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第5章:新たな旅立ち
第61話:リアライド行きとそれを狙う者たち
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「へぇ、リアライドまで行くんだ」
ナハトたちは王城の中でこれからの方針を話し合うために集まっていた。リアライド王国に新たに旅立つことになった趣旨を王から直々に話され事情を知っているナハト、ドラセナ、グレース以外の面々に話すとアイネがその反応を返した。
「ほー、リアライドとはリアライドの王都のことか? では、ここからは大分距離があるな。またいい修行になりそうだ」
イーニッドがそう言って楽しげに笑う。
「リアライドへの道中をナハト様がドラセナさんを守って行く……これも闇を払う桜の勇者の使命ですね」
そう言ったイヴの言葉に「そうだな」とナハトは答える。
「まぁ、俺としちゃああんまり気は進まないんだけどな」
「なんでよ?」
アイネに問われる。
「いや、せっかく安全な王都まで来たのにそこを離れることもだけど、リアライドはドラセナの力を研究しているんだろう? なんだか、ドラセナを実験台にするような気がして……」
ナハトが答えるとアイネはなるほどね、と得心した顔になる。しかし、けれど、と言って言葉を発した。
「ドラセナだって、いつまでもこのままでいる訳にはいかないでしょう? 自分の中に眠る力、いつかはそれと向き合わないといけない時が来る……今がその時だって、だけの話よ」
アイネはそう言い、ドラセナの方を見る。ドラセナの中に眠る力。いつかは向き合わないといけない。
そうだろうか? とナハトは思った。自分の中に大きな力が秘められているというのはその力と向き合う義務を生むものなのだろうか? しかし、ドラセナはアイネの言葉にそうだね、と頷く。
「わたしもいつまでもこの力を制御出来ないままでいるのは嫌……何かの拍子で力が暴走してしまうかもしれないことを思うと怖くて仕方がない……」
ドラセナはそう言い、顔をうつむける。
暴走、か。これまでにナハトがドラセナの力の発現を見たのはナハト自身をこの世界に召喚したことと、獅子の想獣王の前足を切断した時だけだが、たしかに危うい力と言えるだろう。
それを思えばその力を自由に使えるようになるというのは、必要なことかもしれない。
「力の暴走を防ぐためにもわたしは自分の力を自分で制御できるようになりたい。だから、実験台にされるとかそう言う気はしていないの。ナハトも気にしなくていい」
アメジストの瞳が上目遣いでナハトを見上げてくる。そう言われては何も言えず、ナハトは頭を掻く。アイネが「まぁ」と口を挟んだ。
「リアライド王国の研究に協力するからって別にモルモット扱いを受ける訳じゃないでしょう? 向こうもドラセナがアインクラフトの要人だってことぐらい知っているはずだし、そんなに心配する必要はないんじゃないの?」
「そうだな。ヴァルチザンと違ってリアライドに関してはあまり悪い噂は聞かない。ナハトの考え過ぎではないのか?」
アイネとイーニッドの二人にそう言われ、ナハトはそうかな……と思った。しかし、たしかに、強引な手段でドラセナを奪おうとしているヴァルチザンと違って、リアライドは直接、アインクラフトに話を持ちかけてきたのだ。ドラセナに対する扱いもそう悪いものではないだろう。
「それじゃあ、どうしましょう。今すぐに出発するという訳ではないのでしょう?」
イヴの言葉にナハトは頷く。
「ああ。しばらくはここで疲れを癒やしておいてくれ、って言われたよ」
「そうですか……それでは、ナハト様は何かご予定はお有りで?」
「ドラセナと一緒にこの町を見て回ろうかと思っているけど……」
そう言うと場の空気が凍り付いた。なんだ? 今、自分は何か悪いことを言ったか? ナハトは困惑して一同を見渡す。「へ~、ドラセナと二人でね~、へ~、なるほど~」などとアイネが言い、イヴも少しムッとした表情を作る。
「むぅ……ずるいぞ、ドラセナ。わたしたちもナハトと一緒に町を見て回りたい」
「え……そ、そんなこと言われても……」
イーニッドの言葉にドラセナが返事に窮する。なんなんだ。ドラセナと一緒に町を観光することがそんなに悪いことなのか? ナハトがそんなことを思っていると、「まぁ、ナハト様にとってドラセナさんは特別ですしね」などとイヴが言った。
「私たちもせっかく王都まで来たんだから王都を見て回ろうとは思っていましたが、ナハト様とドラセナさんの邪魔をする訳にはいきませんからね。どうぞ、ご二人でゆっくり観光してきてください。私たちは私たちでわびしく観光してますので」
「イ、イヴ……ひょっとして、怒ってる……?」
「いーえ、怒ってなどいませんよ」
どう見ても怒っていた。アイネも不機嫌そうに言う。
「ま、ドラセナと二人っきりの観光、せいぜい楽しんできたら? アタシは別にナハトとなんか一緒に観光もしたくないし、そもそもこの町は見慣れているし、なんとも思ってないから」
なんとも思ってない訳はないような言い様だった。ナハトは困惑の極みで何か悪いことをしたかなぁ。と考え込むのであった。
ヴァルチザン帝国軍四獅の一人、リリアーヌ・ブラーヌは遠目にクラフトシティの城壁を眺めながら苛立ちに顔を歪めていた。
結局、ドラセナ・エリアスと桜の勇者たちがクラフトシティに入る前にドラセナ・エリアスを拉致することはかなわなかった。
皇帝陛下からの命令を果たせなかった我が身を恥じる気持ちとドラセナ・エリアスを守り抜いた桜の勇者たちを憎む気持ちが同居する。
クラフトシティに入られてしまったとなればもう安易に手を出すこともできまい。一度、ゴルドニアース傭兵団がクラフトシティ内のドラセナ・エリアスを拉致したことがあるから警備も相応に強化されていることだろう。
とどのつまり、手詰まり、ということだ。どうすればいいのか。
クラフトシティの姿を睨みながら考え込んでいると、「竜を倒されたようだな」と声がかかった。ハッとして振り返る。そして、リリアーヌは驚愕に目を見開くことになった。
「ルゼ……? 貴方が何故ここに?」
腰に長い太刀をかけた茶色の長髪の男性の姿がそこにはあった。闇夜のように漆黒の衣装に身を纏ったその男は紛れもなくリリアーヌと同じヴァルチザン帝国四獅の一人にして剣鬼の異名を持つ剣の達人、ルゼ・メイルストロム。
ルゼは困惑するリリアーヌの態度を面白がるように笑うと「陛下からの命令だ」と答える。
「ドラセナ・エリアスの拉致を果たすのにお前一人では不足と見られたらしいな。オレにもお前に協力し、ドラセナ・エリアスを拉致しろ、との命令が下った」
ルゼはリリアーヌを小馬鹿にしたように笑う。その態度に不快感を抱きながら、リリアーヌは訊ねた。
「増援は貴方一人ですか?」
その言葉にルゼは顔を横に振る。
「いいや、ゴルドニアースの連中から戦力を借りて連れて来ている。こんなところにそいつらを連れてくればすぐにアインクラフトの王都の連中に見つかってしまうから、今はオレだけで来たがな」
たしかに。ここはアインクラフト王都の勢力内だ。一人二人の人間ならともかく、あまり多くの戦力を連れてくれば、すぐに察知されてアインクラフト軍が出張ってくるだろう。
「ですが、ドラセナ・エリアスたちはもう王都に入ってしまいました。どう拉致するというのです? 私や貴方が王都に潜入しますか?」
「それなんだがな。面白い情報が入ってきている。どうやら、ドラセナ・エリアスたちは再び王都を離れるようだぞ」
せっかく辿り着いた王都から離れる? どういうことだ、と視線でルゼに問いかける。
「リアライド王国に潜入させている間者からの情報だ。どうやらあそこの国もドラセナ・エリアスを欲しがっているらしいからな」
「リアライド……ドラセナ・エリアスはそこに向かうというのですか?」
「そういうことだ」
それは思いもよらない吉報だった。このクラフトシティからリアライド王国の王都までは距離がある。その道中を狙えばドラセナ・エリアスをさらうことも十分可能だ。
ルゼは何がおかしいのかクックック、と笑う。
「それにしても桜の勇者か。ドラセナ・エリアスの護衛に桜の勇者が付くというのなら是非とも戦ってみたいものだな。お前が呼んだ竜をも倒した猛者……オレを楽しませてくれるといいのだが」
心底、楽しげにルゼは笑う。この男は常に強者との戦いを求めている。桜の勇者と戦うかもしれないということもこの男にとってはご褒美も同然だろう。
リリアーヌは視線を再びクラフトシティの方に移す。ドラセナ・エリアス。今度こそ、その身柄を確保する。その強い意志を込めてリリアーヌはクラフトシティを睨んだ。
ナハトたちは王城の中でこれからの方針を話し合うために集まっていた。リアライド王国に新たに旅立つことになった趣旨を王から直々に話され事情を知っているナハト、ドラセナ、グレース以外の面々に話すとアイネがその反応を返した。
「ほー、リアライドとはリアライドの王都のことか? では、ここからは大分距離があるな。またいい修行になりそうだ」
イーニッドがそう言って楽しげに笑う。
「リアライドへの道中をナハト様がドラセナさんを守って行く……これも闇を払う桜の勇者の使命ですね」
そう言ったイヴの言葉に「そうだな」とナハトは答える。
「まぁ、俺としちゃああんまり気は進まないんだけどな」
「なんでよ?」
アイネに問われる。
「いや、せっかく安全な王都まで来たのにそこを離れることもだけど、リアライドはドラセナの力を研究しているんだろう? なんだか、ドラセナを実験台にするような気がして……」
ナハトが答えるとアイネはなるほどね、と得心した顔になる。しかし、けれど、と言って言葉を発した。
「ドラセナだって、いつまでもこのままでいる訳にはいかないでしょう? 自分の中に眠る力、いつかはそれと向き合わないといけない時が来る……今がその時だって、だけの話よ」
アイネはそう言い、ドラセナの方を見る。ドラセナの中に眠る力。いつかは向き合わないといけない。
そうだろうか? とナハトは思った。自分の中に大きな力が秘められているというのはその力と向き合う義務を生むものなのだろうか? しかし、ドラセナはアイネの言葉にそうだね、と頷く。
「わたしもいつまでもこの力を制御出来ないままでいるのは嫌……何かの拍子で力が暴走してしまうかもしれないことを思うと怖くて仕方がない……」
ドラセナはそう言い、顔をうつむける。
暴走、か。これまでにナハトがドラセナの力の発現を見たのはナハト自身をこの世界に召喚したことと、獅子の想獣王の前足を切断した時だけだが、たしかに危うい力と言えるだろう。
それを思えばその力を自由に使えるようになるというのは、必要なことかもしれない。
「力の暴走を防ぐためにもわたしは自分の力を自分で制御できるようになりたい。だから、実験台にされるとかそう言う気はしていないの。ナハトも気にしなくていい」
アメジストの瞳が上目遣いでナハトを見上げてくる。そう言われては何も言えず、ナハトは頭を掻く。アイネが「まぁ」と口を挟んだ。
「リアライド王国の研究に協力するからって別にモルモット扱いを受ける訳じゃないでしょう? 向こうもドラセナがアインクラフトの要人だってことぐらい知っているはずだし、そんなに心配する必要はないんじゃないの?」
「そうだな。ヴァルチザンと違ってリアライドに関してはあまり悪い噂は聞かない。ナハトの考え過ぎではないのか?」
アイネとイーニッドの二人にそう言われ、ナハトはそうかな……と思った。しかし、たしかに、強引な手段でドラセナを奪おうとしているヴァルチザンと違って、リアライドは直接、アインクラフトに話を持ちかけてきたのだ。ドラセナに対する扱いもそう悪いものではないだろう。
「それじゃあ、どうしましょう。今すぐに出発するという訳ではないのでしょう?」
イヴの言葉にナハトは頷く。
「ああ。しばらくはここで疲れを癒やしておいてくれ、って言われたよ」
「そうですか……それでは、ナハト様は何かご予定はお有りで?」
「ドラセナと一緒にこの町を見て回ろうかと思っているけど……」
そう言うと場の空気が凍り付いた。なんだ? 今、自分は何か悪いことを言ったか? ナハトは困惑して一同を見渡す。「へ~、ドラセナと二人でね~、へ~、なるほど~」などとアイネが言い、イヴも少しムッとした表情を作る。
「むぅ……ずるいぞ、ドラセナ。わたしたちもナハトと一緒に町を見て回りたい」
「え……そ、そんなこと言われても……」
イーニッドの言葉にドラセナが返事に窮する。なんなんだ。ドラセナと一緒に町を観光することがそんなに悪いことなのか? ナハトがそんなことを思っていると、「まぁ、ナハト様にとってドラセナさんは特別ですしね」などとイヴが言った。
「私たちもせっかく王都まで来たんだから王都を見て回ろうとは思っていましたが、ナハト様とドラセナさんの邪魔をする訳にはいきませんからね。どうぞ、ご二人でゆっくり観光してきてください。私たちは私たちでわびしく観光してますので」
「イ、イヴ……ひょっとして、怒ってる……?」
「いーえ、怒ってなどいませんよ」
どう見ても怒っていた。アイネも不機嫌そうに言う。
「ま、ドラセナと二人っきりの観光、せいぜい楽しんできたら? アタシは別にナハトとなんか一緒に観光もしたくないし、そもそもこの町は見慣れているし、なんとも思ってないから」
なんとも思ってない訳はないような言い様だった。ナハトは困惑の極みで何か悪いことをしたかなぁ。と考え込むのであった。
ヴァルチザン帝国軍四獅の一人、リリアーヌ・ブラーヌは遠目にクラフトシティの城壁を眺めながら苛立ちに顔を歪めていた。
結局、ドラセナ・エリアスと桜の勇者たちがクラフトシティに入る前にドラセナ・エリアスを拉致することはかなわなかった。
皇帝陛下からの命令を果たせなかった我が身を恥じる気持ちとドラセナ・エリアスを守り抜いた桜の勇者たちを憎む気持ちが同居する。
クラフトシティに入られてしまったとなればもう安易に手を出すこともできまい。一度、ゴルドニアース傭兵団がクラフトシティ内のドラセナ・エリアスを拉致したことがあるから警備も相応に強化されていることだろう。
とどのつまり、手詰まり、ということだ。どうすればいいのか。
クラフトシティの姿を睨みながら考え込んでいると、「竜を倒されたようだな」と声がかかった。ハッとして振り返る。そして、リリアーヌは驚愕に目を見開くことになった。
「ルゼ……? 貴方が何故ここに?」
腰に長い太刀をかけた茶色の長髪の男性の姿がそこにはあった。闇夜のように漆黒の衣装に身を纏ったその男は紛れもなくリリアーヌと同じヴァルチザン帝国四獅の一人にして剣鬼の異名を持つ剣の達人、ルゼ・メイルストロム。
ルゼは困惑するリリアーヌの態度を面白がるように笑うと「陛下からの命令だ」と答える。
「ドラセナ・エリアスの拉致を果たすのにお前一人では不足と見られたらしいな。オレにもお前に協力し、ドラセナ・エリアスを拉致しろ、との命令が下った」
ルゼはリリアーヌを小馬鹿にしたように笑う。その態度に不快感を抱きながら、リリアーヌは訊ねた。
「増援は貴方一人ですか?」
その言葉にルゼは顔を横に振る。
「いいや、ゴルドニアースの連中から戦力を借りて連れて来ている。こんなところにそいつらを連れてくればすぐにアインクラフトの王都の連中に見つかってしまうから、今はオレだけで来たがな」
たしかに。ここはアインクラフト王都の勢力内だ。一人二人の人間ならともかく、あまり多くの戦力を連れてくれば、すぐに察知されてアインクラフト軍が出張ってくるだろう。
「ですが、ドラセナ・エリアスたちはもう王都に入ってしまいました。どう拉致するというのです? 私や貴方が王都に潜入しますか?」
「それなんだがな。面白い情報が入ってきている。どうやら、ドラセナ・エリアスたちは再び王都を離れるようだぞ」
せっかく辿り着いた王都から離れる? どういうことだ、と視線でルゼに問いかける。
「リアライド王国に潜入させている間者からの情報だ。どうやらあそこの国もドラセナ・エリアスを欲しがっているらしいからな」
「リアライド……ドラセナ・エリアスはそこに向かうというのですか?」
「そういうことだ」
それは思いもよらない吉報だった。このクラフトシティからリアライド王国の王都までは距離がある。その道中を狙えばドラセナ・エリアスをさらうことも十分可能だ。
ルゼは何がおかしいのかクックック、と笑う。
「それにしても桜の勇者か。ドラセナ・エリアスの護衛に桜の勇者が付くというのなら是非とも戦ってみたいものだな。お前が呼んだ竜をも倒した猛者……オレを楽しませてくれるといいのだが」
心底、楽しげにルゼは笑う。この男は常に強者との戦いを求めている。桜の勇者と戦うかもしれないということもこの男にとってはご褒美も同然だろう。
リリアーヌは視線を再びクラフトシティの方に移す。ドラセナ・エリアス。今度こそ、その身柄を確保する。その強い意志を込めてリリアーヌはクラフトシティを睨んだ。
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