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8話 稽古初日
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慣れない部屋で一晩を過ごした翌日、朝食を済ませてから本館の一室に通された。こちらを見てニコッと笑いかけるソフィア様と白髭・白髪のそこそこ歳がいった男性、いわゆる爺やと呼ばれそうな人が立っていた。
「初めましてセト様、私は座学の講師を任されているマルクスと言います。どうぞよろしくお願いいたします」
早速入試について説明を受ける。馬車でソフィア様から聞いていた通り科目はいわゆる国語、数学、科学、社会、魔法の五科目であった。正確に言うともっと細分化されるが大枠はこれである。聞いていた時から、この世界の歴史や地理は全く分からず、魔法も独学だからどんなことを学ぶのかさっぱりだ。この二科目を半年でどこまで伸ばせるかがカギだな。となると、
「残り三科目が前の知識でどこまで太刀打ちできるかだな」
その呟きを耳ざとくマルクスが拾い、ソフィア様もそれに続く。
「おや、どうかされましたか」
「不安になるのもわかります。でも大丈夫です! 実技のほうはアレですけど筆記のほうなら私を頼ってください!」
自信満々に頼って欲しいというオーラが伝わってくる。それに苦笑しながら試しにということで国語、数学、科学の過去問を見せてもらう。
――勝った
確かに前世における高校入試としては難しいが、大学入試ほどではない。一度やったことがあるならば少しやれば勘なり記憶なり取り戻せるだろう。このレベルなら案外残り二つもそこまでではなさそう。ちょっとだけ調子に乗り過去問も見る。
そんな考えは簡単に打ち砕かれる。案の定全く分からない。社会のほうは単語が全く分からず、魔法のほうはそもそも前世の知識を思い出しても似ている概念がなさ過ぎてついていかない。
「あの、教科書とかはどんな感じでしょうか」
そう震える声で尋ねるとマルクスが持ってきたのは分厚い、辞書くらいのものが出てきた。しかも一科目につき一冊。流石に数学は覚えるものが少ないのか他の半分くらいの量だがそれでも全体としてみればやばい。そのうえ問題集もあるとのことだ。
ちょっと気おくれしたが、こちらを信じているソフィア様の目もあるし、やる前から投げ出すのは流石に格好悪いと思い教科書に向きあう。
「改めてよろしくお願いします」
「もちろんです」
「一緒に頑張って合格しましょう!」
◇
――疲れた
朝から昼まで座学に座学。しかも全く見たことも聞いたこともないことを頭に入れるのはやはり疲れる。入試まで時間がないからかちょっと詰め込みすぎたのもあって頭がふらふらする。まさか、数学とかが癒しに思える日が来るなんて夢にも思わなかった。
午後からは実技とのことなのでようやく体を伸ばせる。昼ご飯をソフィア様といただきそのまま屋敷外にある開けた場所に向かうとただならぬオーラを放つ、明るい金色の短髪女性が立っている。
「よく来た、私はフェレル・ノーラン。フェレルとでも呼んでくれ。マルクスは座学担当だが、私は実技を担当する者だ」
「フェレルさんは凄いんですよ! 昔は外国との衝突の際に勲章を上げ、カルバラ国の女王様とも面会しているんですよ。更にはトレイン学院ではないんですけど他の学院からも講師としてお声がかかったり…」
「まあ、過去のことですからお気になさらず。それより、セト様。あなたの実力を試したいのでかかってきなさい」
そう言い、木剣を放り投げてきた。この人はあれだ、実践で叩き込んでくるタイプの人間だ。木剣を拾いフェレルさんと対面する。思えばこんな風に人と対峙する相手はカズヤくらいしかいなかったな。最後挨拶できなかったけどカズヤとスピンのほうは元気だろうか。
全く関係ないことを少し考えると
「気を抜くな」
振りかぶられた剣が迫っていた。
なんとか剣を合わせ受け止めるも勢いのまま後ろに吹っ飛ばされる。危ない、気をしっかり持たなくちゃ。
――以前だったら自力では対処できずあの神託が発動していた。少しはやれる!
そう自分を奮い立たせ剣を打ち込みに行くも難なくしのがれる。
「くっそぉ」
剣術だけでは無理だ。そう判断し、体内に魔力を貯めつつも一方で木剣に氷を軽く纏わせもう一度切りかかる。もちろんフェレルはそれを余裕綽々と受け止めるが、
――今だ
剣と剣がせめぎあった瞬間に貯めていた魔力を電気に変え放出する。その電撃は自分の剣を伝い相手の剣を媒介としてフェレルの手首を痺れさせる。狙い通りだ! これで押し切れる!
「ほおぅ」
しかし、フェレルはその手首を軽く見たのち、剣を強く握りしめ横に薙ぎ払う。
たまらず後ろに飛び再び体制を整えようとしたとき、
「そこまででいい」
「ダメ、でしたか?」
「いや予想してた以上にやれるようだな」
一打もいれられず終わった時には絶望したがまさかの誉め言葉がかけられ、安堵すると同時に驚きを隠せない。
「剣術のほうはおそらくまともに習ったことが無いのだろう、型がバラバラだ。でも筋は良い、相手の嫌がるところを狙えている。魔法についてだが、出力のほうは鍛える必要がある。しかし、二つの魔法の同時使用及び魔法選択のセンスがいい。これらは単純な訓練ではそうは身につかん」
「えー、すごーい! 私の最初なんてあれはダメ、これはダメで褒められなかったよ」
「ソフィア様の場合は、最後のほう逃げまどってただけじゃないですか」
えー、そうだったけ? などソフィア様とフェレルさんの会話がなされている。
意外と褒められた。フェレルさんは容赦ないが、ちゃんとこちらを見て、改善点を指摘し良かった点は褒める指導官で結構好感が持てる。この人の下ならばさらに強くなれる気がする。
「次はソフィア様の番です。セト様に恥じないよう頑張ってください」
「それは難しいよぉ」
◆
セトが指導を受けた初日の夜、本館の一室にて。
「マルクス、フェレル。セトの指導はどうだ」
「はい、ご主人様。セト様が国語、数学、科学の科目において初めてだというのにかなりセンスが良いです。まるで前に学んでいたかのような。社会と魔法はこれからですな」
「事前にソフィア様から聞いていた以上の実力をお持ちのようです。後は単純に基本の指導をすれば一か月後には平気で入試レベルは突破し、本番の時には上位に食い込むかと」
「そうか」
「あなた、なんでそんな複雑そうな顔しているのよ」
艶やかな黒髪をベールのようにおろした女性、マリー・プロヴァンスは難しい顔をしている夫ルドルフ・プロヴァンスに尋ねる。
「うーむ、あのセトという青年め。ソフィアを助けたことに感謝はしているがこうまでソフィアに近づくのは許せん」
「あら、いつもははっきりとわがままを言わないソフィアからの希望だからと受け入れたのはあなたではないですか。それに住む場所を分けるためわざわざあの別邸を改修させたじゃない」
「うーむ」
唸る夫を見てマリーは微笑ましくなる。こんなにもソフィアのことを考えているのにいざソフィアの前ではその態度を決して見せないのも損をしているなと思い、夫らしいと愛おしさを感じている。
「セトへのご挨拶に行けなかったのは私も悪いが、マリー、お前も悪いのだぞ。ソフィアが襲われたと聞いた途端動転して階段から滑り落ちて」
「まあ、それは悪いとは思っていますが、逆に私があの時慌てふためかなかったらあなたが私を心配するではないですか。そういうところに惹かれたくせに」
「マルクスとフェレルの前だ。その話は後だ」
そう言い照れるルドルフを見てマルクスとフェレルは、妻は強し、と思いながらこっそりと部屋から出ていくのであった。
「初めましてセト様、私は座学の講師を任されているマルクスと言います。どうぞよろしくお願いいたします」
早速入試について説明を受ける。馬車でソフィア様から聞いていた通り科目はいわゆる国語、数学、科学、社会、魔法の五科目であった。正確に言うともっと細分化されるが大枠はこれである。聞いていた時から、この世界の歴史や地理は全く分からず、魔法も独学だからどんなことを学ぶのかさっぱりだ。この二科目を半年でどこまで伸ばせるかがカギだな。となると、
「残り三科目が前の知識でどこまで太刀打ちできるかだな」
その呟きを耳ざとくマルクスが拾い、ソフィア様もそれに続く。
「おや、どうかされましたか」
「不安になるのもわかります。でも大丈夫です! 実技のほうはアレですけど筆記のほうなら私を頼ってください!」
自信満々に頼って欲しいというオーラが伝わってくる。それに苦笑しながら試しにということで国語、数学、科学の過去問を見せてもらう。
――勝った
確かに前世における高校入試としては難しいが、大学入試ほどではない。一度やったことがあるならば少しやれば勘なり記憶なり取り戻せるだろう。このレベルなら案外残り二つもそこまでではなさそう。ちょっとだけ調子に乗り過去問も見る。
そんな考えは簡単に打ち砕かれる。案の定全く分からない。社会のほうは単語が全く分からず、魔法のほうはそもそも前世の知識を思い出しても似ている概念がなさ過ぎてついていかない。
「あの、教科書とかはどんな感じでしょうか」
そう震える声で尋ねるとマルクスが持ってきたのは分厚い、辞書くらいのものが出てきた。しかも一科目につき一冊。流石に数学は覚えるものが少ないのか他の半分くらいの量だがそれでも全体としてみればやばい。そのうえ問題集もあるとのことだ。
ちょっと気おくれしたが、こちらを信じているソフィア様の目もあるし、やる前から投げ出すのは流石に格好悪いと思い教科書に向きあう。
「改めてよろしくお願いします」
「もちろんです」
「一緒に頑張って合格しましょう!」
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――疲れた
朝から昼まで座学に座学。しかも全く見たことも聞いたこともないことを頭に入れるのはやはり疲れる。入試まで時間がないからかちょっと詰め込みすぎたのもあって頭がふらふらする。まさか、数学とかが癒しに思える日が来るなんて夢にも思わなかった。
午後からは実技とのことなのでようやく体を伸ばせる。昼ご飯をソフィア様といただきそのまま屋敷外にある開けた場所に向かうとただならぬオーラを放つ、明るい金色の短髪女性が立っている。
「よく来た、私はフェレル・ノーラン。フェレルとでも呼んでくれ。マルクスは座学担当だが、私は実技を担当する者だ」
「フェレルさんは凄いんですよ! 昔は外国との衝突の際に勲章を上げ、カルバラ国の女王様とも面会しているんですよ。更にはトレイン学院ではないんですけど他の学院からも講師としてお声がかかったり…」
「まあ、過去のことですからお気になさらず。それより、セト様。あなたの実力を試したいのでかかってきなさい」
そう言い、木剣を放り投げてきた。この人はあれだ、実践で叩き込んでくるタイプの人間だ。木剣を拾いフェレルさんと対面する。思えばこんな風に人と対峙する相手はカズヤくらいしかいなかったな。最後挨拶できなかったけどカズヤとスピンのほうは元気だろうか。
全く関係ないことを少し考えると
「気を抜くな」
振りかぶられた剣が迫っていた。
なんとか剣を合わせ受け止めるも勢いのまま後ろに吹っ飛ばされる。危ない、気をしっかり持たなくちゃ。
――以前だったら自力では対処できずあの神託が発動していた。少しはやれる!
そう自分を奮い立たせ剣を打ち込みに行くも難なくしのがれる。
「くっそぉ」
剣術だけでは無理だ。そう判断し、体内に魔力を貯めつつも一方で木剣に氷を軽く纏わせもう一度切りかかる。もちろんフェレルはそれを余裕綽々と受け止めるが、
――今だ
剣と剣がせめぎあった瞬間に貯めていた魔力を電気に変え放出する。その電撃は自分の剣を伝い相手の剣を媒介としてフェレルの手首を痺れさせる。狙い通りだ! これで押し切れる!
「ほおぅ」
しかし、フェレルはその手首を軽く見たのち、剣を強く握りしめ横に薙ぎ払う。
たまらず後ろに飛び再び体制を整えようとしたとき、
「そこまででいい」
「ダメ、でしたか?」
「いや予想してた以上にやれるようだな」
一打もいれられず終わった時には絶望したがまさかの誉め言葉がかけられ、安堵すると同時に驚きを隠せない。
「剣術のほうはおそらくまともに習ったことが無いのだろう、型がバラバラだ。でも筋は良い、相手の嫌がるところを狙えている。魔法についてだが、出力のほうは鍛える必要がある。しかし、二つの魔法の同時使用及び魔法選択のセンスがいい。これらは単純な訓練ではそうは身につかん」
「えー、すごーい! 私の最初なんてあれはダメ、これはダメで褒められなかったよ」
「ソフィア様の場合は、最後のほう逃げまどってただけじゃないですか」
えー、そうだったけ? などソフィア様とフェレルさんの会話がなされている。
意外と褒められた。フェレルさんは容赦ないが、ちゃんとこちらを見て、改善点を指摘し良かった点は褒める指導官で結構好感が持てる。この人の下ならばさらに強くなれる気がする。
「次はソフィア様の番です。セト様に恥じないよう頑張ってください」
「それは難しいよぉ」
◆
セトが指導を受けた初日の夜、本館の一室にて。
「マルクス、フェレル。セトの指導はどうだ」
「はい、ご主人様。セト様が国語、数学、科学の科目において初めてだというのにかなりセンスが良いです。まるで前に学んでいたかのような。社会と魔法はこれからですな」
「事前にソフィア様から聞いていた以上の実力をお持ちのようです。後は単純に基本の指導をすれば一か月後には平気で入試レベルは突破し、本番の時には上位に食い込むかと」
「そうか」
「あなた、なんでそんな複雑そうな顔しているのよ」
艶やかな黒髪をベールのようにおろした女性、マリー・プロヴァンスは難しい顔をしている夫ルドルフ・プロヴァンスに尋ねる。
「うーむ、あのセトという青年め。ソフィアを助けたことに感謝はしているがこうまでソフィアに近づくのは許せん」
「あら、いつもははっきりとわがままを言わないソフィアからの希望だからと受け入れたのはあなたではないですか。それに住む場所を分けるためわざわざあの別邸を改修させたじゃない」
「うーむ」
唸る夫を見てマリーは微笑ましくなる。こんなにもソフィアのことを考えているのにいざソフィアの前ではその態度を決して見せないのも損をしているなと思い、夫らしいと愛おしさを感じている。
「セトへのご挨拶に行けなかったのは私も悪いが、マリー、お前も悪いのだぞ。ソフィアが襲われたと聞いた途端動転して階段から滑り落ちて」
「まあ、それは悪いとは思っていますが、逆に私があの時慌てふためかなかったらあなたが私を心配するではないですか。そういうところに惹かれたくせに」
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