48 / 87
第4章:交易都市ペルトーセ
第47話:ベネディクトゥス家の攻防
しおりを挟む
アイネは信じられないとばかりに目を見張り、目の前の少女を見据える。
アイネの前に立つ少女、メリクリウスはおよそ血の臭いなど似合わないゴスロリ調のフリフリの服を身に纏い、可憐な黒い長髪に真っ赤な瞳でアイネを見据えている。
しかし、その手に持つのは血に濡れた虹色の短剣。幻想具、光芒剣ステラ、と言ったか。その短剣で斬り捨てられた使用人が床に転がっている。
どれだけ血の臭いと結びつかないような外見をしていても目の前の少女は間違いなく血をすすって生きてきた人間。悪名高きゴルドニアース傭兵団の幹部なのだ。
何故、この少女がここにいる? アイネは困惑した。ラグリアでメリクリウス率いるゴルドニアース傭兵団と戦い、その追撃を振り切ってこの町ペルトーセまで逃れてきたはずなのだ。それなのに何故、そのゴルドニアース傭兵団がこのペルトーセにやって来て、あまつさえ、このベネディクトゥス家の屋敷にまで侵入を果たしているのか。
もう息をしていない使用人は武装した一団が侵入した、と言った。ならば侵入したのはこの少女だけではあるまい。「どうしてアンタたちがここにいるのよ!」とアイネは語気を強め、言った。
何がおかしいのかクスクスクス、とメリクリウスは笑う。
「この町を守る兵士の皆さんたちはみんなお留守のようだったからね。入り込むのは簡単だったわ」
「なんですって……!?」
たしかに今、この町やこの屋敷を守っていたアインクラフト軍の兵士たちは町に襲来した想獣の大群を迎撃するために町の外に出ている。
その隙を狙って? いや、しかし、この言い分は……。
「まさか……想獣の襲撃もアンタたちが手引きしたもの……?」
そうに違いなかった。メリクリウスは再びクスクスクス、と笑って、その笑い声を答えにする。
想獣を使ってまで、この町の中に、この屋敷に入り込んで来た。となれば目的は一つしかない。アイネはベッドに腰掛け、怯えた表情を見せて震えているドラセナの方をチラリ、と見た。
メリクリウスの血のような真っ赤な瞳もドラセナの方を向く。ドラセナはビクリ、と震え上がる。
「ドラセナ・エリアスを渡してもらうわ」
メリクリウスが楽しげですらある口調でそう言う。アイネは腰にかけた鞘から氷雪剣ネーヴェを引き抜いた。
メリクリウスを睨み付け、「ドラセナは渡さない!」と言葉を放つ。そうだ。自分はナハトたちからドラセナを託されているのだ。ナハトたちが町の外で想獣たちと戦っている今、彼女を守るのは自分の役目。
アイネに睨まれたメリクリウスは笑みの表情を崩すことなく「勇ましいわね」と言った。
「貴方、傭兵の真似事をやっていたみたいだけど、実はこのベネディクトゥス家のご令嬢なんですって? そんな貴方がわたしに勝てるかしら? お兄ちゃん……桜の勇者でさえ、わたしには勝てなかったのよ?」
圧倒的な余裕を持ってメリクリウスは笑う。
たしかにそうだ。この少女は聖桜剣を持つナハトとさえ互角以上の戦いをしてのけるだ。の戦闘能力を持っているのだ。
仲間たちと共に戦うのならともかく一対一は分が悪い。それくらいのことはアイネにも理解できた。だが、認める訳にはいかなかった。
「ガキンチョが生意気言ってんじゃないわよ! アンタなんか、アタシの氷雪剣で氷漬けにしてやるんだから」
「フフ……威勢だけはいいようね、お嬢様。いいわ、貴方と戦ってあげる」
来るか……! アイネは身構えた。だが、意外にもメリクリウスは踵を返し、部屋から出ていこうとする。どういうつもりか、「ちょっとどこに行くのよ?」と訊ねたアイネにメリクリウスは笑みを返す。
「この部屋はわたしと貴方がダンスを踊るには少し手狭すぎるわ。廊下でやりましょう。それともここでわたしの光芒剣と貴方の氷雪剣を打ち合って、そこで震えているドラセナ・エリアスを巻き込んでもいいの?」
チラリ、とメリクリウスがドラセナを見る。
メリクリウスの提案を拒む理由はなかったのでアイネは「いいわよ、廊下でやりましょう」と頷く。
そして、出て行く最中、ドラセナの方を見た。「アイネ……」と不安げな声をかけてくるドラセナに「大丈夫」と声をかけ、アイネは部屋の外に出た。
メリクリウスは廊下の少し離れたところに立っていた。その手に握るのは、光芒剣ステラ。
アイネも氷雪剣ネーヴェを構える。この危険すぎる相手に一切の手加減は必要ない。
それが分かっているだけにアイネは最初から氷雪剣の想力を最大限に解放した。氷雪剣の青い刀身から吹雪が渦巻く。
氷雪剣を中心に発生した吹雪が廊下の壁や天井を氷漬けにしていく。
全力の一撃。氷雪剣を纏った吹雪をそのままにアイネは氷雪剣を振るった。「はああああっ!」というアイネの気合の一声。氷雪の刀身が虚空を斬り、凄まじい勢いで氷雪の波動がメリクリウスに向かって放たれる。
この一撃で氷漬けにする。そのつもりだった。メリクリウスは迫り来る吹雪を前に微かに目を細め、光芒剣ステラを振りかぶる。
光芒剣の虹色の刀身が光を放つ。対抗しようというのか。だが、無駄だ。全力で放たれた吹雪の波動の前にはどんな抵抗も無意味。大人しく、その体を氷漬けにしなさい……! アイネは勝利を確信してメリクリウスの一挙一動を見やった。
虹色の光を放った光芒剣をメリクリウスは振るう。そこから虹色の光線が放たれる。それは真っ向からメリクリウスに迫り来る吹雪の波動とぶつかり合い、そして、粉砕した。「なっ!?」と思わずアイネの声が出る。吹雪の波動と虹色の光線はぶつかり合い、共に辺りに飛び散った。
巻き散らかされた吹雪が壁や天井を氷漬けにし、巻き散らかされた光線が凍り付いた壁や天井を焼いていく。アイネの全力の一撃。それはメリクリウスの光芒剣の一振りでしのがれた。思わず呆然とする。対するメリクリウスが浮かべるのは余裕の笑み。
「今ので終わり? だとしたら拍子抜けね。貴方では、わたしには勝てないわ」
メリクリウスの言葉に頭がカッとなるのをアイネは感じる。だが、熱くなってなどいられる状況ではなかった。
落ち着け、とアイネは自分に言い聞かせる。遠距離戦で全力の一撃を放ったが、かなわなかった。
ならば遠距離戦は不利。あのガキの放つ虹色の光線をしのぎきることは難しいだろうし、ナハトとの戦いで見せた自動で光線を放ち攻撃する光弾を生み出すこともあのガキにはできる……ならば……!
アイネは廊下を蹴り、一気にメリクリウスに迫る。遠距離戦は不利。それならば接近あるのみだ。
その目論見でアイネはメリクリウスに迫る。メリクリウスは迎撃の光線を放ってくると思いきや意外にも静止してアイネの接近を待ち構えた。
「斬り合おうというの? いいわ、それに乗ってあげる」
余裕の笑み。それが一々、アイネの癇に障る。程なく間合いに入る。
アイネの氷雪剣が青い軌跡を描きながら、メリクリウスに迫る。袈裟懸けに斬りつけようと狙った渾身の剣筋をメリクリウスは光芒剣の虹色の刀身で受け流す。
短剣の短い刀身を巧妙に活かしたその技巧。あまりに華麗なその動作にアイネは一瞬呆然とする。
この少女は、どれだけの技量を持っているというのだ? アイネは何度も氷雪剣を振るい、メリクリウスに斬り付ける。
すぐにでもその細身の体を斬り裂けそうに思える。だが、それができない。メリクリウスは器用にも短い剣を振るって、氷雪剣の青い剣筋を全て受け流し、その体に刃を届かせない。
何度、繰り返しても、それは同じだった。その事実がアイネを苛立たせる。
いい加減、頭に来て、「こんのぉ!」と叫び大上段から氷雪剣を振り下ろし、真上から斬り裂こうとした。しかし、その大振りな動作は隙だらけだった。振り下ろされた氷雪剣は短剣に触れることすらせず、メリクリウスが体を横にずらしたことで躱される。
そして、その瞬間、アイネの体は全くの無防備になった。まずい、と思うが、遅い。メリクリウスの短剣が振るわれ、その剣筋がアイネの腹を浅く斬り裂く。
傷は浅いものの、斬られたところからは血が流れ、赤いコートをさらに赤く染める。
「く……」
アイネは左手で傷口を抑え、苛立った瞳でメリクリウスを睨むがメリクリウスは余裕の笑みだった。
「貴方はダメね。そんな調子でわたしに勝とうなんて絶対に不可能よ」
メリクリウスの余裕の言葉。腹の傷の痛みがその言葉が事実であると告げているような気がして、そんなはずはない、とその思いを慌てて打ち消す。
「ふざけてんじゃ……ないわよ!」
アイネはさらに怒りを乗せた氷雪剣の一撃を振るった。
アイネの前に立つ少女、メリクリウスはおよそ血の臭いなど似合わないゴスロリ調のフリフリの服を身に纏い、可憐な黒い長髪に真っ赤な瞳でアイネを見据えている。
しかし、その手に持つのは血に濡れた虹色の短剣。幻想具、光芒剣ステラ、と言ったか。その短剣で斬り捨てられた使用人が床に転がっている。
どれだけ血の臭いと結びつかないような外見をしていても目の前の少女は間違いなく血をすすって生きてきた人間。悪名高きゴルドニアース傭兵団の幹部なのだ。
何故、この少女がここにいる? アイネは困惑した。ラグリアでメリクリウス率いるゴルドニアース傭兵団と戦い、その追撃を振り切ってこの町ペルトーセまで逃れてきたはずなのだ。それなのに何故、そのゴルドニアース傭兵団がこのペルトーセにやって来て、あまつさえ、このベネディクトゥス家の屋敷にまで侵入を果たしているのか。
もう息をしていない使用人は武装した一団が侵入した、と言った。ならば侵入したのはこの少女だけではあるまい。「どうしてアンタたちがここにいるのよ!」とアイネは語気を強め、言った。
何がおかしいのかクスクスクス、とメリクリウスは笑う。
「この町を守る兵士の皆さんたちはみんなお留守のようだったからね。入り込むのは簡単だったわ」
「なんですって……!?」
たしかに今、この町やこの屋敷を守っていたアインクラフト軍の兵士たちは町に襲来した想獣の大群を迎撃するために町の外に出ている。
その隙を狙って? いや、しかし、この言い分は……。
「まさか……想獣の襲撃もアンタたちが手引きしたもの……?」
そうに違いなかった。メリクリウスは再びクスクスクス、と笑って、その笑い声を答えにする。
想獣を使ってまで、この町の中に、この屋敷に入り込んで来た。となれば目的は一つしかない。アイネはベッドに腰掛け、怯えた表情を見せて震えているドラセナの方をチラリ、と見た。
メリクリウスの血のような真っ赤な瞳もドラセナの方を向く。ドラセナはビクリ、と震え上がる。
「ドラセナ・エリアスを渡してもらうわ」
メリクリウスが楽しげですらある口調でそう言う。アイネは腰にかけた鞘から氷雪剣ネーヴェを引き抜いた。
メリクリウスを睨み付け、「ドラセナは渡さない!」と言葉を放つ。そうだ。自分はナハトたちからドラセナを託されているのだ。ナハトたちが町の外で想獣たちと戦っている今、彼女を守るのは自分の役目。
アイネに睨まれたメリクリウスは笑みの表情を崩すことなく「勇ましいわね」と言った。
「貴方、傭兵の真似事をやっていたみたいだけど、実はこのベネディクトゥス家のご令嬢なんですって? そんな貴方がわたしに勝てるかしら? お兄ちゃん……桜の勇者でさえ、わたしには勝てなかったのよ?」
圧倒的な余裕を持ってメリクリウスは笑う。
たしかにそうだ。この少女は聖桜剣を持つナハトとさえ互角以上の戦いをしてのけるだ。の戦闘能力を持っているのだ。
仲間たちと共に戦うのならともかく一対一は分が悪い。それくらいのことはアイネにも理解できた。だが、認める訳にはいかなかった。
「ガキンチョが生意気言ってんじゃないわよ! アンタなんか、アタシの氷雪剣で氷漬けにしてやるんだから」
「フフ……威勢だけはいいようね、お嬢様。いいわ、貴方と戦ってあげる」
来るか……! アイネは身構えた。だが、意外にもメリクリウスは踵を返し、部屋から出ていこうとする。どういうつもりか、「ちょっとどこに行くのよ?」と訊ねたアイネにメリクリウスは笑みを返す。
「この部屋はわたしと貴方がダンスを踊るには少し手狭すぎるわ。廊下でやりましょう。それともここでわたしの光芒剣と貴方の氷雪剣を打ち合って、そこで震えているドラセナ・エリアスを巻き込んでもいいの?」
チラリ、とメリクリウスがドラセナを見る。
メリクリウスの提案を拒む理由はなかったのでアイネは「いいわよ、廊下でやりましょう」と頷く。
そして、出て行く最中、ドラセナの方を見た。「アイネ……」と不安げな声をかけてくるドラセナに「大丈夫」と声をかけ、アイネは部屋の外に出た。
メリクリウスは廊下の少し離れたところに立っていた。その手に握るのは、光芒剣ステラ。
アイネも氷雪剣ネーヴェを構える。この危険すぎる相手に一切の手加減は必要ない。
それが分かっているだけにアイネは最初から氷雪剣の想力を最大限に解放した。氷雪剣の青い刀身から吹雪が渦巻く。
氷雪剣を中心に発生した吹雪が廊下の壁や天井を氷漬けにしていく。
全力の一撃。氷雪剣を纏った吹雪をそのままにアイネは氷雪剣を振るった。「はああああっ!」というアイネの気合の一声。氷雪の刀身が虚空を斬り、凄まじい勢いで氷雪の波動がメリクリウスに向かって放たれる。
この一撃で氷漬けにする。そのつもりだった。メリクリウスは迫り来る吹雪を前に微かに目を細め、光芒剣ステラを振りかぶる。
光芒剣の虹色の刀身が光を放つ。対抗しようというのか。だが、無駄だ。全力で放たれた吹雪の波動の前にはどんな抵抗も無意味。大人しく、その体を氷漬けにしなさい……! アイネは勝利を確信してメリクリウスの一挙一動を見やった。
虹色の光を放った光芒剣をメリクリウスは振るう。そこから虹色の光線が放たれる。それは真っ向からメリクリウスに迫り来る吹雪の波動とぶつかり合い、そして、粉砕した。「なっ!?」と思わずアイネの声が出る。吹雪の波動と虹色の光線はぶつかり合い、共に辺りに飛び散った。
巻き散らかされた吹雪が壁や天井を氷漬けにし、巻き散らかされた光線が凍り付いた壁や天井を焼いていく。アイネの全力の一撃。それはメリクリウスの光芒剣の一振りでしのがれた。思わず呆然とする。対するメリクリウスが浮かべるのは余裕の笑み。
「今ので終わり? だとしたら拍子抜けね。貴方では、わたしには勝てないわ」
メリクリウスの言葉に頭がカッとなるのをアイネは感じる。だが、熱くなってなどいられる状況ではなかった。
落ち着け、とアイネは自分に言い聞かせる。遠距離戦で全力の一撃を放ったが、かなわなかった。
ならば遠距離戦は不利。あのガキの放つ虹色の光線をしのぎきることは難しいだろうし、ナハトとの戦いで見せた自動で光線を放ち攻撃する光弾を生み出すこともあのガキにはできる……ならば……!
アイネは廊下を蹴り、一気にメリクリウスに迫る。遠距離戦は不利。それならば接近あるのみだ。
その目論見でアイネはメリクリウスに迫る。メリクリウスは迎撃の光線を放ってくると思いきや意外にも静止してアイネの接近を待ち構えた。
「斬り合おうというの? いいわ、それに乗ってあげる」
余裕の笑み。それが一々、アイネの癇に障る。程なく間合いに入る。
アイネの氷雪剣が青い軌跡を描きながら、メリクリウスに迫る。袈裟懸けに斬りつけようと狙った渾身の剣筋をメリクリウスは光芒剣の虹色の刀身で受け流す。
短剣の短い刀身を巧妙に活かしたその技巧。あまりに華麗なその動作にアイネは一瞬呆然とする。
この少女は、どれだけの技量を持っているというのだ? アイネは何度も氷雪剣を振るい、メリクリウスに斬り付ける。
すぐにでもその細身の体を斬り裂けそうに思える。だが、それができない。メリクリウスは器用にも短い剣を振るって、氷雪剣の青い剣筋を全て受け流し、その体に刃を届かせない。
何度、繰り返しても、それは同じだった。その事実がアイネを苛立たせる。
いい加減、頭に来て、「こんのぉ!」と叫び大上段から氷雪剣を振り下ろし、真上から斬り裂こうとした。しかし、その大振りな動作は隙だらけだった。振り下ろされた氷雪剣は短剣に触れることすらせず、メリクリウスが体を横にずらしたことで躱される。
そして、その瞬間、アイネの体は全くの無防備になった。まずい、と思うが、遅い。メリクリウスの短剣が振るわれ、その剣筋がアイネの腹を浅く斬り裂く。
傷は浅いものの、斬られたところからは血が流れ、赤いコートをさらに赤く染める。
「く……」
アイネは左手で傷口を抑え、苛立った瞳でメリクリウスを睨むがメリクリウスは余裕の笑みだった。
「貴方はダメね。そんな調子でわたしに勝とうなんて絶対に不可能よ」
メリクリウスの余裕の言葉。腹の傷の痛みがその言葉が事実であると告げているような気がして、そんなはずはない、とその思いを慌てて打ち消す。
「ふざけてんじゃ……ないわよ!」
アイネはさらに怒りを乗せた氷雪剣の一撃を振るった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界に転移した僕、外れスキルだと思っていた【互換】と【HP100】の組み合わせで最強になる
名無し
ファンタジー
突如、異世界へと召喚された来栖海翔。自分以外にも転移してきた者たちが数百人おり、神父と召喚士から並ぶように指示されてスキルを付与されるが、それはいずれもパッとしなさそうな【互換】と【HP100】という二つのスキルだった。召喚士から外れ認定され、当たりスキル持ちの右列ではなく、外れスキル持ちの左列のほうに並ばされる来栖。だが、それらは組み合わせることによって最強のスキルとなるものであり、来栖は何もない状態から見る見る成り上がっていくことになる。
勇者パーティーを追放されたので、張り切ってスローライフをしたら魔王に世界が滅ぼされてました
まりあんぬさま
ファンタジー
かつて、世界を救う希望と称えられた“勇者パーティー”。
その中で地味に、黙々と補助・回復・結界を張り続けていたおっさん――バニッシュ=クラウゼン(38歳)は、ある日、突然追放を言い渡された。
理由は「お荷物」「地味すぎる」「若返くないから」。
……笑えない。
人付き合いに疲れ果てたバニッシュは、「もう人とは関わらん」と北西の“魔の森”に引きこもり、誰も入って来られない結界を張って一人スローライフを開始……したはずだった。
だがその結界、なぜか“迷える者”だけは入れてしまう仕様だった!?
気づけば――
記憶喪失の魔王の娘
迫害された獣人一家
古代魔法を使うエルフの美少女
天然ドジな女神
理想を追いすぎて仲間を失った情熱ドワーフ
などなど、“迷える者たち”がどんどん集まってくる異種族スローライフ村が爆誕!
ところが世界では、バニッシュの支援を失った勇者たちがボロボロに……
魔王軍の侵攻は止まらず、世界滅亡のカウントダウンが始まっていた。
「もう面倒ごとはごめんだ。でも、目の前の誰かを見捨てるのも――もっとごめんだ」
これは、追放された“地味なおっさん”が、
異種族たちとスローライフしながら、
世界を救ってしまう(予定)のお話である。
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
最強すぎて無職になりましたが、隣国の姫が勝手に嫁入りしてきました
eringi
ファンタジー
平凡なサラリーマン・佐藤亮は、満員電車で謎の光に包まれ異世界へ転移する。神様から「世界最強の力」を授かったはずが、本人はただの無職ニートとしか思っていない。冒険者ギルドで雑用を請け負う日々。そんな亮の周囲に、冷徹な騎士姫、天才魔導士、元盗賊の少女、竜人族の戦士など個性豊かな美少女たちが自然と集まってくる。一方、彼を「ただの運のいい凡人」と侮る貴族や悪徳商人たちは次々と痛快なざまぁ展開に。亮は「俺なんて大したことないのに」と呟きながら、気づけば国を揺るがす陰謀を解決し、世界を救うことに――。無自覚最強主人公による、爽快ハーレムファンタジー開幕!
無自覚に世界最強だった俺、追放後にチートがバレて全員ざまぁされる件
fuwamofu
ファンタジー
冒険者団から「役立たず」と追放された青年リオ。
実は彼のスキル《創造》は、世界の理を作り替える最強の能力だった。
追放後、孤独な旅に出るリオは、自身の無自覚な力で人々を救い、国を救い、やがて世界の中心に立つ。
そんな彼の元には、かつて彼を見下していた美少女たちが次々と跪いていく──。
これは、無自覚に世界を変えてしまう青年の、ざまぁと覇道の物語。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる