46 / 97
10-3
しおりを挟む
大量のゴブリンに囲まれて、絶望的な状況に陥ってしまったシェルク達の希望となったのは、援軍としてやってきた慶輔とティーダのミラージュドールだった。すぐさま慶輔は『ラグナロク』でゴブリンの一部の心臓を撃ち抜いて、数を減らしていく。
「僕がゴブリンを攻撃している間にみんなは体勢を立て直して!」
ティーダはマジカルトランプを投げつけて、ゴブリンの首を次々と切り落としていく。それに続いてシェルクもマジカルバズーカでゴブリンの頭部を粉々にする。
「了解だよ! 」もうこんな奴らごときに負けるわけにはいかないからね!」
「私達も慶輔君に続くから!」
回復を終えたクルルもマジカルロングソードでゴブリン達の胴体を真っ二つにし続ける。残りのゴブリンが慶輔達に襲い掛かって来たのだが、慶輔の『ラグナロク』で心臓を撃ち抜かれれば、『アルティメット・エクスカリバー』で真っ二つにされるものもいた。
気が付いたら、ゴブリンの数はだいぶ減ってきた。
「数はだいぶ減ってきたみたいやな。大ちゃん、このまま一気にあいつらをせん滅させるで!」
「OK!」
そして慶輔とティーダはクルルとシェルクの前に出て、お互いの射撃専用武器を取り出してゴブリンの群れに狙いを定める。
「クルルさんとシェルクさんは」僕達の後ろに下がってて!」
「後は俺らがやるで」
そして、ゴブリンの群れが慶輔達の近くまで全員特攻してくると、二人は射撃兵器を一斉に発射した。
「お前達のような破壊する事しか芸の無い輩は……」
「一生彷徨ってろや」
射撃兵器から放たれるビーム砲は、ゴブリン達の胴体を貫き、その肉体を灰にしていく。慶輔とティーダの気迫詰まった射撃攻撃は、まさに正確な威力だった。
「す、すごい……!」
「これが慶輔君の戦闘能力!?」
慶輔の凄まじい戦闘能力に思わず言葉をなくして唖然とするクルルとシェルク。その間に、ゴブリン達は全て消え去っていった。
「さてと、戦闘終了! クルルさんとシェルクさん、ガルドリース学園に戻りましょう!」
「う、うん」
★★★
戦闘が終わり、ベアトリクス学園長とムニエルにそのことを報告をしていた慶輔。
「以上が、今回の戦闘の結果です」
「さすが慶輔だムニ。ボクッチも君の事を推薦した甲斐があったムニ」
「まさか、強力なゴブリン共をティーダと殲滅させるとは、なかなかやるな。私も頼もしい戦力を持ったと世界中に自慢してやりたいぐらいだよ」
ベアトリクス学園長の言葉の後に、少し首を縦に振る慶輔。するとムニエルが何かを思い出したかのようにある事を慶輔に報告する。
「ところで慶輔、『契約の剣』と『覇王の剣』の事、聞いた事あるムニ?」
「いいえ、聞いた事ないよ? 一体どういうのかな?」
慶輔にとって初めて聞く言葉だったため、全く意味が分からなかった。その代わりにベアトリクス学園長が説明をしてくれたのであった。
「巷で聞かれる伝説のミラージュナイト専用の2本の聖剣だよ。ネットの噂だと、なかなか扱いが難しいらしくてな。それを扱うには、魔法力が相当高くないといけないみたいだぞ」
「学園長も、その2本の聖剣は何処にあるか、わかっていないんですか?」
「分かっていたら、とっくにお前の側に持ってきて、見せてるよ。だからお前に、それを探してもらおうと思うんだよ。この魔法具を使ってね」
ベアトリクス学園長が取り出したもの、それは12個の宝石がくっついた時計らしきものであった。
「学園長、この時計みたいなものは何でしょうか?」
「マジカル・ギアと言う探している物を探知する事ができる魔法具だ。これがあれば、この2本の聖剣を見つける確率は上がるはずだ」
「なるほど、これは思いもよらない任務となりそうですね……」
慶輔はベアトリクス学園長からその魔法具を受け取る。
「ところで出発は来週の試験が終わってからでいいですか? 今のところ、自分は成績がかかってるんで……」
「いいや、お前には明日出発してもらう。追試なしで単位は倍にやるから安心するがいい」
「本当ですか!? 良かった~。これで追試取ったらやばいから安心して明日出発」
「するなー!」
突如姿を見せたテスラが慶輔の後頭部に思わずハリセンチョップを食らわせる。しかも怒りの表情付きだ。
「何するんですかテスラさん!」
「何するんですかじゃないわよ! 慶輔君、貴方の今までの成績分かってるの!? 小テスト赤点ばっかりで、単位獲れないところまで落ちてるんだよ!」
「でも学園長が明日出発すれば単位倍にしてくれるっていうし……!」
「それでもダメ! 単位を取るのはちゃんとしっかり勉強して、テストでいい点取ってからだよ!」
そう言って、テスラは慶輔の首を強引に引っ張って、学園長を後にした。テスラの指導により、慶輔が無事に赤点回避する事が出来たのは、別の話。
★★
「さてと、みんなミラージュナイトの召喚カードは持ったムニ?」
ようやく二本の聖剣を探す旅が始まった。
慶輔はアリエルやセシル達など今まで知り合った仲間達と共に、旅に出る事にした事になったようである。テスラ曰く、『慶輔が旅の途中で他の女子とヤらないようにみんなで監視するため』との事。
「みんなまでついてこなくてもいいのに……」
「だーめ! 慶輔君、目を離すと色々な女の子とヤッちゃうからね!」
この度は長くなる。そんな気がした。
---to be continued---
「僕がゴブリンを攻撃している間にみんなは体勢を立て直して!」
ティーダはマジカルトランプを投げつけて、ゴブリンの首を次々と切り落としていく。それに続いてシェルクもマジカルバズーカでゴブリンの頭部を粉々にする。
「了解だよ! 」もうこんな奴らごときに負けるわけにはいかないからね!」
「私達も慶輔君に続くから!」
回復を終えたクルルもマジカルロングソードでゴブリン達の胴体を真っ二つにし続ける。残りのゴブリンが慶輔達に襲い掛かって来たのだが、慶輔の『ラグナロク』で心臓を撃ち抜かれれば、『アルティメット・エクスカリバー』で真っ二つにされるものもいた。
気が付いたら、ゴブリンの数はだいぶ減ってきた。
「数はだいぶ減ってきたみたいやな。大ちゃん、このまま一気にあいつらをせん滅させるで!」
「OK!」
そして慶輔とティーダはクルルとシェルクの前に出て、お互いの射撃専用武器を取り出してゴブリンの群れに狙いを定める。
「クルルさんとシェルクさんは」僕達の後ろに下がってて!」
「後は俺らがやるで」
そして、ゴブリンの群れが慶輔達の近くまで全員特攻してくると、二人は射撃兵器を一斉に発射した。
「お前達のような破壊する事しか芸の無い輩は……」
「一生彷徨ってろや」
射撃兵器から放たれるビーム砲は、ゴブリン達の胴体を貫き、その肉体を灰にしていく。慶輔とティーダの気迫詰まった射撃攻撃は、まさに正確な威力だった。
「す、すごい……!」
「これが慶輔君の戦闘能力!?」
慶輔の凄まじい戦闘能力に思わず言葉をなくして唖然とするクルルとシェルク。その間に、ゴブリン達は全て消え去っていった。
「さてと、戦闘終了! クルルさんとシェルクさん、ガルドリース学園に戻りましょう!」
「う、うん」
★★★
戦闘が終わり、ベアトリクス学園長とムニエルにそのことを報告をしていた慶輔。
「以上が、今回の戦闘の結果です」
「さすが慶輔だムニ。ボクッチも君の事を推薦した甲斐があったムニ」
「まさか、強力なゴブリン共をティーダと殲滅させるとは、なかなかやるな。私も頼もしい戦力を持ったと世界中に自慢してやりたいぐらいだよ」
ベアトリクス学園長の言葉の後に、少し首を縦に振る慶輔。するとムニエルが何かを思い出したかのようにある事を慶輔に報告する。
「ところで慶輔、『契約の剣』と『覇王の剣』の事、聞いた事あるムニ?」
「いいえ、聞いた事ないよ? 一体どういうのかな?」
慶輔にとって初めて聞く言葉だったため、全く意味が分からなかった。その代わりにベアトリクス学園長が説明をしてくれたのであった。
「巷で聞かれる伝説のミラージュナイト専用の2本の聖剣だよ。ネットの噂だと、なかなか扱いが難しいらしくてな。それを扱うには、魔法力が相当高くないといけないみたいだぞ」
「学園長も、その2本の聖剣は何処にあるか、わかっていないんですか?」
「分かっていたら、とっくにお前の側に持ってきて、見せてるよ。だからお前に、それを探してもらおうと思うんだよ。この魔法具を使ってね」
ベアトリクス学園長が取り出したもの、それは12個の宝石がくっついた時計らしきものであった。
「学園長、この時計みたいなものは何でしょうか?」
「マジカル・ギアと言う探している物を探知する事ができる魔法具だ。これがあれば、この2本の聖剣を見つける確率は上がるはずだ」
「なるほど、これは思いもよらない任務となりそうですね……」
慶輔はベアトリクス学園長からその魔法具を受け取る。
「ところで出発は来週の試験が終わってからでいいですか? 今のところ、自分は成績がかかってるんで……」
「いいや、お前には明日出発してもらう。追試なしで単位は倍にやるから安心するがいい」
「本当ですか!? 良かった~。これで追試取ったらやばいから安心して明日出発」
「するなー!」
突如姿を見せたテスラが慶輔の後頭部に思わずハリセンチョップを食らわせる。しかも怒りの表情付きだ。
「何するんですかテスラさん!」
「何するんですかじゃないわよ! 慶輔君、貴方の今までの成績分かってるの!? 小テスト赤点ばっかりで、単位獲れないところまで落ちてるんだよ!」
「でも学園長が明日出発すれば単位倍にしてくれるっていうし……!」
「それでもダメ! 単位を取るのはちゃんとしっかり勉強して、テストでいい点取ってからだよ!」
そう言って、テスラは慶輔の首を強引に引っ張って、学園長を後にした。テスラの指導により、慶輔が無事に赤点回避する事が出来たのは、別の話。
★★
「さてと、みんなミラージュナイトの召喚カードは持ったムニ?」
ようやく二本の聖剣を探す旅が始まった。
慶輔はアリエルやセシル達など今まで知り合った仲間達と共に、旅に出る事にした事になったようである。テスラ曰く、『慶輔が旅の途中で他の女子とヤらないようにみんなで監視するため』との事。
「みんなまでついてこなくてもいいのに……」
「だーめ! 慶輔君、目を離すと色々な女の子とヤッちゃうからね!」
この度は長くなる。そんな気がした。
---to be continued---
0
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
二重のカーテン (スカートの下の黒い意志)
MisakiNonagase
青春
洗濯物の隙間に隠したのは、母としての祈りと、娘のプライド。
かつて、女子高生という生き物はもっと無防備で、自由だった。
44歳の主婦、愛子が朝のベランダで手にするのは、娘たちが毎日履き替える漆黒のオーバーパンツ、通称「黒パン」。それは、令和を生きる娘たちが自らの尊厳を守るために身に着ける、鉄壁の「鎧」だった。
小学校時代のママ友たちとのランチ会。そこで語られるのは、ブルセラショップに下着を売っていた奔放な50代、無防備なまま凛と歩くしかなかった40代、そして「見せないこと」に命を懸ける10代の、あまりに深い断絶。さらには、階段で石像のように固まる父、生徒の背後に立たないよう神経を削る教師……。
一枚の黒い布を通して浮き彫りになる、現代社会の歪さと、その根底にある不器用なまでの「優しさ」。
ベランダに干された黒いカーテンの向こう側に、あなたは何を見ますか?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
〈社会人百合〉アキとハル
みなはらつかさ
恋愛
女の子拾いました――。
ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?
主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。
しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……?
絵:Novel AI
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる