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好きな人は…
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結局入社から一か月足らずで業務姿勢怠慢という事もあり、面談をした結果梅原は退社となった。何も気にしなくていいという牧田だったものの、桜は少し気になっていた。
「…ん…・・・さん!…おーい」
「え?あ…すみません」
「どうかした?」
「どうかって…え、会長、何でここに…?」
「さて、なんででしょうか?」
「…すみません、全く記憶にないんですが…」
「…だと思った。三十分後に事務所来てっていったのも忘れてる感じだよな」
「…え、それいつの話?」
「一時間位前…?」
「す、すみません…!えと…あ!そう、今日私一人で…」
「うん、だから俺から来た。」
「……来たって…」
じっとフロントをはさんで話をする二人。この日はクリーンスタッフも数人のみ、その為現状ホテルの中には連泊で、かつ出かける予定がなく部屋に残っている客人と桜と牧田しかいない。
「…あ、…行ってらっしゃいませ」
「行ってきます」
そうして連泊客も居なくなりクリンスタッフも二名のみで忙しい状態だった。ふと桜が視線をあげれば牧田の姿は居なくなっていたものの、すぐにガチャッと扉が開いて牧田が入ってくる。
「…邪魔するよ?」
「何か前にもありましたよね、こういうの」
「あぁ、あったね」
「でもこんな風に入って来るの、他のスタッフにもあったりします?」
「しないな…」
「そんなこと言って、私が勘違いしたらどうするんですか?」
「勘違い、しないの?」
「…へ?」
「だからさ?前も言ってたけど…御門さんは勘違いしないのかなって」
「…ッッ…それって…勘違いされてもいいみたいな言い方にも聞こえますよ?」
「うん、さすがに俺も大人だから?子供みたいに逃げたりはしないよ」
「……」
そう言われ、桜もさすがに逃げ場を失った。それでもちらりと牧田の方を見れば顔こそ自分の方に向いていないのが幸いしたのだろう…とはいえ、くるくると少しばかり落ち着きがなくなりつつあった。
「…落ち着いてくれ」
「…そうは言っても…」
「で?」
「…でって…」
「勘違い、しないの?」
「…勘違いじゃなくて…その…」
「ん?」
普段も静かと言えど普段以上に静まり返っているフロント。
「あの…会長…私…ッッ…・・・」
答えを出そうという時だ。ピー!!と内線が鳴り響く。
「…ッはい、フロントの御門です」
『あ、御門さん?忙しい時間にごめんね?一個確認してほしいものがあるんだけど…』
「あ、行きます。」
通話を切れば牧田に目をやる桜。
「すみません、すぐ帰るのでフロント…お願いしてもいいですか?」
「俺、それこそ何にも出来ないよ?」
「きっと大丈夫です」
そうしてすぐに五階の連絡のあった所に向かって行った。その桜の背中を見て牧田は笑うしかなかった。
「…俺がフロントをやる事になるとは。何も無けりゃいいんだけど」
そう呟きながら桜の席にあるノートに目をやる。
「これはまた…クス…」
普段通りとは言え桜のノートには事細かに引継ぎ内容や以前からの注意点等が記されている。かと思えば今日の所の欄外にはぐるぐるとあてもない様な落書きが書かれている。恐らくぼーっとしていた時に書いていたのだろう。
「これで電話がかかってきたらどうするんだ……・・・って…」
その時だ。恐れていたことが起こる。
「もしもし、お電話ありがとうございます。牧田が承ります。」
『あー、すみません。予約をしたいのですが…』
「申し訳ございません、只今担当の者が席を外しておりまして、お客様の連絡先とお名前頂戴させていただけましたら、こちらより折り返させていただきますが…」
『ほんとですか?じゃぁ、二日後のシングルで二泊なんですが…』
そうして名前と連絡先を聞いた牧田は丁寧に謝罪をして、桜の戻ってくるのを待っていた。それから五分くらい経った頃か…
「…すみません、思ったより遅くなっちゃって…」
「大丈夫。電話があった」
「電話…?え、会長、受けてくれたんですか?」
「でも予約取れないから、コレ…」
そうして連絡先と希望の日付等を記載したメモを渡した。
「…あ、ありがとうございます!」
そうして折り返しの電話を繋げつつも手際よく予約一覧を開いて対応する桜。
「…はい、かしこまりました。はい、はい…大丈夫です。……はい、はい、では当日お待ちいたしております。」
時期に予約を取る事が出来、桜は牧田に再度頭を下げた。
「…すみません、本当にありがとうございます。」
「いや、連絡引き継いだだけだし。助かった。」
「いえ、私もぼーっとしていた時間があったから…会長との約束も…」
「あ、あれ嘘」
「……はい?」
「嘘。一時間前の予定とか、一切ない。」
「……」
「怒った?」
「いえ…良かった…と思って…」
「そう?」
「はい、迷惑かけたとか思ってたから…」
「ごめんごめん…」
「あの、さっきの呼ばれた事なんですが、室内のベッド脇にスマホが落ち込んでいたって事で…」
「うん?忘れ物?」
「でも、そうだとすればお客様からの連絡待ちになるんですけど…」
「あー、なるほどね…了解」
「……・・・で、ですね…」
「ん?何?」
少しだけ気まずそうに桜は仕事の手を少しとめて牧田の方に体ごと向けた。
「…あの…少しだけ手を止めて申し訳ないんですが…」
「ん?」
牧田の顔を見る事が出来ずにきゅっと手を握りしめたまま桜は向き合って話し出した。
「…さっきの…続きと言いますか…」
「さっき…?あぁ、うん。聞くよ?」
「勘違いするとか…しないとか…そういうんじゃなくて、私は…その…」
「…うん」
どくどくと煩い桜の鼓動。緊張が牧田にまで伝染したのだろう。くはっと笑えば牧田は口を開いた。
「…ごめん、あの。」
「…あ、ですよね。逆に…すみません、思い上がりと言いますか…その…」
「違う、こっち迄緊張してきたからさ。」
「・・・会長?」
「んー、俺から言うべきか、それとも…」
じっと見つめて牧田はいたずらな笑みを浮かべた。
「…えと、全く違う事かもしれないので、会長から聞かせてください。」
「ずるいなぁ、それ」
「だって、何か仕掛けたの会長ですし、思い違いあったら私もう仕事出来なくなりますし…」
「いやいや、これ位の事で仕事出来なくなることないでしょう?」
「なら…聞かせてください」
「…ここでかぁ…」
「今更ですか?」
「…だよな。」
そう答えれば膝に両肘をつく様にして前かがみになれば牧田はふぅっと一つ息を吐けばニッと笑い桜の方をじっと見た。
「…好きだよ、俺はね?」
「…ぇ…っと…」
「うん、そういう事。気付いてなかった?」
「…それは…その…私だけかと思って…」
「それはどういう事?」
そう意地悪く聞けば桜の口元は緩んでいく。
「…その…私も好き…なんですが、それは…迷惑でしかないかなって…」
「迷惑とは言った覚えはないけど?」
「そうですけど…」
「全く以てこんな場所って言うのがムードも何もないんだけど」
「それも、そうですが…」
「しかも…そんな風に照れてる君を抱きしめる事も出来ない」
「…ッ!?そういう事は…!ちょっと…」
「…?あぁ、大丈夫。遠隔で見れるのは俺のパソコンだけだから。」
してやったりという顔で見つめるのは牧田のみだった。
「…だけど…」
「ん?」
「その…何というか…」
「何」
「いつも通りで…その…お願いします。」
「俺はそのつもりだけど?」
「…ですよね…」
「うん」
ギシっと椅子から立ち上がり、牧田は『ンッ…』と一つ大きく伸びればふぅ…と息をついて見下ろした。
「とりあえず、俺あっちで仕事してるから。」
「…はい…」
そう言い残して本当に何も無かったかの様に牧田は事務所に戻っていくのだった。残された桜は顔を真っ赤にしたまま、にやける顔をどうにか落ち着かせようと必死になって黙々と仕事に打ち込むのだった。
「…ん…・・・さん!…おーい」
「え?あ…すみません」
「どうかした?」
「どうかって…え、会長、何でここに…?」
「さて、なんででしょうか?」
「…すみません、全く記憶にないんですが…」
「…だと思った。三十分後に事務所来てっていったのも忘れてる感じだよな」
「…え、それいつの話?」
「一時間位前…?」
「す、すみません…!えと…あ!そう、今日私一人で…」
「うん、だから俺から来た。」
「……来たって…」
じっとフロントをはさんで話をする二人。この日はクリーンスタッフも数人のみ、その為現状ホテルの中には連泊で、かつ出かける予定がなく部屋に残っている客人と桜と牧田しかいない。
「…あ、…行ってらっしゃいませ」
「行ってきます」
そうして連泊客も居なくなりクリンスタッフも二名のみで忙しい状態だった。ふと桜が視線をあげれば牧田の姿は居なくなっていたものの、すぐにガチャッと扉が開いて牧田が入ってくる。
「…邪魔するよ?」
「何か前にもありましたよね、こういうの」
「あぁ、あったね」
「でもこんな風に入って来るの、他のスタッフにもあったりします?」
「しないな…」
「そんなこと言って、私が勘違いしたらどうするんですか?」
「勘違い、しないの?」
「…へ?」
「だからさ?前も言ってたけど…御門さんは勘違いしないのかなって」
「…ッッ…それって…勘違いされてもいいみたいな言い方にも聞こえますよ?」
「うん、さすがに俺も大人だから?子供みたいに逃げたりはしないよ」
「……」
そう言われ、桜もさすがに逃げ場を失った。それでもちらりと牧田の方を見れば顔こそ自分の方に向いていないのが幸いしたのだろう…とはいえ、くるくると少しばかり落ち着きがなくなりつつあった。
「…落ち着いてくれ」
「…そうは言っても…」
「で?」
「…でって…」
「勘違い、しないの?」
「…勘違いじゃなくて…その…」
「ん?」
普段も静かと言えど普段以上に静まり返っているフロント。
「あの…会長…私…ッッ…・・・」
答えを出そうという時だ。ピー!!と内線が鳴り響く。
「…ッはい、フロントの御門です」
『あ、御門さん?忙しい時間にごめんね?一個確認してほしいものがあるんだけど…』
「あ、行きます。」
通話を切れば牧田に目をやる桜。
「すみません、すぐ帰るのでフロント…お願いしてもいいですか?」
「俺、それこそ何にも出来ないよ?」
「きっと大丈夫です」
そうしてすぐに五階の連絡のあった所に向かって行った。その桜の背中を見て牧田は笑うしかなかった。
「…俺がフロントをやる事になるとは。何も無けりゃいいんだけど」
そう呟きながら桜の席にあるノートに目をやる。
「これはまた…クス…」
普段通りとは言え桜のノートには事細かに引継ぎ内容や以前からの注意点等が記されている。かと思えば今日の所の欄外にはぐるぐるとあてもない様な落書きが書かれている。恐らくぼーっとしていた時に書いていたのだろう。
「これで電話がかかってきたらどうするんだ……・・・って…」
その時だ。恐れていたことが起こる。
「もしもし、お電話ありがとうございます。牧田が承ります。」
『あー、すみません。予約をしたいのですが…』
「申し訳ございません、只今担当の者が席を外しておりまして、お客様の連絡先とお名前頂戴させていただけましたら、こちらより折り返させていただきますが…」
『ほんとですか?じゃぁ、二日後のシングルで二泊なんですが…』
そうして名前と連絡先を聞いた牧田は丁寧に謝罪をして、桜の戻ってくるのを待っていた。それから五分くらい経った頃か…
「…すみません、思ったより遅くなっちゃって…」
「大丈夫。電話があった」
「電話…?え、会長、受けてくれたんですか?」
「でも予約取れないから、コレ…」
そうして連絡先と希望の日付等を記載したメモを渡した。
「…あ、ありがとうございます!」
そうして折り返しの電話を繋げつつも手際よく予約一覧を開いて対応する桜。
「…はい、かしこまりました。はい、はい…大丈夫です。……はい、はい、では当日お待ちいたしております。」
時期に予約を取る事が出来、桜は牧田に再度頭を下げた。
「…すみません、本当にありがとうございます。」
「いや、連絡引き継いだだけだし。助かった。」
「いえ、私もぼーっとしていた時間があったから…会長との約束も…」
「あ、あれ嘘」
「……はい?」
「嘘。一時間前の予定とか、一切ない。」
「……」
「怒った?」
「いえ…良かった…と思って…」
「そう?」
「はい、迷惑かけたとか思ってたから…」
「ごめんごめん…」
「あの、さっきの呼ばれた事なんですが、室内のベッド脇にスマホが落ち込んでいたって事で…」
「うん?忘れ物?」
「でも、そうだとすればお客様からの連絡待ちになるんですけど…」
「あー、なるほどね…了解」
「……・・・で、ですね…」
「ん?何?」
少しだけ気まずそうに桜は仕事の手を少しとめて牧田の方に体ごと向けた。
「…あの…少しだけ手を止めて申し訳ないんですが…」
「ん?」
牧田の顔を見る事が出来ずにきゅっと手を握りしめたまま桜は向き合って話し出した。
「…さっきの…続きと言いますか…」
「さっき…?あぁ、うん。聞くよ?」
「勘違いするとか…しないとか…そういうんじゃなくて、私は…その…」
「…うん」
どくどくと煩い桜の鼓動。緊張が牧田にまで伝染したのだろう。くはっと笑えば牧田は口を開いた。
「…ごめん、あの。」
「…あ、ですよね。逆に…すみません、思い上がりと言いますか…その…」
「違う、こっち迄緊張してきたからさ。」
「・・・会長?」
「んー、俺から言うべきか、それとも…」
じっと見つめて牧田はいたずらな笑みを浮かべた。
「…えと、全く違う事かもしれないので、会長から聞かせてください。」
「ずるいなぁ、それ」
「だって、何か仕掛けたの会長ですし、思い違いあったら私もう仕事出来なくなりますし…」
「いやいや、これ位の事で仕事出来なくなることないでしょう?」
「なら…聞かせてください」
「…ここでかぁ…」
「今更ですか?」
「…だよな。」
そう答えれば膝に両肘をつく様にして前かがみになれば牧田はふぅっと一つ息を吐けばニッと笑い桜の方をじっと見た。
「…好きだよ、俺はね?」
「…ぇ…っと…」
「うん、そういう事。気付いてなかった?」
「…それは…その…私だけかと思って…」
「それはどういう事?」
そう意地悪く聞けば桜の口元は緩んでいく。
「…その…私も好き…なんですが、それは…迷惑でしかないかなって…」
「迷惑とは言った覚えはないけど?」
「そうですけど…」
「全く以てこんな場所って言うのがムードも何もないんだけど」
「それも、そうですが…」
「しかも…そんな風に照れてる君を抱きしめる事も出来ない」
「…ッ!?そういう事は…!ちょっと…」
「…?あぁ、大丈夫。遠隔で見れるのは俺のパソコンだけだから。」
してやったりという顔で見つめるのは牧田のみだった。
「…だけど…」
「ん?」
「その…何というか…」
「何」
「いつも通りで…その…お願いします。」
「俺はそのつもりだけど?」
「…ですよね…」
「うん」
ギシっと椅子から立ち上がり、牧田は『ンッ…』と一つ大きく伸びればふぅ…と息をついて見下ろした。
「とりあえず、俺あっちで仕事してるから。」
「…はい…」
そう言い残して本当に何も無かったかの様に牧田は事務所に戻っていくのだった。残された桜は顔を真っ赤にしたまま、にやける顔をどうにか落ち着かせようと必死になって黙々と仕事に打ち込むのだった。
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