忘れじの契約~祖国に見捨てられた最強剣士、追放されたので外国でバトル系配信者を始めます~

朝露ココア

文字の大きさ
37 / 105
3章 猛花薫風事件

4. 第一回 ドラゴン狩り講座! 実戦編

しおりを挟む
 『【レヴリッツ・シルヴァ/実況】第一回 ドラゴン狩り講座! 実戦編』

 「…………」

 〔こんにちは〕
 〔やっぱこれだね〕
 〔あ〕
 〔なんでいつも最初黙ってるんですか?〕

 軍隊と作戦会議を終えた後、レヴリッツは配信を開始する。
 これより呪竜討伐作戦が決行される。バトルパフォーマーになって以来披露することがなかった、竜殺しの腕前を見せる時。

 「はじめに。本配信には、動物……竜を殺害する描写が含まれます。苦手な方は視聴をご遠慮ください。ガイドラインに則り、配信後は特定箇所に編集を加える場合があります。予めご了承ください。
 また、本配信及び狩猟はリンヴァルス国の認可を正式に受けて行っています。竜種の無断狩猟は犯罪となるのでご注意ください」

 〔注意たすかる〕
 〔アーカイブメン限にしないか?〕
 〔(三・¥・三)(三・¥・三)(三・¥・三)
 (三・¥・三)(三・¥・三)(三・¥・三)レヴ影分身〕

 巨大な岩に蜷局とぐろを巻き、全長15メートルの呪竜が眠っている。黒き体表に、毒々しい色の鶏冠とさか。何よりも恐ろしいのは身体の大きさだ。竜種はいずれも巨躯を誇っており、身体が大きいと言うだけで生物にとっては大きなアドバンテージとなる。
 ペリはレヴリッツの後に呪竜の姿を映し、カメラマンの仕事に徹していた。

 「じゃあ早速だけど、狩猟を開始しようと思う、思います。
 よし……」

 レヴリッツは片手を大きく振り、周囲の軍隊に合図を出す。
 指揮官のゼノム中将は緊張した面持ちで作戦を見守っていた。なにせ今回の作戦は異様なものだ。レヴリッツから提案された時は耳を疑ったものだ。

 「総員、戦闘用意! レヴリッツ殿が合図を出すまで動くな!」

 「よしよし、みんなしっかり動けていますね。
 さて、視聴者の皆さんは竜を狩るために必要な技能は何だと思いますか?」

 〔知らねえよ〕
 〔強さ〕
 〔は?〕
 〔いいからさっさとやれ〕
 〔呪竜初めて見たけどかっけえ〕

 レヴリッツはマイクが胸元についていることを確認。カメラから遠ざかって呪竜の下へゆっくりと歩いていく。

 「──今から不意を突く。
 真の強者ってのはね、ふいうちを外さないんですよ」

 歩きながら、彼は滔々とうとうと講釈を垂れる。
 竜種を前にしての余裕の態度に、周囲の面々は息を呑んでいた。

 普通に考えれば、大岩で眠る呪竜の不意を突くと思うだろう。しかし、作戦を聞いている周囲の軍人はレヴリッツの語る「不意打ち」が呪竜に対するものではなく、視聴者に対するものであることを理解していた。

 「まず武器を捨てます」

 レヴリッツは刀を地面に投げ捨てた。

 〔!?〕
 〔は?〕
 〔草〕
 〔きたああああああ〕

 「次に呪竜を起こします。
 おはよぉおおー----!!! 起きてぇええー--!!
 おきておきておきてー!!」

 そして大声で呪竜の顔面を揺さぶった。

 〔うっさ〕
 〔わあ!?〕
 〔草〕
 〔これは不意打ち〕
 〔おきてえええええ!!!〕

 『──?(うっせえな……)』

 耳元で叫ばれた呪竜は、眠そうにまぶたを開く。
 黄金の竜の瞳が、レヴリッツの瞳と交差する。
 彼は上体を曲げて竜と視線を合わせた。

 「おはよ♡ 早く起きないとー……いたずらしちゃうぞ♡」

 〔うおおおおおおおおお〕
 〔これが竜殺しです、か〕
 〔俺にもいたずらして♡〕

 これは茶番ではない。歴とした竜殺しである。
 正真正銘、命の奪い合い。

 眠りから揺り起こされた呪竜は、自分の眠りを妨げた人間を凝視する。
 ゆっくりと重たい首をもたげ、レヴリッツを見下ろした。竜からすれば、人間などみな等しく矮小わいしょうな生物。この無礼な人間にも鉄槌を下してやる気でいた。
 しかしながら、竜は小動物を狩るにも全力を尽くす生き物。その習性をレヴリッツもまた理解していた。

 『──!(なんやその目つき! こっちは竜やぞ!)』

 威嚇の咆哮。
 大気を震わせる呪竜の咆哮が山脈に轟いた。レヴリッツはマイクを咆哮の直前にミュートしつつ、魔力で耳栓をする。
 視聴者の鼓膜を守りつつ、自分の鼓膜も保護。

 「まあまあ、そう怒らないで。僕は君にプレゼントを届けに来たんだ。
 はい、どうぞ。毒は入ってないよ」

 レヴリッツは竜が食うための肉を投擲。すっぽりと竜の大口に肉が飛び込んだ。
 これは竜の身体強化を行うための加工肉。主に防御力を強化する作用を持つ。今回は流血抑制のオプションがあるので、血を流させないための処置だ。

 毒がないと舌で感じ取った呪竜は、投げられた肉をそのまま咀嚼して飲み込む。瞬間、自分の身体が強化された高揚を感じ取った。

 『──?』

 〔もぐもぐ〕
 〔かわいい〕
 〔ただの餌付けw〕

 餌を施された。この事実は竜種にとっては屈辱である。
 本来、竜種とは強靭な力によって他者の施しを受けず、孤独に生きていく種族。レヴリッツの肉が罠かと身構えたが、どうもそうではないらしい。単純に餌を与えられたと自覚した呪竜は、気分がどこか苛立つ。

 『グルルルル……』

 「どう? 気に入ってもらえるように頑張って味を調合したんだけど……現役の時より腕が鈍っていてね。もしかしたら微妙な味かもしれない……ごめんねっピ」

 〔ピ!?〕
 〔じゅりゅレヴてえてえ〕
 〔なあ、こいつペットにしないか?〕

 人間の言葉は竜にはわからない。
 目の前の人間が何かを喋っているようだが、もしかして自分を手懐けようとしているのか。だとしたら大きな傲りだ……と呪竜は思う。

 竜種は最強の種族。誰にも懐くことはない。
 ましてや下等生物の人間に服従するなど。

 『──!』

 突如として呪竜が咆哮。再びレヴリッツはマイクをミュート。咆哮の前兆は喉元の動きで読み取れる。
 いい感じに呪竜が怒り出した。実行してみるまでは異様なブランクを感じて不安だったが、実際に作戦を行ってみると円滑に進んでいて安心する。

 「来るか」

 呪竜には習性がある。
 まずは相手を呪術で弱らせる習性だ。強大な敵愾心てきがいしんを呪いの霧に変え、噴射して敵を弱らせる。

 今回の呪竜も例に漏れず、口から暗黒の霧を吐き出した。

 「龍狩たつがり──」

 霧が眼前に迫った刹那、レヴリッツの魔力が展開される。
 暗黒の霧は彼の指に吸い込まれ、次々と彼の身体に蓄積されていく。呪念の蓄積は身体に毒を溜め込むことに等しい。下手をすれば絶命する。

 「吸引力の変わらない、ただひとつのレヴリッツ。君に恨みはないけれど、呪念を倍にしてお返ししよう。僕は関係ない人にも悪意を最大限にぶつけられる人間なんだ」

 呪術は外道だと、かつてそしられたことがあった。あながち間違いではない。
 対象への負の感情を高めることで、際限なく呪術の効用も高まるのだから。性格が悪辣なほどに、呪術のコントロールは巧みになる。

 「──《呪詛返し》」

 例えば、レヴリッツ・シルヴァの本性であれば。
 この世で右に出る者はいないほど巧妙に。

 彼の体内に蟠っていた呪力の霧が払われ、呪竜へと反射される。
 レヴリッツの悪意を受けた呪竜は身を竦ませるとともに、呪術への耐性を大きく下げてしまう。目の前の人間は人間ではない。

 『──(悪魔だ)』

 ……と。
 呪竜は怯む。

 その隙を見逃す竜殺しではなかった。
 瞬間的にレヴリッツが動く。疾風迅雷の如く、目にも止まらぬ速さで。
 呪竜の懐へ潜り込んだ彼は竜の急所……首元へ手を。竜の体内へ反射させた呪力を、すべて首元へ集中させる。
 レヴリッツの手が磁石になっているように、竜の体内にある呪力が砂鉄のごとく吸い寄せられた。

 「今です!」

 号令と同時、周囲の軍隊が動き出す。
 弱点に呪念を集められた呪竜は動くことすらままならず、ただ身体を震わせる。己が吐いた毒で死ぬことになるのだ。

 「総員、掃射!」

 ゼエム中将の合図。
 四方八方から眩い閃光が弾けた。肉体を傷つけることのない、魔術の光である。白光の線が呪竜の全身を絡め取る。
 レヴリッツは首元から呪竜の正面へ回り、再び視線を交差させた。

 「……じゃあな。生き物を殺すってのは、こういうことだ。人間のエゴで排除される……残酷な世界を恨んで死んでくれ。恨むなら今、目の前にいる人間を恨め」

 瞬間、呪竜は突如として息絶えた。
 外傷がないにも拘わらず。

 「ストレス死。プライドの高い竜種だからこそ頻発する死に方だ。
 単純なストレス急増に加えて、呪術によって首元を圧迫されることによる動脈硬化。さらに防御力強化の餌で筋肉も硬化しているから……そりゃ死ぬ」

 手を大きく振って、作戦の終了を宣言する。
 軍隊が動き出し、光線の包囲を解除するとともに死体の回収に取りかかった。

 〔呪竜;;〕
 〔エビ、お前・・・〕
 〔最後の言葉沁みたね〕
 〔海老で竜を釣るか〕

 この配信がレヴリッツにとって前進となるか後退となるか。
 同時接続は過去最高を叩き出した。しかし、こんなしんみりとした終わり方で新規獲得に繋がるのか。
 レヴリッツは一抹の不安を覚えながらも笑顔を作った。後でエゴサして配信の評判を調べよう。

 「見たか、この華麗なドラゴンスレイを!
 竜を屠るのは「真心」だ……呪力で動けないのって生物屈指のバグじゃないですか?」

 ペリはそんな彼の様子を撮影しつつ、唖然としていた。
 ふざけた茶番が始まったと思ったら、いつの間にか狩猟が終わっている。まるで雷のような一幕であった。
 目の前には軍によって囲まれる呪竜の死骸。

 「じゃ、これで配信終わりまーす!
 おつかれー!」

 〔おつ〕
 〔お疲れ様です!〕
 〔命の儚さを再認識した〕
 〔おもしろかったぞ〕

 ペリが見る限り、コメントは好感触だ。
 こういう命を扱う配信は下手をすれば大炎上する。視聴者が落ち着いているのも、呪竜を殺す直前にレヴリッツが真面目な言葉をかけたお陰だろか。
 普段はふざけている彼が、命を奪うに当たっては真剣になっていたことが視聴者に好印象を与えたのかもしれない。

 配信を切った後、レヴリッツは己の手を見つめて呟く。

 「……やっぱり違和感がある。呪念のコントロールは上手くなっているけど、竜種を相手にするのはかなり腕が鈍っているな。全盛期の僕ならあと三秒は早く仕留められた。たった一年半でここまで鈍るのか……?」

 今回の狩猟では、呪竜がやけに矮小に見えた。にも拘わらず、狩猟の手腕は以前よりも衰えている。
 竜殺しの仕事をしていた当時も、竜を完全に畏怖しないことはなかった。しかし、先の戦闘ではまるで子犬を相手にするかのように穏やかな心境だったのだ。
 レヴリッツが恐れていたのは、竜そのものではない。久しぶりに竜に接することに対して緊張していたのだ。

 「まあ、考えても仕方ないか。
 よし……ペリ先輩、カメラありがとうございました」

 「いえいえ。面白い配信になったと思いますよ。
 ……そういえば、あの死骸はどうなるんですか?」

 「血液が凝固しない内に抜き取られて、後は防腐魔法を施されて輸送されます。剥製になるか、各部位が素材になるかはわかりませんけど……」

 レヴリッツの仕事はここまで。理事長に頼まれた仕事は終了した。
 あとは帰還していつも通りのバトルパフォーマー生活に戻る。ついでに視聴者にマウントを取る。

 遠くでは軍隊が掛け声を上げて、呪竜の死骸を搬送作業を進めていた、
 岩肌に寒風が吹き、若干の沈黙がレヴリッツとペリシュッシュの間に訪れた。そのわずかな間に、異様に重苦しい空気をレヴリッツは感じ取ったのだ。

 「あの、レヴリッツくん……」

 ペリは俯いたまま銀髪を風に揺らす。
 何か──言おうとしている。彼女の様子を見ていれば当たり前にわかることだが、レヴリッツはその先に発せられる言葉に身構えた。

 「……なんですか?」

 「…………」

 奇妙な沈黙だ。
 会話の中には突如として訪れることがある。
 無意味な沈黙ではなく、意味のある沈黙。

 「……いえ、なんでもありません! お仕事、成功してよかったですね! さあ早く帰りましょー!」

 そして沈黙を破って出てきたのが、皮を被った気丈である。
 ただしレヴリッツはペリの虚構を打ち破る術を持っていない。彼女が何を伝えようとしたのか、読み取る慧眼も持ち合わせていない。

 「……そうですね! あ、そうそう……来る途中でペリ先輩が言ってたゲーム、今度配信でやってみようと思うんです。よかったら色々と教えて……」

 他愛のない会話に埋もれていく違和感。
 二人はすぐにいつもの調子へ戻り、呪竜の死骸から離れて行った。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

『辺境伯一家の領地繁栄記』序章:【動物スキル?】を持った辺境伯長男の場合

鈴白理人
ファンタジー
北の辺境で雨漏りと格闘中のアーサーは、貧乏領主の長男にして未来の次期辺境伯。 国民には【スキルツリー】という加護があるけれど、鑑定料は銀貨五枚。そんな贅沢、うちには無理。 でも最近──猫が雨漏りポイントを教えてくれたり、鳥やミミズとも会話が成立してる気がする。 これってもしかして【動物スキル?】 笑って働く貧乏大家族と一緒に、雨漏り屋敷から始まる、のんびりほのぼの領地改革物語!

ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?

音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。 役に立たないから出ていけ? わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます! さようなら! 5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!

【本編45話にて完結】『追放された荷物持ちの俺を「必要だ」と言ってくれたのは、落ちこぼれヒーラーの彼女だけだった。』

ブヒ太郎
ファンタジー
「お前はもう用済みだ」――荷物持ちとして命懸けで尽くしてきた高ランクパーティから、ゼロスは無能の烙印を押され、なんの手切れ金もなく追放された。彼のスキルは【筋力強化(微)】。誰もが最弱と嘲笑う、あまりにも地味な能力。仲間たちは彼の本当の価値に気づくことなく、その存在をゴミのように切り捨てた。 全てを失い、絶望の淵をさまよう彼に手を差し伸べたのは、一人の不遇なヒーラー、アリシアだった。彼女もまた、治癒の力が弱いと誰からも相手にされず、教会からも冒険者仲間からも居場所を奪われ、孤独に耐えてきた。だからこそ、彼女だけはゼロスの瞳の奥に宿る、静かで、しかし折れない闘志の光を見抜いていたのだ。 「私と、パーティを組んでくれませんか?」 これは、社会の評価軸から外れた二人が出会い、互いの傷を癒しながらどん底から這い上がり、やがて世界を驚かせる伝説となるまでの物語。見捨てられた最強の荷物持ちによる、静かで、しかし痛快な逆襲劇が今、幕を開ける!

【アイテム分解】しかできないと追放された僕、実は物質の概念を書き換える最強スキルホルダーだった

黒崎隼人
ファンタジー
貴族の次男アッシュは、ゴミを素材に戻すだけのハズレスキル【アイテム分解】を授かり、家と国から追放される。しかし、そのスキルの本質は、物質や魔法、果ては世界の理すら書き換える神の力【概念再構築】だった! 辺境で出会った、心優しき元女騎士エルフや、好奇心旺盛な天才獣人少女。過去に傷を持つ彼女たちと共に、アッシュは忘れられた土地を理想の楽園へと創り変えていく。 一方、アッシュを追放した王国は謎の厄災に蝕まれ、滅亡の危機に瀕していた。彼を見捨てた幼馴染の聖女が助けを求めてきた時、アッシュが下す決断とは――。 追放から始まる、爽快な逆転建国ファンタジー、ここに開幕!

器用貧乏な赤魔道士は、パーティーでの役割を果たしてないと言って追い出されるが…彼の真価を見誤ったメンバーは後にお約束の展開を迎える事になる。

アノマロカリス
ファンタジー
【赤魔道士】 それは…なりたい者が限られる不人気No. 1ジョブである。 剣を持って戦えるが、勇者に比べれば役に立たず… 盾を持ってタンクの役割も出来るが、騎士には敵わず… 攻撃魔法を使えるが、黒魔道士には敵わず… 回復魔法を使えるが、白魔道士には敵わず… 弱体魔法や強化魔法に特化していて、魔法発動が他の魔道士に比べて速いが認知されず… そして何より、他のジョブに比べて成長が遅いという… これは一般的な【赤魔道士】の特徴だが、冒険者テクトにはそれが当て嵌まらなかった。 剣で攻撃をすれば勇者より強く… 盾を持てばタンクより役に立ち… 攻撃魔法や回復魔法は確かに本職の者に比べれば若干威力は落ちるが… それを補えるだけの強化魔法や弱体魔法の効果は絶大で、テクトには無詠唱が使用出来ていた。 Aランクパーティーの勇者達は、テクトの恩恵を受けていた筈なのに… 魔物を楽に倒せるのは、自分達の実力だと勘違いをし… 補助魔法を使われて強化されているのにもかかわらず、無詠唱で発動されている為に… 怪我が少ないのも自分達が強いからと勘違いをしていた。 そしてそんな自信過剰な勇者達は、テクトを役立たずと言って追い出すのだが… テクトは他のパーティーでも、同じ様に追い出された経験があるので… 追放に対しては食い下がる様な真似はしなかった。 そしてテクトが抜けた勇者パーティーは、敗走を余儀無くされて落ち目を見る事になるのだが… 果たして、勇者パーティーはテクトが大きな存在だったという事に気付くのはいつなのだろうか? 9月21日 HOTランキング2位になりました。 皆様、応援有り難う御座います! 同日、夜21時49分… HOTランキングで1位になりました! 感無量です、皆様有り難う御座います♪

【鑑定不能】と捨てられた俺、実は《概念創造》スキルで万物創成!辺境で最強領主に成り上がる。

夏見ナイ
ファンタジー
伯爵家の三男リアムは【鑑定不能】スキル故に「無能」と追放され、辺境に捨てられた。だが、彼が覚醒させたのは神すら解析不能なユニークスキル《概念創造》! 認識した「概念」を現実に創造できる規格外の力で、リアムは快適な拠点、豊かな食料、忠実なゴーレムを生み出す。傷ついたエルフの少女ルナを救い、彼女と共に未開の地を開拓。やがて獣人ミリア、元貴族令嬢セレスなど訳ありの仲間が集い、小さな村は驚異的に発展していく。一方、リアムを捨てた王国や実家は衰退し、彼の力を奪おうと画策するが…? 無能と蔑まれた少年が最強スキルで理想郷を築き、自分を陥れた者たちに鉄槌を下す、爽快成り上がりファンタジー!

防御力ゼロと追放された盾使い、実は受けたダメージを100倍で反射する最強スキルを持ってました

黒崎隼人
ファンタジー
どんな攻撃も防げない【盾使い】のアッシュは、仲間から「歩く的」と罵られ、理不尽の限りを尽くされてパーティーを追放される。長年想いを寄せた少女にも裏切られ、全てを失った彼が死の淵で目覚めたのは、受けたダメージを百倍にして反射する攻防一体の最強スキルだった! これは、無能と蔑まれた心優しき盾使いが、真の力に目覚め、最高の仲間と出会い、自分を虐げた者たちに鮮やかな鉄槌を下す、痛快な成り上がり英雄譚! 「もうお前たちの壁にはならない」――絶望の底から這い上がった男の、爽快な逆転劇が今、始まる。

勇者パーティーにダンジョンで生贄にされました。これで上位神から押し付けられた、勇者の育成支援から解放される。

克全
ファンタジー
エドゥアルには大嫌いな役目、神与スキル『勇者の育成者』があった。力だけあって知能が低い下級神が、勇者にふさわしくない者に『勇者』スキルを与えてしまったせいで、上級神から与えられてしまったのだ。前世の知識と、それを利用して鍛えた絶大な魔力のあるエドゥアルだったが、神与スキル『勇者の育成者』には逆らえず、嫌々勇者を教育していた。だが、勇者ガブリエルは上級神の想像を絶する愚者だった。事もあろうに、エドゥアルを含む300人もの人間を生贄にして、ダンジョンの階層主を斃そうとした。流石にこのような下劣な行いをしては『勇者』スキルは消滅してしまう。対象となった勇者がいなくなれば『勇者の育成者』スキルも消滅する。自由を手に入れたエドゥアルは好き勝手に生きることにしたのだった。

処理中です...