7 / 8
8話 稽古初日
しおりを挟む
慣れない部屋で一晩を過ごした翌日、朝食を済ませてから本館の一室に通された。こちらを見てニコッと笑いかけるソフィア様と白髭・白髪のそこそこ歳がいった男性、いわゆる爺やと呼ばれそうな人が立っていた。
「初めましてセト様、私は座学の講師を任されているマルクスと言います。どうぞよろしくお願いいたします」
早速入試について説明を受ける。馬車でソフィア様から聞いていた通り科目はいわゆる国語、数学、科学、社会、魔法の五科目であった。正確に言うともっと細分化されるが大枠はこれである。聞いていた時から、この世界の歴史や地理は全く分からず、魔法も独学だからどんなことを学ぶのかさっぱりだ。この二科目を半年でどこまで伸ばせるかがカギだな。となると、
「残り三科目が前の知識でどこまで太刀打ちできるかだな」
その呟きを耳ざとくマルクスが拾い、ソフィア様もそれに続く。
「おや、どうかされましたか」
「不安になるのもわかります。でも大丈夫です! 実技のほうはアレですけど筆記のほうなら私を頼ってください!」
自信満々に頼って欲しいというオーラが伝わってくる。それに苦笑しながら試しにということで国語、数学、科学の過去問を見せてもらう。
――勝った
確かに前世における高校入試としては難しいが、大学入試ほどではない。一度やったことがあるならば少しやれば勘なり記憶なり取り戻せるだろう。このレベルなら案外残り二つもそこまでではなさそう。ちょっとだけ調子に乗り過去問も見る。
そんな考えは簡単に打ち砕かれる。案の定全く分からない。社会のほうは単語が全く分からず、魔法のほうはそもそも前世の知識を思い出しても似ている概念がなさ過ぎてついていかない。
「あの、教科書とかはどんな感じでしょうか」
そう震える声で尋ねるとマルクスが持ってきたのは分厚い、辞書くらいのものが出てきた。しかも一科目につき一冊。流石に数学は覚えるものが少ないのか他の半分くらいの量だがそれでも全体としてみればやばい。そのうえ問題集もあるとのことだ。
ちょっと気おくれしたが、こちらを信じているソフィア様の目もあるし、やる前から投げ出すのは流石に格好悪いと思い教科書に向きあう。
「改めてよろしくお願いします」
「もちろんです」
「一緒に頑張って合格しましょう!」
◇
――疲れた
朝から昼まで座学に座学。しかも全く見たことも聞いたこともないことを頭に入れるのはやはり疲れる。入試まで時間がないからかちょっと詰め込みすぎたのもあって頭がふらふらする。まさか、数学とかが癒しに思える日が来るなんて夢にも思わなかった。
午後からは実技とのことなのでようやく体を伸ばせる。昼ご飯をソフィア様といただきそのまま屋敷外にある開けた場所に向かうとただならぬオーラを放つ、明るい金色の短髪女性が立っている。
「よく来た、私はフェレル・ノーラン。フェレルとでも呼んでくれ。マルクスは座学担当だが、私は実技を担当する者だ」
「フェレルさんは凄いんですよ! 昔は外国との衝突の際に勲章を上げ、カルバラ国の女王様とも面会しているんですよ。更にはトレイン学院ではないんですけど他の学院からも講師としてお声がかかったり…」
「まあ、過去のことですからお気になさらず。それより、セト様。あなたの実力を試したいのでかかってきなさい」
そう言い、木剣を放り投げてきた。この人はあれだ、実践で叩き込んでくるタイプの人間だ。木剣を拾いフェレルさんと対面する。思えばこんな風に人と対峙する相手はカズヤくらいしかいなかったな。最後挨拶できなかったけどカズヤとスピンのほうは元気だろうか。
全く関係ないことを少し考えると
「気を抜くな」
振りかぶられた剣が迫っていた。
なんとか剣を合わせ受け止めるも勢いのまま後ろに吹っ飛ばされる。危ない、気をしっかり持たなくちゃ。
――以前だったら自力では対処できずあの神託が発動していた。少しはやれる!
そう自分を奮い立たせ剣を打ち込みに行くも難なくしのがれる。
「くっそぉ」
剣術だけでは無理だ。そう判断し、体内に魔力を貯めつつも一方で木剣に氷を軽く纏わせもう一度切りかかる。もちろんフェレルはそれを余裕綽々と受け止めるが、
――今だ
剣と剣がせめぎあった瞬間に貯めていた魔力を電気に変え放出する。その電撃は自分の剣を伝い相手の剣を媒介としてフェレルの手首を痺れさせる。狙い通りだ! これで押し切れる!
「ほおぅ」
しかし、フェレルはその手首を軽く見たのち、剣を強く握りしめ横に薙ぎ払う。
たまらず後ろに飛び再び体制を整えようとしたとき、
「そこまででいい」
「ダメ、でしたか?」
「いや予想してた以上にやれるようだな」
一打もいれられず終わった時には絶望したがまさかの誉め言葉がかけられ、安堵すると同時に驚きを隠せない。
「剣術のほうはおそらくまともに習ったことが無いのだろう、型がバラバラだ。でも筋は良い、相手の嫌がるところを狙えている。魔法についてだが、出力のほうは鍛える必要がある。しかし、二つの魔法の同時使用及び魔法選択のセンスがいい。これらは単純な訓練ではそうは身につかん」
「えー、すごーい! 私の最初なんてあれはダメ、これはダメで褒められなかったよ」
「ソフィア様の場合は、最後のほう逃げまどってただけじゃないですか」
えー、そうだったけ? などソフィア様とフェレルさんの会話がなされている。
意外と褒められた。フェレルさんは容赦ないが、ちゃんとこちらを見て、改善点を指摘し良かった点は褒める指導官で結構好感が持てる。この人の下ならばさらに強くなれる気がする。
「次はソフィア様の番です。セト様に恥じないよう頑張ってください」
「それは難しいよぉ」
◆
セトが指導を受けた初日の夜、本館の一室にて。
「マルクス、フェレル。セトの指導はどうだ」
「はい、ご主人様。セト様が国語、数学、科学の科目において初めてだというのにかなりセンスが良いです。まるで前に学んでいたかのような。社会と魔法はこれからですな」
「事前にソフィア様から聞いていた以上の実力をお持ちのようです。後は単純に基本の指導をすれば一か月後には平気で入試レベルは突破し、本番の時には上位に食い込むかと」
「そうか」
「あなた、なんでそんな複雑そうな顔しているのよ」
艶やかな黒髪をベールのようにおろした女性、マリー・プロヴァンスは難しい顔をしている夫ルドルフ・プロヴァンスに尋ねる。
「うーむ、あのセトという青年め。ソフィアを助けたことに感謝はしているがこうまでソフィアに近づくのは許せん」
「あら、いつもははっきりとわがままを言わないソフィアからの希望だからと受け入れたのはあなたではないですか。それに住む場所を分けるためわざわざあの別邸を改修させたじゃない」
「うーむ」
唸る夫を見てマリーは微笑ましくなる。こんなにもソフィアのことを考えているのにいざソフィアの前ではその態度を決して見せないのも損をしているなと思い、夫らしいと愛おしさを感じている。
「セトへのご挨拶に行けなかったのは私も悪いが、マリー、お前も悪いのだぞ。ソフィアが襲われたと聞いた途端動転して階段から滑り落ちて」
「まあ、それは悪いとは思っていますが、逆に私があの時慌てふためかなかったらあなたが私を心配するではないですか。そういうところに惹かれたくせに」
「マルクスとフェレルの前だ。その話は後だ」
そう言い照れるルドルフを見てマルクスとフェレルは、妻は強し、と思いながらこっそりと部屋から出ていくのであった。
「初めましてセト様、私は座学の講師を任されているマルクスと言います。どうぞよろしくお願いいたします」
早速入試について説明を受ける。馬車でソフィア様から聞いていた通り科目はいわゆる国語、数学、科学、社会、魔法の五科目であった。正確に言うともっと細分化されるが大枠はこれである。聞いていた時から、この世界の歴史や地理は全く分からず、魔法も独学だからどんなことを学ぶのかさっぱりだ。この二科目を半年でどこまで伸ばせるかがカギだな。となると、
「残り三科目が前の知識でどこまで太刀打ちできるかだな」
その呟きを耳ざとくマルクスが拾い、ソフィア様もそれに続く。
「おや、どうかされましたか」
「不安になるのもわかります。でも大丈夫です! 実技のほうはアレですけど筆記のほうなら私を頼ってください!」
自信満々に頼って欲しいというオーラが伝わってくる。それに苦笑しながら試しにということで国語、数学、科学の過去問を見せてもらう。
――勝った
確かに前世における高校入試としては難しいが、大学入試ほどではない。一度やったことがあるならば少しやれば勘なり記憶なり取り戻せるだろう。このレベルなら案外残り二つもそこまでではなさそう。ちょっとだけ調子に乗り過去問も見る。
そんな考えは簡単に打ち砕かれる。案の定全く分からない。社会のほうは単語が全く分からず、魔法のほうはそもそも前世の知識を思い出しても似ている概念がなさ過ぎてついていかない。
「あの、教科書とかはどんな感じでしょうか」
そう震える声で尋ねるとマルクスが持ってきたのは分厚い、辞書くらいのものが出てきた。しかも一科目につき一冊。流石に数学は覚えるものが少ないのか他の半分くらいの量だがそれでも全体としてみればやばい。そのうえ問題集もあるとのことだ。
ちょっと気おくれしたが、こちらを信じているソフィア様の目もあるし、やる前から投げ出すのは流石に格好悪いと思い教科書に向きあう。
「改めてよろしくお願いします」
「もちろんです」
「一緒に頑張って合格しましょう!」
◇
――疲れた
朝から昼まで座学に座学。しかも全く見たことも聞いたこともないことを頭に入れるのはやはり疲れる。入試まで時間がないからかちょっと詰め込みすぎたのもあって頭がふらふらする。まさか、数学とかが癒しに思える日が来るなんて夢にも思わなかった。
午後からは実技とのことなのでようやく体を伸ばせる。昼ご飯をソフィア様といただきそのまま屋敷外にある開けた場所に向かうとただならぬオーラを放つ、明るい金色の短髪女性が立っている。
「よく来た、私はフェレル・ノーラン。フェレルとでも呼んでくれ。マルクスは座学担当だが、私は実技を担当する者だ」
「フェレルさんは凄いんですよ! 昔は外国との衝突の際に勲章を上げ、カルバラ国の女王様とも面会しているんですよ。更にはトレイン学院ではないんですけど他の学院からも講師としてお声がかかったり…」
「まあ、過去のことですからお気になさらず。それより、セト様。あなたの実力を試したいのでかかってきなさい」
そう言い、木剣を放り投げてきた。この人はあれだ、実践で叩き込んでくるタイプの人間だ。木剣を拾いフェレルさんと対面する。思えばこんな風に人と対峙する相手はカズヤくらいしかいなかったな。最後挨拶できなかったけどカズヤとスピンのほうは元気だろうか。
全く関係ないことを少し考えると
「気を抜くな」
振りかぶられた剣が迫っていた。
なんとか剣を合わせ受け止めるも勢いのまま後ろに吹っ飛ばされる。危ない、気をしっかり持たなくちゃ。
――以前だったら自力では対処できずあの神託が発動していた。少しはやれる!
そう自分を奮い立たせ剣を打ち込みに行くも難なくしのがれる。
「くっそぉ」
剣術だけでは無理だ。そう判断し、体内に魔力を貯めつつも一方で木剣に氷を軽く纏わせもう一度切りかかる。もちろんフェレルはそれを余裕綽々と受け止めるが、
――今だ
剣と剣がせめぎあった瞬間に貯めていた魔力を電気に変え放出する。その電撃は自分の剣を伝い相手の剣を媒介としてフェレルの手首を痺れさせる。狙い通りだ! これで押し切れる!
「ほおぅ」
しかし、フェレルはその手首を軽く見たのち、剣を強く握りしめ横に薙ぎ払う。
たまらず後ろに飛び再び体制を整えようとしたとき、
「そこまででいい」
「ダメ、でしたか?」
「いや予想してた以上にやれるようだな」
一打もいれられず終わった時には絶望したがまさかの誉め言葉がかけられ、安堵すると同時に驚きを隠せない。
「剣術のほうはおそらくまともに習ったことが無いのだろう、型がバラバラだ。でも筋は良い、相手の嫌がるところを狙えている。魔法についてだが、出力のほうは鍛える必要がある。しかし、二つの魔法の同時使用及び魔法選択のセンスがいい。これらは単純な訓練ではそうは身につかん」
「えー、すごーい! 私の最初なんてあれはダメ、これはダメで褒められなかったよ」
「ソフィア様の場合は、最後のほう逃げまどってただけじゃないですか」
えー、そうだったけ? などソフィア様とフェレルさんの会話がなされている。
意外と褒められた。フェレルさんは容赦ないが、ちゃんとこちらを見て、改善点を指摘し良かった点は褒める指導官で結構好感が持てる。この人の下ならばさらに強くなれる気がする。
「次はソフィア様の番です。セト様に恥じないよう頑張ってください」
「それは難しいよぉ」
◆
セトが指導を受けた初日の夜、本館の一室にて。
「マルクス、フェレル。セトの指導はどうだ」
「はい、ご主人様。セト様が国語、数学、科学の科目において初めてだというのにかなりセンスが良いです。まるで前に学んでいたかのような。社会と魔法はこれからですな」
「事前にソフィア様から聞いていた以上の実力をお持ちのようです。後は単純に基本の指導をすれば一か月後には平気で入試レベルは突破し、本番の時には上位に食い込むかと」
「そうか」
「あなた、なんでそんな複雑そうな顔しているのよ」
艶やかな黒髪をベールのようにおろした女性、マリー・プロヴァンスは難しい顔をしている夫ルドルフ・プロヴァンスに尋ねる。
「うーむ、あのセトという青年め。ソフィアを助けたことに感謝はしているがこうまでソフィアに近づくのは許せん」
「あら、いつもははっきりとわがままを言わないソフィアからの希望だからと受け入れたのはあなたではないですか。それに住む場所を分けるためわざわざあの別邸を改修させたじゃない」
「うーむ」
唸る夫を見てマリーは微笑ましくなる。こんなにもソフィアのことを考えているのにいざソフィアの前ではその態度を決して見せないのも損をしているなと思い、夫らしいと愛おしさを感じている。
「セトへのご挨拶に行けなかったのは私も悪いが、マリー、お前も悪いのだぞ。ソフィアが襲われたと聞いた途端動転して階段から滑り落ちて」
「まあ、それは悪いとは思っていますが、逆に私があの時慌てふためかなかったらあなたが私を心配するではないですか。そういうところに惹かれたくせに」
「マルクスとフェレルの前だ。その話は後だ」
そう言い照れるルドルフを見てマルクスとフェレルは、妻は強し、と思いながらこっそりと部屋から出ていくのであった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
莫大な遺産を相続したら異世界でスローライフを楽しむ
翔千
ファンタジー
小鳥遊 紅音は働く28歳OL
十八歳の時に両親を事故で亡くし、引き取り手がなく天涯孤独に。
高校卒業後就職し、仕事に明け暮れる日々。
そんなある日、1人の弁護士が紅音の元を訪ねて来た。
要件は、紅音の母方の曾祖叔父が亡くなったと言うものだった。
曾祖叔父は若い頃に単身外国で会社を立ち上げ生涯独身を貫いき、血縁者が紅音だけだと知り、曾祖叔父の遺産を一部を紅音に譲ると遺言を遺した。
その額なんと、50億円。
あまりの巨額に驚くがなんとか手続きを終える事が出来たが、巨額な遺産の事を何処からか聞きつけ、金の無心に来る輩が次々に紅音の元を訪れ、疲弊した紅音は、誰も知らない土地で一人暮らしをすると決意。
だが、引っ越しを決めた直後、突然、異世界に召喚されてしまった。
だが、持っていた遺産はそのまま異世界でも使えたので、遺産を使って、スローライフを楽しむことにしました。
異世界に転生した俺は英雄の身体強化魔法を使って無双する。~無詠唱の身体強化魔法と無詠唱のマジックドレインは異世界最強~
北条氏成
ファンタジー
宮本 英二(みやもと えいじ)高校生3年生。
実家は江戸時代から続く剣道の道場をしている。そこの次男に生まれ、優秀な兄に道場の跡取りを任せて英二は剣術、槍術、柔道、空手など様々な武道をやってきた。
そんなある日、トラックに轢かれて死んだ英二は異世界へと転生させられる。
グランベルン王国のエイデル公爵の長男として生まれた英二はリオン・エイデルとして生きる事に・・・
しかし、リオンは貴族でありながらまさかの魔力が200しかなかった。貴族であれば魔力が1000はあるのが普通の世界でリオンは初期魔法すら使えないレベル。だが、リオンには神話で邪悪なドラゴンを倒した魔剣士リュウジと同じ身体強化魔法を持っていたのだ。
これは魔法が殆ど使えない代わりに、最強の英雄の魔法である身体強化魔法を使いながら無双する物語りである。
転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。
不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。
14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
魔力0の貴族次男に転生しましたが、気功スキルで補った魔力で強い魔法を使い無双します
burazu
ファンタジー
事故で命を落とした青年はジュン・ラオールという貴族の次男として生まれ変わるが魔力0という鑑定を受け次男であるにもかかわらず継承権最下位へと降格してしまう。事実上継承権を失ったジュンは騎士団長メイルより剣の指導を受け、剣に気を込める気功スキルを学ぶ。
その気功スキルの才能が開花し、自然界より魔力を吸収し強力な魔法のような力を次から次へと使用し父達を驚愕させる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる