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第4章・ロリっ子な吸血鬼の女の子
144:何があったのか
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俺は魔人と化したノースカリクッパ王国の騎士を倒すと、魔人は灰になって消えてしまった。魔人化は凄まじい力を得る代わりの代償が大きすぎるのである。
「こんな儚く散る為に、命をかけるなんて馬鹿みたいな人生だったな………」
俺としては魔人化なんてふざけた事は、この人生では絶対にしないようにしよう。なんせ魔人になってしまったら、その時点で人生が終了してしまうわけだからな。
そんな事を思っていると、オフグッギとの戦闘を終えたイローナちゃんたちが俺のところに帰ってきた。
「おぉ!! そっちは、どんな感じだったんだ?」
「こっちにはギルド・ボガードの騎士と戦闘になったでござる!! そして生存者もおりませんでした………」
「そうか………まぁルイちゃんたちが、元気そうで何よりって感じだよ」
3人が俺のところに元気に駆け寄ってくれて嬉しい限りだが、至るところに傷がついていて戦闘になったのは聞かなくても分かった。この街の生存者は、残念ながらいないみたいだが、イローナちゃんたちが無事ならば俺としては問題はない。
「それにしてもエッタさんたちの姿が無いよな?」
「はい。エッタ殿たちの姿はありませんでした………痛いも無かったという事は、生きてる可能性も十二分にあると思うでござる」
「遺体が無いのならエッタさんたちは、絶対に生きていると言っても良いだろう。それでも街にいないのは、どういう理由があったからなのだろうか………」
エッタさんたちの遺体が無いのは、俺からしたら最高の結果であり、生きてる可能性は死んでいる可能性よりも遥かに多いと言っても良いだろう。
しかし街にいないとすれば、一体どこに行ってしまったのだろうかと疑問が残る。俺としても早く安否を知って安心したい限りだ。
* * *
話は遡ること俺たちが遺跡に向かった後に戻る。
エッタさんたちを俺たちを見送った後に、宿屋で各々の部屋に戻ると休息をとっていた。すると宿屋の下にいるヤンの驚く声が聞こえてきて、どうしたのかと3人は1階に集まるのである。
「どうかしたんですか? 上にまで声が響いていましたけど?」
「あ あぁ申し訳ありませんでした。いや、ここから南の街が襲われているらしく………下手したら、そこが陥落されてしまう可能性があると」
エッタさんが事情を聞くと、この街から南に進んだ都市が襲撃されているという事らしい。そして国王軍の兵士が多く陥落する可能性もあるとの事だ。
その為に街から援軍を出したいところではあるが、この街も余裕があるわけじゃない為、どうする事もできずに見捨てる選択肢しか無いと嘆いている。
「そうだ!! あなた方は強いと聞きますが、手を貸してもらえないだろうか?」
「私たちがですか? しかしミナト様が、帰ってきた時に居なかったら………」
「それでしたら、私の方から伝えるというのはいかがでしょうか? もちろん報酬も出させていただきます」
どうやら報酬も出してくれると言うので、エッタさんは少し考えてから俺ならばという思考になって、手伝う事を渋々了解する事になった。
そして案内役を紹介されてから、直ぐに南の都市に向かって馬の乗り出発する。急いでも2・3時間はかかるらしいので、それなりに遠いみたいである。
「ミナトさんに伝えなくて良かったのかわん?」
「えぇあのヤンという人から伝えてくれるという約束なので………それにしても南の都市に着いたとしても、今日中には帰れなさそうですね」
「せっかくフカフカのベットで寝れると思ったのに、とても残念にゃ」
今日中には帰れないと悟ったエッタさんは、受けなければ良かったと思いながら、俺なら完璧に遂行していると考えて覚悟を決めた。本当に南の都市に到着するまで2時間から3時間の時間がかかった。
都市は国王軍に攻め込まれている状態で、そこら中から火の手が上がっているという状況だった。外目から見ても押されているのが理解できる。
「あそこが、だいぶ押されているみたいね………突破されないように、あそこから手を貸しましょう」
「了解わん!!」
「分かったにゃ」
エッタさんは冷静に戦況を見てから、突破されては面倒なところを見極めて手を貸すところを決めた。エッタさんの指示に従って、カエデちゃんとシュナちゃんも馬を早めて急ぐのである。
「最初から本気で行くわん!!」
―獣神化―
「それじゃあ、私も一撃で終わらせる」
・氷魔法Level4《氷の時代》
「私も遅れをとるわけにはいかないわね」
・風魔法Level4《ウィンド・スピアー》
・火魔法Level2《ファイヤーエンチャント》
――火神の剛槍――
エッタさんたちは市民軍側の援護に回ると、市民たちは少し困惑していたが直ぐに援軍だと分かった。するとエッタさんたちに遅れを取らないようにと、市民軍の兵士たちはやる気満々になって反撃を開始する。
そして日が暮れた頃になると、攻め落とせなかった国王軍の騎士たちは撤退していく。これによって街での攻防戦は市民軍の勝利で幕が降りた。
「どうも助けていただきありがとうございます………私は、この《リティン》の領主をやっている《パク=ヨンオ》と申します」
「自己紹介どうも。私たちは、別の国から来た冒険者をやっている者たちです………ここから北の位置にある街の小隊長であるヤン殿の頼みできました」
「それはありがたい限りです!! もう日暮れですので帰るのも危険でしょう。今日は我々の街に、お泊まりになって下さい」
確かに夜も更けてモンスターが出現するかもしれないからと、エッタさんは街に泊まる事にした。これが俺たちが遺跡に行っている間に起きた全てだ。
俺たちも街に何が起きたのかを理解できていないが、エッタさんたちも街を離れているので街に起きた事を、まだ知らない状況である。
そしてリティンの街では、市民軍の勝利で終わった事での祝勝会が行なわれていた。その席でエッタさんたちは、この国の詳しい歴史を聞いていた。
「それでノースカリクッパ王国の歴史には詳しいんですかね?」
「はい。まぁはいと言いますか………私の父が、ノースカリクッパ王国の歴史について調べているので、それで少し詳しいくらいです」
「それじゃあ、少し国について話を聞いても良いでしょうか?」
「私なんかの話で良ければ良いですよ」
パクさんはエッタさんに、このノースカリクッパ王国という国の歴史についての話を語り始める。
* * *
このノースカリクッパ王国を歴史を語る上で、言っておかなければいけない歴史がある。それは元々が独立していたわけでは無く、トゥンシム王国の領土の一部だった頃からスタートする。
「そろそろ我々は独立したいんですが!!」
「独立したいというのは、どんな了見なのだ? 我々の支配に問題があると言いたいのか?」
「そんな事を言っているわけではありません!! 我々としては独立してから、世界連盟に加盟したいと思っているんです!!」
この時からトゥンシム王国とノースカリクッパ王国の前身に当たる《カルプ領》の領主は、独立するのかしないのかという話し合いを何度も行なっていた。
「こんな儚く散る為に、命をかけるなんて馬鹿みたいな人生だったな………」
俺としては魔人化なんてふざけた事は、この人生では絶対にしないようにしよう。なんせ魔人になってしまったら、その時点で人生が終了してしまうわけだからな。
そんな事を思っていると、オフグッギとの戦闘を終えたイローナちゃんたちが俺のところに帰ってきた。
「おぉ!! そっちは、どんな感じだったんだ?」
「こっちにはギルド・ボガードの騎士と戦闘になったでござる!! そして生存者もおりませんでした………」
「そうか………まぁルイちゃんたちが、元気そうで何よりって感じだよ」
3人が俺のところに元気に駆け寄ってくれて嬉しい限りだが、至るところに傷がついていて戦闘になったのは聞かなくても分かった。この街の生存者は、残念ながらいないみたいだが、イローナちゃんたちが無事ならば俺としては問題はない。
「それにしてもエッタさんたちの姿が無いよな?」
「はい。エッタ殿たちの姿はありませんでした………痛いも無かったという事は、生きてる可能性も十二分にあると思うでござる」
「遺体が無いのならエッタさんたちは、絶対に生きていると言っても良いだろう。それでも街にいないのは、どういう理由があったからなのだろうか………」
エッタさんたちの遺体が無いのは、俺からしたら最高の結果であり、生きてる可能性は死んでいる可能性よりも遥かに多いと言っても良いだろう。
しかし街にいないとすれば、一体どこに行ってしまったのだろうかと疑問が残る。俺としても早く安否を知って安心したい限りだ。
* * *
話は遡ること俺たちが遺跡に向かった後に戻る。
エッタさんたちを俺たちを見送った後に、宿屋で各々の部屋に戻ると休息をとっていた。すると宿屋の下にいるヤンの驚く声が聞こえてきて、どうしたのかと3人は1階に集まるのである。
「どうかしたんですか? 上にまで声が響いていましたけど?」
「あ あぁ申し訳ありませんでした。いや、ここから南の街が襲われているらしく………下手したら、そこが陥落されてしまう可能性があると」
エッタさんが事情を聞くと、この街から南に進んだ都市が襲撃されているという事らしい。そして国王軍の兵士が多く陥落する可能性もあるとの事だ。
その為に街から援軍を出したいところではあるが、この街も余裕があるわけじゃない為、どうする事もできずに見捨てる選択肢しか無いと嘆いている。
「そうだ!! あなた方は強いと聞きますが、手を貸してもらえないだろうか?」
「私たちがですか? しかしミナト様が、帰ってきた時に居なかったら………」
「それでしたら、私の方から伝えるというのはいかがでしょうか? もちろん報酬も出させていただきます」
どうやら報酬も出してくれると言うので、エッタさんは少し考えてから俺ならばという思考になって、手伝う事を渋々了解する事になった。
そして案内役を紹介されてから、直ぐに南の都市に向かって馬の乗り出発する。急いでも2・3時間はかかるらしいので、それなりに遠いみたいである。
「ミナトさんに伝えなくて良かったのかわん?」
「えぇあのヤンという人から伝えてくれるという約束なので………それにしても南の都市に着いたとしても、今日中には帰れなさそうですね」
「せっかくフカフカのベットで寝れると思ったのに、とても残念にゃ」
今日中には帰れないと悟ったエッタさんは、受けなければ良かったと思いながら、俺なら完璧に遂行していると考えて覚悟を決めた。本当に南の都市に到着するまで2時間から3時間の時間がかかった。
都市は国王軍に攻め込まれている状態で、そこら中から火の手が上がっているという状況だった。外目から見ても押されているのが理解できる。
「あそこが、だいぶ押されているみたいね………突破されないように、あそこから手を貸しましょう」
「了解わん!!」
「分かったにゃ」
エッタさんは冷静に戦況を見てから、突破されては面倒なところを見極めて手を貸すところを決めた。エッタさんの指示に従って、カエデちゃんとシュナちゃんも馬を早めて急ぐのである。
「最初から本気で行くわん!!」
―獣神化―
「それじゃあ、私も一撃で終わらせる」
・氷魔法Level4《氷の時代》
「私も遅れをとるわけにはいかないわね」
・風魔法Level4《ウィンド・スピアー》
・火魔法Level2《ファイヤーエンチャント》
――火神の剛槍――
エッタさんたちは市民軍側の援護に回ると、市民たちは少し困惑していたが直ぐに援軍だと分かった。するとエッタさんたちに遅れを取らないようにと、市民軍の兵士たちはやる気満々になって反撃を開始する。
そして日が暮れた頃になると、攻め落とせなかった国王軍の騎士たちは撤退していく。これによって街での攻防戦は市民軍の勝利で幕が降りた。
「どうも助けていただきありがとうございます………私は、この《リティン》の領主をやっている《パク=ヨンオ》と申します」
「自己紹介どうも。私たちは、別の国から来た冒険者をやっている者たちです………ここから北の位置にある街の小隊長であるヤン殿の頼みできました」
「それはありがたい限りです!! もう日暮れですので帰るのも危険でしょう。今日は我々の街に、お泊まりになって下さい」
確かに夜も更けてモンスターが出現するかもしれないからと、エッタさんは街に泊まる事にした。これが俺たちが遺跡に行っている間に起きた全てだ。
俺たちも街に何が起きたのかを理解できていないが、エッタさんたちも街を離れているので街に起きた事を、まだ知らない状況である。
そしてリティンの街では、市民軍の勝利で終わった事での祝勝会が行なわれていた。その席でエッタさんたちは、この国の詳しい歴史を聞いていた。
「それでノースカリクッパ王国の歴史には詳しいんですかね?」
「はい。まぁはいと言いますか………私の父が、ノースカリクッパ王国の歴史について調べているので、それで少し詳しいくらいです」
「それじゃあ、少し国について話を聞いても良いでしょうか?」
「私なんかの話で良ければ良いですよ」
パクさんはエッタさんに、このノースカリクッパ王国という国の歴史についての話を語り始める。
* * *
このノースカリクッパ王国を歴史を語る上で、言っておかなければいけない歴史がある。それは元々が独立していたわけでは無く、トゥンシム王国の領土の一部だった頃からスタートする。
「そろそろ我々は独立したいんですが!!」
「独立したいというのは、どんな了見なのだ? 我々の支配に問題があると言いたいのか?」
「そんな事を言っているわけではありません!! 我々としては独立してから、世界連盟に加盟したいと思っているんです!!」
この時からトゥンシム王国とノースカリクッパ王国の前身に当たる《カルプ領》の領主は、独立するのかしないのかという話し合いを何度も行なっていた。
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