1,046 / 1,121
食うか食われるか 4
しおりを挟む
腕が、俺を引き込んだ。
絶壁の一部は布張りになっていて、人一人が通れる程度の隙間を作ってあった。そこを隠すために俺たちは、前に立っていたのだ。
一応、風が通り抜けて雪が剥がれ、バレたりしないよう、直前まで通り道は塞いであった。
先程笛を吹いたのは、その道を開ける準備を進めてくれという合図だったんだよ。
俺を引き込んだ腕は、そのまま俺を掴んで後方に下がる。
本当は、ここに絶壁なんて無かった。谷の細道を土嚢で塞ぎ、そう仕立てていただけ。
壁の厚みは土嚢五列程度。高さが必要だったし、時間の余裕も無かったから、そこまで頑強にはできていない。
また、俺を引き込むことで、ここに逃げ道があることも知らせることになるから、ここからは時間勝負だった。
「撃て!」
マルの声。俺の通っている抜け道に殺到しようとする者らの、必死の表情。伸ばされる腕。
けれど、譲り合うなんてしている時間もないから、その細い入り口に、全身を滑り込ませることのできる者など、ごく僅かだ。
執事長を押し退け、生きるために俺を追ってきた兵は、隙間を抜ける直前に、待ち構えていた槍で串刺しにされ倒れた。その死体の上に、雪が詰め込まれた土嚢が積まれる。次に滑り込んだ者も同様。そうやって穴は瞬く間に塞がれてしまった。これでもう、どこにも逃れられない……。
響き渡る絶叫。悲鳴。助けを乞う声。首に回された腕に抱えられたまま、それらを聞いた。
俺が殺す百人だ……。抵抗すらさせず、命乞いも聞かず、明日のために死んでもらう命。
俺ももう、立派な殺戮者だなと、そう思っていたら、背後から腕がもう一本、俺の胸に回された。
「……生きた心地がしなかった……」
ぎゅっと抱きしめられて、肩口に頭が乗せられ、呻くみたいに吐き出された声。
「ありがとうアイル」
まさか合流していたとは思わなかった。
正直な話、立っているのもやっとという状況で、身体も凍えて冷え切っていたから、運んでくれたのは心底助かったよ。
だがアイルは、俺が動けずにいたとは考えていないよう。
「なんでさっさと来なかった。あんな状況で悠長に……!」
いやぁ、どうせ動けないならと、思って……。
「情報を得ておこうかと……。ここにこれだけの戦力が用意された意味を探って、次の手を打たなければならないだろ?
あっ、粘った甲斐はあったよ! 色々聞き出せたし……」
「それよりも、傷の手当だ! 今自分がどんな状態か、理解しているのか⁉︎」
そう怒鳴られ、アイル自身が纏っていた外套が外されて、俺の肩に掛けられた。
この程度の傷、命を捧げたシザーらには、恥ずかしいくらいの軽傷だよ……。
そう思っていたけれど、言葉にはしない。してもアイルらを困らせるだけだと分かっているから。
「土嚢を落とせ!」
「どんどん放り込むんだ!」
作戦が次の段階に移行されたらしい。
伝令が走り、同じ言葉を何度も喚いているのが耳に届き、酷いことをするもんだと、我ながら思った。
ちゃんと殺すために、矢と槍で滅多刺しにした上から、更に雪を詰め込んだ土嚢を降らせるのだ。一晩以上置かれ、カチカチになった氷の塊同然のものを。
身を隠す場所を確保するため、土嚢で人為的に高くしていた横壁を剥がして放り込むので、土嚢の用意も済んでいる。
それにより、例えうずくまり難を逃れていた者がいたとしても、凍えて死ぬか、頭を割られるか、重みで動けないまま、圧死することになるだろう。
橇に繋がれていた狼らも、スヴェトラン兵も、狂信者らも……閉じ込めた者は誰もここから生きて帰さない。そのための作戦だった。
使われただけの者もいたろうに、申し訳ない……。せめて来世は、静かに平和に、生きてほしい……。
「アイル、このお馬鹿さんを奥の天幕に。どうせこんなことになるだろうと思ってましたよ……」
着膨れして丸々としたマルが、ローシェンナに支えられつつやって来た。
アイルとローシェンナ、二人共がここにいるってことは……。
「狂信者の巣は、特定できたんだな……」
「えぇ。交渉材料は揃いました。なのに貴方を失ったらどうしましょうってほんと、気が気じゃありませんでしたよ……」
恨みがましい視線で睨んでくるマルに苦笑。あの行き止まりに敵を集め切る時間稼ぎの間、上では皆がジリジリしていたのだろう。
「俺だって死ぬ気なんて無かったよ。
それより、戦場に残した兵らはどうなってる。まだ敵も八百名近く……」
「そちらも順調です。貴方の指示通り、戦場から離脱した者から、作戦を遊撃に切り替えて散開。元々こっちの方が得意ですからね。
長や主らしき者を最優先で狙撃、討ち倒しております。順調だと報告が入っていますし、ここが片付いたら見張り以外そちらに向かわせます」
マルの言葉にホッと息を吐く。
当初は、将を倒すことで軍としての機能を殺すことを考えていたのだ。
スヴェトランと神殿の連合軍だから、スヴェトラン側の将を討ち取れば、スヴェトラン側の制御に神殿側の脳は苦戦するだろう。
それにより足の鈍った軍隊から、脳と神殿を炙り出し、攻撃を集中させる。そうすることで、実質は五百人を相手にする形となる。
その上で更に俺が姿を現し囮になって、五百名の神殿部隊をもうひとつ分散させる予定だった。そこまで来てから、戦場の部隊は撤退、散開して、遊撃に移ろうと……。
しかしこちらの潜伏に勘付かれていたようで、将の炙り出しから失敗してしまったわけだ。だから無理やり、脳を引っ張り出すことにした。
「判断力の無い狼なんて、野生の獣でも脆いですからねぇ。
スヴェトラン兵も、頼みとしていた殺人兵器が全く機能しないとあっては、引き返すしかありません……。まぁ、帰しませんけどね」
山脈に入った部隊は、誰一人として生きて帰さない。そうすることで、スヴェトラン側を牽制する。
実態の見えない敵ほど怖いものはない。山脈には、得体の知れない何かがあると、そう思ってもらえたら御の字だ。
作戦の状況を確認するための天幕に連れてこられ、そこで応急処置を受け、身体から鏃を穿り出した。
冷え切って血の巡りが悪かったのか、想像していたよりは痛くない気がしたけれど、それでも思っていたよりは重傷であったよう。
手当ての途中から意識が無く、次に瞳を開いた時、目の前にあったのは、サヤの顔だった。
「今はいつ、状況は?」
「まだ一日しか経ってません。ここはマルさんの里です。
敵軍は退けましたけど、それなりの人数が山脈に隠れているでしょうから、狼の鼻を頼りに討伐部隊を組んで派遣しています」
そう答えてくれたサヤが、俺の前髪を手で払い、瞳を潤ませた。
「おかえりなさい……」
「うん、ただいま」
ちゃんと無事に戻ってきた。命に関わるような怪我ではないと分かっていても、不安にさせたのだろうと、左手を伸ばす。
するとサヤは、その手を握り、頬を擦り寄せた。
掌に唇を押し当て、甲を撫でて、俺の体温を確認するように。
「もう……レイが出て行かんでもええくらいには、状況は安定したってマルさんが……。
ローシェンナさんも、アイルさんも戻ってくらはったし、ここは任せておけるって」
「戻ったばっかりでこき使って、なんか悪いな……」
そう呟くと、ふふっとサヤが笑ってくれる。
だけど、その瞳は、絶えず大きな悲しみに満たされていて、この戦いで失った者たちが、決して少なくないことも、語っていた。
圧倒的に不利な人数を相手にして戦ったのだから、それは当然だ……。そう思うけれど、もっと他にやりようがあったのでは、犠牲を減らす手立てがあったのではと、心が苦しくなる。
俺のその気持ちをサヤも読み取ったのだろう。
「これ以上ないくらいの大勝利やって、マルさんは言うた……。
敵部隊を、里には誰一人として、立ち入らせんかったんやし、レイは戦果を誇ってええって」
そうなるよう頑張ってくれたのは、俺じゃなく、命を捨ててまで戦ってくれた皆だ……。
確認したくなかったけれど、しなければならない。それが人の命を使った者としての責任だろう。
「……犠牲者は何人だ……。誰が死んだ……」
戦場に立っていたオブシズや、リアルガーは……イェーナ、グラニットたち、名前すら、覚えてやれていなかった者たちは……。
「……まだ正確には、分からへん。残党の討伐でも、死傷者は増えるやろうし。
だから、今の段階ではっきりしてる死者は、五十七名」
重傷、重体の者らも多いのだろう。彼らが生き残れるか、来世へ旅立つか……それもまだ分からない。
敢えて名前を伏せ、人数だけを伝えたのは、そういうことでもあるのだと思う。
「そうか……。じゃあ、彼らの来世のためにも、もうひとつ仕事をこなさなきゃならないな……。
マルを、呼んでほしい。流石に死んでないだろう?」
そうであれば、サヤは名を口にしなかったろう。
そして俺の推測通り、マルは生きており、作戦指揮をローシェンナに託し戻ってきた。
「マル……オゼロ領に向かわなきゃならない。
多分、アレクはあそこを落とすつもりでいるはずだ」
絶壁の一部は布張りになっていて、人一人が通れる程度の隙間を作ってあった。そこを隠すために俺たちは、前に立っていたのだ。
一応、風が通り抜けて雪が剥がれ、バレたりしないよう、直前まで通り道は塞いであった。
先程笛を吹いたのは、その道を開ける準備を進めてくれという合図だったんだよ。
俺を引き込んだ腕は、そのまま俺を掴んで後方に下がる。
本当は、ここに絶壁なんて無かった。谷の細道を土嚢で塞ぎ、そう仕立てていただけ。
壁の厚みは土嚢五列程度。高さが必要だったし、時間の余裕も無かったから、そこまで頑強にはできていない。
また、俺を引き込むことで、ここに逃げ道があることも知らせることになるから、ここからは時間勝負だった。
「撃て!」
マルの声。俺の通っている抜け道に殺到しようとする者らの、必死の表情。伸ばされる腕。
けれど、譲り合うなんてしている時間もないから、その細い入り口に、全身を滑り込ませることのできる者など、ごく僅かだ。
執事長を押し退け、生きるために俺を追ってきた兵は、隙間を抜ける直前に、待ち構えていた槍で串刺しにされ倒れた。その死体の上に、雪が詰め込まれた土嚢が積まれる。次に滑り込んだ者も同様。そうやって穴は瞬く間に塞がれてしまった。これでもう、どこにも逃れられない……。
響き渡る絶叫。悲鳴。助けを乞う声。首に回された腕に抱えられたまま、それらを聞いた。
俺が殺す百人だ……。抵抗すらさせず、命乞いも聞かず、明日のために死んでもらう命。
俺ももう、立派な殺戮者だなと、そう思っていたら、背後から腕がもう一本、俺の胸に回された。
「……生きた心地がしなかった……」
ぎゅっと抱きしめられて、肩口に頭が乗せられ、呻くみたいに吐き出された声。
「ありがとうアイル」
まさか合流していたとは思わなかった。
正直な話、立っているのもやっとという状況で、身体も凍えて冷え切っていたから、運んでくれたのは心底助かったよ。
だがアイルは、俺が動けずにいたとは考えていないよう。
「なんでさっさと来なかった。あんな状況で悠長に……!」
いやぁ、どうせ動けないならと、思って……。
「情報を得ておこうかと……。ここにこれだけの戦力が用意された意味を探って、次の手を打たなければならないだろ?
あっ、粘った甲斐はあったよ! 色々聞き出せたし……」
「それよりも、傷の手当だ! 今自分がどんな状態か、理解しているのか⁉︎」
そう怒鳴られ、アイル自身が纏っていた外套が外されて、俺の肩に掛けられた。
この程度の傷、命を捧げたシザーらには、恥ずかしいくらいの軽傷だよ……。
そう思っていたけれど、言葉にはしない。してもアイルらを困らせるだけだと分かっているから。
「土嚢を落とせ!」
「どんどん放り込むんだ!」
作戦が次の段階に移行されたらしい。
伝令が走り、同じ言葉を何度も喚いているのが耳に届き、酷いことをするもんだと、我ながら思った。
ちゃんと殺すために、矢と槍で滅多刺しにした上から、更に雪を詰め込んだ土嚢を降らせるのだ。一晩以上置かれ、カチカチになった氷の塊同然のものを。
身を隠す場所を確保するため、土嚢で人為的に高くしていた横壁を剥がして放り込むので、土嚢の用意も済んでいる。
それにより、例えうずくまり難を逃れていた者がいたとしても、凍えて死ぬか、頭を割られるか、重みで動けないまま、圧死することになるだろう。
橇に繋がれていた狼らも、スヴェトラン兵も、狂信者らも……閉じ込めた者は誰もここから生きて帰さない。そのための作戦だった。
使われただけの者もいたろうに、申し訳ない……。せめて来世は、静かに平和に、生きてほしい……。
「アイル、このお馬鹿さんを奥の天幕に。どうせこんなことになるだろうと思ってましたよ……」
着膨れして丸々としたマルが、ローシェンナに支えられつつやって来た。
アイルとローシェンナ、二人共がここにいるってことは……。
「狂信者の巣は、特定できたんだな……」
「えぇ。交渉材料は揃いました。なのに貴方を失ったらどうしましょうってほんと、気が気じゃありませんでしたよ……」
恨みがましい視線で睨んでくるマルに苦笑。あの行き止まりに敵を集め切る時間稼ぎの間、上では皆がジリジリしていたのだろう。
「俺だって死ぬ気なんて無かったよ。
それより、戦場に残した兵らはどうなってる。まだ敵も八百名近く……」
「そちらも順調です。貴方の指示通り、戦場から離脱した者から、作戦を遊撃に切り替えて散開。元々こっちの方が得意ですからね。
長や主らしき者を最優先で狙撃、討ち倒しております。順調だと報告が入っていますし、ここが片付いたら見張り以外そちらに向かわせます」
マルの言葉にホッと息を吐く。
当初は、将を倒すことで軍としての機能を殺すことを考えていたのだ。
スヴェトランと神殿の連合軍だから、スヴェトラン側の将を討ち取れば、スヴェトラン側の制御に神殿側の脳は苦戦するだろう。
それにより足の鈍った軍隊から、脳と神殿を炙り出し、攻撃を集中させる。そうすることで、実質は五百人を相手にする形となる。
その上で更に俺が姿を現し囮になって、五百名の神殿部隊をもうひとつ分散させる予定だった。そこまで来てから、戦場の部隊は撤退、散開して、遊撃に移ろうと……。
しかしこちらの潜伏に勘付かれていたようで、将の炙り出しから失敗してしまったわけだ。だから無理やり、脳を引っ張り出すことにした。
「判断力の無い狼なんて、野生の獣でも脆いですからねぇ。
スヴェトラン兵も、頼みとしていた殺人兵器が全く機能しないとあっては、引き返すしかありません……。まぁ、帰しませんけどね」
山脈に入った部隊は、誰一人として生きて帰さない。そうすることで、スヴェトラン側を牽制する。
実態の見えない敵ほど怖いものはない。山脈には、得体の知れない何かがあると、そう思ってもらえたら御の字だ。
作戦の状況を確認するための天幕に連れてこられ、そこで応急処置を受け、身体から鏃を穿り出した。
冷え切って血の巡りが悪かったのか、想像していたよりは痛くない気がしたけれど、それでも思っていたよりは重傷であったよう。
手当ての途中から意識が無く、次に瞳を開いた時、目の前にあったのは、サヤの顔だった。
「今はいつ、状況は?」
「まだ一日しか経ってません。ここはマルさんの里です。
敵軍は退けましたけど、それなりの人数が山脈に隠れているでしょうから、狼の鼻を頼りに討伐部隊を組んで派遣しています」
そう答えてくれたサヤが、俺の前髪を手で払い、瞳を潤ませた。
「おかえりなさい……」
「うん、ただいま」
ちゃんと無事に戻ってきた。命に関わるような怪我ではないと分かっていても、不安にさせたのだろうと、左手を伸ばす。
するとサヤは、その手を握り、頬を擦り寄せた。
掌に唇を押し当て、甲を撫でて、俺の体温を確認するように。
「もう……レイが出て行かんでもええくらいには、状況は安定したってマルさんが……。
ローシェンナさんも、アイルさんも戻ってくらはったし、ここは任せておけるって」
「戻ったばっかりでこき使って、なんか悪いな……」
そう呟くと、ふふっとサヤが笑ってくれる。
だけど、その瞳は、絶えず大きな悲しみに満たされていて、この戦いで失った者たちが、決して少なくないことも、語っていた。
圧倒的に不利な人数を相手にして戦ったのだから、それは当然だ……。そう思うけれど、もっと他にやりようがあったのでは、犠牲を減らす手立てがあったのではと、心が苦しくなる。
俺のその気持ちをサヤも読み取ったのだろう。
「これ以上ないくらいの大勝利やって、マルさんは言うた……。
敵部隊を、里には誰一人として、立ち入らせんかったんやし、レイは戦果を誇ってええって」
そうなるよう頑張ってくれたのは、俺じゃなく、命を捨ててまで戦ってくれた皆だ……。
確認したくなかったけれど、しなければならない。それが人の命を使った者としての責任だろう。
「……犠牲者は何人だ……。誰が死んだ……」
戦場に立っていたオブシズや、リアルガーは……イェーナ、グラニットたち、名前すら、覚えてやれていなかった者たちは……。
「……まだ正確には、分からへん。残党の討伐でも、死傷者は増えるやろうし。
だから、今の段階ではっきりしてる死者は、五十七名」
重傷、重体の者らも多いのだろう。彼らが生き残れるか、来世へ旅立つか……それもまだ分からない。
敢えて名前を伏せ、人数だけを伝えたのは、そういうことでもあるのだと思う。
「そうか……。じゃあ、彼らの来世のためにも、もうひとつ仕事をこなさなきゃならないな……。
マルを、呼んでほしい。流石に死んでないだろう?」
そうであれば、サヤは名を口にしなかったろう。
そして俺の推測通り、マルは生きており、作戦指揮をローシェンナに託し戻ってきた。
「マル……オゼロ領に向かわなきゃならない。
多分、アレクはあそこを落とすつもりでいるはずだ」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
隣人の幼馴染にご飯を作るのは今日で終わり
鳥花風星
恋愛
高校二年生のひよりは、隣の家に住む幼馴染の高校三年生の蒼に片思いをしていた。蒼の両親が海外出張でいないため、ひよりは蒼のために毎日ご飯を作りに来ている。
でも、蒼とひよりにはもう一人、みさ姉という大学生の幼馴染がいた。蒼が好きなのはみさ姉だと思い、身を引くためにひよりはもうご飯を作りにこないと伝えるが……。
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
私が美女??美醜逆転世界に転移した私
鍋
恋愛
私の名前は如月美夕。
27才入浴剤のメーカーの商品開発室に勤める会社員。
私は都内で独り暮らし。
風邪を拗らせ自宅で寝ていたら異世界転移したらしい。
転移した世界は美醜逆転??
こんな地味な丸顔が絶世の美女。
私の好みど真ん中のイケメンが、醜男らしい。
このお話は転生した女性が優秀な宰相補佐官(醜男/イケメン)に囲い込まれるお話です。
※ゆるゆるな設定です
※ご都合主義
※感想欄はほとんど公開してます。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
おばさんは、ひっそり暮らしたい
波間柏
恋愛
30歳村山直子は、いわゆる勝手に落ちてきた異世界人だった。
たまに物が落ちてくるが人は珍しいものの、牢屋行きにもならず基礎知識を教えてもらい居場所が分かるように、また定期的に国に報告する以外は自由と言われた。
さて、生きるには働かなければならない。
「仕方がない、ご飯屋にするか」
栄養士にはなったものの向いてないと思いながら働いていた私は、また生活のために今日もご飯を作る。
「地味にそこそこ人が入ればいいのに困るなぁ」
意欲が低い直子は、今日もまたテンション低く呟いた。
騎士サイド追加しました。2023/05/23
番外編を不定期ですが始めました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる