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7話 プロヴァンス邸
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晴天の下、家の前でニア姉さんとソフィア様を待つ。はじめは母さんも外で待つと主張していたが流石に申し訳なかったので家の中で待機してもらっている。
「セト、そろそろ来る時間だね。寂しくなるけどこっちのことは気にせずに元気にしていてね」
「大丈夫だよニア姉さん。定期的に会わせてくれると思うよ」
「それもそうだね、なんかそう考えると結構頻繁に会える気がしてきた! 学校行事とかも行くからね!」
そんな話をしていると向こうから砂埃を上げながら駆けてくる馬車が見えた。その光景を見て二人で背中を真っすぐに伸ばす。馬車が家の前に来ると、水色のドレスを纏ったソフィア様が降り、続いてタキシード姿のアリサさんが降りてきた。白いローブ姿の時とは打って変わって華やかさが前面に出された格好でありソフィア様が貴族の娘であることが本人の上品さと合わさってありありと実感させられる。
「お待たせいたしました。本日はよろしくお願いいたします」
「こ、こちらこそよろしくお願いいたします」
彼女の姿に気おされてしまい少しどもってしまった。少し恥ずかしさを感じながら家の中に案内する。なんて話を切り出そうかと思っていると
「本日はお日柄もよく、このようにお話ができることを大変うれしく思い…」
ソフィア様が長々と挨拶を始める。よく見るとちょっと震えているようにも見えなかなか本題に入らない。もしかして緊張している? そう思うとアリサさんがたしなめる。
「ソフィア様、そろそろ本題を」
「あっ、はい。その、昨日のお話についてですが、えーと、単刀直入に聞きます! 受けてくるでしょうか!」
ちょっとしどろもどろになりながらも勢いよく聞いてきた。その姿と美しい水色のドレスとのギャップを感じてちょっと面白い感じがするが、その気持ちを押しとどめて丁寧に返答する。
「こちらこそ、よろしくお願いいたします」
そう言うと、ソフィア様は安堵した様子でよかったとつぶやくがすぐに真面目な顔に戻る。意外とこっちの年相応な方が素なのかもしれない。思い返せば昨日も学院の提案をする前は俺に色々と勢いよく話していたなと思い起こす。
「お受けしてくださりありがとうございます。では、今後の詳しい流れをお伝えします」
そうアリサさんは言い説明を始めた。要約すると基本はプロヴァンス家の離れで寝泊まりをし、朝から勉学や特訓に励むとのこと。そして約半年後に入試があると。あれ? 意外と時間がないぞ? ソフィア様からは実技の実力は十分だから筆記を重点的にやれば大丈夫と言われたがすごく不安だ。家族との面会は要望があればいつでもと言ってくださった。ありがたい。
「以上となります。いつ頃プロヴァンス邸にいらっしゃいますか?」
「準備は大丈夫です。今日からでも行けます」
「分かりました、では出発の用意をしてきます」
そう言い、アリサさんは家の外に出る。
これ以上出発を引き延ばしても家族と離れる決心が揺らぐと思い昨日の時点で覚悟は決めていた。
「気を付けてね、セト」
「お姉ちゃんはできると信じてるよ!」
激励の言葉を二人から受ける。行ってきますと言い、ソフィア様と一緒に馬車に乗り込む。南の森林に向け馬は駆け出し整備が少しされている道を突っ切っていく。
◆
二時間くらい経つと夕焼け程ではないがだいぶ傾いた太陽が目に入る。ようやく鬱蒼とした森を抜けたんだな。この二時間ソフィア様とアリサさんと今後のことや通う予定のトレイン学院、プロヴァンス家について話を聞いた。
今まで考えることが多すぎて気にしていなかったがソフィア様と一緒に入学するんだからソフィア様とは同い年であることに気づいた。
トレイン学院についてだが、単なる平民を受け入れている私立学院というだけでなく研究が好きな先生を積極的にとっている傾向があり、他学院と比べてスタンダードとは言えない授業とかもありなかなか楽しそうなところだ。しかし、研究優先で教育を疎かにする先生もそこそこいるらしい。そういう先生ははじいて欲しかった。
考えをまとめているとぼちぼち民家や人の姿が見えていき、十分もすると街と言える規模のエリアに出た。同じサコン国でもここのように栄えている所もあるんだなとうちの村のことを想いしみじみとする。
後もう少しで着きますよ。そうソフィア様に言われ気を引き締める。ソフィア様のご両親への挨拶で何を言おうかと色々考えているとどんどん緊張と不安がせり上ってきて息が詰まりそうになってくる。
「私のご両親はそこまで厳しくないから大丈夫ですよ。 お父様はちょっとあれですけど」
そんな俺の様子を見かねてソフィア様は優しく声をかけてくれた。でもソフィア様が小声で漏らした後半の言葉を聞いてしまいもっと不安になる。大丈夫かなぁ。
街からちょっとはずれた場所に、クリーム色のプロヴァンス邸は建っていた。かなり大きい。正門を抜けて見上げると逆に建物に見降ろされている気分になってくる。
家の周りにはちょっとした庭園があり散歩も十分に楽しめそうなくらい広い。バラやチューリップなどで囲まれたお茶会が出来そうな小さい建物も庭園の中央あたりに見える。別のほうを見れば何かのスポーツ用だろうか? 周りの植物と比べて色が薄い芝生がちょうど長方形を表している。綺麗な形に芝生を整えるのはかなり難しいはずだ。
ソフィア様に引かれて馬車をおり、屋敷に入ると大広間と綺麗に整列された使用人の光景が目に入る。呆気にとられながらもソフィア様についていくと二階の奥の部屋に着く。ソフィア様がドアをノックし声をかけると、低く重い声で『入れ』と返ってくる。
ドアを開けると椅子が三人分並べてあり、その傍らに短い銀髪で百九十は身長があると思われる男が立っていた。顔は険しく、ゴリゴリのマッチョではないが確実に剣術をやっていたと思われる筋肉質な体型であった。
言われるがままに席に着くと、向かい側にソフィア様とお父様が座る。
「私はソフィアの父、ルドルフ・プロヴァンスです。この度は娘を助けていただきありがとうございます。本来ならば私か妻がお礼に向かうべきでしたが、私は仕事が忙しく動くことが出来ず、妻は事故で向かうことが出来ない状態だったためご容赦ください」
そうルドルフさんは苦々しい顔で言った。
驚いた、俺のような平民に対してここまで丁寧に接してくれるとは外見からは想像もできなかった。
「つきましては、セト様にはあちらにある別邸に部屋を用意しました。急遽準備させたため外観は整備しきれていませんが中の状態は大丈夫なはずです。アリサ案内して差し上げろ」
前言撤回。これは単に俺に何の興味もないんだ。
別邸のほうを見ると、この建物とは打って変わって少し黒ずんで陰気な感じが拭えない。
俺はソフィアを残し、部屋の外にいたアリサさんに案内され別邸の一部屋に向かう。別邸の中は確かに綺麗に整備されており少しだけホッとはするがやはりここでやっていけるか心配になる。
横になると慣れない馬車に長時間揺られていた疲れからかすぐに意識を手放してしまった。
「セト、そろそろ来る時間だね。寂しくなるけどこっちのことは気にせずに元気にしていてね」
「大丈夫だよニア姉さん。定期的に会わせてくれると思うよ」
「それもそうだね、なんかそう考えると結構頻繁に会える気がしてきた! 学校行事とかも行くからね!」
そんな話をしていると向こうから砂埃を上げながら駆けてくる馬車が見えた。その光景を見て二人で背中を真っすぐに伸ばす。馬車が家の前に来ると、水色のドレスを纏ったソフィア様が降り、続いてタキシード姿のアリサさんが降りてきた。白いローブ姿の時とは打って変わって華やかさが前面に出された格好でありソフィア様が貴族の娘であることが本人の上品さと合わさってありありと実感させられる。
「お待たせいたしました。本日はよろしくお願いいたします」
「こ、こちらこそよろしくお願いいたします」
彼女の姿に気おされてしまい少しどもってしまった。少し恥ずかしさを感じながら家の中に案内する。なんて話を切り出そうかと思っていると
「本日はお日柄もよく、このようにお話ができることを大変うれしく思い…」
ソフィア様が長々と挨拶を始める。よく見るとちょっと震えているようにも見えなかなか本題に入らない。もしかして緊張している? そう思うとアリサさんがたしなめる。
「ソフィア様、そろそろ本題を」
「あっ、はい。その、昨日のお話についてですが、えーと、単刀直入に聞きます! 受けてくるでしょうか!」
ちょっとしどろもどろになりながらも勢いよく聞いてきた。その姿と美しい水色のドレスとのギャップを感じてちょっと面白い感じがするが、その気持ちを押しとどめて丁寧に返答する。
「こちらこそ、よろしくお願いいたします」
そう言うと、ソフィア様は安堵した様子でよかったとつぶやくがすぐに真面目な顔に戻る。意外とこっちの年相応な方が素なのかもしれない。思い返せば昨日も学院の提案をする前は俺に色々と勢いよく話していたなと思い起こす。
「お受けしてくださりありがとうございます。では、今後の詳しい流れをお伝えします」
そうアリサさんは言い説明を始めた。要約すると基本はプロヴァンス家の離れで寝泊まりをし、朝から勉学や特訓に励むとのこと。そして約半年後に入試があると。あれ? 意外と時間がないぞ? ソフィア様からは実技の実力は十分だから筆記を重点的にやれば大丈夫と言われたがすごく不安だ。家族との面会は要望があればいつでもと言ってくださった。ありがたい。
「以上となります。いつ頃プロヴァンス邸にいらっしゃいますか?」
「準備は大丈夫です。今日からでも行けます」
「分かりました、では出発の用意をしてきます」
そう言い、アリサさんは家の外に出る。
これ以上出発を引き延ばしても家族と離れる決心が揺らぐと思い昨日の時点で覚悟は決めていた。
「気を付けてね、セト」
「お姉ちゃんはできると信じてるよ!」
激励の言葉を二人から受ける。行ってきますと言い、ソフィア様と一緒に馬車に乗り込む。南の森林に向け馬は駆け出し整備が少しされている道を突っ切っていく。
◆
二時間くらい経つと夕焼け程ではないがだいぶ傾いた太陽が目に入る。ようやく鬱蒼とした森を抜けたんだな。この二時間ソフィア様とアリサさんと今後のことや通う予定のトレイン学院、プロヴァンス家について話を聞いた。
今まで考えることが多すぎて気にしていなかったがソフィア様と一緒に入学するんだからソフィア様とは同い年であることに気づいた。
トレイン学院についてだが、単なる平民を受け入れている私立学院というだけでなく研究が好きな先生を積極的にとっている傾向があり、他学院と比べてスタンダードとは言えない授業とかもありなかなか楽しそうなところだ。しかし、研究優先で教育を疎かにする先生もそこそこいるらしい。そういう先生ははじいて欲しかった。
考えをまとめているとぼちぼち民家や人の姿が見えていき、十分もすると街と言える規模のエリアに出た。同じサコン国でもここのように栄えている所もあるんだなとうちの村のことを想いしみじみとする。
後もう少しで着きますよ。そうソフィア様に言われ気を引き締める。ソフィア様のご両親への挨拶で何を言おうかと色々考えているとどんどん緊張と不安がせり上ってきて息が詰まりそうになってくる。
「私のご両親はそこまで厳しくないから大丈夫ですよ。 お父様はちょっとあれですけど」
そんな俺の様子を見かねてソフィア様は優しく声をかけてくれた。でもソフィア様が小声で漏らした後半の言葉を聞いてしまいもっと不安になる。大丈夫かなぁ。
街からちょっとはずれた場所に、クリーム色のプロヴァンス邸は建っていた。かなり大きい。正門を抜けて見上げると逆に建物に見降ろされている気分になってくる。
家の周りにはちょっとした庭園があり散歩も十分に楽しめそうなくらい広い。バラやチューリップなどで囲まれたお茶会が出来そうな小さい建物も庭園の中央あたりに見える。別のほうを見れば何かのスポーツ用だろうか? 周りの植物と比べて色が薄い芝生がちょうど長方形を表している。綺麗な形に芝生を整えるのはかなり難しいはずだ。
ソフィア様に引かれて馬車をおり、屋敷に入ると大広間と綺麗に整列された使用人の光景が目に入る。呆気にとられながらもソフィア様についていくと二階の奥の部屋に着く。ソフィア様がドアをノックし声をかけると、低く重い声で『入れ』と返ってくる。
ドアを開けると椅子が三人分並べてあり、その傍らに短い銀髪で百九十は身長があると思われる男が立っていた。顔は険しく、ゴリゴリのマッチョではないが確実に剣術をやっていたと思われる筋肉質な体型であった。
言われるがままに席に着くと、向かい側にソフィア様とお父様が座る。
「私はソフィアの父、ルドルフ・プロヴァンスです。この度は娘を助けていただきありがとうございます。本来ならば私か妻がお礼に向かうべきでしたが、私は仕事が忙しく動くことが出来ず、妻は事故で向かうことが出来ない状態だったためご容赦ください」
そうルドルフさんは苦々しい顔で言った。
驚いた、俺のような平民に対してここまで丁寧に接してくれるとは外見からは想像もできなかった。
「つきましては、セト様にはあちらにある別邸に部屋を用意しました。急遽準備させたため外観は整備しきれていませんが中の状態は大丈夫なはずです。アリサ案内して差し上げろ」
前言撤回。これは単に俺に何の興味もないんだ。
別邸のほうを見ると、この建物とは打って変わって少し黒ずんで陰気な感じが拭えない。
俺はソフィアを残し、部屋の外にいたアリサさんに案内され別邸の一部屋に向かう。別邸の中は確かに綺麗に整備されており少しだけホッとはするがやはりここでやっていけるか心配になる。
横になると慣れない馬車に長時間揺られていた疲れからかすぐに意識を手放してしまった。
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