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第4章・郡山市の戦い 編
076:活路
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076:活路
矢の雨が降り注いでいる中で、歩兵たちは蹲って動けなくなっているのである。
このままではいけないと伊馬子少佐は、歩兵たちのところに行って「盾を拾え! ない者は亡骸を盾にしろ」と言いながら走るのである。
「たかが矢の雨だ! いずれ尽きる、気を強く保て!」
そんな風に言い回っていると部下の人間にあった。
そして部下は「退却しましょう!」と、ここまで差し込んだのは残念だが全滅よりは良いという。
しかし伊馬子少佐の考えは違った。
そもそも差し込めたこと自体も罠なのだと。
色々と考えなければいけないと思っていると、部下の男が「伊馬子少佐っ!」と叫んだ。
何かと思って顔を上げると、胸に矢が命中した。
伊馬子少佐が矢で射抜かれた事を知らない俺たちは、突入して激しい乱戦を行なっている。
日中軍は両方から挟み込んで、分断し細切れにするように動き始める。
「うわぁああ! 詰められるぞ!」
「くそ! もっと急げよ、前!」
「この速さじゃ開いたところが閉じちまうぞ! 前列、何やってんだよ!」
前方の速度が遅くて詰まり始めている。
このままじゃ開いた突入口が閉じてしまうと、後方の人間たちが不満を爆発させる。
それに対するように前の伍長4人も言い返す。
「うるせぇよ! 前列の大変さも知らないで!」
そもそも全員理解しているのだ。
馬鹿力で破壊力のある伍長4人は重量がある分、単純に足が遅いのである。
「やばい! マジで詰まって来たぞ!」
「ざけんなよ! 飛ばせってんだろ、前の馬鹿野郎!」
「だから、これが限界なんだよ! チキショウ!」
一気に詰まり始めてきたので、もっと急げと急かす。
しかし伍長4人も限界の速度で急いでいるので、これ以上は出ないと言うのである。
このままじゃあダメだと俺は考えた。
「先頭を入れ替えるぞ! 安土5人集っ!」
「うぉおおお!!!!」
俺は先頭を田邑伍長から安土伍長の伍隊に変える。
剣術が凄いという事なので変更してみたのだが、その言葉に偽りは無かったのである。
凄まじい剣術に他の歩兵たちは「口だけじゃない!」と本気で驚いている。
そして安土だけじゃなく他の伍隊の人間も強い。
これで一気に加速する。
この俺たちの戦いぶりを遠くから見ている淳士たち。
軍師たちは「どうせ全滅する」と言っており、それにプラスして「どうして分隊が暴走を……」と言う。
それを暴走ではないと淳士は否定した。
それだけじゃなく元帥の指示だと言った。
しかしこれが元帥の指示なのかと軍師たちはいう。
「これは日中軍の陣形を見れば分かりますよ」
そう言った淳士は分析を話すのである。
この合衆国の陣形は北星軍を、挟み込む為に両翼を大きく押し上げている。
北星軍左翼は、これで大きな打撃を受けてる。
その一方で日中軍本陣の側面は極端に手薄だ。
「そこへ都合よく、少数部隊が横撃を……偶然か?」
「まさか元帥は両翼の上がりを読んでいたんですよ」
「という事は、あの少数部隊は日中武将を狙って放たれたというわけか………」
淳士の分析は理にかなっていた。
しかし軍師たちは思う。
どれだけ本陣が手薄になっていたとしても、向こうは6000近くはいるのに対し、こっちは200人弱だ。
どのみち無謀である。
「しかし本当に恐ろしいのは左翼軍です」
「なっ!? まさか日中軍のあの包囲の仕方は………包囲を縮めつつも後方は空けている。北星兵を敗走させる為だ………」
「その通りです。背を向けて逃げる兵を狙うほど、容易い事はありません。これが日中軍の本当の狙いです」
軍師たちも気がついたのである。
左右から挟み込みながらも後方は空けており、そこを狙って敗走し始めた人間たちの背を弓矢で狙う。
これが本当の狙いなのである。
「しかしあの矢の雨の中で、その罠に気がつく人間はいないだろう………誰かが後ろに走り出せば、それに皆んなが着いていく。そうなったらおしまいだ」
淳士が考えているように敗走をしたら、控えている掃討兵たちによって一方的な虐殺の場と化す。
そうなれば完全に北星軍左翼は完全に消滅する。
淳士たちが考えていた事が、今にも起ころうとしている。
完全に死ぬと恐怖している歩兵たちは、後方が空いている事に気がついた。
この兵以外にも気がついて後ろに行こうとする。
そこにいる准尉たちも後方に下がれと指示を出す。
歩兵たちが後方に向かったを見た倉智は「終わりだ」と小さく呟くのである。
しかし最悪な事態になる前に、部下に肩を借りながらやってきた伊馬子少佐が「下がるな!」と止める。
そして続けて伊馬子少佐は叫ぶ。
「これは敵の罠だっ! 後ろに退がったら皆殺しにされるぞ! 活路は前にある!」
伊馬子少佐は活路は後ろではなく前にあると言って、後ろに退がらせないようにする。
伊馬子少佐たちが、こんな事になっているとは知らない俺たちは、本陣の兵と激しい戦いをしている。
俺が戦いに集中する中、香さんが「伍隊を崩すな!」と叫びながら回ってくれている。
「(敵が強い! 伍の力では太刀打ちできない)」
香さんは思っていたよりも敵が強いと思った。
このままではマズイと思っていると、そこに水城がやってくるのである。
香さんに変わって歩兵たちに叫ぶ。
「各伍長に告ぐ! 周りの伍隊とも連携して戦え、伍隊よりも集となって日中軍に当たるのだ!」
『おぉおおお!!!!』
水城は伍隊で戦うのではなく、他の伍隊と連携をとって戦うように指示を出すのである。
またここから息を吹き返し始めた月虎隊を見ている本陣の守備隊たちは苛立ち始めている。
「疲弊した200人如きに、何をもたついているんだ! この馬鹿野郎が!」
「侮るな、あれはただの分隊じゃない。何人かは目に留まる手練れがいる上、集団戦法も様になっている………奇襲だったとは言えど2000人からなる守備隊を、ここまで突破してきたのはマグレではない」
ある隊長は俺たちを倒しきれない事に苛立ち、ある隊長は俺たちが半ばまで来ているのはマグレでは無いと評価してくれているみたいだ。
「万が一、我らまで抜かれるような事があれば、もう倉智さまを守るのは兵は400人しかいない………油断は禁物だ」
「まぁその300人がいる限り、どのみち安心ではあるが、そこまで行かれてしまったら………」
「あぁ我らにとって、これ以上ない屈辱だ!」
当たり前ではあるが俺たちに抜かれる事は、この隊長たちの屈辱になってしまう。
矢の雨が降り注いでいる中で、歩兵たちは蹲って動けなくなっているのである。
このままではいけないと伊馬子少佐は、歩兵たちのところに行って「盾を拾え! ない者は亡骸を盾にしろ」と言いながら走るのである。
「たかが矢の雨だ! いずれ尽きる、気を強く保て!」
そんな風に言い回っていると部下の人間にあった。
そして部下は「退却しましょう!」と、ここまで差し込んだのは残念だが全滅よりは良いという。
しかし伊馬子少佐の考えは違った。
そもそも差し込めたこと自体も罠なのだと。
色々と考えなければいけないと思っていると、部下の男が「伊馬子少佐っ!」と叫んだ。
何かと思って顔を上げると、胸に矢が命中した。
伊馬子少佐が矢で射抜かれた事を知らない俺たちは、突入して激しい乱戦を行なっている。
日中軍は両方から挟み込んで、分断し細切れにするように動き始める。
「うわぁああ! 詰められるぞ!」
「くそ! もっと急げよ、前!」
「この速さじゃ開いたところが閉じちまうぞ! 前列、何やってんだよ!」
前方の速度が遅くて詰まり始めている。
このままじゃ開いた突入口が閉じてしまうと、後方の人間たちが不満を爆発させる。
それに対するように前の伍長4人も言い返す。
「うるせぇよ! 前列の大変さも知らないで!」
そもそも全員理解しているのだ。
馬鹿力で破壊力のある伍長4人は重量がある分、単純に足が遅いのである。
「やばい! マジで詰まって来たぞ!」
「ざけんなよ! 飛ばせってんだろ、前の馬鹿野郎!」
「だから、これが限界なんだよ! チキショウ!」
一気に詰まり始めてきたので、もっと急げと急かす。
しかし伍長4人も限界の速度で急いでいるので、これ以上は出ないと言うのである。
このままじゃあダメだと俺は考えた。
「先頭を入れ替えるぞ! 安土5人集っ!」
「うぉおおお!!!!」
俺は先頭を田邑伍長から安土伍長の伍隊に変える。
剣術が凄いという事なので変更してみたのだが、その言葉に偽りは無かったのである。
凄まじい剣術に他の歩兵たちは「口だけじゃない!」と本気で驚いている。
そして安土だけじゃなく他の伍隊の人間も強い。
これで一気に加速する。
この俺たちの戦いぶりを遠くから見ている淳士たち。
軍師たちは「どうせ全滅する」と言っており、それにプラスして「どうして分隊が暴走を……」と言う。
それを暴走ではないと淳士は否定した。
それだけじゃなく元帥の指示だと言った。
しかしこれが元帥の指示なのかと軍師たちはいう。
「これは日中軍の陣形を見れば分かりますよ」
そう言った淳士は分析を話すのである。
この合衆国の陣形は北星軍を、挟み込む為に両翼を大きく押し上げている。
北星軍左翼は、これで大きな打撃を受けてる。
その一方で日中軍本陣の側面は極端に手薄だ。
「そこへ都合よく、少数部隊が横撃を……偶然か?」
「まさか元帥は両翼の上がりを読んでいたんですよ」
「という事は、あの少数部隊は日中武将を狙って放たれたというわけか………」
淳士の分析は理にかなっていた。
しかし軍師たちは思う。
どれだけ本陣が手薄になっていたとしても、向こうは6000近くはいるのに対し、こっちは200人弱だ。
どのみち無謀である。
「しかし本当に恐ろしいのは左翼軍です」
「なっ!? まさか日中軍のあの包囲の仕方は………包囲を縮めつつも後方は空けている。北星兵を敗走させる為だ………」
「その通りです。背を向けて逃げる兵を狙うほど、容易い事はありません。これが日中軍の本当の狙いです」
軍師たちも気がついたのである。
左右から挟み込みながらも後方は空けており、そこを狙って敗走し始めた人間たちの背を弓矢で狙う。
これが本当の狙いなのである。
「しかしあの矢の雨の中で、その罠に気がつく人間はいないだろう………誰かが後ろに走り出せば、それに皆んなが着いていく。そうなったらおしまいだ」
淳士が考えているように敗走をしたら、控えている掃討兵たちによって一方的な虐殺の場と化す。
そうなれば完全に北星軍左翼は完全に消滅する。
淳士たちが考えていた事が、今にも起ころうとしている。
完全に死ぬと恐怖している歩兵たちは、後方が空いている事に気がついた。
この兵以外にも気がついて後ろに行こうとする。
そこにいる准尉たちも後方に下がれと指示を出す。
歩兵たちが後方に向かったを見た倉智は「終わりだ」と小さく呟くのである。
しかし最悪な事態になる前に、部下に肩を借りながらやってきた伊馬子少佐が「下がるな!」と止める。
そして続けて伊馬子少佐は叫ぶ。
「これは敵の罠だっ! 後ろに退がったら皆殺しにされるぞ! 活路は前にある!」
伊馬子少佐は活路は後ろではなく前にあると言って、後ろに退がらせないようにする。
伊馬子少佐たちが、こんな事になっているとは知らない俺たちは、本陣の兵と激しい戦いをしている。
俺が戦いに集中する中、香さんが「伍隊を崩すな!」と叫びながら回ってくれている。
「(敵が強い! 伍の力では太刀打ちできない)」
香さんは思っていたよりも敵が強いと思った。
このままではマズイと思っていると、そこに水城がやってくるのである。
香さんに変わって歩兵たちに叫ぶ。
「各伍長に告ぐ! 周りの伍隊とも連携して戦え、伍隊よりも集となって日中軍に当たるのだ!」
『おぉおおお!!!!』
水城は伍隊で戦うのではなく、他の伍隊と連携をとって戦うように指示を出すのである。
またここから息を吹き返し始めた月虎隊を見ている本陣の守備隊たちは苛立ち始めている。
「疲弊した200人如きに、何をもたついているんだ! この馬鹿野郎が!」
「侮るな、あれはただの分隊じゃない。何人かは目に留まる手練れがいる上、集団戦法も様になっている………奇襲だったとは言えど2000人からなる守備隊を、ここまで突破してきたのはマグレではない」
ある隊長は俺たちを倒しきれない事に苛立ち、ある隊長は俺たちが半ばまで来ているのはマグレでは無いと評価してくれているみたいだ。
「万が一、我らまで抜かれるような事があれば、もう倉智さまを守るのは兵は400人しかいない………油断は禁物だ」
「まぁその300人がいる限り、どのみち安心ではあるが、そこまで行かれてしまったら………」
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