28 / 201
第2章・モフモフで可愛いケモノっ子
026:何もかも驚き
しおりを挟む
俺たちは《グレイトネス神殿》を後にすると、セイラちゃんに案内してもらって兎人族の村に到着する。
森の中に作られた自然豊かな村であり、そこら中にウサ耳を付けた人間が歩き回るという不思議な光景を目の当たりにする。
「獣人を、こんなに見るのは初めてだなぁ。やっぱり男の人にも耳と尻尾は付いてるんだね」
「当たり前ですピョン!! 男も女もウサ耳が付いてるピョン」
「いや、言い方が悪かったか。申し訳ないね………それで、ここの名物ってなんだい?」
「ここはキャロット料理が大人気です!! 是非ともオススメなところに案内しても良いですか?」
この村の名産であるキャロット料理が人気らしいが、さすがは兎さんと言ったところだろうか。
セイラちゃんがオススメだと言っているところに連れてってもらう事になった。
「ここがオススメのお店ですピョン!! それと私の実家ですピョン!!」
「実家を勧めただけ!? こんなゴリ押しの観光案内があって良いのだろうか………」
「まぁまぁ味は本物なので、安心して欲しいぴょん」
セイラちゃんが案内してくれた店は、セイラちゃんの実家だったのである。
可愛い顔をして商売のやり口が中々に………まっ可愛いから許してあげる事にしようか。
そのまま俺たちは、セイラちゃん家の店に入ると意外にも人が入っていた。
「あら、またお客さんを捕まえて来たのかいピョン」
「そうそう!!」
このやり方をしているのは俺たちだけじゃない事に、セイラちゃんが商売への精神が貪欲な事を思い知らされる。
メニューに関してはセイラちゃんの母親に任せる事になって、俺たちは待っている間、この島についての話を聞く事になった。
「この島の歴史とかって、どんな感じなの?」
「この島ですかピョン? う~ん……難しいピョン。だけど、この島には古代人がいたピョン」
「古代人? それって先住民族って事じゃなくて?」
「先住民族とは違う外から来た、一説には大大陸から来た人たちだって言われてるピョン」
古代人なんて単語を聞いたらワクワクしてしまうじゃ無いか。
古代人がなんで大大陸から、中陸と小陸の中間地点にある小さな島にやって来たのだろうか。
「その古代人たちは、なんの理由で《アカシア島》に?」
「詳しい理由は、わかっていないピョン。だけど、あの《グレイトネス神殿》を作ったのは古代人だピョン」
「そうか。自分たちの信仰を形に残したってわけか………」
古代人が何の理由があって、こんな小さな島に来たのかは解っていないらしいが、その謎だって男の俺からしたらワクワクしてたまらないものだ。
「じゃあ先住民族っていうのは、君たち兎人族なのかい?」
「さっき言った古代人に連れて来られたのが、私たち兎人族なんだピョン。理由についても宝を見つける為だって言い伝えられているけど、詳しい事は解ってないピョン」
そうか。
兎人族は連れて来られた側の人間たちだったか。
つまりは奴隷扱いをしていた古代人によって、この島に強制的に繁栄をする様に言われていたみたいだな。
そこは歴史の闇の様な気がするが、なにやら連れて来られた理由が宝を探させる為だという事も気になるところだ。
そんな話をしていると、セイラちゃん母が色々と手によりをかけたキャロット料理をテーブルに並べてくれた。
「う 美味そう………人参料理を、ここまで美味しそうって思った事ないかもしれない」
「そうでしょう、そうでしょう!! どんどん食べちゃって下さいピョン!!」
『いただきまぁ~す!!!!』
俺たちはテーブルいっぱいに並べられた、キャロット料理をパクッと一口食べるとニコッと笑顔になるくらい美味しい。
「なんだ、これは!?」
「こんなに美味しいのは初めてです!!」
「このキャロットソテーなんて信じられないくらい深みがあるわん!!」
「美味しいにゃ………」
俺以外の3人も美味しいと言って、パクパクと食事を進んでいきものの数分でテーブル上の全てを食べ尽くした。
お腹いっぱいで良い観光ができていると満足していると、店の外が異様に騒がしい事に気がついた。
「なんだ? 祭りでもやってるのか?」
「そ そんなわけ無いと思うんですピョン………なんだろ?」
「ちょっと見てくるか」
外が騒がしい為に祭りでもやっているのかと思ったが、セイラちゃんたちは心当たりが無いと不思議そうな顔をしている。
俺は気になったので見てくると言って、店から顔を出して外を見てみると何やら入口らへんで人が集まっていた。
「おいおい。何があったん………お おい!! お前らは誰だ」
「テメェこそ誰だよ」
入り口にエッタさんたちと向かうと、そこに血まみれで倒れている兎人族の人たちが何人も倒れていて、その近くに海賊の格好をした男たちが5人立っていた。
どうして、こんなところに海賊がいるのかと思ったり、この世界にも海賊はいるのかと思考が回る。
視線を血まみれで倒れている人たちに向けるが、既にピクリとも動いておらずに残念だが、亡くなっている事が直ぐに分かる。
「俺は、ただの冒険者だが? お前らは善良な人間に、何をやってくれてるんだ?」
「善良な人間だと!? コイツらと俺たちが同じ人間なわけねぇだろ!! コイツらは俺たち人間の奴隷だぜぇ!!」
「はぁん? 何言ってんだよ。お前らとは、言葉が通じるわけじゃ無いみたいだな………実力行使しか無いか!!」
・高速移動魔法Level2
俺は海賊たちに襲った理由を聞こうとしたが、海賊たちは兎人族の事を奴隷だと言い放って、仲間同士で大笑いしている。
経験上、こういう人間たちに限っては話をして状況が変わる事なんてあり得ない。
それなら早いうちに実力行使で、この海賊たちを制圧した方が他の人たちへの被害は抑えられると考えた。
俺は高速移動魔法を使って海賊のチンピラ1人を、切り伏せるとグループの中で1番偉いであろう男は人質をとった。
「動くんじゃねぇぞ!! 余計な動きをしたら、この女が死ぬ事になるからな………着いてくるんじゃねぇぞ!!」
「ちっ。女の人を人質にとるなんてクズ野郎が………」
こうなってしまったら手の出し様がなく、ジリジリと距離を詰めるにも刺激しかねない為に、その場を動く事ができない。
そのまま海賊たちは怪我をした仲間を連れて、村の外に逃げて消えていくのである。
「一体、アイツらは何なんだよ………」
「最近になって、この《アカシア島》に住み着いた海賊ピョン」
「住み着いた海賊だって? そんな奴らがいる感じはしなかったんだけどな………」
「ここを拠点にしてるらしく、この島の山の上に拠点があるみたいだピョン………アイツらのボスが強いらしくて、追い出そうにもできないんだピョン」
「そうなのか………」
「ミナト様。これを放っておけば、この村の人たちにも多くの被害が出る可能性があります………手を打ちますか?」
この島に住み着いたという海賊は、こうやって村を襲う事は無かったが今日になって襲って来たらしい。
それにしたってアカシア島を拠点として、周りの島で宝探しをしているらしく、この海賊団のボスが強く村の男たちでも手も足も出ない状況なんだと説明を受けた。
エッタさんが俺の耳元で手を打たなければ、今回みたいに村の人たちが襲われる可能性があるのでは無いかと言って、手を打つかと俺の判断を仰いでくれた。
「そうだな。良いご飯を食べさせてもらったし、このまま放っておけば目覚めが悪いだろ………ボスのところに挨拶しにいくか」
「はい、そうですね!!」
「お供するわん!!」
「着いてくにゃ………」
「セイラちゃんは危ないから待機していてね」
「わ 分かりましたピョン………」
俺はエッタさんたちを連れて、今回の騒動の元凶とも言える海賊団の船長まで挨拶しにいく事にした。
森の中に作られた自然豊かな村であり、そこら中にウサ耳を付けた人間が歩き回るという不思議な光景を目の当たりにする。
「獣人を、こんなに見るのは初めてだなぁ。やっぱり男の人にも耳と尻尾は付いてるんだね」
「当たり前ですピョン!! 男も女もウサ耳が付いてるピョン」
「いや、言い方が悪かったか。申し訳ないね………それで、ここの名物ってなんだい?」
「ここはキャロット料理が大人気です!! 是非ともオススメなところに案内しても良いですか?」
この村の名産であるキャロット料理が人気らしいが、さすがは兎さんと言ったところだろうか。
セイラちゃんがオススメだと言っているところに連れてってもらう事になった。
「ここがオススメのお店ですピョン!! それと私の実家ですピョン!!」
「実家を勧めただけ!? こんなゴリ押しの観光案内があって良いのだろうか………」
「まぁまぁ味は本物なので、安心して欲しいぴょん」
セイラちゃんが案内してくれた店は、セイラちゃんの実家だったのである。
可愛い顔をして商売のやり口が中々に………まっ可愛いから許してあげる事にしようか。
そのまま俺たちは、セイラちゃん家の店に入ると意外にも人が入っていた。
「あら、またお客さんを捕まえて来たのかいピョン」
「そうそう!!」
このやり方をしているのは俺たちだけじゃない事に、セイラちゃんが商売への精神が貪欲な事を思い知らされる。
メニューに関してはセイラちゃんの母親に任せる事になって、俺たちは待っている間、この島についての話を聞く事になった。
「この島の歴史とかって、どんな感じなの?」
「この島ですかピョン? う~ん……難しいピョン。だけど、この島には古代人がいたピョン」
「古代人? それって先住民族って事じゃなくて?」
「先住民族とは違う外から来た、一説には大大陸から来た人たちだって言われてるピョン」
古代人なんて単語を聞いたらワクワクしてしまうじゃ無いか。
古代人がなんで大大陸から、中陸と小陸の中間地点にある小さな島にやって来たのだろうか。
「その古代人たちは、なんの理由で《アカシア島》に?」
「詳しい理由は、わかっていないピョン。だけど、あの《グレイトネス神殿》を作ったのは古代人だピョン」
「そうか。自分たちの信仰を形に残したってわけか………」
古代人が何の理由があって、こんな小さな島に来たのかは解っていないらしいが、その謎だって男の俺からしたらワクワクしてたまらないものだ。
「じゃあ先住民族っていうのは、君たち兎人族なのかい?」
「さっき言った古代人に連れて来られたのが、私たち兎人族なんだピョン。理由についても宝を見つける為だって言い伝えられているけど、詳しい事は解ってないピョン」
そうか。
兎人族は連れて来られた側の人間たちだったか。
つまりは奴隷扱いをしていた古代人によって、この島に強制的に繁栄をする様に言われていたみたいだな。
そこは歴史の闇の様な気がするが、なにやら連れて来られた理由が宝を探させる為だという事も気になるところだ。
そんな話をしていると、セイラちゃん母が色々と手によりをかけたキャロット料理をテーブルに並べてくれた。
「う 美味そう………人参料理を、ここまで美味しそうって思った事ないかもしれない」
「そうでしょう、そうでしょう!! どんどん食べちゃって下さいピョン!!」
『いただきまぁ~す!!!!』
俺たちはテーブルいっぱいに並べられた、キャロット料理をパクッと一口食べるとニコッと笑顔になるくらい美味しい。
「なんだ、これは!?」
「こんなに美味しいのは初めてです!!」
「このキャロットソテーなんて信じられないくらい深みがあるわん!!」
「美味しいにゃ………」
俺以外の3人も美味しいと言って、パクパクと食事を進んでいきものの数分でテーブル上の全てを食べ尽くした。
お腹いっぱいで良い観光ができていると満足していると、店の外が異様に騒がしい事に気がついた。
「なんだ? 祭りでもやってるのか?」
「そ そんなわけ無いと思うんですピョン………なんだろ?」
「ちょっと見てくるか」
外が騒がしい為に祭りでもやっているのかと思ったが、セイラちゃんたちは心当たりが無いと不思議そうな顔をしている。
俺は気になったので見てくると言って、店から顔を出して外を見てみると何やら入口らへんで人が集まっていた。
「おいおい。何があったん………お おい!! お前らは誰だ」
「テメェこそ誰だよ」
入り口にエッタさんたちと向かうと、そこに血まみれで倒れている兎人族の人たちが何人も倒れていて、その近くに海賊の格好をした男たちが5人立っていた。
どうして、こんなところに海賊がいるのかと思ったり、この世界にも海賊はいるのかと思考が回る。
視線を血まみれで倒れている人たちに向けるが、既にピクリとも動いておらずに残念だが、亡くなっている事が直ぐに分かる。
「俺は、ただの冒険者だが? お前らは善良な人間に、何をやってくれてるんだ?」
「善良な人間だと!? コイツらと俺たちが同じ人間なわけねぇだろ!! コイツらは俺たち人間の奴隷だぜぇ!!」
「はぁん? 何言ってんだよ。お前らとは、言葉が通じるわけじゃ無いみたいだな………実力行使しか無いか!!」
・高速移動魔法Level2
俺は海賊たちに襲った理由を聞こうとしたが、海賊たちは兎人族の事を奴隷だと言い放って、仲間同士で大笑いしている。
経験上、こういう人間たちに限っては話をして状況が変わる事なんてあり得ない。
それなら早いうちに実力行使で、この海賊たちを制圧した方が他の人たちへの被害は抑えられると考えた。
俺は高速移動魔法を使って海賊のチンピラ1人を、切り伏せるとグループの中で1番偉いであろう男は人質をとった。
「動くんじゃねぇぞ!! 余計な動きをしたら、この女が死ぬ事になるからな………着いてくるんじゃねぇぞ!!」
「ちっ。女の人を人質にとるなんてクズ野郎が………」
こうなってしまったら手の出し様がなく、ジリジリと距離を詰めるにも刺激しかねない為に、その場を動く事ができない。
そのまま海賊たちは怪我をした仲間を連れて、村の外に逃げて消えていくのである。
「一体、アイツらは何なんだよ………」
「最近になって、この《アカシア島》に住み着いた海賊ピョン」
「住み着いた海賊だって? そんな奴らがいる感じはしなかったんだけどな………」
「ここを拠点にしてるらしく、この島の山の上に拠点があるみたいだピョン………アイツらのボスが強いらしくて、追い出そうにもできないんだピョン」
「そうなのか………」
「ミナト様。これを放っておけば、この村の人たちにも多くの被害が出る可能性があります………手を打ちますか?」
この島に住み着いたという海賊は、こうやって村を襲う事は無かったが今日になって襲って来たらしい。
それにしたってアカシア島を拠点として、周りの島で宝探しをしているらしく、この海賊団のボスが強く村の男たちでも手も足も出ない状況なんだと説明を受けた。
エッタさんが俺の耳元で手を打たなければ、今回みたいに村の人たちが襲われる可能性があるのでは無いかと言って、手を打つかと俺の判断を仰いでくれた。
「そうだな。良いご飯を食べさせてもらったし、このまま放っておけば目覚めが悪いだろ………ボスのところに挨拶しにいくか」
「はい、そうですね!!」
「お供するわん!!」
「着いてくにゃ………」
「セイラちゃんは危ないから待機していてね」
「わ 分かりましたピョン………」
俺はエッタさんたちを連れて、今回の騒動の元凶とも言える海賊団の船長まで挨拶しにいく事にした。
21
あなたにおすすめの小説
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
世の中は意外と魔術で何とかなる
ものまねの実
ファンタジー
新しい人生が唐突に始まった男が一人。目覚めた場所は人のいない森の中の廃村。生きるのに精一杯で、大層な目標もない。しかしある日の出会いから物語は動き出す。
神様の土下座・謝罪もない、スキル特典もレベル制もない、転生トラックもそれほど走ってない。突然の転生に戸惑うも、前世での経験があるおかげで図太く生きられる。生きるのに『隠してたけど実は最強』も『パーティから追放されたから復讐する』とかの設定も必要ない。人はただ明日を目指して歩くだけで十分なんだ。
『王道とは歩むものではなく、その隣にある少しずれた道を歩くためのガイドにするくらいが丁度いい』
平凡な生き方をしているつもりが、結局騒ぎを起こしてしまう男の冒険譚。困ったときの魔術頼み!大丈夫、俺上手に魔術使えますから。※主人公は結構ズルをします。正々堂々がお好きな方はご注意ください。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
この度異世界に転生して貴族に生まれ変わりました
okiraku
ファンタジー
地球世界の日本の一般国民の息子に生まれた藤堂晴馬は、生まれつきのエスパーで透視能力者だった。彼は親から独立してアパートを借りて住みながら某有名国立大学にかよっていた。4年生の時、酔っ払いの無免許運転の車にはねられこの世を去り、異世界アールディアのバリアス王国貴族の子として転生した。幸せで平和な人生を今世で歩むかに見えたが、国内は王族派と貴族派、中立派に分かれそれに国王が王位継承者を定めぬまま重い病に倒れ王子たちによる王位継承争いが起こり国内は不安定な状態となった。そのため貴族間で領地争いが起こり転生した晴馬の家もまきこまれ領地を失うこととなるが、もともと転生者である晴馬は逞しく生き家族を支えて生き抜くのであった。
転生してチートを手に入れました!!生まれた時から精霊王に囲まれてます…やだ
如月花恋
ファンタジー
…目の前がめっちゃ明るくなったと思ったら今度は…真っ白?
「え~…大丈夫?」
…大丈夫じゃないです
というかあなた誰?
「神。ごめんね~?合コンしてたら死んじゃってた~」
…合…コン
私の死因…神様の合コン…
…かない
「てことで…好きな所に転生していいよ!!」
好きな所…転生
じゃ異世界で
「異世界ってそんな子供みたいな…」
子供だし
小2
「まっいっか。分かった。知り合いのところ送るね」
よろです
魔法使えるところがいいな
「更に注文!?」
…神様のせいで死んだのに…
「あぁ!!分かりました!!」
やたね
「君…結構策士だな」
そう?
作戦とかは楽しいけど…
「う~ん…だったらあそこでも大丈夫かな。ちょうど人が足りないって言ってたし」
…あそこ?
「…うん。君ならやれるよ。頑張って」
…んな他人事みたいな…
「あ。爵位は結構高めだからね」
しゃくい…?
「じゃ!!」
え?
ちょ…しゃくいの説明ぃぃぃぃ!!
のほほん異世界暮らし
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生するなんて、夢の中の話だと思っていた。
それが、目を覚ましたら見知らぬ森の中、しかも手元にはなぜかしっかりとした地図と、ちょっとした冒険に必要な道具が揃っていたのだ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる