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神殿 1
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ハインを……をここには連れてきたくなかった。
無心の民である彼は、神の御前に身を伏せたりはしないだろう。
また、無理にそれを強いることもしたくなかった……。
ハインが語った神殿の姿はあまりに衝撃的で、未だ一語一句、頭にこびりついている。
そして、彼が此処を嫌う気持ちの中に、少なからず恐怖が燻っていたことにも気付いていて……そんな苦しみを、また味わわせるなんて、したくなかったのだ。
神殿に足を踏み入れると、姿が写り込むほどに磨かれた床に、カツンと音が響いた。壁や柱に反響して複数に重なった音が返ってくる。
視線を巡らせると、蹲った姿がそこかしこにあり、貴族の来訪に身を伏せた信者らであることはすぐに分かった。
皆が同じ、生成り色の衣服を見に纏い、髪を肩で切り揃えている。
信者……ハインは、家畜だと表現していたけれど……。
足を進めていくと、白と灰色の空間に浮き上がるような純白が現れた。
「よくお越しくださいました」
神官だ……。彼は身を伏せてはいない。視線を床に落とし、両手を袖の中に閉まったまま、直立している。
その前を通り過ぎて、まずは神に拝するため、更に足を進めた。
すると薄い生成りの布が敷かれた場所に出て、そこを通り過ぎると、厚手の敷布が並ぶ場所が見えてくる。
「サヤ、両膝をつき、両手を胸の前で交差、頭を敷布につける」
「はい」
小声で礼拝の方法を伝えてから、俺は率先して先に進んだ。床に膝をつけ、腕を胸の前に交差し、頭を敷布につける。
俺の拝する先に、数多の布で飾られた神像があって、男とも女とも見える面差しが、虚空を見つめているのだろう。
アミ神……貴方がたは我々に、何をお望みなのでしょう……。
運命を司ると言われるアミは、唯一神の心臓から生まれたとされている。
彼の方は数多の歯車を噛み合わせ、運命を廻すと伝えられていて、我々はその歯車の一つであるという。
暫く床に頭をつけたまま、サヤの歯車と噛合わされた己の運命に感謝を伝えて、顔を上げると……。
何故か……微笑まれたような気がした。
中性的な、薄く微笑んだ神像……いつも、通りだよな?
揺らめく燭台の灯りによる作用かなと思いつつ、それでも俺はもう一度、心の中でアミに感謝を伝えた。
◆
セイバーンには神殿が少ない。
と、いうか……元領主の館が置かれていた街バンスと、他はもうひとつきりだ。あとは社等、小さなものしかない。
面積比で考えるとかなり少ないのだけど、そうである理由は三つほど思い浮かぶ。
まず、土地の広さに対して人が少ない……というか、畑が多いこと。
次に、田舎で、大きな都市が無いこと。
最後に、他領に比べて比較的豊かであること。
厳しいながらも、なんとか生きていける。それが大きいとのだと思う。
フェルドナレンの内側に位置するセイバーン領には他国からの脅威は無いし、実りは豊かだ。
代々の領主が農地の整備には並々ならぬ力を注いできていたし、収穫量も緩やかにだが概ね上昇している。
川の氾濫が頻発していたセイバーン村の周辺はともかく、他の地域はそこまで生活が切迫したりはしていない。
では、流民の流れてくる北の地はどうか。
マルの話にもあったように、農地には適さない広大な大地を持て余している領地が多く、家畜を育てることを主な生業としているが、牧草地だって限りがある。
スヴェトランの脅威があり、更にスヴェトランとフェルドナレンを分断するように連なる山脈は険しく、狩猟が行える範囲も限られる。
そして、冬は寒さが厳しく、夏も短い……。雪に閉ざされる期間も長く、冬の過酷さは想像を絶する。
そんなだから、神に……来世に縋る。次の世はもっと豊かに暮らしたいと願う。そんな風に、神に縋って生活をしている地なので、祠ならばどの村にもあり、領民は信心深く、神殿も多いそうだ。
ただ……それは表向きの理由ではないかと、最近の俺は考えている。
北は、人々の生活に、罪悪感や猜疑心を上手く利用した連鎖が組み込まれている……。獣人を利用し、貶めることで成り立つ形だ。
逆を言えば、そこまでしてすらそれだけ厳しい土地柄だということでもある。
その過酷さゆえに、土地を捨てて流浪の民となる者も多く、豊かな土地で少しでも恩恵にあやかりたいと、南や内陸を目指す。
中でもアギーの豊かさは知られているため、特に流民がここに集まることとなる。
その結果が、プローホルの外壁の外に広がった荒屋群だった。
また、貴族から聖職者となる者が多いのも、北の地の特徴といえるだろう。
たとえ貴族であっても継ぐものがなければ生活の糧を得るために働かなければならない。けれど、貴族としての役職に就ける人間は一握り。騎士となれるものばかりでもない。その結果、神に仕える道を選ぶことも、多くなるのだという。
つまり、神殿というのはいわば、第二の貴族社会なのだ。
「流石アギーの神殿というか……煌びやかなことだ」
ディート殿の呟きで、逸れてしまっていた思考を現実に引き戻すと、部屋の飾り棚にあった調度品を無造作に持ち上げたディート殿が、それを眺め、適当な感じで棚に戻していた。
もうちょっと丁寧に扱ってあげた方が良いと思うんだけどなぁ……なんか見たような意匠の調度品だけど……北の工芸品かな。
「貴族対応用の部屋だからじゃないですか?」
アギーの方もいらっしゃるし、その辺の適当な部屋では危険と判断したのじゃないですかね。
俺は普通にそう考えたのだけど……。
「いや、実際ここの神殿は他と規模が違うように思います。俺は各地の神殿を目にしてきていますけど……下手をしたら王都近辺の神殿よりも立派じゃないですかね」
部屋を見渡しつつ、ディート殿に同意らしいオブシズがそんな風に言う。
彼は傭兵で……しかも貴族対応を主に仕事とする明けの明星という傭兵団に所属していた。争いごとに関わる以上、神殿に出向く機会は多かったろうし、彼が言うならそうなのだろう。
「まぁ、これがアギーの豊かさ……ということなのかな」
「余って美術品に手を出すなら他に回すくらいのことすりゃいいのに……神殿ってそういう所がほんと胡散臭い」
「クオン」
何か気に障ったのか、急に毒を吐いたクオンティーヌ様を、リヴィ様が窘めた。
どこに耳があるか分からなくってよと小声で注意するが、聞かれたって困りゃしないわよ! と、クオンティーヌ様は開き直っている。
「私たちは困りませんけれど、レイ殿方は困るかもしれないでしょう。
無理やりついてきたのなら、それくらいの配慮はなさい。口を慎むことができないなら、先に馬車に帰っておいてもよくってよ?」
「…………分かったわよ」
不貞腐れた様子でそっぽを向いてしまうクオンティーヌ様。リヴィ様も困ったように眉を寄せた。
どうやら、クオンティーヌ様は神殿がお好みではない様子だな。ただ若者ゆえの神殿離れ……というわけではないように感じる。
「それにしても、どれほど待たされるのか……一向に誰も来んな。もう少しきつめに威圧しておけば良かったか」
調度品観察に飽きたらしいディート殿がそう言って席に戻ってきた。
オブシズとサヤは椅子には座らず、長椅子の背後に直立で待機しているし、立ちっぱなしは疲れるだろうから早く来てほしいのだけど……かれこれ半時間ほど待たされている気がしている。外が薄暗くなってきたな……。
先程、礼拝を終えた俺たちは、神官を捕まえて上役への取次をお願いした。
しかし、あいにく本日は多忙とのことで、やんわりと引取りを促されてしまったのだ。
明日にはセイバーンに戻る予定のため、出直すことは難しい。国の事業に関わる重要事項であるからとお願いしたのだけれど、のらりくらりの逃げられた。
成人前の俺と、近衛の正装を外套で隠したディート殿。俺の従者と思しきオブシズに、アギーの者とはいえ女性二人。
大した身分じゃないと思われ、少々侮られてしまった結果の対応だったのだろうけれど、ディート殿が怒ったふりして威圧し、近衛の制服をチラ見せした結果、確認してくるからこの部屋で少し待っておいてほしいと懇願され、今に至る……。
「やっぱり危険人物扱いされたんじゃないですか? 袖の下を渡した方が良かったんじゃ……」
「まあ、それが目的だったのだろうが、それを叶えてやるには些か癪にさわる態度だったのだから仕方があるまい」
そう。礼拝までは良かったのだけど……たまたま捕まえた神官が悪かったのか、それとも神殿の体制自体が問題なのか、頼みごとをするならそれなりのものを出せと言わんばかりの態度で、正直ちょっとどうかと思った。
それでディート殿が威圧に出るという事態になったわけだけど……と、そこでサヤより「誰か来ました」という声が上がり、俺たちはそれぞれの役割をこなすため口を閉ざしたのだけど……。
「大変お待たせしました。
申し訳ございませんが、司祭は現在も来客応対中でして……本日は目処が立たぬとのことです。
明日の夕刻ならば時間を作れるということなので、日を改めていただけないでしょうか……」
先ほどの神官ではなく、女性がやって来てそう述べた。
服装も生成りの簡素なもの……信者……だな。
年齢はリヴィ様よりもう少し上くらいかな? だけどそんなことよりも、動きのぎこちなさが目についた。
あの神官、俺たちが怖くてこの女性に対応を押し付けた感じだな……。
無心の民である彼は、神の御前に身を伏せたりはしないだろう。
また、無理にそれを強いることもしたくなかった……。
ハインが語った神殿の姿はあまりに衝撃的で、未だ一語一句、頭にこびりついている。
そして、彼が此処を嫌う気持ちの中に、少なからず恐怖が燻っていたことにも気付いていて……そんな苦しみを、また味わわせるなんて、したくなかったのだ。
神殿に足を踏み入れると、姿が写り込むほどに磨かれた床に、カツンと音が響いた。壁や柱に反響して複数に重なった音が返ってくる。
視線を巡らせると、蹲った姿がそこかしこにあり、貴族の来訪に身を伏せた信者らであることはすぐに分かった。
皆が同じ、生成り色の衣服を見に纏い、髪を肩で切り揃えている。
信者……ハインは、家畜だと表現していたけれど……。
足を進めていくと、白と灰色の空間に浮き上がるような純白が現れた。
「よくお越しくださいました」
神官だ……。彼は身を伏せてはいない。視線を床に落とし、両手を袖の中に閉まったまま、直立している。
その前を通り過ぎて、まずは神に拝するため、更に足を進めた。
すると薄い生成りの布が敷かれた場所に出て、そこを通り過ぎると、厚手の敷布が並ぶ場所が見えてくる。
「サヤ、両膝をつき、両手を胸の前で交差、頭を敷布につける」
「はい」
小声で礼拝の方法を伝えてから、俺は率先して先に進んだ。床に膝をつけ、腕を胸の前に交差し、頭を敷布につける。
俺の拝する先に、数多の布で飾られた神像があって、男とも女とも見える面差しが、虚空を見つめているのだろう。
アミ神……貴方がたは我々に、何をお望みなのでしょう……。
運命を司ると言われるアミは、唯一神の心臓から生まれたとされている。
彼の方は数多の歯車を噛み合わせ、運命を廻すと伝えられていて、我々はその歯車の一つであるという。
暫く床に頭をつけたまま、サヤの歯車と噛合わされた己の運命に感謝を伝えて、顔を上げると……。
何故か……微笑まれたような気がした。
中性的な、薄く微笑んだ神像……いつも、通りだよな?
揺らめく燭台の灯りによる作用かなと思いつつ、それでも俺はもう一度、心の中でアミに感謝を伝えた。
◆
セイバーンには神殿が少ない。
と、いうか……元領主の館が置かれていた街バンスと、他はもうひとつきりだ。あとは社等、小さなものしかない。
面積比で考えるとかなり少ないのだけど、そうである理由は三つほど思い浮かぶ。
まず、土地の広さに対して人が少ない……というか、畑が多いこと。
次に、田舎で、大きな都市が無いこと。
最後に、他領に比べて比較的豊かであること。
厳しいながらも、なんとか生きていける。それが大きいとのだと思う。
フェルドナレンの内側に位置するセイバーン領には他国からの脅威は無いし、実りは豊かだ。
代々の領主が農地の整備には並々ならぬ力を注いできていたし、収穫量も緩やかにだが概ね上昇している。
川の氾濫が頻発していたセイバーン村の周辺はともかく、他の地域はそこまで生活が切迫したりはしていない。
では、流民の流れてくる北の地はどうか。
マルの話にもあったように、農地には適さない広大な大地を持て余している領地が多く、家畜を育てることを主な生業としているが、牧草地だって限りがある。
スヴェトランの脅威があり、更にスヴェトランとフェルドナレンを分断するように連なる山脈は険しく、狩猟が行える範囲も限られる。
そして、冬は寒さが厳しく、夏も短い……。雪に閉ざされる期間も長く、冬の過酷さは想像を絶する。
そんなだから、神に……来世に縋る。次の世はもっと豊かに暮らしたいと願う。そんな風に、神に縋って生活をしている地なので、祠ならばどの村にもあり、領民は信心深く、神殿も多いそうだ。
ただ……それは表向きの理由ではないかと、最近の俺は考えている。
北は、人々の生活に、罪悪感や猜疑心を上手く利用した連鎖が組み込まれている……。獣人を利用し、貶めることで成り立つ形だ。
逆を言えば、そこまでしてすらそれだけ厳しい土地柄だということでもある。
その過酷さゆえに、土地を捨てて流浪の民となる者も多く、豊かな土地で少しでも恩恵にあやかりたいと、南や内陸を目指す。
中でもアギーの豊かさは知られているため、特に流民がここに集まることとなる。
その結果が、プローホルの外壁の外に広がった荒屋群だった。
また、貴族から聖職者となる者が多いのも、北の地の特徴といえるだろう。
たとえ貴族であっても継ぐものがなければ生活の糧を得るために働かなければならない。けれど、貴族としての役職に就ける人間は一握り。騎士となれるものばかりでもない。その結果、神に仕える道を選ぶことも、多くなるのだという。
つまり、神殿というのはいわば、第二の貴族社会なのだ。
「流石アギーの神殿というか……煌びやかなことだ」
ディート殿の呟きで、逸れてしまっていた思考を現実に引き戻すと、部屋の飾り棚にあった調度品を無造作に持ち上げたディート殿が、それを眺め、適当な感じで棚に戻していた。
もうちょっと丁寧に扱ってあげた方が良いと思うんだけどなぁ……なんか見たような意匠の調度品だけど……北の工芸品かな。
「貴族対応用の部屋だからじゃないですか?」
アギーの方もいらっしゃるし、その辺の適当な部屋では危険と判断したのじゃないですかね。
俺は普通にそう考えたのだけど……。
「いや、実際ここの神殿は他と規模が違うように思います。俺は各地の神殿を目にしてきていますけど……下手をしたら王都近辺の神殿よりも立派じゃないですかね」
部屋を見渡しつつ、ディート殿に同意らしいオブシズがそんな風に言う。
彼は傭兵で……しかも貴族対応を主に仕事とする明けの明星という傭兵団に所属していた。争いごとに関わる以上、神殿に出向く機会は多かったろうし、彼が言うならそうなのだろう。
「まぁ、これがアギーの豊かさ……ということなのかな」
「余って美術品に手を出すなら他に回すくらいのことすりゃいいのに……神殿ってそういう所がほんと胡散臭い」
「クオン」
何か気に障ったのか、急に毒を吐いたクオンティーヌ様を、リヴィ様が窘めた。
どこに耳があるか分からなくってよと小声で注意するが、聞かれたって困りゃしないわよ! と、クオンティーヌ様は開き直っている。
「私たちは困りませんけれど、レイ殿方は困るかもしれないでしょう。
無理やりついてきたのなら、それくらいの配慮はなさい。口を慎むことができないなら、先に馬車に帰っておいてもよくってよ?」
「…………分かったわよ」
不貞腐れた様子でそっぽを向いてしまうクオンティーヌ様。リヴィ様も困ったように眉を寄せた。
どうやら、クオンティーヌ様は神殿がお好みではない様子だな。ただ若者ゆえの神殿離れ……というわけではないように感じる。
「それにしても、どれほど待たされるのか……一向に誰も来んな。もう少しきつめに威圧しておけば良かったか」
調度品観察に飽きたらしいディート殿がそう言って席に戻ってきた。
オブシズとサヤは椅子には座らず、長椅子の背後に直立で待機しているし、立ちっぱなしは疲れるだろうから早く来てほしいのだけど……かれこれ半時間ほど待たされている気がしている。外が薄暗くなってきたな……。
先程、礼拝を終えた俺たちは、神官を捕まえて上役への取次をお願いした。
しかし、あいにく本日は多忙とのことで、やんわりと引取りを促されてしまったのだ。
明日にはセイバーンに戻る予定のため、出直すことは難しい。国の事業に関わる重要事項であるからとお願いしたのだけれど、のらりくらりの逃げられた。
成人前の俺と、近衛の正装を外套で隠したディート殿。俺の従者と思しきオブシズに、アギーの者とはいえ女性二人。
大した身分じゃないと思われ、少々侮られてしまった結果の対応だったのだろうけれど、ディート殿が怒ったふりして威圧し、近衛の制服をチラ見せした結果、確認してくるからこの部屋で少し待っておいてほしいと懇願され、今に至る……。
「やっぱり危険人物扱いされたんじゃないですか? 袖の下を渡した方が良かったんじゃ……」
「まあ、それが目的だったのだろうが、それを叶えてやるには些か癪にさわる態度だったのだから仕方があるまい」
そう。礼拝までは良かったのだけど……たまたま捕まえた神官が悪かったのか、それとも神殿の体制自体が問題なのか、頼みごとをするならそれなりのものを出せと言わんばかりの態度で、正直ちょっとどうかと思った。
それでディート殿が威圧に出るという事態になったわけだけど……と、そこでサヤより「誰か来ました」という声が上がり、俺たちはそれぞれの役割をこなすため口を閉ざしたのだけど……。
「大変お待たせしました。
申し訳ございませんが、司祭は現在も来客応対中でして……本日は目処が立たぬとのことです。
明日の夕刻ならば時間を作れるということなので、日を改めていただけないでしょうか……」
先ほどの神官ではなく、女性がやって来てそう述べた。
服装も生成りの簡素なもの……信者……だな。
年齢はリヴィ様よりもう少し上くらいかな? だけどそんなことよりも、動きのぎこちなさが目についた。
あの神官、俺たちが怖くてこの女性に対応を押し付けた感じだな……。
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