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95 彼の心配
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パルムシティで脱獄済みの黒い車を買った後に、トロピカルバイスのレイヴの部屋に戻った。ホテルの一室だ。
するとテレビの前のソファにエミリとヤギさんとイオリが並んで座っていて、こちらを驚いた顔で見てきた。
「貴様ああああああああ!」
叫んだイオリが立ち上がって、私に突っ込んできて、そのまま私の首を締め出した。私は「わあああ」と叫んで彼の腕を掴んで、必死に抵抗した。
「何をしてきたんだ何をおおおおお!言ってみろ、ああ!?言ってみろ、いや言わないでも俺は知っている!親切なテレビさんが教えてくれたからなあああああ!」
「まーまー、帰ってこれたんだからいいじゃん。」
レイヴは平然とした様子で、来てた黒いTシャツを脱いでエミリに渡した。受け取ったエミリは不満げな顔でレイヴを見た。
「心配したのよ?ニュースでボードン邸にFOCの組織員が侵入して銃撃戦が発生したって、しかも侵入したのはゴーストって言ってて、リアちゃんとレイヴじゃないかなって思ったの。」
「まーそうだけど?」
「そうだけど、だと?」イオリが今度はレイヴの背後から彼の首を絞め始めた。「ニュースはFOCがハロルドの首を取る為だと理由を説明してるが、お前にそんな度胸があるのか!?ああ!?」
「ち、違っ、でもそうかも!グゥゥェェ!ちょっと離してー!」
私は正直に説明した。
「レイヴはラズベリーとラブラブしたかったからあの屋敷に行ったの。彼女が平気だって誘ってくれたから。でも結局ハロルドが不審がって、我々が侵入したのがばれたの。」
「ああそうか、説明ありがとうな、って…………貴様ああああああ!誰に手を出したんだ誰に!」
「だ、だから……ワンナイト……!」
「ワンナイトもクソもあるかゴラァぁぁ!」
「でもみろ、これ!」首を絞められっぱなしのレイヴが真っ赤な顔をして、ポケットから銀の銃弾をジャラジャラと床にこぼした。イオリは目を見開いた。「ほらこれ!全部純銀だぜ!?これだけあれば何百……ブルルルルル!」
ついにイオリが首を絞めたままレイヴをぶんぶん振り始めた。大変そうだけど、ブルルルは面白かった。
「純銀の弾丸だと!?それがもし一つでもアリシアに当たっていたらどうするんだこの大馬鹿者めがあああああ!もしそうだったら彼女は永遠に消えていたんだぞ!?」
「分かった!それは、ごめんだから!分……あああぁ!」
レイヴが苦しそうな顔をしたのを見たイオリは遂に彼を解放した。床に座り込んだレイヴはゲホゲホ咳込んだ。
「それは危なかったね、リアちゃん。当たってたら一発で天国だ。」
ヤギさんがのほほんと言った。イオリは今度は私を見た。
「だからなのか?ノアフォンの電源を切ったり、返事が遅かったり……今日はドラマの日だろう?」
「そう。だからバルコニーで見てたよ。私もボードン邸の地下に来るまで、どこに行くのか知らなかった。」
「心配したんだぞ?」イオリが私を責めるような視線で見つめた。「いつも背中にあるリュックはトレーラーに置いて行って、その中にレモン飴もあるだろうに。更にはボードン邸で銃撃があったってニュースで……。エミリがレイヴかもって電話してきたから俺もここに急いで来て、兎に角、心配したんだ!」
「それはごめんね、本当にごめん。でも気づいたらボードン邸の地下だったし、乗り移ってる人がラズベリーに会いに行くって言うから、自動的に。」
するとヤギさんがまた、のほほんとした声を出した。
「そうなっちゃうとゴーストはついて行くしかないもんね。それは仕方ない、レイヴ君のせいだよ。」
「おい、ヤギィィ……。」
レイヴは床で呻きつつ、ヤギさんを睨んだ。イオリは大きなため息を一回してから、レイヴに言った。
「お前のしたことはシードロヴァにも伝わるだろう。この騒ぎだしな。それで、ハロルドを撃ったのか?」
「撃った。」レイヴが起き上がった。「でも当たらなかった。馬鹿みたいに弾丸が逸れてさ、本当、馬鹿みたい。やれたらよかったのに。」
彼らしくない真剣な表情に、皆が静かになった。レイヴは部屋に向かって歩きながら言った。
「あれはお前からのだって言っといた。理由はリアちゃんから聞いて。俺は今日はもう疲れたから、寝るわ。ヤギちゃん、一応この辺り見張っててくれる?」
「いいけど。」ヤギさんが言った。「僕は生命に手出しは出来ないからね。見ておくことは見ておくけど。」
「それでもいーや。」と彼はドアを閉めた。イオリは思案顔で少しの間考えた後に、私に「では戻ろうか、地下にトレーラーがある」と言った。
私は頷いた。ヤギさんやエミリにおやすみと言ってから彼らの部屋から廊下に出た。その途端に、イオリが急に振り返って、私を抱きしめた。
丁度通りかかっていたホテルのクラークさんがこっちをチラッと見たので、恥ずかしくなった。でも彼のことを抱きしめ返した。いつもの、甘くていい匂いがする。安心した。
「まだ言ってなかったな、俺についてこい。」
「ふふ、はい。」
「それから……どうしてレイヴはハロルドに手を出したんだ?それが狙いではなかっただろう、いや、」
とイオリが何かを話そうとした時に、エレベーターからオリオン様が降りてきた。私はイオリの背中を叩いて、存在を知らせた。彼は振り返り、「ああ」とハグをやめた。
「レイヴの騒ぎは知っている。理由は知らないが。しかしよく二人でボードン邸まで無傷でいけたものだ。」
「その訳は後で俺が、「いや今から彼に直接聞く。リア、レイヴの帰還を手伝ってくれたな、礼を言う。」
「ああいや……。」
私は少し照れた。イオリがオリオン様に言った。
「ボードンが復讐を仕掛けてこないといいですが。」
「仕掛けてくるなら、もう窓の外は銃声だらけだ。何か理由があって、こちらにはこないのだろう。リア、銀の銃弾には気を付けてくれ。ではな。」
オリオン様は私とイオリの前を通って、レイヴの部屋に入った。そしてその時、彼は柄にもなく、エミリに手を振ったのだ。
……私とイオリは目を合わせた。そしてイオリに、どうせだからオリオン様にそのことについて聞けば?と顎を使って合図した。彼は私の意図がわかったみたいで、嫌悪感溢れる顔をして、首を振った。
私とイオリはエレベーターに乗った。地下階に行くまで、彼は私をひたすら抱きしめていた。
地下駐車場に着いてエレベーターが開いた時に、我々は同時に「わっ」と驚いた。目の前にヤギさんが、久しぶりに本来の姿のまま立っていたのだ。彼の周りには久しぶりに黒いオーラが漂っている。
彼に近づいて、私は聞いた。
「どうしたのヤギさん。なんか雰囲気が戻ってる。」
『リアちゃん』不気味な声に戻ってる。ヤギさんは片手に持ってる大鎌を胸に寄せた。『こないだのレイヴ君の誕生日の日だけど、僕は……いや、ワシは、下界の有識者会議に行った。そしてリアちゃんの未練の変更を頼んだんだ。皆に。』
「それで?」イオリが一歩前に出て聞いた。「結果はどうだった?」
『……力になれなくてごめんね、やはり無理だった。リアちゃんはどうしても、あのドラマが終わったら消えてしまうよ。』
「そう、ですか……。」
私は視線を落とした。
「それは決定したことなのか!?」
イオリの声が頭に響いた。
「もう、アリシアは、じゃあもう、あと……来週、そしてその次の週は特番で放送がないから、三週間後の放送のあとに、消えてしまうのか!?」
『そうだ。すまない、ワシとしても寂しいけれど、彼女はその時に消える。でも痛みはない、ただ消えていくだけだよ。』
「……。」
イオリはどうにか懇願しようとあげていた手をぶらんと下ろした。ヤギさんは表情は変わらないけど、どこか寂しそうな雰囲気で、姿をシュッと消した。
そしていなくなったと思ったら、どこかから彼の声が聞こえた。
『もう一つ、あのね、エミリがオリオン君と結構親密だよ。この前も部屋に来て、結構親密にしてた。』
「うるさいいいい!」
イオリは両耳を押さえて、その場でしゃがんでああああと叫んだ。何度も何度も叫ぶので、そんなにエミリのことを聞くのが嫌なのかなと思ったら、振り返った彼の頬に涙が流れていた。
私のことで、叫んでいた。それを知って、私は目が熱くなった。彼の方へ走って行き、彼を抱きしめた。
イオリはすぐにきつく抱きしめ返して、背中を何度も震わせた。ポタポタと私の肩に彼の涙が落ちた。「大丈夫」と言ったら「何がだ」と言われた。
するとテレビの前のソファにエミリとヤギさんとイオリが並んで座っていて、こちらを驚いた顔で見てきた。
「貴様ああああああああ!」
叫んだイオリが立ち上がって、私に突っ込んできて、そのまま私の首を締め出した。私は「わあああ」と叫んで彼の腕を掴んで、必死に抵抗した。
「何をしてきたんだ何をおおおおお!言ってみろ、ああ!?言ってみろ、いや言わないでも俺は知っている!親切なテレビさんが教えてくれたからなあああああ!」
「まーまー、帰ってこれたんだからいいじゃん。」
レイヴは平然とした様子で、来てた黒いTシャツを脱いでエミリに渡した。受け取ったエミリは不満げな顔でレイヴを見た。
「心配したのよ?ニュースでボードン邸にFOCの組織員が侵入して銃撃戦が発生したって、しかも侵入したのはゴーストって言ってて、リアちゃんとレイヴじゃないかなって思ったの。」
「まーそうだけど?」
「そうだけど、だと?」イオリが今度はレイヴの背後から彼の首を絞め始めた。「ニュースはFOCがハロルドの首を取る為だと理由を説明してるが、お前にそんな度胸があるのか!?ああ!?」
「ち、違っ、でもそうかも!グゥゥェェ!ちょっと離してー!」
私は正直に説明した。
「レイヴはラズベリーとラブラブしたかったからあの屋敷に行ったの。彼女が平気だって誘ってくれたから。でも結局ハロルドが不審がって、我々が侵入したのがばれたの。」
「ああそうか、説明ありがとうな、って…………貴様ああああああ!誰に手を出したんだ誰に!」
「だ、だから……ワンナイト……!」
「ワンナイトもクソもあるかゴラァぁぁ!」
「でもみろ、これ!」首を絞められっぱなしのレイヴが真っ赤な顔をして、ポケットから銀の銃弾をジャラジャラと床にこぼした。イオリは目を見開いた。「ほらこれ!全部純銀だぜ!?これだけあれば何百……ブルルルルル!」
ついにイオリが首を絞めたままレイヴをぶんぶん振り始めた。大変そうだけど、ブルルルは面白かった。
「純銀の弾丸だと!?それがもし一つでもアリシアに当たっていたらどうするんだこの大馬鹿者めがあああああ!もしそうだったら彼女は永遠に消えていたんだぞ!?」
「分かった!それは、ごめんだから!分……あああぁ!」
レイヴが苦しそうな顔をしたのを見たイオリは遂に彼を解放した。床に座り込んだレイヴはゲホゲホ咳込んだ。
「それは危なかったね、リアちゃん。当たってたら一発で天国だ。」
ヤギさんがのほほんと言った。イオリは今度は私を見た。
「だからなのか?ノアフォンの電源を切ったり、返事が遅かったり……今日はドラマの日だろう?」
「そう。だからバルコニーで見てたよ。私もボードン邸の地下に来るまで、どこに行くのか知らなかった。」
「心配したんだぞ?」イオリが私を責めるような視線で見つめた。「いつも背中にあるリュックはトレーラーに置いて行って、その中にレモン飴もあるだろうに。更にはボードン邸で銃撃があったってニュースで……。エミリがレイヴかもって電話してきたから俺もここに急いで来て、兎に角、心配したんだ!」
「それはごめんね、本当にごめん。でも気づいたらボードン邸の地下だったし、乗り移ってる人がラズベリーに会いに行くって言うから、自動的に。」
するとヤギさんがまた、のほほんとした声を出した。
「そうなっちゃうとゴーストはついて行くしかないもんね。それは仕方ない、レイヴ君のせいだよ。」
「おい、ヤギィィ……。」
レイヴは床で呻きつつ、ヤギさんを睨んだ。イオリは大きなため息を一回してから、レイヴに言った。
「お前のしたことはシードロヴァにも伝わるだろう。この騒ぎだしな。それで、ハロルドを撃ったのか?」
「撃った。」レイヴが起き上がった。「でも当たらなかった。馬鹿みたいに弾丸が逸れてさ、本当、馬鹿みたい。やれたらよかったのに。」
彼らしくない真剣な表情に、皆が静かになった。レイヴは部屋に向かって歩きながら言った。
「あれはお前からのだって言っといた。理由はリアちゃんから聞いて。俺は今日はもう疲れたから、寝るわ。ヤギちゃん、一応この辺り見張っててくれる?」
「いいけど。」ヤギさんが言った。「僕は生命に手出しは出来ないからね。見ておくことは見ておくけど。」
「それでもいーや。」と彼はドアを閉めた。イオリは思案顔で少しの間考えた後に、私に「では戻ろうか、地下にトレーラーがある」と言った。
私は頷いた。ヤギさんやエミリにおやすみと言ってから彼らの部屋から廊下に出た。その途端に、イオリが急に振り返って、私を抱きしめた。
丁度通りかかっていたホテルのクラークさんがこっちをチラッと見たので、恥ずかしくなった。でも彼のことを抱きしめ返した。いつもの、甘くていい匂いがする。安心した。
「まだ言ってなかったな、俺についてこい。」
「ふふ、はい。」
「それから……どうしてレイヴはハロルドに手を出したんだ?それが狙いではなかっただろう、いや、」
とイオリが何かを話そうとした時に、エレベーターからオリオン様が降りてきた。私はイオリの背中を叩いて、存在を知らせた。彼は振り返り、「ああ」とハグをやめた。
「レイヴの騒ぎは知っている。理由は知らないが。しかしよく二人でボードン邸まで無傷でいけたものだ。」
「その訳は後で俺が、「いや今から彼に直接聞く。リア、レイヴの帰還を手伝ってくれたな、礼を言う。」
「ああいや……。」
私は少し照れた。イオリがオリオン様に言った。
「ボードンが復讐を仕掛けてこないといいですが。」
「仕掛けてくるなら、もう窓の外は銃声だらけだ。何か理由があって、こちらにはこないのだろう。リア、銀の銃弾には気を付けてくれ。ではな。」
オリオン様は私とイオリの前を通って、レイヴの部屋に入った。そしてその時、彼は柄にもなく、エミリに手を振ったのだ。
……私とイオリは目を合わせた。そしてイオリに、どうせだからオリオン様にそのことについて聞けば?と顎を使って合図した。彼は私の意図がわかったみたいで、嫌悪感溢れる顔をして、首を振った。
私とイオリはエレベーターに乗った。地下階に行くまで、彼は私をひたすら抱きしめていた。
地下駐車場に着いてエレベーターが開いた時に、我々は同時に「わっ」と驚いた。目の前にヤギさんが、久しぶりに本来の姿のまま立っていたのだ。彼の周りには久しぶりに黒いオーラが漂っている。
彼に近づいて、私は聞いた。
「どうしたのヤギさん。なんか雰囲気が戻ってる。」
『リアちゃん』不気味な声に戻ってる。ヤギさんは片手に持ってる大鎌を胸に寄せた。『こないだのレイヴ君の誕生日の日だけど、僕は……いや、ワシは、下界の有識者会議に行った。そしてリアちゃんの未練の変更を頼んだんだ。皆に。』
「それで?」イオリが一歩前に出て聞いた。「結果はどうだった?」
『……力になれなくてごめんね、やはり無理だった。リアちゃんはどうしても、あのドラマが終わったら消えてしまうよ。』
「そう、ですか……。」
私は視線を落とした。
「それは決定したことなのか!?」
イオリの声が頭に響いた。
「もう、アリシアは、じゃあもう、あと……来週、そしてその次の週は特番で放送がないから、三週間後の放送のあとに、消えてしまうのか!?」
『そうだ。すまない、ワシとしても寂しいけれど、彼女はその時に消える。でも痛みはない、ただ消えていくだけだよ。』
「……。」
イオリはどうにか懇願しようとあげていた手をぶらんと下ろした。ヤギさんは表情は変わらないけど、どこか寂しそうな雰囲気で、姿をシュッと消した。
そしていなくなったと思ったら、どこかから彼の声が聞こえた。
『もう一つ、あのね、エミリがオリオン君と結構親密だよ。この前も部屋に来て、結構親密にしてた。』
「うるさいいいい!」
イオリは両耳を押さえて、その場でしゃがんでああああと叫んだ。何度も何度も叫ぶので、そんなにエミリのことを聞くのが嫌なのかなと思ったら、振り返った彼の頬に涙が流れていた。
私のことで、叫んでいた。それを知って、私は目が熱くなった。彼の方へ走って行き、彼を抱きしめた。
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