36 / 127
36 深夜の会話
しおりを挟む
駐車場でハリネズミヘアの運転手役と別れて、私とイオリはエレベーターで三階に上がった。移動している間、ずっと無言だった。
ちょっとサラのことを言おうか迷った。やっぱり愛してるんだねとか、仲良しだねとか、頭では思いつくけど、それに対してそうだと言われるのが怖かった。
三階についてエレベーターを降りると、スタスタとイオリが部屋に向かって行った。私は後を歩きつつ、貰ったばかりの手のひらサイズのノアフォンを見た。
連絡帳にはイオリとサラと、オリオン様、それからさっき教えてもらったレイヴとハリネズミヘアをした運転手のダニーの名前とアイコンが表示されている。彼はダニーという名前なんだ。
それぞれアイコンは、レイヴはどこかのクラブでレーザーを浴びながら自撮りをしたもので、ダニーは本当に車が好きなのか、車のボンネットに彼が座っている写真だった。
オリオン様のはオリオン座の画像で、イオリと私のはまだ設定していない。サラは我々が出かけている間にいじっていたのか、檻と一部とペディキュアのついた彼女の足の写真だった。
どんな自撮りにしよう。出来れば海をバックにしたい。海は偉大だ。どんな私でも魅力的に仕上げてくれる。海が無いなら鏡越しだ。加工アプリが簡単に入手できない今、救いはそれしかない。
「リア、聞きたい。」
「うーん。」私はカメラアプリの機能を見ながら声を出した。
「リア、部屋に戻る前に聞きたい。貴様、自分が死んでいることを理解しているのか?」
よし決めた。私は顔をあげて、ドアの前で突っ立って私を仁王立ちで睨んでいるイオリに言った。
「やっぱり海だな、今度海に行こうよイオリ。手配度もすっかり無くなったしさ。」
「……何故、海に行く?」
「海をバックにして私を撮って欲しい。連絡帳のアイコンに設定するから。」
イオリは鼻でため息をついた。仕方あるまい、私はさっきの質問に答えた。
「死んでる自覚ならしてるよ。いくらでもしてる。だって、死んでるもん。イオリから離れられないもん。今のこの状況、あの屋敷にずっといるよりかはいいよ?でもちょっと辛い。」
「……サラがいるからか?」
「よく分かったね。そうそう。さあ帰ろうよ。もう夜中の二時だから寝ないと……イオリはね。サラ様のそばで寝てあげてください。彼女を安心させるんでしょ?」
「それはそうだが、文脈から推測するとつまりリアは、俺のこと「文脈とかもういいからうるさい。」
私はぐいぐいイオリを押して、ドアの中に彼をぶち込んだ。そして自分も入って、ロックをかけた。サラは檻のすぐそばで床で寝ている。毛布があったようで、それを使っていた。
彼の方を見ると、イオリがじっと私を見つめながら固まって立っていた。何この空気。
……そうだ、取り敢えず彼の仕事モードを解除してあげようと思い、彼のベルトを外して、マグナムを取ろうとした。
ベルトのバックルを掴んで、金具を取ろうとしたら、両手首をガシッと掴まれた。顔を上げると、イオリが目を丸くしていた。しかも気のせいか、彼の頬は赤かった。
「り、リア……!急に何を……!?」
私は一瞬で目を座らせた。
「イオリばかじゃないの?違うよ。マグナムをベルトごと取ってあげようと思ったの。ほら。」
「あ、ああ、そうか……。」
自由になった両手で、引き続きベルトを外しながらイオリに言った。
「変な反応しないで。サラのこと好きなんじゃないの?そういう反応は、サラに見せてあげたらいいのに。顔赤いよ。」
「赤くないはずだ……。」
一度彼の方を見ると、彼は手で口を覆っていて、やはり顔が赤かった。私はベルトに視線を落とした。
「それに俺は、常に余裕のある男だ。サラの前でも、誰の前でも。」
「そうですか、はいはい。」
私はベルトをシャッと取って、それをソファのところに置いた。あるわけないよなと思いつつ冷蔵庫を開けたけど、やっぱりチョコも炭酸水も無かった。
そっと冷蔵庫のドアを閉めると、ソファに座るイオリが私に言った。
「お前はもう死んでいる。」
「……どっかで聞いたようなセリフだね、はは。それは知ってるって、さっきも話したよ。」
イオリの背中を見た。ちょっと丸まって、疲れているようだった。
「生きていたら良かったな。生きていたら、色々と良かった。」
「でも生きていたら私はきっとイオリに一生会わなかった。会ったとしても敵対したままだった。何かがそこから生まれたとしても、それはきっと悲劇にしかならない。」
「今も十分、悲劇だとは思わないか?」
「今はちょっとだけ喜劇。あはは。」
「ははっ、そうだな……。」
イオリがソファにスッと倒れた。一瞬心配したけど、彼の伸びた足や腕で、そこで寝ようとしているのが分かって、私は彼の方へ向かっていた自分の方向転換をして、キッチンのキャビネットを背にして床に座った。
「おやすみ」
どうせ聞こえないと思いながら、小声で彼にそう言った。
でも彼は、どうしても優しい人だった。
「おやすみ」
ソファから聞こえた声に、私は少しだけ泣きそうになった。おやすみ如きに泣くなんてどういうことなんだと訳が分からないまま、私はノアフォンで制限付きだけどネットサーフィンを始めた。
気が付くと、私はメンズブランドのベルトやスーツばかり検索していた。どれくらい報酬が貰えるのか分からないけど、私はもうこれ以上何かが欲しいわけでもないし、イオリに買ってあげようと思った。友情のプレゼントだ。
時刻は午前三時だった。サラのちょっとしたいびきが聞こえている。あんなに細くて、頭が小さくて、よく見てみたらなんか可愛く思えてきた。イオリは趣味がいい。
「おい」
「おおおぉぉ……!?」
「静かにしろ。」
急にソファから低い男性の声が聞こえたので、ちょっとビックリした。私は小声でイオリに聞いた。
「ね、眠れないの?」
「……まあな。先程からぼんやりと起きていた。一つ聞きたい。」
「何?」
「何故、バリーに仕返しをしようと思わない?」
心なしか、彼の声がちょっと不機嫌だ。まあそれもそうか半分眠いんだろうし。私は答えた。
「だからさっき言ったでしょ。」
「は?」
「バリーが私を殺したから、私はイオリに会えた。それもこうして、友好的な関係を築けている。そりゃ、ちょっとは、なんで?って思うこともある。」
「何故、お前を撃ったのか、それは分かるのか?」
「なんか私が知ってはいけないことを知ったらしい。でも思い当たることはない……うーん。彼とは仕事の時とか、彼が夜寂しい時しか会わなかった。別に重要な情報なんて心当たりないのに。」
「夜寂しい時ねぇ……。」
「だってそれは夫婦だよ。うーん、でも一体、何が重要だったんだろう。」
「アリシアに心当たりがないということは組織の危ない情報ではない。そしてアリシアが気にしていないということは、彼にとっては気になることだったということだ。つまり、異常な彼自身の癖をお前が見た可能性が高い。常軌を逸した食嗜好、性癖、あるいは女装など。」
「なるほど、イオリの意見はとても当たっていると思う。でも、うーん、別に異常な癖はなかったけどなぁ。あーでも思い出した。一度、彼がシャワーを浴びているときに彼の姿を見ちゃった。それで彼がめちゃくちゃ驚いて、慌ててドアを閉めた。でも彼の裸なんて何回も見たから、別に……。」
「そういう反応は初めてだったのか?」
「うん。あんなに驚いたのは初めて見た。そう言えばその時に、彼の肩に……ふふっ、ああ、あれが、そうか。」
「なんだ?」
「彼の肩にクマちゃんのタトゥーがあった。あんなところにあったっけって思ったのを思い出した。」
「成程……はぁぁ。きっと奴はお前に会う時はスキンテープでそのタトゥーを隠していたのだろう。今のスキンテープは殆ど肌に近いからな。彼は見られたくないものを見られた。他人からして些細なことでも、本人からしたら絶対知られたくないものはある。しかしそれが原因で……はぁぁ。」
「今度、彼に会ったら、そうだったのか聞いてみるよ。」
「いや、会わせない。」
私は首を傾げた。
「え?なんで?だって同じ組織にいる。」
「今は同じ組織だ。でも会ったら、俺が地獄を味わせてやる。彼を縛り、メンタルを破壊する。」
「い、イオリ、大丈夫?」
「催眠をかけてやる。クマのタトゥーがそのうち体を移動して脳味噌まで到達して、目に映る全てのものにクマのタトゥーがあるかのような錯覚を覚えさせる。ははっ、きっと狂い始めた世界に嫌気がさして、そのうち自分で生きることを諦めるだろうな。」
私はささっと床をハイハイで移動して、ソファで横になっている彼の肩を掴んだ。するとすぐに私の手が彼に掴まれた。
「イオリ、もう寝たほうがいい。怒ってくれたのはありがたいけど、なんか怖いよ。」
「大丈夫だ、アリシアに怖い思いはさせないよ……」彼の声がトロンととろけてきた。「俺はただ、怒りを覚えている。バリーを許すことは金輪際有り得ない。」
「分かった。分かったから、寝て。」
「……暫くそばにいてくれ。」
コクリと頷いた。静かになった部屋に、イオリの深い寝息が響き始めた。彼は優しい。でも怒ると怖い。ちょっとクスッと笑って、ソファの背もたれに顎を乗せて、それから結構の間、イオリの手を握ってあげた。
ちょっとサラのことを言おうか迷った。やっぱり愛してるんだねとか、仲良しだねとか、頭では思いつくけど、それに対してそうだと言われるのが怖かった。
三階についてエレベーターを降りると、スタスタとイオリが部屋に向かって行った。私は後を歩きつつ、貰ったばかりの手のひらサイズのノアフォンを見た。
連絡帳にはイオリとサラと、オリオン様、それからさっき教えてもらったレイヴとハリネズミヘアをした運転手のダニーの名前とアイコンが表示されている。彼はダニーという名前なんだ。
それぞれアイコンは、レイヴはどこかのクラブでレーザーを浴びながら自撮りをしたもので、ダニーは本当に車が好きなのか、車のボンネットに彼が座っている写真だった。
オリオン様のはオリオン座の画像で、イオリと私のはまだ設定していない。サラは我々が出かけている間にいじっていたのか、檻と一部とペディキュアのついた彼女の足の写真だった。
どんな自撮りにしよう。出来れば海をバックにしたい。海は偉大だ。どんな私でも魅力的に仕上げてくれる。海が無いなら鏡越しだ。加工アプリが簡単に入手できない今、救いはそれしかない。
「リア、聞きたい。」
「うーん。」私はカメラアプリの機能を見ながら声を出した。
「リア、部屋に戻る前に聞きたい。貴様、自分が死んでいることを理解しているのか?」
よし決めた。私は顔をあげて、ドアの前で突っ立って私を仁王立ちで睨んでいるイオリに言った。
「やっぱり海だな、今度海に行こうよイオリ。手配度もすっかり無くなったしさ。」
「……何故、海に行く?」
「海をバックにして私を撮って欲しい。連絡帳のアイコンに設定するから。」
イオリは鼻でため息をついた。仕方あるまい、私はさっきの質問に答えた。
「死んでる自覚ならしてるよ。いくらでもしてる。だって、死んでるもん。イオリから離れられないもん。今のこの状況、あの屋敷にずっといるよりかはいいよ?でもちょっと辛い。」
「……サラがいるからか?」
「よく分かったね。そうそう。さあ帰ろうよ。もう夜中の二時だから寝ないと……イオリはね。サラ様のそばで寝てあげてください。彼女を安心させるんでしょ?」
「それはそうだが、文脈から推測するとつまりリアは、俺のこと「文脈とかもういいからうるさい。」
私はぐいぐいイオリを押して、ドアの中に彼をぶち込んだ。そして自分も入って、ロックをかけた。サラは檻のすぐそばで床で寝ている。毛布があったようで、それを使っていた。
彼の方を見ると、イオリがじっと私を見つめながら固まって立っていた。何この空気。
……そうだ、取り敢えず彼の仕事モードを解除してあげようと思い、彼のベルトを外して、マグナムを取ろうとした。
ベルトのバックルを掴んで、金具を取ろうとしたら、両手首をガシッと掴まれた。顔を上げると、イオリが目を丸くしていた。しかも気のせいか、彼の頬は赤かった。
「り、リア……!急に何を……!?」
私は一瞬で目を座らせた。
「イオリばかじゃないの?違うよ。マグナムをベルトごと取ってあげようと思ったの。ほら。」
「あ、ああ、そうか……。」
自由になった両手で、引き続きベルトを外しながらイオリに言った。
「変な反応しないで。サラのこと好きなんじゃないの?そういう反応は、サラに見せてあげたらいいのに。顔赤いよ。」
「赤くないはずだ……。」
一度彼の方を見ると、彼は手で口を覆っていて、やはり顔が赤かった。私はベルトに視線を落とした。
「それに俺は、常に余裕のある男だ。サラの前でも、誰の前でも。」
「そうですか、はいはい。」
私はベルトをシャッと取って、それをソファのところに置いた。あるわけないよなと思いつつ冷蔵庫を開けたけど、やっぱりチョコも炭酸水も無かった。
そっと冷蔵庫のドアを閉めると、ソファに座るイオリが私に言った。
「お前はもう死んでいる。」
「……どっかで聞いたようなセリフだね、はは。それは知ってるって、さっきも話したよ。」
イオリの背中を見た。ちょっと丸まって、疲れているようだった。
「生きていたら良かったな。生きていたら、色々と良かった。」
「でも生きていたら私はきっとイオリに一生会わなかった。会ったとしても敵対したままだった。何かがそこから生まれたとしても、それはきっと悲劇にしかならない。」
「今も十分、悲劇だとは思わないか?」
「今はちょっとだけ喜劇。あはは。」
「ははっ、そうだな……。」
イオリがソファにスッと倒れた。一瞬心配したけど、彼の伸びた足や腕で、そこで寝ようとしているのが分かって、私は彼の方へ向かっていた自分の方向転換をして、キッチンのキャビネットを背にして床に座った。
「おやすみ」
どうせ聞こえないと思いながら、小声で彼にそう言った。
でも彼は、どうしても優しい人だった。
「おやすみ」
ソファから聞こえた声に、私は少しだけ泣きそうになった。おやすみ如きに泣くなんてどういうことなんだと訳が分からないまま、私はノアフォンで制限付きだけどネットサーフィンを始めた。
気が付くと、私はメンズブランドのベルトやスーツばかり検索していた。どれくらい報酬が貰えるのか分からないけど、私はもうこれ以上何かが欲しいわけでもないし、イオリに買ってあげようと思った。友情のプレゼントだ。
時刻は午前三時だった。サラのちょっとしたいびきが聞こえている。あんなに細くて、頭が小さくて、よく見てみたらなんか可愛く思えてきた。イオリは趣味がいい。
「おい」
「おおおぉぉ……!?」
「静かにしろ。」
急にソファから低い男性の声が聞こえたので、ちょっとビックリした。私は小声でイオリに聞いた。
「ね、眠れないの?」
「……まあな。先程からぼんやりと起きていた。一つ聞きたい。」
「何?」
「何故、バリーに仕返しをしようと思わない?」
心なしか、彼の声がちょっと不機嫌だ。まあそれもそうか半分眠いんだろうし。私は答えた。
「だからさっき言ったでしょ。」
「は?」
「バリーが私を殺したから、私はイオリに会えた。それもこうして、友好的な関係を築けている。そりゃ、ちょっとは、なんで?って思うこともある。」
「何故、お前を撃ったのか、それは分かるのか?」
「なんか私が知ってはいけないことを知ったらしい。でも思い当たることはない……うーん。彼とは仕事の時とか、彼が夜寂しい時しか会わなかった。別に重要な情報なんて心当たりないのに。」
「夜寂しい時ねぇ……。」
「だってそれは夫婦だよ。うーん、でも一体、何が重要だったんだろう。」
「アリシアに心当たりがないということは組織の危ない情報ではない。そしてアリシアが気にしていないということは、彼にとっては気になることだったということだ。つまり、異常な彼自身の癖をお前が見た可能性が高い。常軌を逸した食嗜好、性癖、あるいは女装など。」
「なるほど、イオリの意見はとても当たっていると思う。でも、うーん、別に異常な癖はなかったけどなぁ。あーでも思い出した。一度、彼がシャワーを浴びているときに彼の姿を見ちゃった。それで彼がめちゃくちゃ驚いて、慌ててドアを閉めた。でも彼の裸なんて何回も見たから、別に……。」
「そういう反応は初めてだったのか?」
「うん。あんなに驚いたのは初めて見た。そう言えばその時に、彼の肩に……ふふっ、ああ、あれが、そうか。」
「なんだ?」
「彼の肩にクマちゃんのタトゥーがあった。あんなところにあったっけって思ったのを思い出した。」
「成程……はぁぁ。きっと奴はお前に会う時はスキンテープでそのタトゥーを隠していたのだろう。今のスキンテープは殆ど肌に近いからな。彼は見られたくないものを見られた。他人からして些細なことでも、本人からしたら絶対知られたくないものはある。しかしそれが原因で……はぁぁ。」
「今度、彼に会ったら、そうだったのか聞いてみるよ。」
「いや、会わせない。」
私は首を傾げた。
「え?なんで?だって同じ組織にいる。」
「今は同じ組織だ。でも会ったら、俺が地獄を味わせてやる。彼を縛り、メンタルを破壊する。」
「い、イオリ、大丈夫?」
「催眠をかけてやる。クマのタトゥーがそのうち体を移動して脳味噌まで到達して、目に映る全てのものにクマのタトゥーがあるかのような錯覚を覚えさせる。ははっ、きっと狂い始めた世界に嫌気がさして、そのうち自分で生きることを諦めるだろうな。」
私はささっと床をハイハイで移動して、ソファで横になっている彼の肩を掴んだ。するとすぐに私の手が彼に掴まれた。
「イオリ、もう寝たほうがいい。怒ってくれたのはありがたいけど、なんか怖いよ。」
「大丈夫だ、アリシアに怖い思いはさせないよ……」彼の声がトロンととろけてきた。「俺はただ、怒りを覚えている。バリーを許すことは金輪際有り得ない。」
「分かった。分かったから、寝て。」
「……暫くそばにいてくれ。」
コクリと頷いた。静かになった部屋に、イオリの深い寝息が響き始めた。彼は優しい。でも怒ると怖い。ちょっとクスッと笑って、ソファの背もたれに顎を乗せて、それから結構の間、イオリの手を握ってあげた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
里帰りをしていたら離婚届が送られてきたので今から様子を見に行ってきます
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
<離婚届?納得いかないので今から内密に帰ります>
政略結婚で2年もの間「白い結婚」を続ける最中、妹の出産祝いで里帰りしていると突然届いた離婚届。あまりに理不尽で到底受け入れられないので内緒で帰ってみた結果・・・?
※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
バッドエンド予定の悪役令嬢が溺愛ルートを選んでみたら、お兄様に愛されすぎて脇役から主役になりました
美咲アリス
恋愛
目が覚めたら公爵令嬢だった!?貴族に生まれ変わったのはいいけれど、美形兄に殺されるバッドエンドの悪役令嬢なんて絶対困る!!死にたくないなら冷酷非道な兄のヴィクトルと仲良くしなきゃいけないのにヴィクトルは氷のように冷たい男で⋯⋯。「どうしたらいいの?」果たして私の運命は?
侯爵家の婚約者
やまだごんた
恋愛
侯爵家の嫡男カインは、自分を見向きもしない母に、なんとか認められようと努力を続ける。
7歳の誕生日を王宮で祝ってもらっていたが、自分以外の子供を可愛がる母の姿をみて、魔力を暴走させる。
その場の全員が死を覚悟したその時、1人の少女ジルダがカインの魔力を吸収して救ってくれた。
カインが魔力を暴走させないよう、王はカインとジルダを婚約させ、定期的な魔力吸収を命じる。
家族から冷たくされていたジルダに、カインは母から愛されない自分の寂しさを重ね、よき婚約者になろうと努力する。
だが、母が死に際に枕元にジルダを呼んだのを知り、ジルダもまた自分を裏切ったのだと絶望する。
17歳になった2人は、翌年の結婚を控えていたが、関係は歪なままだった。
そんな中、カインは仕事中に魔獣に攻撃され、死にかけていたところを救ってくれたイレリアという美しい少女と出会い、心を通わせていく。
全86話+番外編の予定
王宮メイドは今日も夫を「観察」する
kujinoji
恋愛
「はぁぁ〜!今日も働くヴィクター様が尊すぎる……!」
王宮メイドのミネリは、今日も愛しの夫ヴィクターを「観察」していた。
ヴィクターが好きすぎるあまり、あますところなく彼を見つめていたいミネリ。内緒で王宮メイドになり、文官である夫のもとに通うことに。
だけどある日、ヴィクターとある女性の、とんでもない場面を目撃してしまって……?
※同じものを他サイトにて、別名義で公開しています。
優しい雨が降る夜は
葉月 まい
恋愛
浮世離れした地味子 × 外資系ITコンサルのエリートイケメン
無自覚にモテる地味子に
余裕もなく翻弄されるイケメン
二人の恋は一筋縄ではいかなくて……
雨降る夜に心に届いた
優しい恋の物語
⟡☾·̩͙⋆☔┈┈┈ 登場人物 ┈┈┈ ☔⋆·̩͙☽⟡
風間 美月(24歳)……コミュニティセンター勤務・地味でお堅い性格
雨宮 優吾(28歳)……外資系ITコンサルティング会社勤務のエリートイケメン
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる