が合って、彼はどう言う訳か、両手で私の両耳を塞いだ。そうしてからのキスは、頭の中が彼のキスの音で支配されて、おかしくなりそうだった。
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