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僕のもの
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「なんか暗い話になっちゃったね、ごめん」
顔の前で手を合わせ謝った。
謝る必要なんてないのに…
ノア君は立ち上がって僕を見た
「晴翔が君にそれを言わないのはきっと何か訳があるからだと思うよ、俺にはわかるんだ、あいつ程じゃないけど、立場は同じだから…守るべきものが多いって案外自分の自由になる事が少ないって事なんだ、わからないかもしれないけど、少しだけあいつを信じて待ってやって、」
僕だってわかってる。
けど悲しいの。
僕も立ち上がりノア君を見た。
「ありがとう、ノア君ってお節介なんだね」
金髪の髪がキラキラしてる。
「だろ?俺っていい人、頼りになるよ~、まぁ、何かあったら連絡して、それと引き換えに俺の相談も聞いてくれたら嬉しいな」
2人してその場でL○NE交換して駅で別れた。
電車に乗ってスマホを見たら
”俺の運命”
ってメールが添付した写真と一緒に送られてきた。
その人は俺のよく知ってる人だった。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
帰り道、隣に寄ってきた車から声をかけられた。
智と呼ばれ車を視線に入れる。
今日は会いたくなかったのに、こんな日に限って会っちゃうんだ。
もう一度声をかけられて振り返った。
「送るから乗って」
嫌だけど逆らえない。
黙ったまま晴を見ずに車に乗り込んだ。
「どうした?何かあったのか?」
「何もないよ」
「そんな顔に見えない、何かあったなら言ってくれ」
「…本当に何もないよ、本屋に行ってただけ、ちょっと散歩したくらいかな?」
「そうか…」
「あと…ノア君に会った、いい人だね」
「それはわかってる、メールが来たから、後匂いで」
「だよね、何でもわかっちゃう」
今日はもう帰りたい、手に持った書店の袋を握り締め晴の顔を見て言った。
「わかった…」
沈黙が続く…何分経ったのか、数秒だったのかわからない。
きっと聞きたくない言葉が続くんだな、と漠然と思ったら耳を塞ぎたくなった。
「明日から馨…、婚約者のヒートが始まる。」
ビクッと震えた身体に力が入る。
「5日、連絡できない。それだけだ」
とうとう来ちゃった。
僕には晴に何も言えない。
嫌だな。
「わかった」
それだけ言ってドアを開けた。
玄関前だから家はすぐ、中に入って扉を閉めた。
ドアを背にしゃがみ込んだ。
泣かない、泣かない。
絶対に、泣いてなんてやらないんだ。
何が運命だ、何が可愛いだ。
晴の言葉が全部嘘に聞こえる。
胸の奥がジリジリしてジクジクして涙を堪え、膝をかかえた。
「嫌いに…なれたらいいのにな……」
「全部僕のものならいいのに……」
顔の前で手を合わせ謝った。
謝る必要なんてないのに…
ノア君は立ち上がって僕を見た
「晴翔が君にそれを言わないのはきっと何か訳があるからだと思うよ、俺にはわかるんだ、あいつ程じゃないけど、立場は同じだから…守るべきものが多いって案外自分の自由になる事が少ないって事なんだ、わからないかもしれないけど、少しだけあいつを信じて待ってやって、」
僕だってわかってる。
けど悲しいの。
僕も立ち上がりノア君を見た。
「ありがとう、ノア君ってお節介なんだね」
金髪の髪がキラキラしてる。
「だろ?俺っていい人、頼りになるよ~、まぁ、何かあったら連絡して、それと引き換えに俺の相談も聞いてくれたら嬉しいな」
2人してその場でL○NE交換して駅で別れた。
電車に乗ってスマホを見たら
”俺の運命”
ってメールが添付した写真と一緒に送られてきた。
その人は俺のよく知ってる人だった。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
帰り道、隣に寄ってきた車から声をかけられた。
智と呼ばれ車を視線に入れる。
今日は会いたくなかったのに、こんな日に限って会っちゃうんだ。
もう一度声をかけられて振り返った。
「送るから乗って」
嫌だけど逆らえない。
黙ったまま晴を見ずに車に乗り込んだ。
「どうした?何かあったのか?」
「何もないよ」
「そんな顔に見えない、何かあったなら言ってくれ」
「…本当に何もないよ、本屋に行ってただけ、ちょっと散歩したくらいかな?」
「そうか…」
「あと…ノア君に会った、いい人だね」
「それはわかってる、メールが来たから、後匂いで」
「だよね、何でもわかっちゃう」
今日はもう帰りたい、手に持った書店の袋を握り締め晴の顔を見て言った。
「わかった…」
沈黙が続く…何分経ったのか、数秒だったのかわからない。
きっと聞きたくない言葉が続くんだな、と漠然と思ったら耳を塞ぎたくなった。
「明日から馨…、婚約者のヒートが始まる。」
ビクッと震えた身体に力が入る。
「5日、連絡できない。それだけだ」
とうとう来ちゃった。
僕には晴に何も言えない。
嫌だな。
「わかった」
それだけ言ってドアを開けた。
玄関前だから家はすぐ、中に入って扉を閉めた。
ドアを背にしゃがみ込んだ。
泣かない、泣かない。
絶対に、泣いてなんてやらないんだ。
何が運命だ、何が可愛いだ。
晴の言葉が全部嘘に聞こえる。
胸の奥がジリジリしてジクジクして涙を堪え、膝をかかえた。
「嫌いに…なれたらいいのにな……」
「全部僕のものならいいのに……」
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