だから僕は自殺した

わかば

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僕らの日常

始まって

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「おはよう。」
「おはよー。久しぶりだね。…麗子のお葬式以来だ。」
麗子のお葬式には、クラスメイト全員が呼ばれた。とても長いお葬式だった。みんなが泣いていて、全然進まなかったのだ。
「久慈のこと、その…残念だったな。元気出せよ!」
僕の友人、島悟史は、僕の背中をばんっと叩いて走って先に教室に向かってしまった。もう中学生一年生の僕らの夏は、楽しいものになると思っていたが、クラス全体がこんなに沈んだ雰囲気になってしまうなんて。麗子は本当に馬鹿なことをしたな。こんなにみんなショックを受けるくらい、みんな麗子のことが好きだったのに。…相談くらい、のったのに。

「おはようございます。」
「「おはよーございます…。」」
先生が話を始める。
「久慈麗子さんのことは、本当に残念でした。とても悲しいことです。ですが、いつまでもクヨクヨしていては久慈さんに怒られてしまいます。今日から気持ちを切り替えて頑張りましょう!」
気持ちを切り替えるということは、麗子のことを忘れるということだろうか。それなら、一生この暗いままの気持ちでいい。忘れてしまう、くらいなら。
「どうした?大丈夫か?移動だぞ。」
「あ、あぁ。ごめん。すぐ準備するよ。」
声をかけてもらって、やっと目が覚めたように僕は動き始める。夏休み明けだから、式があるんだな。体育館か?いそいそと準備をして、出席番号順に並べられたみんなの列に入る。
「ごめん、みんな。お待たせ。」
僕の声を合図に、代議員率いるこの列は動き始める。いつも通りのスピードなのに、僕にはすごくゆっくりに思えた。
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