左半身でしか魔術を使えない異世界

文字の大きさ
39 / 67
二章 王都招集

No.39 勧誘

しおりを挟む
「俺達が…王都防衛騎士団に?」
さすがに冗談と思いたかったが、王が冗談言う奴では駄目だろうし…マジだなこれは…
「…少し考えさせては貰えませんか?」

「!?エース?」
(い  い  か  ら  い  わ  せ  ろ)
口パクでアッシュに伝える。
(し か た な い ま か せ る よ)
何とか伝わったようだ。
「確かにそれは有難いお言葉です。しかし、俺達はあくまでもです。ギルドとかで依頼をこなしているほうがこう…性に合うと言いますか」

「む~確かにそれは一理あるな…分かった。明日までに答えを出してくれるか?」

「えぇ…」
まさか簡単に受け入れてくれるとは…
「最大、必要な時に協力してくれる事でもいい。連絡した時には来てもらえるか?」
ヤベェこの人普通にいい人だ。
「王の頼みとあらば」

「ここにいる時の家はこちらで手配しよう」
あぁなるほど。
ジェイルに入っていた囚人が出てきても再犯しないのはこういう事ね。
「「「ありがとうございます!!!」」」

「それでは私は仕事に戻る」

「「「失礼しました」」」
部屋を出る。
「いやぁ~なかなかいい人だったね」

「あぁ。正直安心したよ」

「ですね!さておふたりさん行きますか私の家」

「「!?」」
(わ す れ て た)

(ぼ く も)

(ど う す る ?)

(し か た な い だ ろ)
「パーティの登録は明日にしよう」

「だ、だね!」←困惑気味
という訳でいざサイリア家へ…

「そうそう。ミレーヌの家ってここから何分?」

「えーっと…10分くらいですかね?」

「ギルドの前通る?そろそろパーティ名をと思ったんだけど…これからミレーヌはどうするの?」

「お父様に相談します」
そういえば俺達はギルドにこそ所属しているが、パーティ名を考えてなかったな…
「それじゃあその後で考えよう」

歩く事10分。
サイリア家敷地内


「久しぶりリュミエス」

「ちょ─ミレーヌ様!?一体今までどこで何を?」

「えっとその…この人達のお世話になっていて…だから王都に戻ったついでにお礼をと思って」

「承知致しましたアヴァ様を呼んでまいります」
リュミエスというメイド服の女性はそう言い残し、奥へと消えていった。
「今の人は?」

「ここのメイド長。あぁ見えても凄く強いんだよね…」
…銀髪、巨乳ね…
投げナイフ使いs─ゲフンゲフン
君たちは何も聞いてない。いいね?

それからまた5分後。
「帰ってきたのか?ミレーヌ!?」
奥の方から少し年老いた男が現れた。
「えぇお父様。ご心配をお掛けしました」
これがミレーヌの父。アヴァね…
「そこの方々は?」

「私のお友達です。あの時に助けてもらって…」

「ほう。それは感謝せねばなるまいな。久しぶりに郊外の街に出かけたと思ったら…突然娘が迷子になりましてな…誠にご迷惑をおかけしたでしょうに…」

「いえいえ。彼女いい子でしたよ?ねぇエース」

「決してうるさい子では無かったです」

「それでね?お父様」
ミレーヌが本題を切り出す。
「何かね娘よ」






「わたしこの人達と共に旅に出たいの」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。

この度異世界に転生して貴族に生まれ変わりました

okiraku
ファンタジー
地球世界の日本の一般国民の息子に生まれた藤堂晴馬は、生まれつきのエスパーで透視能力者だった。彼は親から独立してアパートを借りて住みながら某有名国立大学にかよっていた。4年生の時、酔っ払いの無免許運転の車にはねられこの世を去り、異世界アールディアのバリアス王国貴族の子として転生した。幸せで平和な人生を今世で歩むかに見えたが、国内は王族派と貴族派、中立派に分かれそれに国王が王位継承者を定めぬまま重い病に倒れ王子たちによる王位継承争いが起こり国内は不安定な状態となった。そのため貴族間で領地争いが起こり転生した晴馬の家もまきこまれ領地を失うこととなるが、もともと転生者である晴馬は逞しく生き家族を支えて生き抜くのであった。

断罪後のモブ令息、誰にも気づかれずに出奔する

まる
ファンタジー
断罪後のモブ令息が誰にも気づかれないよう出奔して幸せを探す話

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします

夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。 アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。 いわゆる"神々の愛し子"というもの。 神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。 そういうことだ。 そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。 簡単でしょう? えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか?? −−−−−− 新連載始まりました。 私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。 会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。 余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。 会話がわからない!となるよりは・・ 試みですね。 誤字・脱字・文章修正 随時行います。 短編タグが長編に変更になることがございます。 *タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。

ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活

天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

処理中です...