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第一章 伝説の水魔法使い
8 女冒険者のリザ
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俺は女が起きたので、水を与えた。
「あ、ありがとう」
女の顔を見ると、痩せて頬がこけていたが、まだ20代の若い娘だと分かった。
「俺の名前はアオだ」
「アオ?」
「あぁ。アオだ」
この世界ではカイルとかなんとか呼ばれていたが、それは俺の名前じゃない。俺は日本で生まれ育った、水瀬蒼だ。
「えっと。私はリザだ。冒険者をしている。助けてくれて感謝している。本当にありがとう」
「気にしなくていい。俺も対価をもらった」
俺はトウモロコシの粉を見せる。すでにいくらかオルフェに与えている。
「そうか。私のバッグを見たのか。でも、盗っても逃げなかったんだな。普通なら盗んでどこかへ逃げるんだが。それと、君は一人なのか? ご両親は?」
「死んだ。俺は一人で旅をしている」
そうなのかと言って、リザは気の毒そうな顔をする。
「一つ聞きたい。君の水はどこから手に入れたんだ?」
「ここから数時間の場所に、川がある。そこから汲んだんだ」
俺は嘘を付いた。実際、川はある。PH(ペーハー)の濃度は多分低いと思う。村の奴らが飲めると言っていたし、煮沸すればなんとかなる。源泉は山の中だし、枯れた森に流れてはいるが、多分大丈夫だ。
「川があるのか!?」
「あぁ」
村の奴らから聞いただけで、言ったことはないけどな。
「ど、どこにあるんだ? 教えてくれ」
「悪いが、無理だ。旅を急いでいる」
俺はきっぱりと断る。
「そ、そんな。頼む。水が必要なんだ」
「俺は水よりも食料が欲しい」
ここには俺とポニーのオルフェしかいない。あんまり強硬な態度をとると、リザに拉致されるだろうか? 俺はまだ体の小さい子供だ。大人相手には不利だ。最悪は水魔法で応戦するが、どうだろうか?
「頼む。今は相手が誰だろうとなりふり構っていられないんだ」
リザは俺に頭を下げてくる。俺はその行動に少しびっくりしたが、リザは続けた。
「お願いだ。川の場所に案内してくれ」
リザの顔は、すごく疲れていて、やつれていた。
「あ、ありがとう」
女の顔を見ると、痩せて頬がこけていたが、まだ20代の若い娘だと分かった。
「俺の名前はアオだ」
「アオ?」
「あぁ。アオだ」
この世界ではカイルとかなんとか呼ばれていたが、それは俺の名前じゃない。俺は日本で生まれ育った、水瀬蒼だ。
「えっと。私はリザだ。冒険者をしている。助けてくれて感謝している。本当にありがとう」
「気にしなくていい。俺も対価をもらった」
俺はトウモロコシの粉を見せる。すでにいくらかオルフェに与えている。
「そうか。私のバッグを見たのか。でも、盗っても逃げなかったんだな。普通なら盗んでどこかへ逃げるんだが。それと、君は一人なのか? ご両親は?」
「死んだ。俺は一人で旅をしている」
そうなのかと言って、リザは気の毒そうな顔をする。
「一つ聞きたい。君の水はどこから手に入れたんだ?」
「ここから数時間の場所に、川がある。そこから汲んだんだ」
俺は嘘を付いた。実際、川はある。PH(ペーハー)の濃度は多分低いと思う。村の奴らが飲めると言っていたし、煮沸すればなんとかなる。源泉は山の中だし、枯れた森に流れてはいるが、多分大丈夫だ。
「川があるのか!?」
「あぁ」
村の奴らから聞いただけで、言ったことはないけどな。
「ど、どこにあるんだ? 教えてくれ」
「悪いが、無理だ。旅を急いでいる」
俺はきっぱりと断る。
「そ、そんな。頼む。水が必要なんだ」
「俺は水よりも食料が欲しい」
ここには俺とポニーのオルフェしかいない。あんまり強硬な態度をとると、リザに拉致されるだろうか? 俺はまだ体の小さい子供だ。大人相手には不利だ。最悪は水魔法で応戦するが、どうだろうか?
「頼む。今は相手が誰だろうとなりふり構っていられないんだ」
リザは俺に頭を下げてくる。俺はその行動に少しびっくりしたが、リザは続けた。
「お願いだ。川の場所に案内してくれ」
リザの顔は、すごく疲れていて、やつれていた。
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