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第6章:リアライド王国・入国編
第68話:託された力
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炎の太刀が襲い掛かる。様々な軌跡を描きながら赤い剣筋は超高速でナハトに迫り来る。
それらをナハトは黄金の光刃でどうにか受け止めた。だが、一度や二度で終わりではない。
何度でも紅蓮の太刀はナハトに向かって襲い掛かってくる。必死で受け止めるので精一杯だった。完全に押されている。
それは分かる。分かるが、だからどうしろというのだ? 目の前の男はヴァルチザン帝国最強の剣士。
仲間たちと四人がかりでかかってもかなわなかった男なのだ。自分一人でどうにかなるはずが……。そんな諦めの感情が胸の芽生えたのが悪かったのだろう。
一太刀を受け止めきれず左肩を斬り裂かれた。「ぐっ……!」と声がもれる。裂傷と火傷が同時に生まれる。フン、とルゼはつまらなさそうに鼻を鳴らした。
「どうやら、お前はここまでのようだな。なるべく苦しまないように一気に殺してやる」
ルゼはそう言い、再び太刀で攻撃してくる。
均衡は崩れた。ルゼの一方的な攻勢でナハトは体のあちこちを斬り裂かれる。
聖桜剣を振るってナハトも必死で抵抗するが、ルゼの攻撃は防げない。
強い、強すぎる。ナハトはともすれば諦めそうになる自分を叱咤し、必死で聖桜剣を振るい続けた。
やがてルゼが大きく太刀を振りかぶる。その刀身の炎が一気に燃え上がる。
来る……と思った。勢い良くルゼは太刀を振るい、それを聖桜剣の刀身で受け止めたナハトだったが、そこで爆発が発生し、体ごと後ろに吹っ飛ばされた。
「ナハト様!」
他のメンバーの治療をしていたであろうイヴがナハトの元に駆け寄ってきて治癒杖キュアで傷を癒やす。
あちこちの裂傷や火傷が癒えていくのを感じるが、消耗した体力は戻ってこない。あくまで治癒杖は傷を治すだけのものなのだ。
傷の治った四人がかりで立ち上がり、再びルゼと相対する。ルゼはイヴを鋭い視線で一瞥する。
「治療の幻想具使いか。まずは貴様から殺さないとな」
ビクリ、とイヴは震え、後ろに下がる。そうして、四人がかりで再びルゼに攻撃を加えるが、ルゼはやはり強かった。
四人を同時に相手しても押し負けない。逆にナハトたちの方が傷を負う始末だった。
イーニッドの拳の連撃を太刀を振るい全て受け止め、弾き返し、次いでアイネが氷雪剣から放った氷雪の波動を炎の太刀で溶かし、グレースが放った不可視の風刃をやはりこれも見切りはたき落とす。最後にナハトが斬り掛かるが、それも余裕で凌がれる。
アイネとグレースの氷雪剣とハルバードの同時攻撃ですらルゼはしのぎ、逆にアイネの方に太刀を浴びせ、斬り傷を作らせる始末だった。
イーニッドがガントレットの幻想具の想力を解放し、巨大な拳のオーラを秘めた拳で殴り掛かるもそれすらも紅蓮の太刀は受け止めて見せた。
そして、逆にイーニッドの拳を払い除け、その体に紅蓮の太刀で斬り掛かる。
アイネの氷雪剣とルゼの紅蓮の太刀がぶつかり合うが、氷雪を操る氷雪剣ネーヴェは炎を操るルゼの紅蓮刀フィアンマ相手には相性が悪かった。
得意の氷雪攻撃も全て紅蓮の太刀から発せられる炎に溶かされ、ルゼの元まで届かない。何合か打ち合った後、アイネも紅蓮の太刀に体を斬り裂かれた。
その間もナハトとグレースは同時攻撃を続けていたのだが、これもしのぎきりながら、アイネに大ダメージをルゼは与えたのだ。
グレースがハルバードに風刃を纏わせて攻撃するもそれでもかなわない。
ナハトとグレースの二人がかりの攻撃も通用しない。紅蓮の太刀を受けて、一人、また一人と脱落していく。
傷を負った者は治癒杖で治療を受けてるが、体力までは戻らない。
結局、ナハトとルゼは一対一の戦いになってしまった。イーニッドがらしくもなく息を切らして、地面に膝をつき、グレースがハルバードを支えになんとか倒れるのを防ぎ、アイネも普段の強気な様子が嘘のように地面にへたれこみ、呆然としている。
ナハトは聖桜剣を手にルゼと相対する。
「もうお前たちは終わりだ。とっととこの太刀のサビとなれ」
嵐のような剣筋に襲われる。ナハトの体のあちこちが斬り裂かれる。
それでも、ナハトは聖桜剣を使って致命傷だけは喰らわないように踏ん張っていた。
だが、一合、ナハトの剣とルゼの太刀が打ち合った際にナハトの剣が弾かれた。
完全に無防備になったナハトにルゼは太刀を袈裟懸けの振り下ろす。肩から腰までをザックリ、斬り裂かれる。
たまらず後ろに倒れこんだ。斬り裂かれた箇所からは鮮血が溢れ、ナハトは視界がくらむのを感じる。ルゼはそんなナハトをつまらなさそうに見下ろしていた。
「ナハト!」
ドラセナの悲痛な悲鳴が弾け、ドラセナがナハトの側まで駆け出してくる。
ダメだ、来るな。危険だ。そう思ったナハトだったが、それを声に出す余裕はなかった。
イヴもやってきて治癒杖キュアで治療をする。たしかに傷は治ったが、やはり体力は回復しない。その場で聖桜剣を支えにして、なんとか起き上がり、荒い息を吐くナハトをルゼは一瞥する。
「フン。何度やろうと無駄だということがまだ分からないのか? いい加減見苦しいぞ。とっととくたばったらどうなんだ?」
ルゼはそう言い、すぐに襲い掛かってくることはなかった。そこには自らの力量に対する絶対的な自信がある。
側まで来たドラセナとイヴをナハトはかばおうとしたが、剣を支えになんとか立ち上がれているような状況ではそんなこともできるはずはなく、ルゼを睨むので精一杯だった。
ふとドラセナの方を見るとドラセナは両目をつむり、胸の前で両手を合わせていた。精神を集中するかのようなその動作。
その両手が掴んでいるのはカウニカでナハトがドラセナに買って上げた安物の首飾り。
ドラセナの体があわい光を帯びる。まさか、使うのか? ドラセナの内に秘められた力を? イヴもギョッとしてドラセナの方を見る。「ドラセナ、何を……」とナハトが声に出すと、「大丈夫」とドラセナは両目を開けた。
「この力はナハトのためのもの。ナハト、受け取ってわたしの力を」
そう言い、光り輝くドラセナの体の右手がナハトに差し出される。ナハトは戸惑いながらもその手を取った。光がドラセナの体からナハトの体に移る。
「なんだ! 貴様ら、何をやっている!?」
ルゼが初めて驚愕をあらわに叫び、ナハトたちに斬り掛かろうとする。
そこにグレースが乱入して、ルゼの太刀をハルバードで受け止めた。「邪魔くさい!」とルゼは太刀を振るい、あっという間にグレースを斬り伏せてしまったが、その時にはもうナハトとドラセナの行っていることは完成していた。
ナハトは自分の体が自分の体でないような錯覚にとらわれた。
傷は全て癒え、体力も全快している。それどころか普段の自分よりも遥かに体が軽い。体中に力がみなぎっていることを感じる。
これがドラセナの力の一端、なのだろうか? そう問いかける目でドラセナを見る。「成功……した……」とドラセナは自分でも驚いているような声を発した。
「ドラセナ、何を……?」
「わたしの中の想力をナハトの体に流し込んだ。これでナハトは普段よりずっと強くなったはず」
強くなった。それは分かる。今の自分はさっきまでの自分とは違う。体中に走る強さを感じ取れる。
どういう理屈か、訳が分からないが、ドラセナが自分のために自由には使えない力をなんとか制御して力を貸してくれたのは分かった。「ありがとう、ドラセナ」と声に出す。
「下がってて、後は俺がやる」
そう言い、ドラセナとイヴを後退させるとこちらを睨んでいるルゼを見る。フン、とルゼは鼻を鳴らす。
「どうやら少しは強くなったようだな。いいぞ、オレを楽しませてみせろ」
楽しげにルゼはそう言う。ナハトは聖桜剣を構えた。
行ける、とナハトは思った。ドラセナから分け与えられた力で体中には力がみなぎっている。この力を使えばこの男、ヴァルチザン最強の剣士のルゼ相手にも勝てる。その絶対の確信を抱く。
やがて、合図をした訳でもないのにナハトは聖桜剣を、ルゼは紅蓮刀を同時に振るい、お互いは再びぶつかり合った。
それらをナハトは黄金の光刃でどうにか受け止めた。だが、一度や二度で終わりではない。
何度でも紅蓮の太刀はナハトに向かって襲い掛かってくる。必死で受け止めるので精一杯だった。完全に押されている。
それは分かる。分かるが、だからどうしろというのだ? 目の前の男はヴァルチザン帝国最強の剣士。
仲間たちと四人がかりでかかってもかなわなかった男なのだ。自分一人でどうにかなるはずが……。そんな諦めの感情が胸の芽生えたのが悪かったのだろう。
一太刀を受け止めきれず左肩を斬り裂かれた。「ぐっ……!」と声がもれる。裂傷と火傷が同時に生まれる。フン、とルゼはつまらなさそうに鼻を鳴らした。
「どうやら、お前はここまでのようだな。なるべく苦しまないように一気に殺してやる」
ルゼはそう言い、再び太刀で攻撃してくる。
均衡は崩れた。ルゼの一方的な攻勢でナハトは体のあちこちを斬り裂かれる。
聖桜剣を振るってナハトも必死で抵抗するが、ルゼの攻撃は防げない。
強い、強すぎる。ナハトはともすれば諦めそうになる自分を叱咤し、必死で聖桜剣を振るい続けた。
やがてルゼが大きく太刀を振りかぶる。その刀身の炎が一気に燃え上がる。
来る……と思った。勢い良くルゼは太刀を振るい、それを聖桜剣の刀身で受け止めたナハトだったが、そこで爆発が発生し、体ごと後ろに吹っ飛ばされた。
「ナハト様!」
他のメンバーの治療をしていたであろうイヴがナハトの元に駆け寄ってきて治癒杖キュアで傷を癒やす。
あちこちの裂傷や火傷が癒えていくのを感じるが、消耗した体力は戻ってこない。あくまで治癒杖は傷を治すだけのものなのだ。
傷の治った四人がかりで立ち上がり、再びルゼと相対する。ルゼはイヴを鋭い視線で一瞥する。
「治療の幻想具使いか。まずは貴様から殺さないとな」
ビクリ、とイヴは震え、後ろに下がる。そうして、四人がかりで再びルゼに攻撃を加えるが、ルゼはやはり強かった。
四人を同時に相手しても押し負けない。逆にナハトたちの方が傷を負う始末だった。
イーニッドの拳の連撃を太刀を振るい全て受け止め、弾き返し、次いでアイネが氷雪剣から放った氷雪の波動を炎の太刀で溶かし、グレースが放った不可視の風刃をやはりこれも見切りはたき落とす。最後にナハトが斬り掛かるが、それも余裕で凌がれる。
アイネとグレースの氷雪剣とハルバードの同時攻撃ですらルゼはしのぎ、逆にアイネの方に太刀を浴びせ、斬り傷を作らせる始末だった。
イーニッドがガントレットの幻想具の想力を解放し、巨大な拳のオーラを秘めた拳で殴り掛かるもそれすらも紅蓮の太刀は受け止めて見せた。
そして、逆にイーニッドの拳を払い除け、その体に紅蓮の太刀で斬り掛かる。
アイネの氷雪剣とルゼの紅蓮の太刀がぶつかり合うが、氷雪を操る氷雪剣ネーヴェは炎を操るルゼの紅蓮刀フィアンマ相手には相性が悪かった。
得意の氷雪攻撃も全て紅蓮の太刀から発せられる炎に溶かされ、ルゼの元まで届かない。何合か打ち合った後、アイネも紅蓮の太刀に体を斬り裂かれた。
その間もナハトとグレースは同時攻撃を続けていたのだが、これもしのぎきりながら、アイネに大ダメージをルゼは与えたのだ。
グレースがハルバードに風刃を纏わせて攻撃するもそれでもかなわない。
ナハトとグレースの二人がかりの攻撃も通用しない。紅蓮の太刀を受けて、一人、また一人と脱落していく。
傷を負った者は治癒杖で治療を受けてるが、体力までは戻らない。
結局、ナハトとルゼは一対一の戦いになってしまった。イーニッドがらしくもなく息を切らして、地面に膝をつき、グレースがハルバードを支えになんとか倒れるのを防ぎ、アイネも普段の強気な様子が嘘のように地面にへたれこみ、呆然としている。
ナハトは聖桜剣を手にルゼと相対する。
「もうお前たちは終わりだ。とっととこの太刀のサビとなれ」
嵐のような剣筋に襲われる。ナハトの体のあちこちが斬り裂かれる。
それでも、ナハトは聖桜剣を使って致命傷だけは喰らわないように踏ん張っていた。
だが、一合、ナハトの剣とルゼの太刀が打ち合った際にナハトの剣が弾かれた。
完全に無防備になったナハトにルゼは太刀を袈裟懸けの振り下ろす。肩から腰までをザックリ、斬り裂かれる。
たまらず後ろに倒れこんだ。斬り裂かれた箇所からは鮮血が溢れ、ナハトは視界がくらむのを感じる。ルゼはそんなナハトをつまらなさそうに見下ろしていた。
「ナハト!」
ドラセナの悲痛な悲鳴が弾け、ドラセナがナハトの側まで駆け出してくる。
ダメだ、来るな。危険だ。そう思ったナハトだったが、それを声に出す余裕はなかった。
イヴもやってきて治癒杖キュアで治療をする。たしかに傷は治ったが、やはり体力は回復しない。その場で聖桜剣を支えにして、なんとか起き上がり、荒い息を吐くナハトをルゼは一瞥する。
「フン。何度やろうと無駄だということがまだ分からないのか? いい加減見苦しいぞ。とっととくたばったらどうなんだ?」
ルゼはそう言い、すぐに襲い掛かってくることはなかった。そこには自らの力量に対する絶対的な自信がある。
側まで来たドラセナとイヴをナハトはかばおうとしたが、剣を支えになんとか立ち上がれているような状況ではそんなこともできるはずはなく、ルゼを睨むので精一杯だった。
ふとドラセナの方を見るとドラセナは両目をつむり、胸の前で両手を合わせていた。精神を集中するかのようなその動作。
その両手が掴んでいるのはカウニカでナハトがドラセナに買って上げた安物の首飾り。
ドラセナの体があわい光を帯びる。まさか、使うのか? ドラセナの内に秘められた力を? イヴもギョッとしてドラセナの方を見る。「ドラセナ、何を……」とナハトが声に出すと、「大丈夫」とドラセナは両目を開けた。
「この力はナハトのためのもの。ナハト、受け取ってわたしの力を」
そう言い、光り輝くドラセナの体の右手がナハトに差し出される。ナハトは戸惑いながらもその手を取った。光がドラセナの体からナハトの体に移る。
「なんだ! 貴様ら、何をやっている!?」
ルゼが初めて驚愕をあらわに叫び、ナハトたちに斬り掛かろうとする。
そこにグレースが乱入して、ルゼの太刀をハルバードで受け止めた。「邪魔くさい!」とルゼは太刀を振るい、あっという間にグレースを斬り伏せてしまったが、その時にはもうナハトとドラセナの行っていることは完成していた。
ナハトは自分の体が自分の体でないような錯覚にとらわれた。
傷は全て癒え、体力も全快している。それどころか普段の自分よりも遥かに体が軽い。体中に力がみなぎっていることを感じる。
これがドラセナの力の一端、なのだろうか? そう問いかける目でドラセナを見る。「成功……した……」とドラセナは自分でも驚いているような声を発した。
「ドラセナ、何を……?」
「わたしの中の想力をナハトの体に流し込んだ。これでナハトは普段よりずっと強くなったはず」
強くなった。それは分かる。今の自分はさっきまでの自分とは違う。体中に走る強さを感じ取れる。
どういう理屈か、訳が分からないが、ドラセナが自分のために自由には使えない力をなんとか制御して力を貸してくれたのは分かった。「ありがとう、ドラセナ」と声に出す。
「下がってて、後は俺がやる」
そう言い、ドラセナとイヴを後退させるとこちらを睨んでいるルゼを見る。フン、とルゼは鼻を鳴らす。
「どうやら少しは強くなったようだな。いいぞ、オレを楽しませてみせろ」
楽しげにルゼはそう言う。ナハトは聖桜剣を構えた。
行ける、とナハトは思った。ドラセナから分け与えられた力で体中には力がみなぎっている。この力を使えばこの男、ヴァルチザン最強の剣士のルゼ相手にも勝てる。その絶対の確信を抱く。
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