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第7章:リアライド王国・冒険編
第85話:非道なる研究
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それから毎日、ドラセナの力の研究は続いた。
最初のうちはドラセナに付き添いで一緒に研究所に行っていたナハトたちだったが、次第に安心してドラセナが非道な行いをされることがないと分かると、常に一緒にいるということはなくなっていった。
そうして数日が過ぎた。
リアライド王によるとやはりベルード伯爵を逮捕したりするのは難しいらしい。
彼はリアライドの発展に貢献した国家の重鎮だ。彼を逮捕するのはいくらナハトたちが大事な客分でも、それだけの証言では証拠が足りないという話だった。
これには少なからず不満があったナハトたちだが、こうして王都に到着してしまった今となってはベルード伯爵とて手を出すことはできないことを思うとなんとか納得した。
そうしてさらに数日が過ぎた後だった。
研究所から帰って来たドラセナの様子が明らかにおかしかった。
ふらつく体を無理矢理動かしているようによろめきながら王城に戻ってきたのだ。これには流石にナハトも驚き、ドラセナに詰め寄った。
「どうしたドラセナ? そんな疲れた顔をして……何かあったのか?」
ナハトはそう言うが、ドラセナは「なんでもない」の一点張りで何も言おうとしない。しかし、何かがあったのは明白だった。
その翌日もドラセナはそんな様子で帰って来た。これは何かがあったに違いない。そう思ったナハトはその翌日。ドラセナが研究所に行くのに付き添おうとした。
しかし、ドラセナはそんなナハトを拒む。だが、ナハトとて、それで付いていかない訳にはいかなかった。
ドラセナに何か酷いことをされているのなら、非道な行いをされているのなら、ドラセナを連れてリアライドを出る。その約束は健在だからだ。 結局、ドラセナには拒まれたものの、ドラセナに内緒で彼女が研究所に行った後、ナハトも研究所に向かった。
そこで受付の人間に話して中に通してもらう。ドラセナがいるという場所。そこに向かったナハトが見たのは衝撃的な光景だった。
「あああああああああああああああ!」
ドラセナが何やら器具に体を繋がれ、悲鳴を上げている。周囲一体には想力の高まりも感じられる。
側にはマヘリアもいる。ナハトは慌ててその場に乱入し、「ドラセナ!」と叫んだ。マヘリアはぎょっとした様子でナハトの方を振り向く。
「何をやっているんだ! すぐにやめさせろ!」
ナハトはそうマヘリアに叫び、マヘリアは研究員たちに指示を出す。ドラセナの叫び声が消え、周囲に高まっていた想力の集まりも霧散する。
機械から解放され倒れ込みそうになったドラセナの体をナハトは支えた。「大丈夫か!? ドラセナ!」と焦る声をかける。
ドラセナは「大……丈夫……」と弱々しい声を返す。
ナハトはマヘリアを睨んだ。やはり非道な実験が行われていたのだ。ドラセナはそのためのモルモットにされていたのだ。
殺気すら込めたナハトの視線にマヘリアは「ごめんなさい」と頭を下げる。
「これからの研究のためにドラセナさんの力の限界点を測っておく必要があったの」
「限界点を測っておくって……そのためにこんなドラセナに苦痛を与えることを!」
怒り心頭で発するナハトの声にマヘリアは申し訳なさそうな顔になる。そんなナハトを止めたのは意外にもドラセナ本人だった。
「いいの……ナハト……これは、これからの研究のために必要なこと、だから……」
「必要なことってなんだよ!」
ナハトは高ぶる感情を隠そうともせずにそう叫ぶ。
研究のために必要? そんなお題目でこんな非道が許されると思っているのか? ナハトはマヘリアを再度睨み付ける。
「アンタたちは一体、何を研究しているんだ!? ドラセナの力を測って、何をやりたい!」
ナハトの怒声が響く。「ナハト……いいの」とドラセナが止めてくるがそれで止まるナハトではない。
マヘリアはそんなナハトの視線から顔をそむけずに向き合い、その果てに「わかったわ」と言った。
「私たちが研究しているもの。ドラセナさんの力を使った末に出来上がるものを見せてあげる」
「主任研究員! 本気ですか!?」
周りのスタッフがマヘリアの言葉に驚きを露わにする。見せてしまっていいのか、という戸惑いがスタッフの間に漂っていた。
だが、マヘリアは毅然とした顔でナハトと向き合い、「ついて来て」と言う。マヘリアは研究所の先に進んで行く。ナハトはドラセナを支えながら、その後ろに続いた。
ここから先は以前、研究所に来た時も行かなかった場所だ。一体、何を研究しているのやら。
もはや、ナハトにはこの研究所、ひいてはこの国のこと自体が信用できなくなっていた。
そんな気持ちでマヘリアの後を追うと開けた空間に出た。大きく広がった空間に巨大な物体がある。これは……。ナハトが驚愕に目を見開くとマヘリアが口を開く。
「これがドラセナさんの力を用いて運用しようとしている私たちの研究の最終目標よ」
視線の先にあるもの。それはどう見ても飛行機だった。三角形状の体、両端に突き出た翼。
ナハトのいた世界にあったものと細かな形状は違うがそれが飛行機であることには違いはなかった。
この世界で飛行機? そのミスマッチさにナハトは呆然として言葉を失う。
よくよく見れば辺りは飛行機の格納庫といった光景が広がっていて、ファンタジーなこの世界にはますます持ってミスマッチな雰囲気だった。
「飛行船アルヴァレス」
マヘリアが訊いてもいないのに飛行機の名前らしきものを呟く。
「私たちはドラセナさんの力を用いてこれを空に飛ばそうと思っているの」
「ドラセナを飛行機を動かす動力源にしようってのか?」
「そういうことになるわね」
マヘリアは申し訳なさそうな顔をしてそう言うが、申し訳なさそうな顔をしたからといって何でも許される訳ではない。「冗談じゃない!」とナハトは叫んでいた。
「そんな人間を電池か何かみたいに! そんなこと許せるものか! 俺たちはすぐにアインクラフトに帰る!」
そう言ったナハトだったが、ドラセナはそんなナハトを制する言葉を発する。
「いいの、ナハト。つらいのも後、少しだけだから……それが終われば……」
「それが終わればお前はこの飛行機の動力源にされるんだぞ? そんなことでいいのか? そんなことに力を利用されていいのか?」
ナハトはどうしてドラセナがそんなに献身的に尽くすのかまるで理解できなかった。ドラセナは「それでもいい」と言葉を発する。
「アルヴァレスの動力源にされるからって言ってもずっと機械に繋ぎっぱなしって訳じゃないの。必要な量の想力を注ぎ込めばそれだけでアルヴァレスは飛べる」
「だからって……」
ドラセナの言葉にナハトは返す言葉を失う。
ドラセナはこの飛行機の完成に自分の力を使うつもりでいる。
それが痛いほど伝わってくる。痛ましいほど、伝わってくる。
ドラセナはアメジストの瞳でそんなナハトを真っ直ぐに見据えて言った。
「それに、何もこの研究は飛行機の完成のためだけじゃないの。わたしも以前と比べたら格段に自分の力を制御できるようになってきている。マインダースでの戦いの時みたいに他人に自分の想力を分け与えるなんてこともできるようになってきている。この研究はつらいけれど、たしかにわたしのためになっているの」
そう言われてしまえば言い返す言葉はなかった。ナハトは何も言えず飛行機……アルヴァレスを見上げ、そして、マヘリアを見た。
「王は……リアライド王とアインクラフト王はこのことを承知なのか?」
「……ええ、そのはずよ」
「そうか……」
もはや、嘆息するしかない。二人の王はこの非道な研究内容を知りながら、それを許容したというのか。
ナハトはドラセナを見る。か弱い体がさらに弱々しく見える。こんな体で非道な実験に耐えているのか。
そんな思いでナハトがドラセナを見ていると、ドラセナは「わたしは……大丈夫だから」と気丈な声を発する。
「もう少しなの、ナハト。研究の完成まで……そしたら、わたしは解放される……だからナハト、それまでもう少しだけ我慢して」
「本当にそうなんだな?」
ナハトの言葉にドラセナは頷く。ナハトはマヘリアの方を見て、視線で問いかける。
「ええ。研究の完成まであと少しのところまで来ている。そうしたらドラセナさんへのきつい仕打ちはなくなるわ」
「……その言葉を信じます」
ナハトはそう言った。どれだけ非道でも、どれだけつらいことでも、ドラセナ本人が大丈夫と言い張っている以上、ナハトにそれ以上言えることなどなかった。
だけど、一つだけ譲れない条件があった。
「これからは俺も毎日、ドラセナと一緒に研究所に来る。ドラセナがつらい思いをして実験を受けているのに王城でのんびり過ごすなんてできない」
「でも……ナハト、きっとつらいよ?」
見守るナハトよりも被験者であるドラセナ本人の方がつらいだろうにそんなことを言ってドラセナはナハトを気遣ってくれる。ナハトは「承知の上だ」と答える。
「もうドラセナを放っておくことなんてできない。いいですよね? マヘリアさん」
「……ええ、構わないわ。でも、ドラセナさんの言った通り、ナハトくんにもつらいことになるかもしれないわよ?」
「覚悟の上です」
ナハトは答えた。これから先の研究は自分もドラセナを見守る。
そして、ドラセナの体に何かありそうならば、武力を行使してでも止める。その決意で答える。
「飛行船……アルヴァレス、か……」
ナハトはアルヴァレスを再度、見上げる。ドラセナの力を使って宙に飛ばそうとしている大型機械。
その威容は圧倒的で、か細いドラセナの姿とは全く釣り合いが取れていなかった。
最初のうちはドラセナに付き添いで一緒に研究所に行っていたナハトたちだったが、次第に安心してドラセナが非道な行いをされることがないと分かると、常に一緒にいるということはなくなっていった。
そうして数日が過ぎた。
リアライド王によるとやはりベルード伯爵を逮捕したりするのは難しいらしい。
彼はリアライドの発展に貢献した国家の重鎮だ。彼を逮捕するのはいくらナハトたちが大事な客分でも、それだけの証言では証拠が足りないという話だった。
これには少なからず不満があったナハトたちだが、こうして王都に到着してしまった今となってはベルード伯爵とて手を出すことはできないことを思うとなんとか納得した。
そうしてさらに数日が過ぎた後だった。
研究所から帰って来たドラセナの様子が明らかにおかしかった。
ふらつく体を無理矢理動かしているようによろめきながら王城に戻ってきたのだ。これには流石にナハトも驚き、ドラセナに詰め寄った。
「どうしたドラセナ? そんな疲れた顔をして……何かあったのか?」
ナハトはそう言うが、ドラセナは「なんでもない」の一点張りで何も言おうとしない。しかし、何かがあったのは明白だった。
その翌日もドラセナはそんな様子で帰って来た。これは何かがあったに違いない。そう思ったナハトはその翌日。ドラセナが研究所に行くのに付き添おうとした。
しかし、ドラセナはそんなナハトを拒む。だが、ナハトとて、それで付いていかない訳にはいかなかった。
ドラセナに何か酷いことをされているのなら、非道な行いをされているのなら、ドラセナを連れてリアライドを出る。その約束は健在だからだ。 結局、ドラセナには拒まれたものの、ドラセナに内緒で彼女が研究所に行った後、ナハトも研究所に向かった。
そこで受付の人間に話して中に通してもらう。ドラセナがいるという場所。そこに向かったナハトが見たのは衝撃的な光景だった。
「あああああああああああああああ!」
ドラセナが何やら器具に体を繋がれ、悲鳴を上げている。周囲一体には想力の高まりも感じられる。
側にはマヘリアもいる。ナハトは慌ててその場に乱入し、「ドラセナ!」と叫んだ。マヘリアはぎょっとした様子でナハトの方を振り向く。
「何をやっているんだ! すぐにやめさせろ!」
ナハトはそうマヘリアに叫び、マヘリアは研究員たちに指示を出す。ドラセナの叫び声が消え、周囲に高まっていた想力の集まりも霧散する。
機械から解放され倒れ込みそうになったドラセナの体をナハトは支えた。「大丈夫か!? ドラセナ!」と焦る声をかける。
ドラセナは「大……丈夫……」と弱々しい声を返す。
ナハトはマヘリアを睨んだ。やはり非道な実験が行われていたのだ。ドラセナはそのためのモルモットにされていたのだ。
殺気すら込めたナハトの視線にマヘリアは「ごめんなさい」と頭を下げる。
「これからの研究のためにドラセナさんの力の限界点を測っておく必要があったの」
「限界点を測っておくって……そのためにこんなドラセナに苦痛を与えることを!」
怒り心頭で発するナハトの声にマヘリアは申し訳なさそうな顔になる。そんなナハトを止めたのは意外にもドラセナ本人だった。
「いいの……ナハト……これは、これからの研究のために必要なこと、だから……」
「必要なことってなんだよ!」
ナハトは高ぶる感情を隠そうともせずにそう叫ぶ。
研究のために必要? そんなお題目でこんな非道が許されると思っているのか? ナハトはマヘリアを再度睨み付ける。
「アンタたちは一体、何を研究しているんだ!? ドラセナの力を測って、何をやりたい!」
ナハトの怒声が響く。「ナハト……いいの」とドラセナが止めてくるがそれで止まるナハトではない。
マヘリアはそんなナハトの視線から顔をそむけずに向き合い、その果てに「わかったわ」と言った。
「私たちが研究しているもの。ドラセナさんの力を使った末に出来上がるものを見せてあげる」
「主任研究員! 本気ですか!?」
周りのスタッフがマヘリアの言葉に驚きを露わにする。見せてしまっていいのか、という戸惑いがスタッフの間に漂っていた。
だが、マヘリアは毅然とした顔でナハトと向き合い、「ついて来て」と言う。マヘリアは研究所の先に進んで行く。ナハトはドラセナを支えながら、その後ろに続いた。
ここから先は以前、研究所に来た時も行かなかった場所だ。一体、何を研究しているのやら。
もはや、ナハトにはこの研究所、ひいてはこの国のこと自体が信用できなくなっていた。
そんな気持ちでマヘリアの後を追うと開けた空間に出た。大きく広がった空間に巨大な物体がある。これは……。ナハトが驚愕に目を見開くとマヘリアが口を開く。
「これがドラセナさんの力を用いて運用しようとしている私たちの研究の最終目標よ」
視線の先にあるもの。それはどう見ても飛行機だった。三角形状の体、両端に突き出た翼。
ナハトのいた世界にあったものと細かな形状は違うがそれが飛行機であることには違いはなかった。
この世界で飛行機? そのミスマッチさにナハトは呆然として言葉を失う。
よくよく見れば辺りは飛行機の格納庫といった光景が広がっていて、ファンタジーなこの世界にはますます持ってミスマッチな雰囲気だった。
「飛行船アルヴァレス」
マヘリアが訊いてもいないのに飛行機の名前らしきものを呟く。
「私たちはドラセナさんの力を用いてこれを空に飛ばそうと思っているの」
「ドラセナを飛行機を動かす動力源にしようってのか?」
「そういうことになるわね」
マヘリアは申し訳なさそうな顔をしてそう言うが、申し訳なさそうな顔をしたからといって何でも許される訳ではない。「冗談じゃない!」とナハトは叫んでいた。
「そんな人間を電池か何かみたいに! そんなこと許せるものか! 俺たちはすぐにアインクラフトに帰る!」
そう言ったナハトだったが、ドラセナはそんなナハトを制する言葉を発する。
「いいの、ナハト。つらいのも後、少しだけだから……それが終われば……」
「それが終わればお前はこの飛行機の動力源にされるんだぞ? そんなことでいいのか? そんなことに力を利用されていいのか?」
ナハトはどうしてドラセナがそんなに献身的に尽くすのかまるで理解できなかった。ドラセナは「それでもいい」と言葉を発する。
「アルヴァレスの動力源にされるからって言ってもずっと機械に繋ぎっぱなしって訳じゃないの。必要な量の想力を注ぎ込めばそれだけでアルヴァレスは飛べる」
「だからって……」
ドラセナの言葉にナハトは返す言葉を失う。
ドラセナはこの飛行機の完成に自分の力を使うつもりでいる。
それが痛いほど伝わってくる。痛ましいほど、伝わってくる。
ドラセナはアメジストの瞳でそんなナハトを真っ直ぐに見据えて言った。
「それに、何もこの研究は飛行機の完成のためだけじゃないの。わたしも以前と比べたら格段に自分の力を制御できるようになってきている。マインダースでの戦いの時みたいに他人に自分の想力を分け与えるなんてこともできるようになってきている。この研究はつらいけれど、たしかにわたしのためになっているの」
そう言われてしまえば言い返す言葉はなかった。ナハトは何も言えず飛行機……アルヴァレスを見上げ、そして、マヘリアを見た。
「王は……リアライド王とアインクラフト王はこのことを承知なのか?」
「……ええ、そのはずよ」
「そうか……」
もはや、嘆息するしかない。二人の王はこの非道な研究内容を知りながら、それを許容したというのか。
ナハトはドラセナを見る。か弱い体がさらに弱々しく見える。こんな体で非道な実験に耐えているのか。
そんな思いでナハトがドラセナを見ていると、ドラセナは「わたしは……大丈夫だから」と気丈な声を発する。
「もう少しなの、ナハト。研究の完成まで……そしたら、わたしは解放される……だからナハト、それまでもう少しだけ我慢して」
「本当にそうなんだな?」
ナハトの言葉にドラセナは頷く。ナハトはマヘリアの方を見て、視線で問いかける。
「ええ。研究の完成まであと少しのところまで来ている。そうしたらドラセナさんへのきつい仕打ちはなくなるわ」
「……その言葉を信じます」
ナハトはそう言った。どれだけ非道でも、どれだけつらいことでも、ドラセナ本人が大丈夫と言い張っている以上、ナハトにそれ以上言えることなどなかった。
だけど、一つだけ譲れない条件があった。
「これからは俺も毎日、ドラセナと一緒に研究所に来る。ドラセナがつらい思いをして実験を受けているのに王城でのんびり過ごすなんてできない」
「でも……ナハト、きっとつらいよ?」
見守るナハトよりも被験者であるドラセナ本人の方がつらいだろうにそんなことを言ってドラセナはナハトを気遣ってくれる。ナハトは「承知の上だ」と答える。
「もうドラセナを放っておくことなんてできない。いいですよね? マヘリアさん」
「……ええ、構わないわ。でも、ドラセナさんの言った通り、ナハトくんにもつらいことになるかもしれないわよ?」
「覚悟の上です」
ナハトは答えた。これから先の研究は自分もドラセナを見守る。
そして、ドラセナの体に何かありそうならば、武力を行使してでも止める。その決意で答える。
「飛行船……アルヴァレス、か……」
ナハトはアルヴァレスを再度、見上げる。ドラセナの力を使って宙に飛ばそうとしている大型機械。
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