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4話
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今朝ジェフリー様とあんなことをしてしまった俺は、昼になってもまだぼうっとして、夢の中にいるような状態だった。
ジェフリー様の靴を磨いている俺の背後に人が立ったことも、気付かなかった。
「セシル。ちょっといいか」
突然声をかけられ、びくりとして振り返ると、黒服をきた執事長が険しい顔でこちらを見下ろしていた。
手を止め立ち上がると、執事長は「着いてきなさい」と俺を先導した。
「全く。ジェフリー様を誑かすなんて、お前のどこにそんな素養があったというんだ。私の管理責任を問われるではないか……」
ぶつぶつと執事長が苦言を吐く。
え!?
今朝のあれが知られているのか?
それは、まずい……
血の気が引く思いで執事長の後をついていくと、二階奥の特別に立派な扉の前に連れて行かれた。
部屋に入った執事長は、その奥にいる伯爵様に深々と頭を下げた。
「失礼致します。問題の使用人を連れて参りました」
執事長に背中を押され、伯爵様の前に立たされる。
「はぁ。まさか君がこんなことをするとは思ってもいなかったよ」
久しぶりにお会いする屋敷の主人が、うんざりとした顔でこちらを見ている。
「も……申し訳ございません……」
頭が混乱して、蚊のなくような声しか出ない。
「使い物にならなくなった君を屋敷にお置いてやっていたというのに、恩を仇で返すとは、まさにこのことだね」
まさにその通りだ。
伯爵様にも、ジェフリー様にもよくしていただいたのに、俺が欲に目が眩んで、分をわきまえないことをしたばかりに……
「すぐにここから出ていきたまえ」
伯爵様がそう言うと、執事長は俺の腕を引っ張って、部屋から退出させた。
俺はそのままバタバタと、制服の代わりに色のくすんだサイズの合わない服を渡され、屋敷の裏口から追い出された。
裏口の外に一人立ち尽くし、呆然とする。
子供の時孤児院からこの屋敷に引き取られてから、俺は全く外の世界で生活をしたことがない。
多少の買い物や、魔術の訓練で森へ行ったことはあるが、これからどうすればよいのか全く想像がつかない。
今夜どこで寝ればいいんだ?
俺はふらふらと町の方に向かって歩き出した。
秋も深まってきているこの季節に、たけの短いズボンの足首が冷える。
伯爵様の屋敷は小高い丘の上に立っており、一番近くの町まででも歩けば一時間ほどかかる。
俺が引きずる足で町の賑わいの中に着いた頃には、だいぶ日の影が長くなっていた。
町を行き交う人々は皆忙しそうで、声をかけるのが躊躇われる。
俺は狭い裏路地の暗い方へ足を進め、その角で疲れ果てた体を抱えて座り込んだ。
※
屋敷を出てから、おそらく十日ほど経った。
なんとか仕事を探そうと店を一軒一軒訪ね、なんでもしますとお願いしたが、俺を雇ってくれる人はいなかった。
食べ物はゴミ捨て場を漁るしかなかった。
ゴミ捨て場で拾った臭い布にくるまって路地裏で寝ていると、乞食の爺さんが人に物乞いをする方法を教えてくれた。
このあいだの夜は、酔っ払った男が汚いペニスを俺の口に咥えさせ、勝手に腰を振って俺の口の中に精液を出していった。
男のペニスは垢にまみれて気持ち悪かったが、銅貨を二枚落としていった。
久しぶりにパンを二つ買い、乞食の爺さんと分けあって食べたが、爺さんはその次の日の朝、冷たくなって死んでいた。
まもなく冬だ。きっと俺もあの爺さんみたいに、路地裏で人知れず死んで、町役場の人に処分されるんだろう。
でも、空腹のなか目を瞑ると、柔らかいベッドの上で、ジェフリー様が甘い声で俺の名を呼びながらキスをしてくれた光景を思い出す。
結構いい人生だったのではないだろうか。
大好きな人に口付けられ、その肌に触れ、抱きしめてもらえた。
子供の頃はジェフリー様と二人、遊ぶように魔法を使って、毎日が楽しくてしかたなかった。
ジェフリー様には輝かしい未来が待っている。
あの方が幸せなら、俺は幸せだ。
路地裏から町をぼんやり見ていると、行き交う人の中に美しいプラチナブロンドの颯爽と歩く青年の姿が見えた。
ジェフリー様だ!
俺は立ち上がり、路地裏の出口まで歩いて行った。
もう一度そのお姿を見れるとは思ってみなかった。
路地裏に身を潜め、こっそりと通りを伺う。
ジェフリー様はいつもより少し硬い顔で、人々に何かを尋ねている。
そのすっと背筋の伸びた精悍な姿に、町の人々が皆ジェフリー様を目で追っている。
そうだろう。ジェフリー様ほどの男は、そういないだろう。
なぜか得意げな気持ちでその光景を見ていたら、一人の男が大声で叫びながら通りをこちらに向かって走ってきた。
「ウィンディーネが出た!」
その名前に心臓が凍りつきそうになる。
ウィンディーネは、二年前俺を瀕死の状態に追い込んだ特殊変異した魔物だ。
あれから姿を現していなかったが、とうとう現れたか。
ジェフリー様が男を捕まえて、何かを問いただしている。
嫌な予感がする。
ジェフリー様は引いていた馬に跨ると、通りの向こうに向かって走り始めた。
だめだ!
貴方では勝てない。
俺は慌ててジェフリー様が話していた男を捕まえて、ウィンディーネが現れた場所を聞いた。
ムスクルの沼か。結構近い。
馬に乗ったジェフリー様だとすぐに着いてしまう。
俺は周りを見回し、停めてある馬車を見つけると、馬を止めているロープを外し手綱を握って鞭を振るった。
「おい、こら! 馬車泥棒!」
後ろから声がするが、ジェフリー様の命が危ないのだ。
馬車は沼に置いておくから許してほしい。
俺は町の通りを抜け、全速力で馬車を走らせた。
以前魔物狩りに行った際、馬車を走らせる役割を任されていて本当に良かった。
でも、前を行くであろうジェフリー様の姿はなかなか見えない。
前方を一心に見つめながら馬車を走らせると、沼の辺りで青く蠢くウィンディーネと対峙しているジェフリー様が見えた。
俺は馬車をそのギリギリの位置で止めると、叫んだ。
「邪魔だ! どけ!」
ジェフリー様がこちらを振り返り、一歩引いた。
俺は、渾身の力を込めて冷気と雷の混合魔法を発生させた。
ウィンディーネに負けてから、その悔しさで色々考察していた。
水の精霊の一種であるウィンディーネには、雷の魔法が効くと思い前回はそれしか打たなかったが、それではダメだった。
俺の推測が正しければ、周りから暖気を吸い取るウィンディーネは冷気にも弱い。
冷気と雷は、俺の最も得意とする魔法だ。
そして、俺は生命力を魔力に変える技も使える。
俺から魔力と右足と、誇りある人生を奪ったこの魔物に、俺が作れる最も強烈な一撃をお見舞いしてやる。
稲妻をバチバチと走らせる冷気が、上空を覆うように広がっている。
イメージ通りだ。
俺の人生最高傑作の魔法は、圧倒的に美しく、畏怖を感じさせる威圧感を放って、俺の命令を待っている。
俺が手を引き、その全てを凝縮させてウィンディーネの頭上に落とすと、ウィンディーネは跡形もなく霧散した。
やった……
消え失せたウィンディーネと無事なジェフリー様を確認し、俺は膝をついた。
ジェフリー様が駆け寄り、その胸に倒れ込むが、意識が遠くなっていく。
「セシル!」
悲壮な顔で俺を抱えるジェフリー様が少し心配だ。
俺のことなど、気にしなくていいのに。
「やっと、仇を討てました……」
俺は満足していると伝えたくて、微笑んでみせる。
しかし、ジェフリー様は目を見開き、絶望の様相で俺を見ている。
大丈夫だ。
貴方が悲しむようなことは何もない。
できれば、最後は貴方の笑顔を見たかった。
どうか、幸せに……
俺は、ジェフリー様の幸せを祈りながら、意識を手放した。
ジェフリー様の靴を磨いている俺の背後に人が立ったことも、気付かなかった。
「セシル。ちょっといいか」
突然声をかけられ、びくりとして振り返ると、黒服をきた執事長が険しい顔でこちらを見下ろしていた。
手を止め立ち上がると、執事長は「着いてきなさい」と俺を先導した。
「全く。ジェフリー様を誑かすなんて、お前のどこにそんな素養があったというんだ。私の管理責任を問われるではないか……」
ぶつぶつと執事長が苦言を吐く。
え!?
今朝のあれが知られているのか?
それは、まずい……
血の気が引く思いで執事長の後をついていくと、二階奥の特別に立派な扉の前に連れて行かれた。
部屋に入った執事長は、その奥にいる伯爵様に深々と頭を下げた。
「失礼致します。問題の使用人を連れて参りました」
執事長に背中を押され、伯爵様の前に立たされる。
「はぁ。まさか君がこんなことをするとは思ってもいなかったよ」
久しぶりにお会いする屋敷の主人が、うんざりとした顔でこちらを見ている。
「も……申し訳ございません……」
頭が混乱して、蚊のなくような声しか出ない。
「使い物にならなくなった君を屋敷にお置いてやっていたというのに、恩を仇で返すとは、まさにこのことだね」
まさにその通りだ。
伯爵様にも、ジェフリー様にもよくしていただいたのに、俺が欲に目が眩んで、分をわきまえないことをしたばかりに……
「すぐにここから出ていきたまえ」
伯爵様がそう言うと、執事長は俺の腕を引っ張って、部屋から退出させた。
俺はそのままバタバタと、制服の代わりに色のくすんだサイズの合わない服を渡され、屋敷の裏口から追い出された。
裏口の外に一人立ち尽くし、呆然とする。
子供の時孤児院からこの屋敷に引き取られてから、俺は全く外の世界で生活をしたことがない。
多少の買い物や、魔術の訓練で森へ行ったことはあるが、これからどうすればよいのか全く想像がつかない。
今夜どこで寝ればいいんだ?
俺はふらふらと町の方に向かって歩き出した。
秋も深まってきているこの季節に、たけの短いズボンの足首が冷える。
伯爵様の屋敷は小高い丘の上に立っており、一番近くの町まででも歩けば一時間ほどかかる。
俺が引きずる足で町の賑わいの中に着いた頃には、だいぶ日の影が長くなっていた。
町を行き交う人々は皆忙しそうで、声をかけるのが躊躇われる。
俺は狭い裏路地の暗い方へ足を進め、その角で疲れ果てた体を抱えて座り込んだ。
※
屋敷を出てから、おそらく十日ほど経った。
なんとか仕事を探そうと店を一軒一軒訪ね、なんでもしますとお願いしたが、俺を雇ってくれる人はいなかった。
食べ物はゴミ捨て場を漁るしかなかった。
ゴミ捨て場で拾った臭い布にくるまって路地裏で寝ていると、乞食の爺さんが人に物乞いをする方法を教えてくれた。
このあいだの夜は、酔っ払った男が汚いペニスを俺の口に咥えさせ、勝手に腰を振って俺の口の中に精液を出していった。
男のペニスは垢にまみれて気持ち悪かったが、銅貨を二枚落としていった。
久しぶりにパンを二つ買い、乞食の爺さんと分けあって食べたが、爺さんはその次の日の朝、冷たくなって死んでいた。
まもなく冬だ。きっと俺もあの爺さんみたいに、路地裏で人知れず死んで、町役場の人に処分されるんだろう。
でも、空腹のなか目を瞑ると、柔らかいベッドの上で、ジェフリー様が甘い声で俺の名を呼びながらキスをしてくれた光景を思い出す。
結構いい人生だったのではないだろうか。
大好きな人に口付けられ、その肌に触れ、抱きしめてもらえた。
子供の頃はジェフリー様と二人、遊ぶように魔法を使って、毎日が楽しくてしかたなかった。
ジェフリー様には輝かしい未来が待っている。
あの方が幸せなら、俺は幸せだ。
路地裏から町をぼんやり見ていると、行き交う人の中に美しいプラチナブロンドの颯爽と歩く青年の姿が見えた。
ジェフリー様だ!
俺は立ち上がり、路地裏の出口まで歩いて行った。
もう一度そのお姿を見れるとは思ってみなかった。
路地裏に身を潜め、こっそりと通りを伺う。
ジェフリー様はいつもより少し硬い顔で、人々に何かを尋ねている。
そのすっと背筋の伸びた精悍な姿に、町の人々が皆ジェフリー様を目で追っている。
そうだろう。ジェフリー様ほどの男は、そういないだろう。
なぜか得意げな気持ちでその光景を見ていたら、一人の男が大声で叫びながら通りをこちらに向かって走ってきた。
「ウィンディーネが出た!」
その名前に心臓が凍りつきそうになる。
ウィンディーネは、二年前俺を瀕死の状態に追い込んだ特殊変異した魔物だ。
あれから姿を現していなかったが、とうとう現れたか。
ジェフリー様が男を捕まえて、何かを問いただしている。
嫌な予感がする。
ジェフリー様は引いていた馬に跨ると、通りの向こうに向かって走り始めた。
だめだ!
貴方では勝てない。
俺は慌ててジェフリー様が話していた男を捕まえて、ウィンディーネが現れた場所を聞いた。
ムスクルの沼か。結構近い。
馬に乗ったジェフリー様だとすぐに着いてしまう。
俺は周りを見回し、停めてある馬車を見つけると、馬を止めているロープを外し手綱を握って鞭を振るった。
「おい、こら! 馬車泥棒!」
後ろから声がするが、ジェフリー様の命が危ないのだ。
馬車は沼に置いておくから許してほしい。
俺は町の通りを抜け、全速力で馬車を走らせた。
以前魔物狩りに行った際、馬車を走らせる役割を任されていて本当に良かった。
でも、前を行くであろうジェフリー様の姿はなかなか見えない。
前方を一心に見つめながら馬車を走らせると、沼の辺りで青く蠢くウィンディーネと対峙しているジェフリー様が見えた。
俺は馬車をそのギリギリの位置で止めると、叫んだ。
「邪魔だ! どけ!」
ジェフリー様がこちらを振り返り、一歩引いた。
俺は、渾身の力を込めて冷気と雷の混合魔法を発生させた。
ウィンディーネに負けてから、その悔しさで色々考察していた。
水の精霊の一種であるウィンディーネには、雷の魔法が効くと思い前回はそれしか打たなかったが、それではダメだった。
俺の推測が正しければ、周りから暖気を吸い取るウィンディーネは冷気にも弱い。
冷気と雷は、俺の最も得意とする魔法だ。
そして、俺は生命力を魔力に変える技も使える。
俺から魔力と右足と、誇りある人生を奪ったこの魔物に、俺が作れる最も強烈な一撃をお見舞いしてやる。
稲妻をバチバチと走らせる冷気が、上空を覆うように広がっている。
イメージ通りだ。
俺の人生最高傑作の魔法は、圧倒的に美しく、畏怖を感じさせる威圧感を放って、俺の命令を待っている。
俺が手を引き、その全てを凝縮させてウィンディーネの頭上に落とすと、ウィンディーネは跡形もなく霧散した。
やった……
消え失せたウィンディーネと無事なジェフリー様を確認し、俺は膝をついた。
ジェフリー様が駆け寄り、その胸に倒れ込むが、意識が遠くなっていく。
「セシル!」
悲壮な顔で俺を抱えるジェフリー様が少し心配だ。
俺のことなど、気にしなくていいのに。
「やっと、仇を討てました……」
俺は満足していると伝えたくて、微笑んでみせる。
しかし、ジェフリー様は目を見開き、絶望の様相で俺を見ている。
大丈夫だ。
貴方が悲しむようなことは何もない。
できれば、最後は貴方の笑顔を見たかった。
どうか、幸せに……
俺は、ジェフリー様の幸せを祈りながら、意識を手放した。
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