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第2章・モフモフで可愛いケモノっ子
059:因果応報
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ルクマリネ王国の国王である《デリーアン12世》は、昔から心配性で何事にも万全の手を尽くしたがる人間だ。
今回の獣人を排除するという政策も、政治を担う人間の一部しか知らずに密かに行われていた。
「国王っ!! 獣人を排除するのは、他の国からの印象からしても危険かと………世界連盟からも非難の声が上がってもおかしくは無い事ですよ!!」
「ダメだっ!! 獣人というのは危険な種族なんだ。余の代で、獣人に国を壊されてたまるか………直ぐにでも手を打って、この国から獣人たちを1人残らず排除する!!」
「そ そうですか。しかし表向きにやるのは辞めておきましょう」
デリーアン国王の頑な姿勢に、これは何を言っても聞かないと側近の大臣たちが判断して政策を行う事を決めた。
その政策を進める中で、戦争仕掛け人のエルマーの繋がりゴブリンに獣人の村を襲わせる作戦を実行させた。
しかし俺たちミナトファミリーによって、デリーアン国王の企みを阻止して、遂にエルマーとの繋がりも断つ事ができた。
「まだクロスロード連盟軍は来ないのか!! このままでは、首都がエルマーに壊されてしまうぞ!!」
「近辺で別の事件が起きているらしく、明日の朝になると………それとエルマーの動きが止まったので、朝までは持つかと」
「そんなの信じられるか!! 余は部屋に戻る………メシは、後で部屋に持って来い!!」
クロスロード連盟軍の到着の遅さに、デリーアン国王は怒りを露わにして自室に戻っていく。
扉をバタンッと閉めると、デリーアン国王はベットにダイブをして文句を垂れる。
「エルマーと組んだのは間違いだったのか!! このままでは、余の獣人を排除する作戦が………」
「獣人の人たちが何をしたって?」
「だ 誰だっ!! ここは余の部屋だぞ!!」
デリーアン国王がボソッと喋ったところで、窓の方から声が聞こえて驚きながら声のした方を振り向く。
そこには狐の仮面を被った俺とカエデちゃんだった。
あまりにも驚きすぎてデリーアン国王が声を出そうとした為、俺は高速移動魔法で国王の口を塞いだ。
「叫ばないでもらえるか。そんなに弱気で国王として仕事がこなせるのか? あぁそうか………弱気だから最善の手を取る為に獣人を排除したいんだな?」
「か 金が欲しいのか!! 金なら直ぐに用意するぞ!!」
「金が欲しいなんて思っちゃいないよ………欲しいのは、お前の命だ」
デリーアン国王は俺が大きな声を出すなという事に、言葉を発さずにウンウンと頷いてから命乞いをする。
俺たちは金が欲しいのではなく、デリーアン国王の命そのものである。
「お前の様なカスを殺したところで、失った命は帰って来ないのは事実だ………だが、お前の様なカスが生きているよりかは幾分かマシだ」
「ど どうして余が殺されなければいけないのだ!! 余が殺したいと思っているのは下等な種族だぞ!!」
「辞めて……」
「あんなのを、いくら殺そうが世界に影響なん………」
「辞めて!!」
デリーアン国王は死ぬ間際での開き直りなのか、とても饒舌になって獣人たちの事を罵倒しまくる。
それを聞いているカエデちゃんは耐えられなくなって、一瞬にしてデリーアン国王の首元を掻き切って殺した。
「この男は死んで当然の人間だ……これで後任の人間が、国王の座に就いて獣人の立場は戻るだろうな」
「そうなる事を願ってますわん………心の中が少し晴れた様に思えるわん」
デリーアン国王の暗殺も完了し、まだまだカエデちゃんの心の中は雨が降りしきっているが、この子ならば立ち上がれる。
俺はそう信じていたい、そして俺なんかでも力になれる事がきっとあると信じたいと思っている。
「何者だっ!! こ 国王陛下っ!?」
「わ 私の声で人を呼んじゃったわん!!」
カエデちゃんが叫んだ事で、見回りの兵士がやってきて国王の自室に入り込んでくる。
カエデちゃんは兵士を呼んでしまった事にアタフタしてしまっているが、俺としては想定の範囲内だ。
「ここは俺がやっておくから、直ぐに離脱してよ………これくらいなら俺が対処して逃げられるからさ」
「わ 分かったわん!! 後をよろしくお願いしますわん!!」
「オッケー、オッケー………さてと、面倒な事を終わらせて、俺も帰るとしようかな」
俺はカエデちゃんが城の中から出ていくのを見てから、入ってきた見回り兵たちを簡単に蹴散らす。
* * *
俺がデリーアン国王を暗殺してから、一夜が明けてもルクマリネ王国城内は当たり前だが騒然としている。
一夜が経ってクロスロード連盟軍の人間も到着した。
「ふぁ~。どうして朝早くに駆り出されなきゃいかんのだ」
「アリュード少将に敬礼っ!!」
ここにやって来たのはクロスロード連盟軍の本部少将《アリュード=ルイス》である。
アリュードは本部の人間であるが、今回は近くにやって来ていたという理由で命令を受けた。
自分は少将なのに朝っぱらから呼ばれて面倒だなっとボヤいていると、クロスロード連盟軍からすれば嫌いな人間が姿を現す。
「昨夜に、この狐の仮面をつけた人間たちによって、デリーアン国王が暗殺されたからだ」
「なんだと?………って、お前は!? どうして、こんなところにいやがるんだ!!」
「そんなの国王が暗殺されたからだろうが、これはクロスロード連盟軍の範疇じゃ無い………ここからは《ISO》の《モンタナ》が引き受けさせてもらう」
アリュード少将の前に現れたのは、クロスロード連盟軍とは管轄が別だが、いわゆる世界連盟の諜報機関の人間だ。
組織名は《ISO(インターナショナル・セキュリティ・オーガニゼーション)》であり、通称《サイファーオール》と呼ばれている。
「ちっ。上の命令なら逆らえるわけねぇか………さっさと仕事をして帰るぞ」
「アリュード少将っ!! ある冒険者が、少将に会いたいと言って来ておりますが!!」
「冒険者だと? 少将に会いたがる冒険者なんて存在するわけねぇだろ………面倒ごとは勘弁願うわ」
「それがエルマーを倒した人間だと………」
「なんだと? 倒した人間は、ジャックや十二聖王のアランを倒した人間だと聞いたが………ならば連れて来い!!」
俺はエルマーの身柄を引き渡す為に、アリュード少将への御目通りを頼むと最初こそしぶられたが、エルマーを倒した冒険者だと聞いた瞬間に会うと言ってくれた。
そのまま俺はアリュード少将のところに通されて、エルマーについての話を行う。
「君がエルマーを倒したという冒険者だな? 確か冒険者になって日が浅いにも関わらず、ランクはAだとか」
「えぇとても運が良い事に、早く昇進させてくれたんですよね」
「そうか。君には懸賞金が渡される事になっているんだが、全て用意されていないんだ………ちなみに、君は前夜に起きた国王暗殺事件を知っているかい?」
「えぇ昨日はエルマーとの戦闘で、傷ついた仲間の手当てや疲れの為に早くに休んでいたので知りませんでしたが………朝になって首都が騒がしかったので知りました」
やはりアリュード少将は、俺にエルマーの事だけではなく暗殺事件にもついて聞いてくる。
しかし俺は最優秀男優賞をもらえるだけの演技で、全くもって知らないとしらを切ったのである。
「ならば、この手配書の顔にピンッと来たら連絡してくれ」
「分かりました。この奴も俺が捕まえますよ………それじゃあ、仲間のところに戻ります」
「あぁ凶悪犯を捕まえてくれた事に感謝する………ふぅ。アイツの中には化け物がいるなぁ」
俺は最初から最後まで作った演技で通して、アリュード少将からの追求を逃れる事に成功した。
今回の獣人を排除するという政策も、政治を担う人間の一部しか知らずに密かに行われていた。
「国王っ!! 獣人を排除するのは、他の国からの印象からしても危険かと………世界連盟からも非難の声が上がってもおかしくは無い事ですよ!!」
「ダメだっ!! 獣人というのは危険な種族なんだ。余の代で、獣人に国を壊されてたまるか………直ぐにでも手を打って、この国から獣人たちを1人残らず排除する!!」
「そ そうですか。しかし表向きにやるのは辞めておきましょう」
デリーアン国王の頑な姿勢に、これは何を言っても聞かないと側近の大臣たちが判断して政策を行う事を決めた。
その政策を進める中で、戦争仕掛け人のエルマーの繋がりゴブリンに獣人の村を襲わせる作戦を実行させた。
しかし俺たちミナトファミリーによって、デリーアン国王の企みを阻止して、遂にエルマーとの繋がりも断つ事ができた。
「まだクロスロード連盟軍は来ないのか!! このままでは、首都がエルマーに壊されてしまうぞ!!」
「近辺で別の事件が起きているらしく、明日の朝になると………それとエルマーの動きが止まったので、朝までは持つかと」
「そんなの信じられるか!! 余は部屋に戻る………メシは、後で部屋に持って来い!!」
クロスロード連盟軍の到着の遅さに、デリーアン国王は怒りを露わにして自室に戻っていく。
扉をバタンッと閉めると、デリーアン国王はベットにダイブをして文句を垂れる。
「エルマーと組んだのは間違いだったのか!! このままでは、余の獣人を排除する作戦が………」
「獣人の人たちが何をしたって?」
「だ 誰だっ!! ここは余の部屋だぞ!!」
デリーアン国王がボソッと喋ったところで、窓の方から声が聞こえて驚きながら声のした方を振り向く。
そこには狐の仮面を被った俺とカエデちゃんだった。
あまりにも驚きすぎてデリーアン国王が声を出そうとした為、俺は高速移動魔法で国王の口を塞いだ。
「叫ばないでもらえるか。そんなに弱気で国王として仕事がこなせるのか? あぁそうか………弱気だから最善の手を取る為に獣人を排除したいんだな?」
「か 金が欲しいのか!! 金なら直ぐに用意するぞ!!」
「金が欲しいなんて思っちゃいないよ………欲しいのは、お前の命だ」
デリーアン国王は俺が大きな声を出すなという事に、言葉を発さずにウンウンと頷いてから命乞いをする。
俺たちは金が欲しいのではなく、デリーアン国王の命そのものである。
「お前の様なカスを殺したところで、失った命は帰って来ないのは事実だ………だが、お前の様なカスが生きているよりかは幾分かマシだ」
「ど どうして余が殺されなければいけないのだ!! 余が殺したいと思っているのは下等な種族だぞ!!」
「辞めて……」
「あんなのを、いくら殺そうが世界に影響なん………」
「辞めて!!」
デリーアン国王は死ぬ間際での開き直りなのか、とても饒舌になって獣人たちの事を罵倒しまくる。
それを聞いているカエデちゃんは耐えられなくなって、一瞬にしてデリーアン国王の首元を掻き切って殺した。
「この男は死んで当然の人間だ……これで後任の人間が、国王の座に就いて獣人の立場は戻るだろうな」
「そうなる事を願ってますわん………心の中が少し晴れた様に思えるわん」
デリーアン国王の暗殺も完了し、まだまだカエデちゃんの心の中は雨が降りしきっているが、この子ならば立ち上がれる。
俺はそう信じていたい、そして俺なんかでも力になれる事がきっとあると信じたいと思っている。
「何者だっ!! こ 国王陛下っ!?」
「わ 私の声で人を呼んじゃったわん!!」
カエデちゃんが叫んだ事で、見回りの兵士がやってきて国王の自室に入り込んでくる。
カエデちゃんは兵士を呼んでしまった事にアタフタしてしまっているが、俺としては想定の範囲内だ。
「ここは俺がやっておくから、直ぐに離脱してよ………これくらいなら俺が対処して逃げられるからさ」
「わ 分かったわん!! 後をよろしくお願いしますわん!!」
「オッケー、オッケー………さてと、面倒な事を終わらせて、俺も帰るとしようかな」
俺はカエデちゃんが城の中から出ていくのを見てから、入ってきた見回り兵たちを簡単に蹴散らす。
* * *
俺がデリーアン国王を暗殺してから、一夜が明けてもルクマリネ王国城内は当たり前だが騒然としている。
一夜が経ってクロスロード連盟軍の人間も到着した。
「ふぁ~。どうして朝早くに駆り出されなきゃいかんのだ」
「アリュード少将に敬礼っ!!」
ここにやって来たのはクロスロード連盟軍の本部少将《アリュード=ルイス》である。
アリュードは本部の人間であるが、今回は近くにやって来ていたという理由で命令を受けた。
自分は少将なのに朝っぱらから呼ばれて面倒だなっとボヤいていると、クロスロード連盟軍からすれば嫌いな人間が姿を現す。
「昨夜に、この狐の仮面をつけた人間たちによって、デリーアン国王が暗殺されたからだ」
「なんだと?………って、お前は!? どうして、こんなところにいやがるんだ!!」
「そんなの国王が暗殺されたからだろうが、これはクロスロード連盟軍の範疇じゃ無い………ここからは《ISO》の《モンタナ》が引き受けさせてもらう」
アリュード少将の前に現れたのは、クロスロード連盟軍とは管轄が別だが、いわゆる世界連盟の諜報機関の人間だ。
組織名は《ISO(インターナショナル・セキュリティ・オーガニゼーション)》であり、通称《サイファーオール》と呼ばれている。
「ちっ。上の命令なら逆らえるわけねぇか………さっさと仕事をして帰るぞ」
「アリュード少将っ!! ある冒険者が、少将に会いたいと言って来ておりますが!!」
「冒険者だと? 少将に会いたがる冒険者なんて存在するわけねぇだろ………面倒ごとは勘弁願うわ」
「それがエルマーを倒した人間だと………」
「なんだと? 倒した人間は、ジャックや十二聖王のアランを倒した人間だと聞いたが………ならば連れて来い!!」
俺はエルマーの身柄を引き渡す為に、アリュード少将への御目通りを頼むと最初こそしぶられたが、エルマーを倒した冒険者だと聞いた瞬間に会うと言ってくれた。
そのまま俺はアリュード少将のところに通されて、エルマーについての話を行う。
「君がエルマーを倒したという冒険者だな? 確か冒険者になって日が浅いにも関わらず、ランクはAだとか」
「えぇとても運が良い事に、早く昇進させてくれたんですよね」
「そうか。君には懸賞金が渡される事になっているんだが、全て用意されていないんだ………ちなみに、君は前夜に起きた国王暗殺事件を知っているかい?」
「えぇ昨日はエルマーとの戦闘で、傷ついた仲間の手当てや疲れの為に早くに休んでいたので知りませんでしたが………朝になって首都が騒がしかったので知りました」
やはりアリュード少将は、俺にエルマーの事だけではなく暗殺事件にもついて聞いてくる。
しかし俺は最優秀男優賞をもらえるだけの演技で、全くもって知らないとしらを切ったのである。
「ならば、この手配書の顔にピンッと来たら連絡してくれ」
「分かりました。この奴も俺が捕まえますよ………それじゃあ、仲間のところに戻ります」
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