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第1章・王弟の反乱 編
000:プロローグ
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000:エピローグ
顔面に綺麗な一撃を喰らった呂久は、白目を剥いて地面にヘタヘタッと倒れ込むのである。
そのまま馬乗りになって数発殴る。
これは人の痛みを知らないボンボンな呂久に、どれだけ血を流す事は痛い事なのかを教え込む為だ。
もう完全に動かなくなったところで止める。
そして立ち上がると俺たちの方を見た。
「総大将は討ち取った! もうこれ以上、剣を持ち仲間を斬る事は禁止する。剣を離して投降すれば、今回の反乱に関しては罪に問わない。これを全戦場に伝えて、反乱軍の兵士たちを捕縛しろ!」
王子の終戦宣言を聞いて俺たちは「はい!」と返事して、直ぐに戦争を終えるように戦場へ伝える。
しかし最初は止めたら殺されると動揺している。
それでも王子は罪に問わないと言っている事を伝えると「それならば」と剣を離して投降する。
各地で反乱軍の兵士たちは投降した事によって、今回のクーデターは鎮圧されていくのである。
倒れている呂久は治療室に送られる。
これはせめてもの兄としての優しさだ。
しかしきっと死ぬまで、王太弟派の人間たちと一緒に牢から出る事はできないだろう。
何はともあれクーデターを終わらせる事ができた。
ようやく少し気が抜けたのか。
さっきまで呂久が座っていた王座に、王子がドサッと腰を下ろして天を仰ぐのである。
俺たちに以上に気疲れとかがあったんだろう。
少しは休んで欲しいが、そういうわけにもいかない。
反乱軍の兵士たちは命の保証はするが、それでも最初は捕えられて牢に送られる。
これでひと段落ついたので、勝利の宴会が開始する。
兵士たちは飲めや歌えやのドンチャン騒ぎである。
俺は何とも場違いのような感じがしているのと、疲れが溜まっていたので少し離れたところで睡眠を取る。
するとそこに王子がやってきたのである。
「お 王子っ!? どうしてこんなところに………」
「葵と話したくてな……明日の朝には、ここを出ていくのだろう? お前の実力なら近衛兵として迎えてやっても良いと思ってるんだぞ?」
「近衛兵ですか? 確かに普通ならば、とてつもなく嬉しい話ですよね。でも俺からしたら、その話を受けるわけにはいきません……1からやって牛丸大将のように、北星王国で最強の将軍になります!」
王子は俺なんかを近衛兵として誘ってくれた。
しかし俺としては近衛兵になりたいわけじゃなく、牛丸大将のように将軍になって天下統一をしたい。
一応誘ってくれたのは嬉しいと言ってから、自分の野望があるからと断ったのである。
それを聞いた王子はフッと笑った。
どうやら予想はしていたみたいだ。
「葵なら、そう言うと思っていたさ。葵が側に居て守ってくれれば気持ちが少し楽になると思ったんだ………これから辛い事だらけなんだ。こんな風に言っては居られないのは分かってるんだけどな」
「俺は直ぐに活躍して、殿下と共に天下統一できるように頑張らせていただきます!」
「お前の言葉は、本当にやる気にさせてくれるな。それなら俺も負けては居られないな」
これから天下統一に向けて王子も、少しナーバスになっていたんだろう。
しかし直ぐに切り替えて空を見上げる。
その目は今よりも遥かに遠くを見ているようだった。
王子とは言えども、こんなにも素晴らしい目ができるのかと俺は呆気に取られる。
そして俺は心の中で強く誓う。
王子の力になれるように将軍になろうと。
顔面に綺麗な一撃を喰らった呂久は、白目を剥いて地面にヘタヘタッと倒れ込むのである。
そのまま馬乗りになって数発殴る。
これは人の痛みを知らないボンボンな呂久に、どれだけ血を流す事は痛い事なのかを教え込む為だ。
もう完全に動かなくなったところで止める。
そして立ち上がると俺たちの方を見た。
「総大将は討ち取った! もうこれ以上、剣を持ち仲間を斬る事は禁止する。剣を離して投降すれば、今回の反乱に関しては罪に問わない。これを全戦場に伝えて、反乱軍の兵士たちを捕縛しろ!」
王子の終戦宣言を聞いて俺たちは「はい!」と返事して、直ぐに戦争を終えるように戦場へ伝える。
しかし最初は止めたら殺されると動揺している。
それでも王子は罪に問わないと言っている事を伝えると「それならば」と剣を離して投降する。
各地で反乱軍の兵士たちは投降した事によって、今回のクーデターは鎮圧されていくのである。
倒れている呂久は治療室に送られる。
これはせめてもの兄としての優しさだ。
しかしきっと死ぬまで、王太弟派の人間たちと一緒に牢から出る事はできないだろう。
何はともあれクーデターを終わらせる事ができた。
ようやく少し気が抜けたのか。
さっきまで呂久が座っていた王座に、王子がドサッと腰を下ろして天を仰ぐのである。
俺たちに以上に気疲れとかがあったんだろう。
少しは休んで欲しいが、そういうわけにもいかない。
反乱軍の兵士たちは命の保証はするが、それでも最初は捕えられて牢に送られる。
これでひと段落ついたので、勝利の宴会が開始する。
兵士たちは飲めや歌えやのドンチャン騒ぎである。
俺は何とも場違いのような感じがしているのと、疲れが溜まっていたので少し離れたところで睡眠を取る。
するとそこに王子がやってきたのである。
「お 王子っ!? どうしてこんなところに………」
「葵と話したくてな……明日の朝には、ここを出ていくのだろう? お前の実力なら近衛兵として迎えてやっても良いと思ってるんだぞ?」
「近衛兵ですか? 確かに普通ならば、とてつもなく嬉しい話ですよね。でも俺からしたら、その話を受けるわけにはいきません……1からやって牛丸大将のように、北星王国で最強の将軍になります!」
王子は俺なんかを近衛兵として誘ってくれた。
しかし俺としては近衛兵になりたいわけじゃなく、牛丸大将のように将軍になって天下統一をしたい。
一応誘ってくれたのは嬉しいと言ってから、自分の野望があるからと断ったのである。
それを聞いた王子はフッと笑った。
どうやら予想はしていたみたいだ。
「葵なら、そう言うと思っていたさ。葵が側に居て守ってくれれば気持ちが少し楽になると思ったんだ………これから辛い事だらけなんだ。こんな風に言っては居られないのは分かってるんだけどな」
「俺は直ぐに活躍して、殿下と共に天下統一できるように頑張らせていただきます!」
「お前の言葉は、本当にやる気にさせてくれるな。それなら俺も負けては居られないな」
これから天下統一に向けて王子も、少しナーバスになっていたんだろう。
しかし直ぐに切り替えて空を見上げる。
その目は今よりも遥かに遠くを見ているようだった。
王子とは言えども、こんなにも素晴らしい目ができるのかと俺は呆気に取られる。
そして俺は心の中で強く誓う。
王子の力になれるように将軍になろうと。
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